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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1021.  テッド 《ネタバレ》  前半が好きですね。中盤以降は悪ノリが過ぎます。  ユーモアの基本がブラックと下ネタなので、子供と一緒に見るには向かない映画。『麻薬って何ー?』『顔射って何ー?』何を聞かれても困ることになるでしょう。  ですがテイストは子供向け。いったい誰向けに作られた映画なのか。大人が見るには子供むけのシナリオのチープさに物足りなさを感じることでしょう。  失笑、苦笑が多い中、唯一光っていたのがスーパーの店長とテッドのやりとり。ここは傑作ですね。  テッドは『悪友』を『クマのぬいぐるみ』にしただけ。主人公ジョンのピーターパン症候群の原因となっているもの。ジョンは『仕事』『彼女との約束』などさまざまな責任を放棄。その責任を果たさなければならないことはわかっている。でもテッドからの誘惑に抗えない。もしかするとテッドはそんな『大人になりきれない大人』の心の在り方を具現化したものかもしれません。  で、彼女のローリーがめっちゃいい人。ジョンを大人にしようと孤軍奮闘。ものすごい美人ってわけではないのですが、役柄のせいもあってか、凄く魅力的です。彼女の存在あればこそ、この映画を楽しく見られるってもんです。  ジョンとテッドが今の自分たちをローリーのために変えようとしますが、あえなく失敗。最終的にはローリーのほうから歩みよる結末。これって、ピーターパン症候群は精神疾患の一つだから、周りの理解が必要だよっていうメッセージが込められているのでしょうか。だとしたら、これは子供向けではなく、やはり大人たちへの道徳ファンタジーってことになるのかな。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-02-12 02:51:57)《改行有》

1022.  プラネット・テラー in グラインドハウス 《ネタバレ》  映像に昔のフィルムっぽい味を出していますが、内容が内容だけにそんなものはどーでもよくなってしまいます。  よくあるゾンビパニック。ペースは速い。次々と出る犠牲者。お気に入りは病院のシーン。最初の感染者を診るシーンから始まり、徐々に増える救急患者。誰を見ても顔に膿が出来ているカットのチラ見せ。こーゆーの好きです。広がるパニックはゾンビものの最大の見所です。エル・レイが病院に着くころには、感染者が病院スタッフを襲い始めていて、個人的には最もアツいシークエンスです。  で、この辺まではゾンビパニックとして、私としてはかなりの高評価です。  こっから先は悪ノリがヒートアップ。もう作り手側がふざけているとしか思えない演出、ストーリー、キャラクター。嫌いではないですが、前半のノリのほうが好き。フィルムが消失。お詫びのテロップ。再開したら話が随分とんでいます。『ああ、これはもうまじめに映画を作り気は最初からなかったんだな』と思っちゃうと、急に気持ちが冷めちゃいます。  エル・レイは病院でのアクションがやたらめったらかっこよく、射撃の腕前もずば抜けていたのに、あの最期は何なんでしょう。兄弟のしんみりする最期とか、ヒロインのエル・レイへの最後の涙とか、後半のノリからすると随分浮いちゃっていて、どーゆー気持ちで見れば良いのか正直わからんかったです。  まあ、デス・プルーフよりかは面白かったですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-02-02 15:03:46)《改行有》

1023.  カンフー・パンダ3 《ネタバレ》  前2作と比べるとちょっと物足りない。ポー以外のマスター達の活躍の場が少ない。キャラクターの多様性がこのシリーズの魅力なのに、この作品はそれが活かされていない。マスタータイガーとポー以外のマスター達はただのモブキャラ、やられ役に成り下がっちゃって残念です。  基本はポーとカイのターン。これじゃあドラ○ンボール末期状態。  パンダの里の交流シーンもちょっとくどいかな。もちろん面白いのは面白いです。パンダの生活を学ぶポー。パンダの子供たちに振り回されるポーの育ての親。コミカルでゆるい、癒し系の笑い。それはそれで悪くない。ですが『それ』が見たくてこの映画を見ているわけではないんですよね。  ポーがパンダたちに闘い方を教え始めてから、物語は一気に佳境へ。これは好きなシーン。特訓シーンって、なぜこうもわくわくするのでしょう。遠足当日より遠足前日のほうがわくわくしちゃう感覚に近いのかもしれません。この辺りからさすがに盛り上がり始めます。  で、今回のバトルのメインは『気』。ん~、なんか違う気が。そもそもシーフー老師ですら習得するのに長い年月をかけた『気』を、なんの心得もないパンダたちが、幼い子供に至るまで簡単に習得しちゃうってのが腑に落ちない。ポーに教えを乞うシーフー老師なんて見たくないです。  ハッピーエンドだし、好きなシリーズだし、アニメーションは相変わらず素晴らしいし、エンターテイメント作品としては申し分ないと思います。  ですが『カンフーパンダ』シリーズの集大成としては、なんかちょっと期待と違うものでした。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2020-01-24 09:57:11)(良:2票) 《改行有》

