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1401. マイ・ガール 《ネタバレ》 最初の1時間がとにかく長いです。ちょっと工夫が足りないのでは、と思いました。 「日常」に1時間くらいかけることで、登場人物たちに感情移入し、そこからクライマックスへと移行していく作品は数多くありますが、本当に良い映画はその1時間でも少なからず物語に入り込めるものです。 この作品はちょっと中身がなさ過ぎて、最初の1時間はほのぼのというより退屈でした。 ですので、この映画は、ラストでトーマスが死んでしまうストーリーだけに頼っているような印象を受けてしまって素直に感動しきれません。 ただトーマスのお母さんの演技だけは本当に泣けました。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-07 03:22:41)《改行有》 1402. フロム・ザ・ダークサイド/三つの闇の物語 《ネタバレ》 1話目の「ミイラの話」は、ストーリーはとてもつまらないですけど、殺し方がとてもエクセレントです。 (スティーブ・ブシェミとジェフリー・コムズってなんか似てないですか?) 点数は4点。 2話目の「黒猫の話」は、とてもとてもつまらない。最初から最後までひたすらつまらない。つまらないのでネタばらししますと、ラスト近くに、猫が体内に入っていくのだけは良かったです。 ですがわざわざ時間を割いてまで見る必要はないと思うので0点。 3話目の「怪物との約束の話」は、一番面白かったです。 これが一番ストーリーがしっかりしていますね。最後のオチも使い古されていますが、わかっていても楽しめるオチでしょう。 ということで、これは8点。 平均して4点です。 あ、おばさんのオーブン行きも、絵的に良かったですよ。 [DVD(字幕)] 4点(2012-05-07 02:50:31)《改行有》 1403. クラス・オブ・1999 《ネタバレ》 前半の教師ロボットは普通に良い先生達だったんですけどね。 コディを体育で痛めつけたあたりからもはや教師ではなかったですね。 というか、感情むき出しでロボットらしくもなかったですが。 ラストはとても良かったのですが、せっかく手を組んだわけだからもう少し人海戦術見せてくれても良かったかな。あんなにいた仲間たちがなぜか全然出てこないですからね。 仲間がたくさんいて、みんなで攻撃しまくっているのに、全然歯が立たない。みたいなシチュエーションのほうが面白そうです。 最後はほとんどターミネーター。でも面白かったからパクリでも何でも良いんです。[DVD(字幕)] 8点(2012-05-07 02:37:19)《改行有》 1404. メジャーリーグ 《ネタバレ》 サクセスストーリーが大好きなので、この映画は文句なしに最高です。 こてこてのコメディより、マジメなストーリーの中にはさむコメディが好きなので、コメディとしても最高です。 何より、野球に対して、メンバーもサポーターも、みんながずっと一生懸命なのがとても良いじゃないですか。 個人的にはラブストーリーだけはあってもなくても良かったんですけど、ラストで指輪をはめていない手を見せるシーンはかわいかったですね。 爽快感あり、笑いあり、感動もあり、大満足の一本です。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-06 21:50:28)(良:1票) 《改行有》 1405. 死霊のしたたり2 《ネタバレ》 シリーズものの2作目以降が、どうしてもインパクト弱く感じてしまうのは1作目で多少なりとも耐性ができてしまっているからでしょうか。だとすると、ホラーで2作目を前作より面白くするのって大変なんでしょうね。 この作品も例にもれず、1作目のときほどのインパクトは感じませんが、新しい趣向を追加しているので面白かったです。 新しい趣向ってのは、ずばりキメラの作成です。指と目をくっつけたり、手と足をくっつけたり、犬と手をくっつけたり。更にはラストにウェストのこっそりキメラコレクションが大量に出てくるので、気持ち悪い生き物が好きな人にはきっとたまらないです。 ただ女性のフランケンシュタインは、作るまでは良かったのですが、その後の二人のフランケンシュタインに対する対応にさすがにひいてしまいました。 作っておいてそれはないです。 たとえ娯楽ホラーでも、やはり最低限の人としてのモラルやマナーは大事かなーと思いますが・・・ 僕はてっきり、あのフランケンシュタインが3人を守るために、キメラやゾンビたちと戦って力尽きる、感動ものに仕上げてくるのかと思っていたので、(いや、勝手にそんなこと思うほうが悪いんですけど)ちょっとだけラストの終わり方には不満が残ります。 ウェストくんなんて生き埋めですからね。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-06 15:42:24)《改行有》 1406. スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火 人物関係や背景についての説明がまったくないので、ホラーサスペンス系の娯楽映画としてはとてもわかりにくくて不親切。 勢いを楽しむ人には良いかもしれないですが、たとえ娯楽映画でもストーリを理解しながら鑑賞したい人には不向きでしょう。 ただなんかよーわからん妙な迫力だけはあります。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-04 02:41:42)《改行有》 1407. メイフィールドの怪人たち タイトルからしてださいので、全っ然期待していなかったのに、見てみるとめちゃめちゃ面白かったです。 