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101.  明日に向って撃て! 悪漢物には魅力を感じない自分でもこれだけは、というところがある。 彼らが卑しく見えないのはジョージ・ロイ・ヒルや役者や「雨にぬれても」のせいなのだろうけれど。 自由気儘に生きる男たちと彼らが死ぬのを見たくないばかりに離れていく女。 罪をかさね次第に追いつめられながら呑気にジョークをかます彼らが無事に逃げおおせていたら、おそらく彼らを好きではないのだろう。 楽しき2人の逸れ者は共に散り残るは風の伝説のみ。[映画館(字幕)] 8点(2008-09-28 17:31:47)

102.  欲望(1966) サスペンスフルな哲学ワールドを、青いギンガムチェックのシャツと白いパンツ姿のD・ヘミングスが迷走する。花形ファッション・カメラマンの地位にも倦んだ彼がふと手にした1本のネガは、退屈な日常から奇妙な世界への扉の鍵となる。V・レッドグレーヴの謎の美女、クラブで演奏するツインリードのヤードバーズ、グルーピーよろしくカメラマンに纏わりつくJ・バーキンといった布陣も華やかに作品を彩るが、本質は極めて観念的。見えたもの見えないもの、在るもの在ったはずのもの。見慣れた風景も突如新しい顔を見せ、彼は自分が物事の表層しか見ていなかったことに気づく。わずか一夜でその世界はまた閉じるのだが、一度中に入った彼には開かれたままであり続けるのだろうか。オースティン・パワーズにも影響を与えたスタイリッシュな幻惑。(この映画のJPはまだ使用前て感じですが、ジェフは殿堂入りした今でもこの頃と全然変りませんね)[映画館(字幕)] 8点(2007-07-16 13:24:21)

103.  青い珊瑚礁(1980) 「プリティ・ベビー」で魅了されたブルッキーに2度目に会えた青い海に浮かぶ島。濃い化粧に彩られた幼い娼婦は消え、小麦色の肌をさらし日に焼けた髪をなびかせる、すらりとした少女がいた。対照的なこの2作、彼女の代表作としてどちらも好きだ。呪術的な暗い闇が眩しい陽光を引き立て、時おり挿入される自然の産物が南の島の情緒を生み、パディの口からこぼれる蟹が幼い二人に死を教える。夏になるとこの島に思いを馳せるひともいるだろう。エムとリチャードの島に。(エメラインのヌードはブルッキー本人のものではありませんので念のため) [映画館(字幕)] 8点(2007-07-14 09:18:23)(良:2票) 《改行有》

104.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 おじいちゃんの「戦争でナチと戦った」というのがホントなら、A・アーキンは実年令より少し上の役を演じたことになる。それでも、もう「おじいちゃん役」というのがまずショーゲキテキ。(フツーのおじいちゃんではないけど。アーキンもこの役でもらったオスカーを床においてスピーチするんだからフツーではないです)彼と息子であるパパの普段は見えない絆。パパと喧嘩しながらも大事なところでは支えるママ。ママを気遣うお兄ちゃんのメモ。お兄ちゃんの絶望をリダクションするオリーブ。オリーブのためにダッシュする叔父さん。オンボロの黄色いミニバスも後ろから押してあげればちゃんと走るように、誰か背中を押してくれる人、あるいは押してあげられる人がいれば、人はがんばれるものなのだ、自分だけのためでなく。数々の名言を散りばめる中で「幸せな日々は無駄に過ぎて何も学ばない」という言葉が頭をはなれない。[映画館(字幕)] 8点(2007-03-04 16:03:20)(良:1票)

105.  恋人までの距離(ディスタンス) 時を忘れてさえずる小鳥たち。果てしない彼らの会話は子供のおしゃべりにも、恋人の語らいにも、賢者の問答とも聞こえる。ソウルメイトに出会えた予感が徐々に確信に深まっていく様は淡々としながら実にスリリング。痛快な「スクール・オブ・ロック」を生んだR・リンクレイターは繊細に複雑に、実験的なロマンスの揺れる時間を編む。永遠の一日となるはずだった物語に続編がもう一つの時間を加え、ふたつを結んだ糸の先はまだ見えない。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-04 15:30:32)

