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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
81. ゲーム(1997) 《ネタバレ》 面白い映画、好きな映画は何度でも観る。 映画なんて一回観れば充分さ。 いろいろなタイプの人が映画に対してスタンスというものがあると思いますが、 この作品に関しては、明らかに後者向きなのであって。 大オチを知ってしまうと、初見で観た衝撃は、もう超えられない。 まぁ、そんな作品があっても良いと思います。 見事な伏線。見事な回収。 ただ、僕は名作というのは何度でも観たくなる。 なんて思っている前者なのです。[DVD(字幕)] 8点(2011-06-03 22:34:39)《改行有》 82. 恋愛小説家 《ネタバレ》 恋愛小説家なんて甘ったるそうな邦題がついていたせいで、 観る気すら無くしてたのですが、 機会があり鑑賞。 いやはや、この何のセンスのかけらのない邦題を付けた人の罪はでかい。 単に恋愛模様を描く映画というよりは、完全にヒューマンを描いた映画。 恋愛なんて、付録のようなものか。 ジャック・ニコルソンは言うまでも無く、ヘレン・ハントも当たり役過ぎたということなのでしょうか?[DVD(吹替)] 8点(2011-06-03 22:23:13)《改行有》 83. いつか眠りにつく前に 《ネタバレ》 死を前に朦朧とする老婆と、その娘達。 それに絡ましての回想の物語。 という感じの映画ですが、2つの物語は接点があるようでない。 娘が妊娠してて、恋人に不安で打ち明けられない。 っていう、話が、なんだかよくわからんうちに決心していたり。 部分部分を切り取れば、なかなか文学的な要素もあるのですが、 2つのストーリーを描くのならば、2つを絡ます仕掛け的なものがあればなぁ、というのが率直な感想。 メリル・ストリープの娘をお披露目しただけってだけの印象。 それにしても特殊メイクか、っていうくらい似てる親子だなぁ。[地上波(吹替)] 5点(2011-05-31 22:25:42)《改行有》 84. 地球が静止する日 ん~~~・・・。 正直、つまらんですね。ハイ。 前半は、面白くなりそうな感じでしたが、どんどん失速していきました。 子供もただウザイだけで、物語において重要な役どころでしたが、 まぁ、ただウザイだけでした。 映像だけは皮肉なほどやたら美しかったので、ちょい甘めで4点。といったところでしょう。[地上波(吹替)] 4点(2011-05-29 22:05:50)《改行有》 85. フロム・ヘル 《ネタバレ》 脚本自体は良く出来てるというか。 切り裂きジャックの黒幕はフリーメイソンだとか、なかなか興味深い話ではあるんですが、全体的に物足りない感じ。 あんまり主人公の予知夢の設定も役に立ってないし。 娼婦が次々と殺されていくのであらば、出てくる女優全部ひん剥くくらいの気概が欲しいところ。というのは言い過ぎですが、無意味なヌードシーンは反対派の自分ですが、 この映画にはもっとヌードシーンが必要と思いました。 ヒロインであろうが、多少、歳イっている娼婦の面々であろうが、 虐殺だけを描くより、そっち方面も描かないとなんかパッとしない感が、ず~っと観ててありました。 一言で要約するなら『あ~あ・・・。女の裸が観たい。』[地上波(吹替)] 6点(2011-05-24 23:28:56)《改行有》 86. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 正直、「スリル満載のアドベンチャー!!」を雰囲気だけで作った印象。 これといってドキドキもワクワクもしないし、なんでこんなに受けたのか理解できない。 この手の雰囲気だけの映画が、爆発的なヒットをしてしまうせいで、 「こんな映画、特に面白いとも思わないな。俺って特別な感性の持ち主なのかも」 と勘違いする凡人が増えるんだろうな。 ええ。もちろん自分の話ですよw[地上波(吹替)] 6点(2011-05-24 00:51:50)《改行有》 87. 幸せのちから 実話モノらしいので、あまりとやかく言うのは野暮なんでしょうけど、 それにしても地味な話だった。 実話系を映画にしたとはいえ、教訓も共感もなかったし。 なんか「不幸のどん底まで落ちても未来を信じていこう感」が、ちょっと押し付けがましいです。[地上波(邦画)] 4点(2011-05-16 07:36:23)《改行有》 88. