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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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121.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 スター・ウォーズ(以下SW)というシリーズには新作が出るたびに「こんなのSWじゃない」と喚くおじさんおばさんが大量発生するのだが、そんな話をします。 まず序盤の風景からして違和感がある。と言うか現実世界と違和感がない風景がSWに現れるという違和感。港湾施設にトラス構造の鉄骨建築。物理法則と経済効率で造られた見慣れた光景をこの世界に出してはいかん。そもそもSWは舞台を「はるかな過去」に設定した時点でSFではなくファンタジーなのだが、制作陣はSWをSFだと思って現実性のあるテクノロジーを描こうとしたのではないか。ファンタジー世界の確立に必要なのは現実感より様式感だ。 その様式だが、この映画はエピソード4の少し前の時代を描いているが「第二次世界大戦前」の様式なんだね。SWの世界は善意と鍛錬、でなければ暴力と恐怖が統べる。例えば帝国は皇帝個人の直接的な力で支配している。ところがこの映画で立ちはだかるのは戦争や差別や官僚主義といった近代的な「システム」。Ep4の「少し前の時代」を描こうとして現代の「少し前の時代」を描いてしまうのはいくらなんでも想像力なさすぎだろう? ストーリーは敵かと思えば味方、味方かと思えば敵のどんでん返しばっかりで少々安直。そして主要登場人物がずっと変な作り笑いをしている。というかこの作品は(ルーカス時代と違って)役者の演技が良いディズニーSWにしては演技がみんな駄目。チューバッカまで大根に見える。特に主演のオールデン・エアエンライク、片口上げるハリソンスマイルやったのは序盤一回だけだよな?そんなに難しいか? そもそもハン・ソロは肝心な時に「俺のせいじゃない!」と口走るような奴だぞ。なんかディズニーはハン・ソロの存在を支離滅裂にしてしまったね。そもそもこの映画の脚本はSWじゃなくて普通の現代劇で作ればよかったんじゃないの?ディカプリオ主演とかで。そしてもういい加減ローレンス・カスダンが『帝国の逆襲』を再現してくれるという幻想は捨てよう。[DVD(字幕)] 4点(2019-09-24 23:27:03)(良:1票) 《改行有》

122.  ジェネレーションズ/STAR TREK 《ネタバレ》 『新スタートレック』未見。TVシリーズ未見でも分かるという評判なので観てみたが、たしかにストーリーは追えるがキャラクターの前提条件がよく分からない。「感情が暴走するデータ少佐」というのはこのシリーズ知ってる人なら面白いのかもしれないが・・・。冒頭の帆船遊びも一体どういうことなのか。 全体的にこの映画は「一体どういうことなのか」という要素が多すぎる。ソランはあの外見で宇宙人?恒星を破壊するミサイルがあのサイズ?しかも地上で爆発してあんなもん?そして時間を巻き戻すネタまで使わないといけないピンチは必要あるか? 『スター・ウォーズ』でもそうだが、大作シリーズを手がける連中の中には自分が主要キャラの首を獲りたいと思う奴が出てくるものらしい。本当に劇中で死なせる必要があるか?死なせるといえばクリンゴンの女艦長達、散々キャラ立てといてあっさり皆殺しってひどくないか?なんかヒューマニズムってやつが感じられないぞ。ピカードも突然カウンセラー呼びつけてさめざめと泣き始めるとかトラウマ描写に深みがない。 もしこの映画に大物キャラの登場と死、そして「作戦失敗でいったんクルー全員死亡」がなければどうなるか考えてみてくださいよ。「偽物のユートピア」はTVでも充分できるネタでしょ?全体的に作為的な話の脆さをショックで誤魔化そうとしているのとしか思えなかった。[インターネット(字幕)] 4点(2018-01-08 20:03:16)《改行有》

123.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 色んなところで名前が上がる映画、ぜひ初代から観てみよう!おおー皮肉が効いてる。90年代の能天気さの延長に真正面からのディストピア設定。そして戦争。戦争の悲惨な現実をこれでもかと描写する。男女同権の未来設定が「女性が恥ずかしがらない」ことに表現されがちなのもこの時代はよくあった。 しかし映画が進むにつれて皮肉が皮肉に思えなくなってくる。未来の宇宙戦争なのに第一次大戦のような歩兵戦。悪ふざけを許容し合うバディ感。頼もしい鬼教官。仲間のために命を捨てる兵士・・・etc。それらがすべて肯定的に描かれる。極めつけにゲシュタポファッションの情報将校まで登場。これもやはり「頼もしい仲間」だ。原作はロバート・A・ハインライン。ナレーションはハートマン軍曹。やっぱり、「そういう映画」なの? ポール・ヴァーホーヴェンはこの映画を全体主義やナチス賛美と受け取られて困惑したらしいが、当時でもこれが100%不謹慎と捉えられる世界ではなかった。ましてや2023年に観るとなると・・・。映画はヴァーホーヴェンのヴの字も知らない人だって観る。現代美術なら受取り方を言葉で指定できるが、映画は大衆芸術だ。 SFはその時代の延長線を描くので現代劇より時代性を強く反映することがあるが、この映画は1997年という平和でリベラルな時代の常識で創られている。この作品のメッセージが誤解されたとしてもそれは作品や作家の罪ではないが、少なくともこれからの映画はこの作品を他山の石として、作られた時代や作家の情報のようなメタ知識なしで伝わる工夫をする必要があるのではないかと思う。[インターネット(字幕)] 3点(2023-05-09 22:54:06)《改行有》