106.  こちらブルームーン探偵社<TVM> 一番好きなブルース・ウィリスがここにいる。彼がアクション・スターとして多大な成功をおさめてからも、このデビッド・アディソンを忘れられないファンは少なくないだろう。美女マディ・ヘイズの周りをうろついて彼女をイラつかせる彼のウィットに富んだ鋭い舌先は、彼をまたとないクセ者に見せていた。タイトなダイアローグのすばらしさは脚本家陣のセンスと努力の賜物だろうけれども、その脚本家までもが登場する強烈な楽屋落ちの数々も魅力の一つだった。一方でロマンティックな味付けも忘れず、スーツもドレスも優雅に着こなすシビル・シェパード(パイロット版では袖が白いバラになった黒のドレスを着こなす)との組み合わせも妙味。彼らの歌声も聴くことができる。ウィリスは一歩間違えれば嫌味になりかねない口の減らない男、私生活は見せない大都会の洒落者を最高に魅力的に演じていたと思う。[地上波(吹替)] 8点(2007-02-03 10:34:58)

107.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 J・ウーの大仰な芝居っ気とSFマンガな設定が我慢できればこんなに面白い映画もそうなく、2×2=4人分のキャラクターが楽しめる。善→悪→善のトラボルタより悪→善のまま画面から消えるケイジの方が明らかにもうけ役で、この映画によってあまり女性に人気があったとはいえない彼の支持率も上がった気がする。「プラトーン」のW・デフォーのように悪人顔の役者がいい役だとガゼン魅力が増すのだ。妻に懸命に自分であることを訴えるトロイの顔のアーチャーに、ここぞというダメ押しの台詞で大量のライトがあたって瞳がキラキラ輝く。こんなクサイ演出でもついほだされてしまうほど、過酷な状況で必死にがんばるアーチャーは応援したくなった。アーチャーがO型、トロイがAB型というのもらしくて(自分はトロイと同じなんですが…)ラストしっかりO型の顔にもどってるトラボルタもイイ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-08 13:09:56)(良:1票)

108.  ティム・バートンのコープスブライド 《ネタバレ》 「シザーハンズ」の妹、まさにそういう作品だ。 不運な花嫁の破れたヴェールを透して、実写ではアーティスティックな職人となりつつあるティム・バートンの本質が仄見える。 朽ちかけておよそ不気味な存在であるエミリーが観る者の心を惹きつける様は見事というしかない。 それも彼女が欲しくてたまらなかったものを手放すほどに大人になったからだろう。 名前のように似た、愚直な親の影響を受けていない「2人のヴィク」も魅力的で罪はないせいでいっそう切ない。 口下手のヴィクターが自分を表現し、2人の女性の心に触れるピアノも素敵だ。 月の光を受けて呪縛から解き放たれるエミリー。 青白い腕からは骨がのぞいていても、見惚れるほど美しい脚をした彼女はバートンの人魚姫かもしれない。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-25 10:41:56)(良:2票)

109.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 元祖ミクロ映画。 作中で外的宇宙(アウター・スペース)・内的宇宙(インナー・スペース)という表現があり、アウター・スペースの「2001年宇宙の旅」は2年後。 あの洗練された感じとはまたちがったカラフルな視覚効果とアートな美術(ともにアカデミー賞受賞)に味があリ、「ファンタスティック・ヴォヤージュ」のタイトルにふさわしい幻想美。 ゆったりとした作りながらもタイムリミットがあることでテンションが保たれ、「大脱走」の錠前屋ドナルド・プレザンスが「エイリアン」のアッシュのような危険分子としてサスペンスを盛り上げますが、彼の正体が明らかにされるまでには至らず(東側だろうけど)。 体内組織にからみつかれたラクウェル・ウェルチのナイスバディに男3人でベタベタさわんのは、内心「うひょひょ♪」とか思ってない? 66年の作品ですが、翌年の「ウルトラセブン」の31話「悪魔のすむ花」(ダリーの回ね)の元ネタでもあるんだろうと思われます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-22 17:48:00)(良:2票)

110.  スーパーマン(1978) グレン・フォードが亡くなった。彼が演じるスモールヴィルの農夫ジョナサン・ケントは、音と映像で素晴らしい別れの場面が用意されたマーサ・ケントに比べかすみがちだが、わずかな出演時間の中で息子に告げた「お前がこの星に送られた理由はしらねぇが、タッチダウンするためじゃねえ」。「人生、小さなことは気にするな」ということをこんなに説教くさくなく軽妙に語った言葉を他に知らない。ミス・テシュマーカーの「アタシって善い人とはすぐに別れるのよね」とともに、M・プーゾの脚本はただ一言でその人物を忘れがたいものにさせる。情緒ある前半部を受けてメトロポリス・パートは小気味よい。最初から完璧だったC・リーブの二役、オティスとテシュマーカーを従えたJ・ハックマン版ルーサーの絶妙な間の取り方。人を食ったようなラストも誰も予想しないという点ではMUST BE SUPER.[映画館(字幕)] 8点(2006-09-02 20:24:15)(良:2票)

