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プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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81.  プラトーン 映像は戦争モノとしては傑出していると思うが、「エリアスとバーンズはいつの時代にも要る」というようなあまりに単純化しすぎた図式は逆にこの作品を浅いものにしてしまう。それよりは、インテリで富裕層のクリスが気が狂ったように殺人マシーンになり、バーンズを射殺するようになるその過程をより強調すべきだった。あれだけ豹変した彼が、帰還するときには人間に戻って「エリアスとバーンズは……」なんて落ち着いた表情で思索するのはどうも違和感がある。ベトナム戦争を忠実に描いたという点でのみ評価されるべき作品のような気がする。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-14 00:22:19)

82.  ドゥ・ザ・ライト・シング 黒人・白人という単純な図式ではない点が最大のポイント。黒人たちの愚かさ、ずるさが執拗に描かれており、むしろ黒人たちを戒めるかのような内容に思えた。ただ、彼らが望んでいるのは「平等」などという立派な理念ではなく、雇用や社会保障、教育など、より現実的な支えなのだろう。あの事件の後、ムーキーはあれだけ楽をして給料を得るところがなくなったことを後悔するであろうし、住民たちも美味いピザを食べられなくなって寂しく思うに違いない。あのやるせないラストに最も当てはまるのは明らかにキング牧師の言葉である。マルコムXの言葉もその後に続き、「どちらが正しいのかは分からない」とする解釈が見受けられるが、この映画を観る限り、スパイクリーがキング牧師の言葉の意味を表現したことは明白だ。そもそも彼らは自衛のための暴力などふるっていない。フラストレーションを発散させる暴力に過ぎず、その結果もキングの述べている通りである。メイヤーの像もキングに重なる部分があり、その意味でDo the right thingの「right」をあまりに相対化しすぎることはこの映画の真価を見誤ることになる。この映画におけるthe right thingは少なくともムーキーの選択したようなようなことではない。スパイク・リーの主張が鮮やかに表現されている傑作である。[DVD(字幕)] 8点(2011-11-14 00:18:42)

83.  L.A.コンフィデンシャル 何と言っても素晴らしいのはこの画の作りこみだろう。リタ・ヘイワースが出てくるようだから恐らく40~50年代だろうが、かなり丁寧に作られていて、時代に浸ることができた。そしてストーリーの有機的な絡まりは心地よささえ感じる。「ロロ・トマシ」の使い方も一級品。キャラクターの個性は素晴らしく、それぞれいい演技をしている。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-03 12:05:37)

84.  ヒア アフター 《ネタバレ》 多くの人が指摘するように、この作品において来世はさほど重要なファクターではない。「何か人と違う」という点を持っていること、あるいは何か傷を持っていること、という誰にでも当てはまるポイントであるに過ぎない。全ての映像が安定しており、かつイーストウッド独特の暗さも見られるが、あまり「イーストウッド節」のようなものは感じられない、素直な映像になっている。とはいっても官能的な料理教室のシーンはこの映画の白眉だし、オープニングの津波映像も強烈だ。それぞればらばらに傷を持った登場人物たちが一箇所に集まり、それぞれの拠り所を見つけていくのは必然だとしても、その構成がやはりうまい。ラストシーン、マットデイモンの妄想はかなり実験的ではあるが、彼のイメージにおいて、手を握ったときにヒアアフター(来世)の映像が思い浮かんでいないところが重要だ。その前に彼は、彼女が本当に死後の世界を体験し、また辛い体験を抱えていることに気付き、それに惹きつけられている。二度目に遭うときの手のふれあいは、死後のイメージではなく、暖かい幸せであった。形容しがたいほどの心地よい幸せがあふれ出てくるラストシーンは感動的である。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-29 21:48:51)

85.  オーメン(1976) これはホラー映画ではなく、オカルト映画である、とあえて言い切ってしまおう。怖がらせるなんてことを狙っているわけではない、オカルトの雰囲気を存分に出しつつ、その人智を越えた恐ろしさを体感させる映画なのである。音楽の素晴らしさは言わずもがな。その聖書に裏打ちされたアイディアと、子供に悪魔をやつすという発想。犬という小道具も効いており、短いながらもものすごいインパクトの見せ場をタイミングよく挟む。謙抑的かつ上質なオカルト映画だ。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-26 23:07:32)