1024.  アイアンマン3 《ネタバレ》  こーゆーヒーローものって、ヒーローの特殊性ってのが大事だと思います。唯一無二の存在。だから憧れる。ワクワクする。  なのに、遠隔操作はまだしも、あんなにいっぱいアイアンマンが出てきたら、ちょっとアイアンマンの価値が下がっちゃう。『ガンダム』をベースに『ジムシリーズ』を量産化したみたい。それを象徴するかのように、今回のアイアンマン、なんか脆い。ちょっと攻撃を受けたり着地に失敗しただけで、すぐにバラバラになっちゃう。なんだか、1作目で感じたアイアンマンへの羨望、期待感、ワクワク感がちょっと薄れちゃった感じです。  中盤でアイアンマンの活躍がほとんどないのもちょっとつまんないな。アイアンマンが見たいんだから、もっと出番を増やしてほしい。もっと活躍するシーンを見たいです。  テロリストのボス『マンダリン』は『キリアン』の操り人形。さらに副大統領という黒幕がもう一人。ストーリーを無理にひねりすぎちゃったせいで、映画全体のテンポを損なってはいないだろうか。  『アイアンマンがヒーローらしい活躍をして、最後は敵をバッタバッタとなぎ倒す』私がシンプルに見たかったのはそーゆー映画。長尺のわりに、爽快感やカタルシスをあんまり感じることの無いまま幕をとじます。  『薬物による強化人間』『いろんなアイアンマンシリーズのお披露目会』『飛行機から投げ出されちゃった人たちの救出』などなど、見所は確かに結構あります。エンターテイメントとしては申し分ないでしょう。でもアイアンマンに期待する内容ではなかったのが正直な感想です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 01:04:27)(良:1票) 《改行有》

1025.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》  こーゆー等身大ヒーローって好きです。  前半1時間くらいは展開がだるくて地味。でも中盤以降、スティーヴ・ロジャースが第107連帯のメンバーを助けてからが俄然面白い。お飾りのマスコットキャラクターから、名実共に真のヒーローへ。こーゆー安直な展開が嫌いではないです。トミー・リー・ジョーンズから次第に認められはじめるって流れも微笑ましくて良いですね。  ださかっこいいコスチュームがたまりません。闘い方が肉弾戦と盾のみっていうシンプルなファイターなのも実に良い。この戦闘力じゃあ超人揃いのアベンジャーズの中では見劣りしちゃいそうですが、脇役好きの私にとってこーゆーキャラこそがアツい。  他のヒーローたちに比べると、ストーリーが結構切ない。好きな人と離れ離れになっちゃって、自分だけ70年後に目を覚ますなんて。だから見終わった後の爽快感とか、達成感とか、そういったものはあんまり味わえなかったです。  それにしても結構集団での戦闘が多く、レトロな衣装を纏いながら、ビーム兵器で撃ち合う終盤のシーンなんかまるでスターウォーズみたいだと思ったのは私だけ?[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-16 20:28:56)(良:2票) 《改行有》