111.  マイ・フェア・レディ オードリーの作品として「ローマの休日」とは役柄も結末も真逆なのがいいのか、バーナード・ショーの「ピグマリオン」の結末を変えたことで、ハッピーで後味のいい作品。 舞台版のジュリー・アンドリュースからオードリーに代わったことで、彼女の歌が吹替えなのが常にいわれてしまうけれど、そのぶんマーニ・ニクソンの素晴らしい歌声が聴けるわけですから。 アスコットと舞踏会の2度の変身の華やかさは彼女でないとというところがあり、20年後にグラナダ・ホームズとなる若きジェレミー・ブレット(フレディ)が見られるのも楽しい部分。 階級(クラス)を描きながらどちらを持ち上げるでもなく、ヒギンズ教授は相手の身分に関わらず「SIT DOWN」を使いますが、日本語では反映されにくいのが残念。 ヒギンズが意地っぱりなだけに、「ビクターの犬」よろしく蓄音機に残された声に耳を傾ける姿にはしんみりとしてしまいます。 歌われるのも粒ぞろいの名曲ばかり、一番好きなのはイライザの父親ドゥーリトル(スタンリー・ホロウェイ)の「時間通りに教会へ」。 「運がよけりゃ」では素寒貧でも自由を謳歌していた彼が、思わぬ遺産にからめとられてしまう自分を笑ってみせる結婚前夜のバチェラー・パーティが、明るくもほろ苦い味わい。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-27 18:26:07)

112.  グッドナイト&グッドラック 冴えざえとしたストラザーンのエド・マロー。番組の終わりに決まり文句を口にする際にだけ伏せられる真摯な眼差し。のっけから‘When I fall in love’にとらわれ、極端に被写界深度の浅いモノクロ画面が50年代のCBSに放り込まれた気にさせる。渦巻く紫煙は時代を生きる彼らの息吹とも。製作中は父に同化する思いだったろうクルーニーは、彼らの真実から離れぬことだけに心を砕いたように見え、ゆるく流れるスタンダード以外に飾りらしいものは見当たらない。それを素っ気ないととるか、潔いととるか。正義、良心、それら言葉にすればたちまち濁る水晶を内にもつ男たちは、まごうかたなきジュルナリスト。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-04 22:08:39)

113.  ターミナル 《ネタバレ》 よくリオレの「パリ空港の人々」と比較される作品。 国境警備局のお役所仕事を皮肉った元ネタは同じでも内容は違うしどちらもいいと思ってます、豪華なセットに反比例した地味で堅実な内容だし。 苦手なトム・ハンクスも台詞少なくパントマイム風なのがよいし、キャサリンも妖艶でなく可憐なたたずまい。 自分の足の下しか居場所がなかったヴィクターが少しづつ自分の世界を広げて、周りにも影響を与えていくのが気持ちよく。 総じてメルヘンチックで彼が取り結ぶエンリケとドロレスの結婚なんて御伽噺みたいだけど(洒落た作りはいいのですが、多分あの2人は口きいたこともなさそう)、一方で父親思いの東欧の青年を救う場面はリアルに物語をひきしめて、彼自身の渡米した目的(つまらないですかね…そうは思わないけど)とも重なる部分。 グプタの捨て身のモップ攻撃も頑な自分を動かしてくれた彼への返礼の意味もこめて? そりゃ「パリ空港」のようにシャワーは使えなさそうだし、最後「みんなのヒーロー」みたいになっちゃうのは少しやりすぎ、出ていく時の主任ディクソンの態度が煮え切らないなど、完璧ではないけど。 アメリアと結ばれないのは残念ですが、あれでよかったのかも。 ヴィクターは多くを望まない人、憧れの女性と心が触れあった想い出を持ち帰られるだけで十分なんだと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-17 20:55:43)

114.  アマデウス 《ネタバレ》 サリエリは幸せではなかったか?自らの平凡な才能に埋没する人生よりも。俗人の心が嫉妬に焼かれても、聖なる音楽家としての魂は神の子の調べに誰より酔い痴れたのだから。死床の楽聖の口述筆記をつとめた彼の目は至福に輝き羽ペンを持つ手は震え頭には天使の鐘が鳴ったのだから。この時ふたつの魂は確かに寄り添うたのだ、一瞬。かの人は天の園へ去り残されし人に人生は酷に永く、常人の届かぬ悦びを知る者は常人の知らぬ苦しみもまた深い。[映画館(字幕)] 8点(2006-05-20 20:16:02)

