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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1581.  フローズン・リバー 《ネタバレ》  『ザ・玄人向け映画』といった感じ。  こーゆータイプの映画、『良い』『悪い』は別にして、正直あまり楽しめないです。日本での出来事なら共感もできそうですが、それもありません。あまりに違う世界、違う文化すぎるんですよね。  とにかくスタートから気が滅入ります。底辺の世界で生きるにっちもさっちもいかない人たちの日常。見ていて気持ちは落ち込んでゆくばかり。この閉塞感がいや。  それにこの親、好きになれないです。仕事柄、こーゆー親に会うことがあります。だからでしょうか。レイを見ているとうんざりするのです。  こちらでのレビューを拝見すると、『なるほどねえ』という意見ばかり。確かに良い映画っぽい気がしてきます。  とは言え、『ドラマには心に響く何かを』『サスペンスには刺激を』。そーゆーものを求めている私にとってこの作品はちっとも面白くないのです。この映画が好きなみなさん、ごめんなさい。  だけど劇中2回もおばさんの下着姿見せられて、そんなところももううんざりなんです。ってゆーかあのシーンいる?[DVD(字幕)] 3点(2020-03-21 07:18:02)《改行有》

1582.  クローバーフィールド・パラドックス 《ネタバレ》  宇宙系の映画って、マニア気質、オタク気質のものがとても多いです。作り手側ばかりが盛り上がって、見ているほうは何がなにやらさっぱり。それにこの内容で『クローバーフィールド』を冠するってどうなの?1作目とも違えば、2作目とも違う。せめてどちらかの続編であってほしい。  『壁にめりこむ』『ミミズボンバー』などなど、映像技術の進歩により、視覚では楽しませてくれます。でも逆に言えば、それしかない。プロット的、ストーリー的面白さがまるでないのです。映画がつまらなすぎて間がもたないから、ショッキングな映像で無理矢理間をもたせているようです。  唯一の長所は、『続きが気になる』。ただそれだけ。  内容は明らかに詰め込みすぎ。『宇宙船パニック』『エイリアン襲来のパニック』『2つのパラレルワールド』『裏切りサスペンス』。盆と正月がいっぺんにきちゃったような内容。そもそも、2つのパラレルワールドが交差しちゃうほど次元がねじれちゃったせいで、船内は何でもアリの状態に。予想をはるかに超えることが次から次に起こっちゃう。だから『リーダーの自己犠牲』のシーンとか、『ジェンセンの最後の裏切り』とか、何のインパクトもない。  ハミルトンの子供たち、もう一つの世界では生きている。違う人生を歩んでいる。明らかに今の自分より幸せそう。その設定自体は面白い。ですが作り手側がそのシチュエーションに陶酔しちゃって、もう一人の自分にメッセージを残すシーンは明らかにくどい。  ハミルトンのだんなが地球で救う子供とか、いったい何のためのエピソードだったのか、必要性が感じられない。  ラストのオチは、まあ好き。『地球は今とんでもないことになっているよ』ってのは面白い。でも夢も希望もないですね。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-01-23 13:17:27)《改行有》

1583.  ブレイン・デッド 死霊の晩餐 《ネタバレ》  しょっぼ。まじでクソみたいな映画。B級にしても程がある。  ストーリーはもちろんだめだけど、キャラクターもだめ。グロ描写もだめ。チープすぎ。あえてコメディタッチな演出をもうけているようですが、完全空回り。さっぶ。恐怖演出は論外。サービスショットには魅力を感じません。  『ゾンビもの』にするのか『エイリアンもの』にするのかはっきりしていないのもだめ。  『スケールが小さい』のは良いんだけど、『スケールがなんかしょぼい』と感じさせるのはだめ。B級ならではの良さ、味ってものが感じられないんですよね。  ただ、唯一のメリットを挙げるとしたら、ここまでしょぼい映画を見たのが久しぶりすぎて、最後まで飽きなかったことでしょうか。ある意味新鮮でしたね。こーゆー映画、もしくはこれ以下の映画もいっぱいあるんですよね、世の中には・・・。  エピローグは完全に蛇足。[DVD(字幕)] 3点(2020-01-04 02:20:41)《改行有》