86.  チャイルド・プレイ(1988) これはすごくよくできた映画だと思う。人形に乗り移るのがおまじないってとこが微妙だが、それ以外は人形の使い方や視点の変化などダイナミックかつしぶといチャッキーが存分に暴れていた。良作。[DVD(字幕)] 7点(2011-10-26 00:10:21)

87.  レイジング・ブル ダメ人間を、ダメ人間ということなく描ききったバイオグラフィー。スコセッシの映画大好きさが少々過剰ともいえる演出をさせているが、目線そのものは極めて冷静である。ダメさをとことん描いている。ラストの「now I can see」はもちろんジェイクのことではあるまい。彼が目を開くことは有り得ない。だとしたら誰なのか? 観客だろうか。[DVD(字幕)] 7点(2011-10-19 23:10:53)

88.  ロッキー これはアメリカンドリームの体現などではなく、ベトナム戦争が終わった後の混沌とした世の中、何を描けば良いか分からなかった映画界と同様に、どう閉塞感から抜け出すかを苦悩する下流階級の人間たちの物語である。前半の虚ろな目をしたロッキーたちの惨めさはあえて描くまでもないが、その対比としてアポロ達が一流のビジネスマンであり、物欲の権化として描かれていることが意外と見落とされがちだ。彼がボクシングなんてどうでもいいと思っていたとしても不思議はない。彼は単なるボクシングの上手いビジネスマンだ。肝心のボクシングシーンもそれほど迫力のある、というよりは思い入れのある撮影のようには見えない(レイジング・ブルと比較せよ)。つまりこれはボクシング映画ではないということだ。やはりこの映画はアメリカンニューシネマの残滓を薄く引き伸ばしながら、新たな方向性を模索していった映画だろう。ラストシーンはハッピーエンドかのようだが、もう少し延長してみれば、きっとアポロが判定勝ちし、あの二人は「卒業」の二人のように虚ろな目で会場を去るに違いない。映画史的位置づけからすると、この映画は極めて過渡的なものだと言える。すなわち、ロッキーは非常に危ういバランスのもとで誕生した。そして今後の映画界の橋渡しになった記念碑的作品だ。[DVD(字幕)] 6点(2011-10-18 23:20:49)(良:1票)

89.  ヒルズ・ハブ・アイズ 駄作中の駄作で時間の無駄でしかない。核実験による被害者という形をとりながらもモンスターちっくな感じにしているので、不条理なんだか不条理じゃないんだかよくわからない。描かれ方は明らかにモンスターだが、英語を話して二本足で歩き、無線を使いこなしている。それなのに人間や小鳥を生身のまま食うという意味不明な設定。畸形であることとモンスターであることは異なるはずだ。形式的にではあれ、整合性は必要。彼ら家族が躊躇無く残虐に(わざわざ斧を鋭いほうに向けたりして)殺すのは彼らが人間ではないとみなしているからだ。その割に人間のような面も出されていて、どうしようもない。そして何より、オープニングだが、枯葉剤と放射線は別である。そもそもその点で批判になっておらず、ただの扇情でしかない。くだらない映画だった。[DVD(字幕)] 1点(2011-10-16 18:00:32)

90.  (500)日のサマー 面白い。「インセプイション」のゴードンレヴィットとは思えないほどのコミカルな役回りだが、見事にこなしている。全体的にポップでユーモラスな作風と、500日をいったりきたりする脚本がうまく調和していて楽しい。最後のオチにはやられた。オータムとは……。そして500日がまた1に戻るお洒落さ。奇跡ではなく偶然。同じようで微妙に違う。ここで最初の作者の注意書きが生きてくる。「ジェニー・ベックマン」って誰だよ、って思ったけど、きっとサマーのモデルなんでしょうね。[DVD(字幕)] 7点(2011-10-13 07:21:56)