115.  デューン/砂の惑星(1984) 見やすく分かりやすいTV版は悪くはない。でもあれを見ると逆にグロテスクで悪趣味なリンチ版が愛しくなる。陰謀渦巻く銀河中世世界での希少なスパイスとアクアに操られるかのような人々の弱さ、そして強さ。恐ろしげなナビゲーター、異形の宇宙船、腐臭漂わせるバロン・ハルコネンとは対照的に白い薔薇の固い蕾のようなアトレイデスの王子ポウル=カイル。温室育ちのプリンスは砂漠の風に吹かれ変貌を遂げていく。オレンジに染めた髪のフェイド=スティングも「クァドロフェニア」と同じく存在感だけを叩きつける。重苦しく鈍重な印象さえする作品だけれどもリンチ作品では一番好きかもしれない。ポウルをめぐるチャニやイルーラン皇女ら女性陣はS・ヤング、V・マドセンという美女を揃えているのに印象薄く、ここに関しては彼女らが生気を見せるTV版が優るように思えるが、公平を規すならば特別篇(未見)と比較すべきなのかも知れない。この版でのリンチの女性への視線はポウルの血族である母ジェシカや妹アリアにより強く注がれているように見えるのだ。F・ハーバートが生んだ数々の造語も異世界に引き込む力となって砂塵のなかに響く。[映画館(字幕)] 8点(2006-04-29 17:19:50)(良:1票)

116.  ザ・コミットメンツ 《ネタバレ》 アラン・パーカーの青春を描く時のキビキビした味は、どうしたって「小さな恋のメロディ」や「フェーム」を思い出さずにはいられない。彼の生んだ子供たちはロンドンっ子であろうとニューヨーカーであろうとダブリン市民であろうと、体に同じ熱い血が流れる。変わりばえしない日常から抜け出し、自分を燃やす喜びを知ってゆくザ・コミットメンツとまとめ役のジミー。洗濯物がはためくバックヤードでも仲間がいれば歌える。ケンカばかりの毎日だけど、バンド・スタンドに立った彼らはひとつ。たとえ求めたものに届かずとも、あの時の音は彼らの心の底に鳴り続ける。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-04-08 15:43:11)

117.  天国の日々 穏やかな暮らしを夢見てうたれた芝居が三つの心を落日のように染め分けてゆく。ふたりを愛した娘の心は誰のものであったのか。彼女らのために命を落とした男たちの眠る大地の上を女たちは駆けてゆく。[映画館(字幕)] 8点(2006-03-29 20:15:48)(良:1票)

118.  いつか晴れた日に 《ネタバレ》 時代を超えたキャラクター性では「高慢(プライド)と偏見」に譲るが、充足感と品のよさではこちら。苦しい忍耐を強いられたエリノア(トンプソン)とブランドン大佐(リックマン)の報われる思いに観客もカタルシスを得られ、彼らの秘めた情熱と控えめな所作が2人をシンパシティックな好ましい存在にしている。マリアンヌ(ウィンスレット)のひたむきな恋心も演技を感じさせない。エマ・トンプソンが自ら脚色した脚本にマリアンヌの花嫁姿を遠い丘より見とどけるウィロビー(これは雨に打たれながらウィロビーの館を見つめたマリアンヌの姿と呼応する)を加えることで、より情緒ある仕上がりとなった。韻を踏む原題も絶妙だが、暗く長い道のりを重い心を抱いて歩んだキャラクターたちには、暗雲去り光満ちた空を感じさせる邦題も似つかわしい。[映画館(字幕)] 8点(2006-03-20 20:36:23)

119.  フリービーとビーン/大乱戦 これでA・アーキンのファンになった。とにかくハイテンションで押しまくる2人が可笑しくてならない。なかなか再放送しないのは、奥さんの浮気疑念の○○ネタがマズいのか?‘M・A・S・H’(TV)の熱い唇も出てたんですね! もう一度見たい。[地上波(吹替)] 8点(2006-02-26 18:31:15)

120.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版> 劇場公開版ではなく、こちらを先に見ていたらどうだったろうか?ボギー風のナレーションや楽観的な結末、美しいビスタは姿を消し、タイトに絞られたBR。そのかわりにデッカードの身上を仄めかすユニコーンが視界を駆け抜ける。H・フォードのモノローグは確かに洗練とは程遠いが、既にインプリントされた声を頭から消し去るのは難しい。あれを嫌っていた人間も情報だけはしっかり頂いているのだし。ラストの印象も全く違うので好みが分かれるところ。複雑な経緯があって世に出たコンクルージョンだが、自分にはBRヴァリエの一つでしかない。[映画館(字幕)] 8点(2006-02-19 18:21:54)(良:1票)

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