1584.  フィクサー(2007) 《ネタバレ》  うーん。正直全然面白くなかったです。そんなに複雑でもないストーリーを、わざわざ小難しく見せている感じがします。『お金に困っている主人公、正義と現金、どっちをとる?』というありきたりの天秤プロットが、なぜこうもわかりにくくなっちゃうのでしょう。  『フィクサー』という邦題を信じてしまったがために、マイケルのプライベートの割合が大きすぎると感じて、テンポの悪さを感じます。それにマイケルが優秀なフィクサーであるというエピソードが全然出てこないのも問題があります。周りの人間が口で言うばっかり。『奇跡の仕事人』とか、『君は優秀だ』とか。いやいや、そうじゃなくて、その奇跡の仕事人ぶりを見せてくれないと。正直マイケルがどれだけ優秀なのかさっぱりわかりません。それどころか『フィクサー』って具体的にどう、何をもみ消すのかもわかりません。  序盤で、マイケルの凄腕フィクサーならではのパフォーマンスを見せてくれることで、『おお、こいつはすげー奴だ』という先入観が生まれます。そうすれば、そのマイケルでさえ苦戦する農薬訴訟や、アーサーの説得、その他もろもろのエピソードをより感情移入して見ることができると思うんですよね。  冒頭のシーンなんか、個人的にはなくて良いんじゃないかと思えます。終盤で、『ああ、このシーンにつながるのか』って驚きがないから意味がない。むしろ爆発に巻き込まれないことを先にネタバレしちゃっているので、ハラハラもできない。  この作品は作り手の自己満足映画だと思います。まあ、創作物ってたいてい自己満足の世界ですが・・・[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-09-27 12:36:44)《改行有》

1585.  トランスフォーマー/最後の騎士王 《ネタバレ》  これだけ映像とキャラクターがいかしているんだから、もっとすっきり爽快な勧善懲悪ストーリーにしちゃえば良いのに。  『クインテッサとメガトロン、その他大勢が悪い奴。地球のエネルギーが吸い取られちゃう。よーし、オートボット、ダイナボット、騎士、軍隊、力を合わせて闘うんだ』ぐらい単純明快なストーリーのほうが楽しめると思うのです。  オプティマスプライムの洗脳、裏切りなんていらないよ。『1』から見ているから、悲しくなるだけです。オプティマス・プライムはいつも人類の味方でいなくちゃ。  そして人類もいまだにオートボット狩りってありえないでしょ。これだけ何回も地球を救ってもらっといて何を考えているのさ。  人類に何度も迫害されて、仲間を殺されて、それでも人類に寄り添うオートボット達のほうがもはやどうかしているような気さえしてきます。  こうなってくると、『1』は本当に良かった。ワクワクしたし、ドキドキした。若い主人公とオートボットたちの友情も良かった。『2』も全然許せる範囲。『3』はいまいち。『4』『5』は論外。  なんか続編があるかのようなラストでしたが・・・さすがにもう見ないかもしれないです。  [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-08-12 02:47:41)《改行有》

1586.  ラッシュアワー3 《ネタバレ》  こーゆーB級バディムービー本来好きなんですけどね。  さすがにジャッキーも歳をとっちゃって、カンフーアクションは必要最低限なぶんだけやってますという感じ。ここで物足りなさを感じる人は少なからずいるはず。やっぱジャッキー主演となれば期待しちゃいますもんね。  で、ラッシュアワーシリーズといえば『テンポのよいコメディ』も期待するところ。実際コメディチックなアクションはそれなりに面白いです。ただ、全体的にいうと、今作の『笑い』はすべり気味。クリス・タッカーは相変わらず早口でよーしゃべってくれるんですが、失笑につぐ失笑。これはクリス・タッカーが悪いというより脚本の問題かもしれません。笑いのセンスがないんでしょう。  で、アクションに求める爽快感。勧善懲悪によるカタルシス。これも薄い。もちろんライトコメディの分類ですから本格的なものは最初から期待していませんが、それにしても薄い。  あと本筋と関係ないところに力いれすぎ。確かにこーゆージャンルは『道草』を楽しむものかもしれませんが、その『道草内容』がつまらないんですからどうしようもない。例えば、スーヤンに言われてスーヤンのロッカーを見にいったのに、そこで武館の人たちとバトルになる意味がわからない。こーゆー無理矢理なコメディ展開は嫌い。パリの空港での『プチ拷問』だって本編と関係なさ過ぎるうえにコメディとしても面白くない。  こーゆージャンルの作品は、アクションとドラマとコメディが、かみ合うからこそ面白いのだということを、逆説的に証明しちゃってますね。[DVD(吹替)] 3点(2019-07-20 15:20:41)(良:1票) 《改行有》