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 後付3部作も、今作で終わり。 結局オリジナルエピソードⅣ~Ⅵの方がパワーがあるというか、 完成したストーリーだったのに、なんかエピソードⅠ~Ⅲって、 構想として最初からあったと言う割りに、補足感も後付感も拭いきれなかった印象。 ダースベーダーも、なんかよくわからんうちにダークサイドへ堕ちて行っちゃうし。 3作費やしたんだから、ここが一番丁寧に描かなきゃいかんのじゃないかなぁ? とはいえ、映像の凄さたるや他の追随を許さない。 なんだかんだいってSFXのパイオニア。つまらんわけがない。[地上波(吹替)] 7点(2011-05-08 23:17:18)《改行有》 89. スリーピング・ディクショナリー 《ネタバレ》 スリーピングディクショナリーという風習は今でも普通にありますよね。 島耕作の世界みたいなのは、実は意外と身近にあったりします。 前に務めていた会社は中国やベトナムへ生産工場をガンガン建てていた会社だったんですが(たぶんもう撤退してるんだろうけど)、僕は当時、独身だったので流石に赴任まですることはありませんでしたが、何度も出張に行くと現地の工場長が、見せびらかすように20歳、30歳下なんじゃないだろうかという女の子を食事の席に招いて、横に付けてイチャイチャしたりします。 今でこそ、アジアで工場を展開してる企業は減ってきていますが、奥さん!あなたの旦那も間違いなく若い女か囲ってますよ!!(笑。異国のベイビーがどっかに居るんだよ(どーん。 という経験談があるので、ストーリーに新鮮味も無ければ、 この風習を描くならもっとエロさを強調しないと駄目だと思った。 美談になんてどう頑張ったってなりえないんだから。[地上波(吹替)] 4点(2011-05-03 23:42:40)《改行有》 90. ダージリン急行 正直、笑わしたいんだか、なんだかよくわからん作品。 登場人物である3兄弟は「おバカ」と評されているのが多いようですが、 まぁ、正直僕の周りに居る大人は、それに勝るとも劣らないいい加減な、というか「おバカ」な人達ばかり。 子供の頃、リッパな大人になれないぞと、殴られ蹴られ叩かれ続けた世代の僕らが、 いざ大人にってみれば、周りに立派な大人なんて一人も居なかった。 そんなロストジェネレイションな自分の世代が観ても、なんかピンと来ない。 「団塊」だとか、「ゆとり」だとか、人を振り回す側の人間が観ると可笑しく見えるのかな? まぁ、別に無理してでも観ておく必要の無い作品かなぁ。[地上波(吹替)] 5点(2011-04-18 22:32:09)《改行有》 91. スチュアート・リトル 構成として、ネズミの弟を受け入れられないジョージくんの成長物語も裏設定としてあると思っていたので、途中から「あれ、まだ続くの?」と思いながら、最後の方観てました。[地上波(吹替)] 5点(2011-03-10 02:05:05) 92. コール 蓋を開けてみればなんてことない誘拐事件を描いた映画。 まぁ、解決の仕方をアメリカ映画らしく派手にドカーンとやっちゃいましたって所ですが、あまりそういうのも好きな展開じゃないしなぁ。 やたらゲームだのルールだの主張するケビン・ベーコンですが、次から次へとハプニングが起きて終始テンヤワンヤ。とても過去4回完璧に誘拐を完遂したとは思えないほどの小物っぷりだったと思います。 もっと、頭脳戦になると思いきや、とんでもなく頭の悪い映画だった。[地上波(吹替)] 4点(2011-03-10 02:00:29)《改行有》 93. ミザリー 《ネタバレ》 このジャンルでは間違いなく傑作の一つと言える作品。 アニー役の女優さんの怪演、ストーリー、展開と作品に引き込まれるとはこういう事を言うんだろうなぁ。 一つ不満があるとすれば、主人公の救われる展開が、強攻策だったこと。 ここまで精神描写を緻密に作られたのなら、華麗なる罠でも仕掛けて欲しかった。 まぁ、これこそがリアリティってものなのかもしれないですが。 [地上波(吹替)] 8点(2011-03-04 21:29:49)《改行有》 94. リトルマン・テイト けっこう古い作品だというのもビックリしたし、 ジョディ・フォスターが監督も兼任してたのも、さらにビックリ。 今となっては、差し当たって物珍しい部分もないでしょうが、 91年当時のことを考えれば、それなりにちゃんと出来てるし、 何より子役、母親役、先生役と物語の主となる3人がガッチリ良い演技。 