1026.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》  てっきりニューヨークだけの話かと思ったら、もう世界中どこもかしこもこんな感じなんですね。それがわかるのは物語も終盤になってから。それって、もうちょっと最初のほうでわかったほうが良いんじゃないかと思います。自ら使命感で残っただけで、ニューヨークの外に出ちゃえば人類はいくらでもいるもんだと思いながら見ていました。だからニュースが流れているのかと。誤解したまま見ていたので、主人公の孤独感がつたわってこないまま、物語の佳境を迎えちゃいました。  ガンの特効薬がとんでもない代物で、免疫がない人は死んじゃう、もしくはクリーチャーになっちゃう。ありがちだけど、好きですよ、そーゆーの。ただクリーチャーがねえ・・・。いっそゾンビみたいなもんにしてくれたほうが良かったです。知性はいらんでしょ、こーゆーのに。  ずーっとひとりぼっちでやられ役がいないっていうのも、こーゆー映画ではツラいところ。唯一のやられ役が犬ですからね。  で、マネキンに話しかけちゃうくらい人との会話を欲していたのに、やっと出会えた女性への対応の仕方があまりに不自然。ここはまず生きている人間に出会えたことの感動を前面に出すべき。この辺りからウィルスミスに感情移入するのが難しくなりました。  総評として、つまらなくはないのですが、『ウィルスミス』『無人のニューヨーク』『制作費』『好きなジャンル』という点を踏まえれば、もっともっと面白く出来たんじゃなかろーか。  はっきり言って、回想シーンのほうが興味をひかれてしまったので、『世界が終わった後』ではなく、『世界が終わるまで』を見てみたかった気がします。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-03 04:05:53)《改行有》

1027.  ゴーン・ベイビー・ゴーン 《ネタバレ》  よくある幼児誘拐。ミステリーサスペンス。と思いきや、実は善悪の判断基準を問うドラマ性の強い作品。法律に照らし合わせればドイル警部達は加害者で母親は被害者。しかし法律という枠組みを取り、倫理やモラルといった人間的視点で考えてみると、確かにドイル警部たちはアマンダの救世主なのかもしれない。  職業柄、そしてその経験上、レミー、ドイル、ライオネルはネグレクトな母親の元にいるアマンダの末路が見えていたのでしょう。そして法の壁の前では救えないことも。ヘンリーの逃亡計画を知ったライオネル達が強行手段に出たのは仕方ないのかもしれません。  パトリックの活躍により事件は明るみに出てしまいます。アマンダのことを一番に考え心配していた人たちは、一人残らず不幸な結果となります。叔母のビーは追い出され、レミーは死に、ドイルとライオネルは逮捕されます。事件を解決したパトリックは探偵料をもらえないどころか、最愛の人を失ってしまいます。麻薬におぼれ、娘への愛情が一番薄い母親だけが幸せな結末を迎えるという皮肉。  こーゆー映画ならではの、すべての謎が明らかになったときのカタルシスは微塵も感じられません。  見ている間は引き込まれますが、見終わったあとには充足感より虚無感が圧倒的に勝ります。  映画としての完成度は高くとも、好きか嫌いかで問われれば間違いなく好きではない作品です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-11-29 03:32:52)《改行有》

1028.  ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船 《ネタバレ》  いやー、全然悪くないです。面白いです。みんなの才能が入れ替わっちゃうアイデア、ありきたりですが面白いですよね。それぞれ慣れない才能にあたふた。特にイリデッサは最高。どんどん植物が育っちゃう。安定感抜群のエンターテイメント。  なんですが、ただ、ただねえ。心の狭い私は、ザリーナの無罪放免にどうしても納得がいかんのです。それどころか、のうのうとピクシーホロウに戻ってきて、あまつさえショーの主役やって拍手喝采って、開いた口が塞がらんです。  だって、ザリーナのやったことって、不可抗力じゃないよ?故意だよ?犯罪だよ?  『粉の番人は粉に手を加えちゃいかん。危険すぎる。』ってあれだけ言われていたのに、手を加えて、大事故どっかん。でもそれくらいだったらティンクもやっているから別に良いです。不可抗力だし。  問題はその後だよ。逆恨みして全員眠らせて、青い妖精の粉を盗んで、そのままとんずら。いやいやいや、ティンク達がいなかったらピクシーホロウは壊滅していますよ?クランクがいなかったら冬の妖精たちは死んじゃっていたよ?それを故意にやったんですよ?  せめて、クラリオン女王達がザリーナのやったことを全部承知のうえで、それでも許すっていうのであれば、まだわかります。でも実際は、命の危険にさらされていた事実を知らされないまま、ザリーナを受け入れてしまう。それって、ザリーナたちだけじゃなくて、ティンクたちも後ろめたくはないんですか?  もちろん、そんな野暮なつっこみする作品ではないことは百も承知なんですが、・・・だって気になるんだもん![ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-11-26 01:44:25)《改行有》