序盤はコメディ要素が強く、レイたちが初めてクロペック一家を訪ねていくところは爆笑です。犬の表情最高でしょう。 全編通して、軽めの、でもすごく気になるミステリー調も好みに合っていました。 そして最後のオチが最高に良い。 軽めのサスペンスと、ミステリーと、コメディのバランスが最高に良い映画。 トム・ハンクスが好きな人ならぜひ見ておきたい映画です。 夢中になる大人たちを遠巻きに見学して楽しんでいる子供たちも良かったなー。 いやー、これ面白いですよ。 おすすめです。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-03 19:41:36)《改行有》 1408. サルート・オブ・ザ・ジャガー へんな映画を借りてしまったかと思いきや、これめちゃめちゃ面白いです。 見始めてすぐは、「なんだこれは?スポーツなのか?ふざけているとしか思えない」と思っていたのに、最後はもう完全にサルート・オブ・ザ・ジャガーファンに。ああ、このスポーツ、オリンピックでやってほしいなあ・・・ キッドにも最初全然魅力を感じなかったのに、最後は応援しまくり。 架空のスポーツのくせに、なんだこの完成度と存在感は。 鑑賞しながら本気で戦略とか考えてしまった。 「歩いていけ。」 し、しびれる。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-03 15:23:25)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 1409. 悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲 いやー。面白いです。 大好きなんです。こういうまったりした狂気。 だめですか? 1は見たことないですけど、2よりかは断然良かったです。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-01 02:38:12)《改行有》 1410. ワン・モア・タイム(1989) 《ネタバレ》 一言で言うと、上手できれいな映画です。 設定からいくと、普通いらいらしたり、破天荒な内容になったりしそうなんですが、全然そうはなっていません。 しかも、登場人物たちがそれぞれ良識や常識をもったまま行動しているので、どの人にも共感できるし、どの人も応援したくなります。 ただどうしても設定上、もう元には戻らないことがわかっている上で鑑賞しないといけないので、特に序盤はずっと切ない気持ちがつきまといます。 ただ、切なくなりすぎないのは、やはり要所要所にちりばめられたおしゃれなコメディがバランスをとっているからでしょう。寄付金をもらえるように動いたり、悪徳判事の悪事を暴いて就職が決まったり、メインストーリーではないところでサクセスを用意しているところなんか、かなり好きな演出です。[DVD(字幕)] 8点(2012-04-30 04:31:52)(良:1票) 《改行有》 1411. サイボーグ 普通に楽しめました。あまりに点数が低いので、もっとひどいもんかと・・・ わりと単純なアクションって好きなんですよね。 敵キャラの強さもほどよい感じで。 途中で少し飽きますが。 回想シーンが入るのは良かったです。そのほうが感情移入しやすいので。 回想シーンに出てくる女の子の手が痛そうです。 ただこの内容でタイトル「サイボーグ」って。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-29 19:13:31)《改行有》 1412. ミッドナイト・ラン 漫画のワンピースは巷での評価が非常に高いです。その理由のひとつが、「ただのおちゃらけ冒険活劇ではなく、感動もあるから。」 この映画も近いものを感じます。 マフィアやFBIもふくめ、極端な悪人もいなければ極端な善人もいません。薄いグレーの人達が、四者四様で会計士マデューカスを奪い合うから面白い。みんなそれぞれ真剣なんですけど、のんびりした音楽、天然で出し抜かれあう人達の競演なので、全然緊迫したムードにならない。でもテンポが良く、人物同士の掛け合いが面白いので飽きさせない。そこへ、別れた奥さんと娘登場。そして、要所要所でのウォルシュの過去の独白。これがふわっとした物語をきゅっと締めていて、ただのコメディでは終わらせていないところがすばらしいです。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-29 13:30:34)(良:1票) 《改行有》 1413. ミクロキッズ 《ネタバレ》 ディズニー映画にはずれなし、ですね。 本当に良い映画が多いです。 ディズニーのコメディは、鼻に付くようなわざとらしい笑いではなく、普段の生活のなかで普通にありそうなことを笑いにする「あるあるネタ」が多いから好きです。 電話がかかってきて、「パパ、ママだよ。」と言った時、パパが「どこ?」って探す天然とか、姉の作った焦げた朝ごはんを見て、「僕炭素は食べないことにしている。」と言って、姉が怒って犬にあげたら犬も食べないとか、べたなんだけど面白い。 犬の自動えさ出し機は最高にGOOD。 仕事命の母、研究命の父、とにかく釣りに行きたい趣味命の隣人のパパ。 ですが子供がいなくなったことに気づくと、それぞれの大切なものより、子供の安全を一心に考える姿が素敵でした。 普段あって当たり前のものが、ふっと目の前から消える。そのとき、自分たちにとって本当に大切なものが何なのかに気づく。 