ちょっと見直したぞ、ジョディフォスター。 ってことで、甘めに7点。[地上波(吹替)] 7点(2011-03-03 23:45:52)《改行有》 95. インデペンデンス・デイ けっこう好きです。ちゃんとエンターテイメント意識して、ちゃんと成立させてます。 アメリカ万歳!なので、それほど入れ込みはできなかったですけど、 出オチで終わりそうなUFOの不気味さから戦闘に至るまでの臨場感もあって良かったと思います。宇宙人は今見るとちゃっちいかもしれませんが、まぁ今と比べちゃ可哀想。 吹き替えで観ると盛り上がり場所であるイーーーンデペンデーーーンスデーーーーイ!!の所が「独立記念日だー!!」と直訳されて叫ばれるのが、なんかちょっと微笑ましくもあります。[地上波(吹替)] 7点(2011-01-23 19:20:31)《改行有》 96. ハンコック 《ネタバレ》 僕は皆さんとは、逆で前半のありきたりなアメリカヒーロー映画的なノリに、やはりこんな感じの映画か。とゲンナリしていたところに夫婦の話に転がって行ってからの方が面白かったですね。 シャーリーズ・セロンも実は超人だった的なサプライズも素直に驚いたし、 その裏設定が見事に生かされてはなかったのが残念でしたが、 喧嘩のシーンはなんか笑えた。狙いは「笑い」じゃないんだろうけど、 自分的には、なんか普通の映画ではないな、と思わせるに十分でした。 序盤から所々ピントはずれな部分があったけど、それが狙ってやったことなのか、偶然そうなったのかはわかりませんが、 ただただヒーローが居て悪者が出てきてやっつけるだけの映画にしなかったのは、個人的に評価。[地上波(邦画)] 6点(2011-01-23 14:45:07)《改行有》 97. “アイデンティティー” すいません。素直に最後のどんでん返しに驚きました(笑。 巧くミスリードさせてくれる脚本と演者の個性が、相乗効果となっていると思います。 多少、強引すぎる展開もありますが、アイデアも大オチも、期待を裏切るものではないので、自分は好評価ですね。 ちゃんと広げた風呂敷内で成立させていますよ。 今、大風呂敷広げるだけ広げて、「ザ・尻すぼみ」となってしまっている作品が多いので、自分は楽しめました。 粗くても、ちゃんと伏線が回収できていれば、それでいい。[地上波(吹替)] 8点(2011-01-01 18:25:38)《改行有》 98. カジュアリティーズ 《ネタバレ》 中学生の頃に初見。どことなくプラトーンに似てる感じですが、 ベトナム人女性を拉致、強姦、そして殺人という衝撃的な内容が物語の軸となっていくのが、プラトーンとの違い。 事件後の仲間との確執や裁判の方がアッサリ済まされてしまった分(時間の関係上仕方なかったのかもしれないが)、ちょっと映画の格を下げてしまった印象。 ショーン・ペン演じる軍曹は、親友の黒人が退役寸前で殺され、なおかつ気晴らしに町へ出ることも許されず、彼の中で何かが弾けてしまった感じがちゃんと描かれており、 べトコン憎し、となる過程がちゃんとあった分、終盤がおざなりに感じた。[地上波(吹替)] 6点(2010-12-28 22:47:11)《改行有》 99. ムーンライト・マイル 繊細な話ではあるのですが、映画全体の雰囲気は全然湿っぽくありません。 湿っぽくなりそうな所を無理に取り繕ってる雰囲気が巧く出ては居ますし、 粗っぽい粗もないイメージ。 娘を殺されたとはいえ、母親がやさぐれ過ぎてて、嫌な印象が強く、娘の婚約者に本音を吐露するシーンで挽回!とまで、いかないくらいのやさぐれっぷりが目に付いてしまった。 残された遺族、新しい恋、家族愛いろいろ詰めてはみたものの、 この手のストーリーは薄くても静かな展開のがシックリくるんじゃないかな。 あくまで個人的な観点ですが。[DVD(字幕)] 5点(2010-12-19 22:18:18)《改行有》 100. ソラリス SF物にしては、という言い方は失礼かもしれないが、 話が文学的すぎたのかな。 映画としては、面白みがなかった。 テーマとしては、映像化しても、そこそこ面白くなりそうではあるものの、 出来たものは退屈な映画だった。 展開がSFにしては地味だし、じゃあ全体的に見て地味な映画かといえば、映像は凝っている。 なんとも言いがたい感じ。 [DVD(字幕)] 3点(2010-12-12 22:10:25)《改行有》
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