1029.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》  前半はちょっとつまらない。アクションやらギミックやらは面白いんですが、ストーリーがいまいち。空想アドベンチャーなのに説明不足で、何を目的に動いているかがわかりづらいのです。オックスなどの登場人物の説明もいまひとつではないでしょうか。状況が整理できないまま、物語だけがばんばん進んでいく感じが正直自分と合わないです。  中盤。マリオンと再会。この辺からちょっと面白くなってきます。  『車上でのイリーナVSマットのフェンシングバトル』『軍隊アリ』『お猿ターザン』この辺結構好きです。  ディズニーシーに行ったので、遺跡が出てきたときはテンション上がります。  ラストのオチは意味不明。そこにあったものを元に戻しただけなのに、なぜ宇宙に行っちゃうの?厳密に言うと『宇宙と宇宙の狭間』らしいけど・・・いや、そこどーでもいいしね。  なんかもっと、爽快な冒険活劇にふさわしいハデなハッピーエンド、夢のあるクライマックスが見たいものです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-11-19 01:06:04)《改行有》

1030.  ティンカー・ベルと輝く羽の秘密 《ネタバレ》  なるほど。悪くないですね。ただ、テイストは『3』のほうが好きです。  今作は、安定した面白さではありますが、ストーリーとオチが弱い。  『実は双子の姉妹がいました。』っていうおいしい設定が、エンターテイメントや感動にまで昇華されていない感じがします。なんかただの異文化交流で終わっちゃったのがもったいない。とは言え、その異文化交流でシルバーミストやフォーンたちがペリウィンクルをもてなすシーンはかなり良いです。  後半はうって変わって突然の災害パニック。ミロリが『雪製造マシーン』を川に叩き落したことで、まさかまさかの大寒波襲来でピクシーホロウ壊滅の危機。予想はできても急展開。『どーなんの、どーなんの、なるほど、そーなんの。霜で覆う。へえ~。ほんとかね~。そんでそんで、・・・お日様が照って・・終わり。』  う~ん、なんだかなあ。せっかくティンクとペリウィンクルの『羽コラボ』って必殺ギミックがあるんだから、それを使って季節のバランスが元に戻るとか、そーゆー奇跡が見たかったなあ。  コートを着て、羽を霜で保護すれば、ピクシーホロウの妖精たちは冬のエリアに行けるっていう幸せなオチは良かったですね。  終わりよければすべてよし。  ちなみに、ブルーレイディスクの特典おまけ映像に収録されている『ロゼッタ奮闘記』は本編よりお気に入り。ちょっとハリーポッターとマリオカートのパクリっぽい気がしないでもないですが、面白いです。おまけのくせに20分くらいあります。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-11-10 23:58:53)《改行有》

1031.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》  3作の中では一番好き。アドベンチャーあり。サプライズあり。謎解きあり。それでいてコメディテイストが自分好み。古い映画だけあって、あんまり『ハラハラ』とか『ドキドキ』とかもはや出来ないんだけど、見ている間は面白いんです。  特にクライマックスの『3つの試練』。これは良い。1作目の冒頭を思い出します。これぞアドベンチャーでしょうって感じの遺跡がアツイ。  ナチスの隠れ家からの脱出は完全にコメディ。でもこれはこれで面白かった。壁がぐるぐる回るのは相変わらずドリフのコントみたいだし。ただこのシリーズはそーゆー能天気なテイストだと思いながら見ていたので、今回はドリフすぎる演出もさして気にはならずに楽しめました。  ただこの内容に対し、『最後の聖戦』ってサブタイトルは完全に名前負けのような気もします。原題の『ラストクルセイド=最後の十字軍』のまんまで良かったのに。  最後にストーリーですが、インディ・ジョーンズに依頼した人物が黒幕っていうのが、正直ちょっと意味がわかりません。そもそも依頼する意味がないと思うのですが。そこだけはどうしてもひっかかりました。[DVD(字幕)] 6点(2019-11-05 04:58:08)(良:1票) 《改行有》