91.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 初めて観たスターウォーズだったので思いいれはあるが、あれから10年以上経ってから観てみると、映像とかではなく、作品としていまいちであることが如実に分かる。たくさんの映画を観て成長したからなんだなぁ、と感慨もひとしおだが、やはり1からは帳尻あわせの分がかなりあるので、やりたい放題できなかったんだろうなぁ、という感じ。[DVD(字幕)] 5点(2011-10-12 00:23:13)

92.  レッド・ドラゴン(2002) ホプキンス、ハーヴェイカイテル、レイフファインズ、エミリワトソン、エドワードノートン、シーモアホフマンと、それぞれが素晴らしい。豪華なのにそれを感じさせない。脚本も練ってあって、捜査の過程がよくわかるが、「あーなるほど!」となるようなものが特に無く、レクターの存在感も薄かったような気がする。[DVD(字幕)] 6点(2011-10-12 00:20:10)

93.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 一応観とくか。→一応観たな。だけ。[DVD(字幕)] 5点(2011-10-09 02:04:38)

94.  スター・ウォーズ 全ての原型がここに。やはり技術はあくまで補助的なもので、メインは見せ方だろう。デススターに突入するダイナミクスはさすが。[DVD(字幕)] 9点(2011-10-02 23:33:13)

95.  卒業(1967) この映画はすごい映画だが、同時にすごく変な映画だ。何が変なのかはもう少し詳しく観なければならないが、一つ挙げるとすれば過剰な演出だろう。というよりも、この映画は全てが過剰だ。そして極端にコミカルだ。過剰にシリアスな物語を過剰にコミカルに描き、極限まで寓話性を引き出しているが、それゆえにこの映画の射程は思いのほか短いということに気付かされる気がする。エレーンを動かしたものはベンではないことは明白だが、ラストシーンに多くを読み取りすぎることは危険だろう。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-29 00:37:24)

96.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 ニナの母親が叫ぶ。「ニナ、あなたは病気よ」と。そしてこの映画はその通りの映画で、その過程を描くものだ、といったら身も蓋もないが、白鳥がブラックスワンになる、というモチーフをうまく利用して映像効果を使っておりおもしろい。この奔放なカメラワークはやはりバレエだからか。ナタリー・ポートマンのほぼ一人芝居のような演技も言うまでもなく素晴らしい。「perfect」の言葉をあれほどまで痛切に感じさせる演技はほかに無いだろう。と、ここまで誉めておきながら7点なのは、やはり「ニナ、あなたは病気よ、病気なのよ」としか言えない点にあるのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 19:08:21)(良:1票)

97.  ミクロの決死圏 アイディアが最高。しかし脚本としては船内のドラマが見られなかったのが残念。アドベンチャーものとしては面白いのだが。[DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 13:33:45)

98.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 ライトマンの作品はどれも素晴らしく気が利いている。ジョージ・クルーにーにぴったりの監督だろう。今回もオープニングからビンガムの性格や仕事内容、アレックスの紹介までを鮮やかに見せ、ナタリーまでつなげる。この粋な導入部分と、繰り返される都市の俯瞰映像のテンポが見事。内容も説教くさくなることは決してなく(この辺はJUNOにも共通)、ほんのりとした苦味と共に「何かいい」と思わせる爽やかさが残る。ジョージクルーニーは勿論、ヴェラファーミガ、アナケンドリックス、とハマっていて素晴らしいキャスティング。エンドロールも実際にリストラされてしまったケヴィンが登場し、主題歌を聞かせてくれるところなど、どこまでいっても粋な映画であった。[DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 00:19:57)

99.  メン・イン・ブラック 無難に面白いです。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-17 01:15:23)

100.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 映像の迫力、ストーリーのつなげ方、非常に上手いのではないでしょうか。ただこのシリーズは一貫して戦闘シーンの演出がしょぼい気がします。毎回同じような殺陣、フォースの使い方ではさすがに飽きる。[DVD(字幕)] 7点(2011-09-14 00:20:14)

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