1587.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》  SNSは基本やらない。株や投資もしていない。そんな自分にとって専門外すぎる映画。  ただこんな素人の自分でも、少しは勉強になるかも。後学のために。それぐらいの気持ちで見ました。結果、ようわかりませんでした。素人お断りの作品であることは間違いないようですね。ストーリーについていけない部分、理解仕切れていない部分が少なからずあります。  『エドゥアルドが口座を凍結。それに怒ったマークたちが株の追加発行をやってエドゥアルドの株の保有率を下げる。持ち株を希薄化されたエドゥアルドは共同創始者なのに役員を外される。』ということで合っていますか?  実話ですから仕方ないのですが、誰にもなびかないマークが何故ショーンにだけ惹かれるのか。エドゥアルドはマークが嫌われ者だったときからの友人でずっとマークを支え続けてきた良き理解者であったのに、なぜこんな仕打ちを受けたのか。納得のいく説明がないまま、事実だけを淡々と見せられて、まるで古い新聞記事を読んでいるようでした。  ただ今までフェイスブックに興味がなかった私が興味を持ち始めてしまったので、そういう人が増えるだけでもこの映画は成功なのかもしれません。むしろこの映画自体がフェイスブックの宣伝媒体になるとマーク・ザッカーバーグが捉えていたとしたら、文句のつけようのない合理主義者です。  とは言え、この作品には私がふだん映画に求めるものが、何ひとつありはしないんですけどね。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-07-15 13:06:53)《改行有》

1588.  ゴーストライダー 《ネタバレ》  青年ジョニーと、ニコラスジョニーが同一人物に見えない。イケメンがニコラス・ケイジに変わっちゃったので、『呪いってこわっ』て思ったんだけど、それは呪いじゃないみたい。ただの時の流れでした。  しかし、ビジュアルだけならまだしも、内面までなんか違う。父を奪われ、彼女と別れ、孤独なダークヒーローの誕生かと思いきや、ニコラス・ケイジを見ていると、どうやらそうでもないらしい。変にテンションが高いときがある。コメディタッチなキャラが出る。結局彼女に自分から言い寄っている。プロローグで作りこんだキャラ設定はどうでもいいらしいです。  メフィストはジョニーに何をさせたくてゴーストライダーにしたのか。ジョニーの父がなぜ邪魔だったのか。どーして彼女と別れなければならなかったのか。もし『誰の目にも触れてはいけない』とかいうんだったらわかります。『正体がばれたら死刑。』とかだったらね。肉親や彼女はいないほうがいいでしょう。でもゴーストライダーになって町ん中堂々とバイクで走りまわっとる。しかも5分足らずでみんな『あれジョニーじゃね?』って気付いとる。隠す気なし。メフィストも隠す気なし。じゃあ父親は死ぬ必要なかったし、彼女と別れる必要もなかったじゃねーかよ。こんなに一貫性のない設定ってなかなかないです。  メフィストに復讐するのかと思いきや、ブラックハートとかって全然違う奴とバトルする羽目に。  人類の危機みたいなもんを、ダークヒーローが救うみたいな展開だったら燃えます。でも悪魔家族の親子喧嘩じゃん。そんなお家騒動に友情参加の友達悪魔たち。これがまあ弱い。見た目以外全部ショボイ。弱すぎて魅力がない。  この映画はただのCG祭りです。CGは大好きなので、CGによる映像のオンパレードは確かに楽しかったです。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-05-15 05:11:17)《改行有》