1032.  ティンカー・ベルと月の石 《ネタバレ》  前作同様の美しすぎる映像。これだけでも見る価値があると思えます。  ストーリーも、良くも悪くも前作同様。毒にも薬にもならないプロット。  その1.ティンカーベル、『月の石の杖作り』という大役を任される。  その2.ティンカーベル、『月の石を壊す』  その3.ティンカーベル、『月の石』を元に戻すため、願いを叶えてくれる鏡を探す旅に出る。  ハード面はファンタジーアドベンチャー。ソフト面はテレンス、ブレイズ(蛍)との友情物語。  要は、「物よりも大切なもがある」っていう、ありふれまくっているプロット。例えば、トロールたちが喧嘩をした後、仲直りをする様子を見て反省するティンカーベル。もちろん子供向け。それも保育園や小学校低学年の子たち向け。いい歳した大人が本気で見るような代物じゃあございません。  でも何だろう。この歳になってこーゆー映画を見ると、妙なヒーリング効果があります。心が洗われるといいますか。童心に帰れるのが良いのかもしれません。  『気球』『ねずみとの大乱闘』『秋の準備』など、アニメーションとして面白い演出が盛り沢山。ラストは失敗を成功に変えてめでたしめでたし。  でもよく考えてみましょう。次の季節の杖を作る人たちは、あの砕けた月の石にあわせて、新しい杖を作らなければならないわけです。勝手に難易度を上げられて、迷惑ではないのでしょうか。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-10-19 12:28:24)《改行有》

1033.  トランスポーター2 《ネタバレ》  2作目にして早くも『トランスポーター』というタイトルはどうでもよくなってしまった作品。  まあ、でも良いんです。タイトルとの整合性なんて。それなりに楽しく見られる、それが大事。なぜならこれはエンターテイメントだから。  ジェイソン・ステイサムはかっこいいし、アクションはスピーディ。子供とのやりとりは微笑ましいし、ストーリーは安直ながらもわかりやすい。新しさなんてもちろんないけど、火サスや時代劇を観るときのような安心感があります。  本来、こーゆー作品好きなんですが・・・後半になるにつれ、演出、展開がどんどん雑になるのはなぜ?女ヒットマンなんかボス級の存在感でターミネーターみたいだったのに、あの死に方は何?後半の一番盛り上がるべきシーンの、あまりにチャチなCGは何?こんなチャチな映像にするくらいなら、飛行機バトルなんかやめときゃ良いのに。後半の盛り上げて欲しいところで逆に盛り下げちゃってます。  空気感染するウイルス。だとしたら、お父さん、あんな大勢の中を堂々と歩けば、凄い勢いで爆発的に感染が広まっちゃう。あれっぽちの解毒薬じゃ全然足りないよー。どーすんのー。と、思っていたら、何事も無かったかのように事態が収束しちゃってます。B級エンタメってすげーぜ。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-30 00:35:22)《改行有》

1034.  ティンカー・ベル 《ネタバレ》  何かの予告で見たきれいな映像に惹かれて鑑賞。映像やアニメーションを見たくて借りたので、ストーリーには期待せず。どうせ女の子向けのファミリームービーだろうと。  ところがところが。どうしてどうして。思いがけずファンタジーながらもお仕事ドラマで。思ったよりも楽しく鑑賞できました。  そうかそうか。季節の準備は妖精たちがしてくれていたのか。てんとう虫の模様まで妖精たちがペイントしていたとは。発想の豊かさにディズニーの真骨頂が垣間見えます。  好きなシーン多々あり。『自分の才能』を見つけるテストはかなり好き。『ハリー・ポッター』の帽子のテストと似ていますが、こちらのほうが好きかな。妖精一人一人、持っている才能が違うっていうのは面白いですね。  『自分がしたい事』と『自分が得意な事』の狭間でゆれる葛藤が今作のテーマ。現代社会にも通じます。アニメというソフトな媒体だからこそ素直にそのメッセージを受け入れられます。なかなか良い映画かも。  とまあ素敵な作品には違いないのですが、なぜちょっと点数が辛めなのか。  まず第一にちょっと盛り上がりに欠けます。第二にティンカーベルが周りに迷惑かけすぎ。仕事しなさすぎ。それでいて『私はメインランドに行きたいの』ってわがまますぎ。ラストはちょっと良い子になりましたが、それまでの彼女はちょっと好きになれない。そして周りが甘やかしすぎです。みんなティンカーベルにだけ甘いのは新人だから?  彼女に共感できなかったのが評価の分かれ目かもしれません。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-28 14:12:28)《改行有》