124.  オースティン・パワーズ 《ネタバレ》 元ネタの007シリーズや英語のニュアンスが分からないとなかなか厳しいようですね。ああここ多分笑うとこなんだろーなー、と思いながら時間が経つのを待つ鑑賞体験。ただエリザベス・ハーレイはいい!特に銀ピタ衣装を着(させられ)るシーンはものすごく可愛い。あのくだりだけで+3点しようじゃないか!!!・・・・・・・・。[インターネット(字幕)] 3点(2019-06-11 20:12:58)

125.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 ものすごい特撮と撮影技術、見事なCG、全編通して画像が美しい。デタラメだが格好良いハッカー描写、ハッカーのくせにオタク度ゼロでやはり格好良いヒュー・ジャックマン、エロくて美しいハル・ベリー、妖しいトラボルタは言わずもがな、他の役者も皆すごくいい味出してる。ストーリーは滅茶苦茶だがこいういう娯楽作品があってもいい。 で、問題のラストシーン、DVDには他のバージョン2つが収録されているがどちらもひどい。そして本編のラストが一番ひどい。どうも監督自身がガブリエルという悪役に心酔してしまったようで、あの狂気や独善を冷めた目で見る視点がない。単純なハッピーエンドにしたくなかったのは分かるとしても、結果映画全体を考えれば善良な犠牲者は死に損、ドン・チードルは転がり損、ハル・ベリーはおっぱい出し損、主人公はと言うと丸得で、大金貰って邪魔な元妻とその夫は殺してもらってめでたしめでたし。おい何もかも最悪だぞ。 実際DVDでの鑑賞は何度も休憩を入れてしまった。いくらシーンが格好良くても無意味だと疲れるんだよ。え?これ99分しかなかったの?メイキング画像のインタビューでハル・ベリーとドン・チードルがその辺の徒労感をちょっと匂わせていたのが救い。[DVD(字幕)] 3点(2017-10-12 00:56:33)《改行有》

126.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 さっすがスピルバーグの映画でとても良くできてるんですよ。冒頭からのリアリティあるファミリードラマ、20世紀末風のちょっと古めかした絵作り、日常が一瞬にして崩れ去るシーン展開、続くやはりリアルなパニック描写、この子役うまいなぁ可愛いなあと思ったらダコタ・ファニング。しかし何かが足りない。入っていけない。 中盤の触手マシーンに狙われるホラー展開は上手いが、あんなに長い時間やる意味ないでしょ。反抗的な息子も助けてくれる謎のおっさんもいいキャラだが意味ないでしょ。間接表現ながらゲロゲロスプラッタも意味ある?ないでしょ。要はいろんな要素がとても良くできていて、それが意味ないから観ていて徒労感に襲われる。 要はこの話はSFなのだよ。こんな事が本当に起こるかもしれない。その元凶役の火星人にあの造形はないだろ。あれは人間に嫌がらせするためだけにやってくる架空の悪役だ。人間とは全く思考も思想も感情も異なった異世界の存在、ではなくて人間の被害妄想から生まれた単なるアンチ人類だ。 まったく不朽の名作を原作にしてスピルバーグが撮ってトム・クルーズとダコタ・ファニングが熱演しておまけにジョン・ウィリアムズが音楽付けてどうしてこうなるんだ。スピルバーグは911がどうのこうのと言ってるようだが、現実に引きずられて何を撮っているのか分からなくなったんじゃないのか。よくできた部分が多いだけに余計気が抜けず駄世界に巻き込まれる感がある。正直ロリダコタを見るだけの目的でもあまりおすすめできない。パニック演技が上手すぎて観ていて辛い。[DVD(字幕)] 3点(2017-08-15 23:49:29)《改行有》

127.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 どんな小さな窓にも外の無数の船が描き込まれている。信じられないほどの映像の作りこみ。しかし肝心の「人」にはリアルさがまったくない。「汗をかかない」、この壮絶な違和感はこれに尽きる。服も汚れない。思えばEP1はアクションが連続していなかった。前作からその違和感が明らかになり、EP3ではもはや脳内修正不可能なレベルになってしまった。彼らは今戦っていたのではないのか?灼熱の世界から生還したのではないのか?シーンが切り替わるたびに洗い立ての服、仕上がりたての化粧、セットしたての髪・・・。たしかに不満な点は他にも色々ある。正体を明かしたパルパティーンと一瞬対決しようとするのが実に意外だったくらい元から黒すぎるアナキン、無抵抗で惨殺されるジェダイ・マスターズ、質感はリアルでも動きがディズニーアニメなクリーチャー達、シーンを作りたかっただけの無駄なプロットの数々・・・しかしすべてをぶち壊すのはやはりリアルさをまったく欠いた「人」の演出である。「人」を見なければいい映画なのかもしれない。それをいい映画と言ってよいかわからないが。評価点1というのは冷静な評価と言えないかもしれないが、この残念感、がっかりした気持ちを他に表す方法がない。[DVD(字幕)] 1点(2009-03-28 20:09:41)(良:2票)

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