当たり前のことなんですが、大切なことに気づかせてくれました。[DVD(字幕)] 8点(2012-04-28 15:06:37)(良:1票) 《改行有》 1414. エンゼル・ハート ミステリーと思わせたところがまず問題です。 オチが反則。フェアじゃない。 反則技なのに途中でわかってしまう。 かといってスリリングな展開かと言えば、そんなことはなく退屈で、中だるみしてしまう。ただ暗いだけで、雰囲気でごまかしている印象。 大作っぽく作った凡作だと思います。 雰囲気がなんとなく「セブン」に似ていますが、質は雲泥の差です。 [DVD(字幕)] 2点(2012-04-27 16:16:10)《改行有》 1415. ドゥ・ザ・ライト・シング みんなうるさい。 タイトルがすべてを物語っている映画ですね。 社会全体で見れば当時黒人は白人から差別を受ける側だったのでしょうが、この映画では、差別を受けている側の黒人が実はマジョリティに摩り替わっていることが最大の問題点だと思います。 環境、状況、比率によって誰でも差別される側にもなるし、差別する側にもなることがよくわかる映画。 でも映画としてはまとまりがなく散漫でとにかくうるさい。 メッセージ性のあるドラマなのに、感情移入できる人が一人もいない。 唯一共感できるのはサルぐらいですか。[DVD(字幕)] 2点(2012-04-26 15:47:42)(良:1票) 《改行有》 1416. ウィロー 《ネタバレ》 「ロード・オブ・ザ・リング」より好きかもしれない。 わりと早いテンポでさくさく進んでいく感じも良いし、クリーチャーがわりと出てくるので、RPG好きな人には楽しめる良作。 確かに、予言の子が結局何も活躍しないまま終わる展開ではありますが、予言の子をきっかけに、本来ならば協力するはずのない人同士が力を合わせることになり、結果女王を滅ぼすことになったわけですから、やはり予言の子によって女王は滅ぼされたと言えなくもないです。 まあ、最後のおばちゃん同士の肉弾戦はどうかと思いますけど。 ウィローも含め、魔法使いのみなさん、もっと魔法使えよ。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-24 11:03:45)《改行有》 1417. ミラグロ/奇跡の地 飄々とした村人たちの、目には見えない絆が温かく感じられるよい映画です。 大きな奇跡が起こるような映画ではありません。小さな奇跡が積み重なり、それがやがて大きな奇跡へとつながっていくような感じです。 もちろん、奇跡といってもファンタジーのような不思議なものではなく、日常生活で起こりうる、しかしとらえようによっては偶然とも奇跡とも思えるような些細な出来事が起こるだけです。 仕事で雇ってもらえなかったホセが、腹いせに小川の水をせきとめる板を蹴っちゃって、豆畑に水が流れ込む。今思えばここがすべての始まり。最初の小さな偶然。 説明不足が否めない展開や、鑑賞者の想像力にゆだねすぎている部分がすこしもったいない、本当にもったいないな~と思える映画です。 あと、内容に対してちょっと長いです。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-22 12:58:25)《改行有》 1418. バトルランナー しょ~ぼ~い~。 ざ~つ~。 ハンターがあほばっか。 ランニングマンなのに疾走感が全然ない。 邦題の存在感がゼロ。 ラストらへんはそこそこ面白い。 そこそこですよ。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-22 03:12:54)《改行有》 1419. レッド・アフガン 《ネタバレ》 アフガニスタンを材料に、当時のソ連という国を痛烈にこきおろすための映画ったんでしょうか?ロシアの人がこの映画みたら激怒しそうですね・・・ いくらなんでもあのキ○ガイ上官は・・・ 砲撃手もかなり嫌なやつでしたけど、あいつはちゃっかり逃げてしまいましたね。キ○ガイ上官と一緒にリンチを受ければ良かったのに。 主人公が対戦車砲を直してあげるシーンが一番好きです。ああいうのを見ると、戦争はやっぱいかんなと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-21 05:29:44)《改行有》 1420. トーク・レディオ 《ネタバレ》 社会派映画の傑作ですね。 目に見えない相手との討論の恐ろしさを実感できます。 複数のメッセージを同時に発信しているような映画なので、観る人によって大きく印象が変わるでしょう。 DJバリー個人に注目すると、孤独を恐れる人ほど、わざと自分を孤独に追いやってしまうことがあるというのがよくわかります。 バリーはおそらく普通の人でしょう。 普通にトークを楽しみ、自分を表現することをただ楽しみたい人です。また、好きな人のことを大切にしたいし、自分も大切にされたいと、普通の人なら誰もが抱く感情を彼も持っています。 ですが劇中でバリーは全く逆の行動をとり続け、自分自身を追い詰めていきます。まるで本当の自分をさらけ出すことを恐れるかのように。ですが、バリーが自分を偽ろうとしても、時折一部のリスナーからバリーという人間を見破られる質問がとんできます。 核心をつく質問にはいつも返答までに間ができてしまうバリー。 人間の心理のパラドックスを見事に表現した作品だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2012-04-20 04:35:37)(良:1票) 《改行有》
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