1035.  ツイてない男 《ネタバレ》  おお、なんか『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を思い出すテイスト。あちらよりスケールはしょぼいですが、ギャップでは良い勝負?  『オーシャンズ11』みたいな雰囲気で始まったかと思いきや、『クライムサスペンス』?いやいや、まさかの殺人鬼ものでしたっていうぶっとんだ映画。  間抜けな殺人鬼。ゆるい展開。でもグロ描写はしっかり。これはもうマニア向けの異色作。胃腸が弱い人が見たら食中り起こしそうな食べ合わせの悪さ。強盗帰りに偶然乗りこんだエレベーターの中で、殺人鬼兼ビルのオーナーが居合わせるって、よく考えたら凄いプロットです。変な映画をいっぱい見てきた私も、最初の人質がはさみで首ちょんぱされるシーンでは、開いた口が塞がらなかったですね。一瞬何が起こったかわからず、ちょっと巻き戻して確認した次第。あれ?この辺からちょっと映画にひきこまれちゃっている気が・・・まあ、いいか。  とは言え、とは言えですよ、わざわざ借りてまで観るほどのものではありません。まさに『暇つぶし』程度の映画。ただ、個人的に、ちょっと好きなんです、このギャップが。悪くない。[DVD(字幕)] 6点(2019-09-15 04:01:14)《改行有》

1036.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》  オープニングの時間差テロ。このシークエンスの衝撃は凄い。休日のソフトボール大会を狙った無差別テロ。それだけでも凄惨なのに、救助に集まってきた人々を狙う大爆発が本命。この映画を見るにあたっての心構えは、このオープニングで強制的に完成されます。  惜しいのはその先。『リアリティ』『臨場感』、そういったものを重視しすぎてしまったのか。ちょっとだらだら。中だるみ。もうちょっとテンポよく見せてほしい。人の緊張ってそんなに長く続きません。オープニングで得られた張りつめた緊張感がぷっつりと切れてしまうのが残念。  FBIのスペシャリストチーム。それぞれの専門分野で大活躍。と思いきや、捜査が犯人逮捕に効果的には結びつかない。やたら捜査を強調していたので、そっち方面も期待しちゃいましたが、『捜査もの』としての面白さはほとんどなさそう。  最後に、オープニングほどではないですが、ラストのFBI襲撃は本作の見所のひとつ。そこからクライマックスまでは目が離せません。急がなければ仲間が殺されてしまう中、四面楚歌状態での市街戦は緊張感抜群です。仲間を救って一安心、からの、ビー玉⇒指のない指導者の発見、ありきたりだし予想はついてもやっぱり驚くサプライズ。サスペンスアクションとしてはなかなか良かったと思います。  とまあ、一見社会派っぽいけど、その実体はわりと単純なサスペンスアクション。あくまで娯楽作品として、単純な思考で鑑賞するのが正しいのかもしれません。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-08 02:37:52)《改行有》

1037.  ニューイヤーズ・イブ 《ネタバレ》  ラブアクチュアリー系の同時進行群像劇。こちらの作品には女性の裸も出てきませんので、家族で安心して見られる内容となっております。  とにかく人、人、人。大物俳優も多数参加。それにテンポが良い。だからなのか、薄味なわりに、あまり飽きません。  出てくる人は皆良い人。全員がハッピーエンド。毒は一切なし。薬になるかどうかは観る人次第。  個人的に好きなエピソードは1人さびしい女性の願いをかなえてまわるエピソード。エレベーターの二人も良かったのですが、全然トイレの心配しないのがリアリティに欠けますね。エレベーターの女性に、最後の最後でチャンスをあげるのは心にくい演出。ありきたりだけど好きです。  女の子の母親は『過保護&過干渉』で共感できず。ラストにこの母親はサムと結ばれますが、個人的にはミスマッチ。年齢差も容姿も性格さえも、ちょっと似合わない。  妊婦さん達の賞金争奪戦は完全なるコメディパートかと思いきや、これも最後にはちょっとイイ話に。『こっちは0時4分。そっちは?』『こっちは0時5分』ここまでだったら普通ですが、『じゃあ0時5分ということで』という女医さんの一言が真相を物語っています。こーゆー演出は最高に良い。  よって、全体通して良かったのですが、薄味は薄味。  アメリカ、ニューヨークの一般的な社会を見ることが出来るという点では貴重な作品かもしれません。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-03 03:19:27)(良:1票) 《改行有》

1038.  シューテム・アップ 《ネタバレ》  銃の名手という設定からの百発百中。そこは百歩譲って良しとしましょう。ですが『大勢から一斉に撃たれて一発も弾が当たらない』という説明にはなっていません。娯楽作品への愛が半端ない私。そんな自分がいくらなんでもあんまりだと思っちゃう。今まで見た映画の中でもこれがダントツでひどいかもね。  アクション?サスペンス?いやいや、これはもはやコメディです。  車を正面衝突させて相手の車に飛び移る。スカイダイビングしながらのガンアクション。やりたい放題の究極のカタチ。  弾は全く当たらないけれど、居場所はどこにいてもすぐにばれるというご都合主義。  何でも開き直れば凄いもんができる良い見本です。  で、設定のいい加減さに対し、ストーリーは無駄に凝りすぎ。ちょっと黒幕が多すぎる印象。そんでそれが特にサプライズになっているわけでもないんですよね。『へー。銃会社の社長さんが黒幕なんだー』『へー。大物政治家のドナーが狙われていたんだー。』ぐらいです。ストーリー的面白さは皆無と言って良いでしょう。  ただいろんな銃の扱い方、一風変わったガンアクションが見られるので、普通のガンアクションに飽きちゃっている人は楽しめるかもしれません。  結構マニア向けかもしれない作品。悪くはないですが、映画そのものを楽しみたい人にはオススメできかねます。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-01 13:10:46)(良:1票) 《改行有》

1039.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》  思い雰囲気。暗いトーン。ミステリアスな人々。『いきなり首を切られる人』『血だらけで助けを求める少女』断片的で衝撃的なオープニング。いったいどんな謎やドラマが隠されているのか。  いやいや、何てことはない、よくある潜入捜査ものでしたね。  日記に書かれた少女の秘密。その内容は悲惨なものでありますが、マフィアの性犯罪を立証するくらいの扱いで、『さもありなん』の域は出ていません。本格的なミステリーではないみたいです。  ボスの息子キリル、マフィアのボス、潜入捜査官、誰を見てもステレオタイプで、この映画ならではのキャラクターに昇華されてるわけではありません。既視感はあるものの、一人一人の人物描写は精巧で完成度は高いです。  ストーリー、真相は、雰囲気に騙されそうになりますが、結構浅い。とは言え、娯楽作品とも言い難い。でも深みのあるドラマではない。うーん。物語の着地点が気になっちゃうし、目を引くシーンは多くあります。ですので暇つぶしにはなりますが、それ以上にはならない映画です。[DVD(字幕)] 6点(2019-08-19 04:28:29)《改行有》

1040.  宇宙人ポール 《ネタバレ》  宇宙人ポールを故郷に帰してあげるってだけの映画。ストーリーは単純明快。だからこそ、ちょっとゆるくてちょっと良い人たちの、コメディテイストな逃亡劇を楽しむことができるのです。単調になりそうなシナリオを、個性あふれるメンバーたちのおもしろおかしいやりとりで乗り切っちゃう力技。悪くないですね。  ポールは何十年も地球にいるために、すっかり地球かぶれしていて神秘的な雰囲気は皆無。登場シーンからして宇宙人らしさはゼロ。ただその容姿と特殊能力だけが、彼を宇宙人たらしめています。こんな宇宙人を出しちゃう発想の転換が最高ですね。エンターテイメントはこうでなくては。  ゾイルが実はポールの友人であり協力者だったというちょっとしたサプライズ。  宇宙人が宇宙人の人形のモノマネをしてやりすごすといった、ちょいちょい笑える演出。  工夫はいっぱい。ですがそれらをふまえても、ストーリーがのめりこむほど面白いとは言い難い。コメディも小ネタを散りばめただけでパンチは弱い。決してつまらなくはないのですが、暇つぶしの域は出ていない作品だと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-08-17 03:33:34)(良:1票) 《改行有》

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