1589.  クライヴ・バーカー ヘルゾンビ 《ネタバレ》  変なホラー。変な設定。変な終わり方。  ゾンビ好きな人へ。『もしかしたら結構面白いんじゃね?』という淡い期待は見事打ち砕かれます。  序盤の子供たちの集団痙攣のシーン。意識が無いはずなのに、目線がちらちら動いている子供がいっぱい。  物語中盤。絶命した直後にのどが動いちゃう人。でもそーゆーのは全部些細な問題とばかりにスルー。  製作サイドの大雑把な性格が、作品のあちこちに出ちゃってます。  原題はそもそも『伝染病』とか、そんな意味。だから厳密に言えば『ゾンビ』じゃない。でもこの邦題と、実際の映画のテイストはゾンビホラーを意識しているのは間違いありません。だから『ゾンビだー』って先入観やら期待やらもって鑑賞すると落胆します。  ゾンビは人を喰らうという立派な目的があります。それに対しこれに出てくる子供たちはただ殺すだけ。  でも、殺すだけではない何か別の目的を劇中で匂わせます。その隠された秘密とはいったい?気になって最後まで見た結果、結局何が何やらわからないまま終わります。『ええ!?』って感じで終わります。  単純に『人を襲う子供たちから逃げ、街から脱出する』というエンターテイメントに徹してくれたら評価が変わったかもしれません。  しょぼいくせに、思わせぶりな謎を無理矢理盛り込むから、2流で済んだのに、3流の烙印を押されるのです。  人を襲うシーンはほとんどないし、あってもそのしょぼさ、歴代ゾンビ映画のワースト1になりそうなレベル。  学校の中がちょっと面白かったかな。あそこは割りとオーソドックスなパニックホラーっぽくて、まあまあ面白い。  1シーン、1シーンだけ見ると、緊張感の作り方なんかは上手なんですけどね。[DVD(字幕)] 3点(2018-06-02 13:04:28)《改行有》

1590.  片腕マシンガール 《ネタバレ》  思っていたよりグロ描写がたくさん。どんなグロ描写も結構好きだと思っていたんですが、この作品に関してはいまいち受け入れられない部分が。おそらく悪ふざけが過ぎるからだと思います。悪ふざけの延長線上のグロ描写。まるでアホな小学生男子や中学生男子が考えそうな品の無さ。バカ系B級映画ってのはわかっていたので、そんなに厳しい目で見るつもりはなかったのですが、温かい目で見てもなんかひどい。何とゆーか、『バカ系のノリで楽しませてもらっている』というよりかは、こちらがバカにされている不快感を感じるのです。  演技がへたくそなのは、目をつぶります。セリフ棒読みもまあ良いでしょう。弟達がいじめにあっている序盤のストーリーなんかは、わりとしっかり作られています。  あとは、弟達が殺されてからの復讐のエピソードが、衝撃的ではあるんだけどカタルシスを感じるまでにはいかないのが惜しい。バカ系映画でも復讐ものにするのであれば、当然溜飲を下げるようなストーリー展開にしてほしいのに、そこが微妙。終盤からラストにかけては、もっと主人公達の圧勝でも良かったんじゃないかな。そのほうが主人公達の怒りが伝わるような気がするんですよね。  一番ひどいのはクライマックス。いじめっ子のボスとその母親には、誰よりも苦痛を与え、誰よりも恐怖におののく姿を見せるべきなんじゃないかな。ふたりまとめて首ちょんぱで終わりって、あっけなさすぎませんか。  最後に一言。  アクションあり。スプラッタあり。  あれ?お色気は?パンチラ、ブラチラで終わり?本気?こーゆーVシネ臭漂う作品にこそ必要なエッセンスだと思いますけど。  バカになるにもセンスは必要と感じる一品でした。[DVD(邦画)] 3点(2018-04-23 15:22:57)(良:1票) 《改行有》

1591.  私がクマにキレた理由 《ネタバレ》  ドラマとしてもコメディとしても中途半端で、はっきり言って面白くない。  説教臭いのに、説得力はないストーリー。  身勝手なミセスXや、クズ人間ミスターXに終始イライラ。その分がラストでカタルシスとなって昇華されるならまだしも、なんとも思い切りの無いオチ。見る人を引き込むちからのある作品だけに、何かありそうで何もないストーリーにがっかり。  かたっぱしから休みをつぶされる。なんやかんやとののしられる。『子守』という名の『なんでも屋』。次から次に押し付けられる雑務。一方的に解雇通知。最後のお給料はごくわずか。なんすかこれ。完全ブラックじゃないですか。何ヶ月もそんな仕打ちを受けといて、謝罪とお礼の手紙一通もらって、よく笑顔になれるなと、まったくもって理解不能です。登場人物の誰にも魅力を感じず、誰にも共感できませんでした。いや、唯一アニーのお母さんだけは良かったかな・・・。  それにタイトルでネタバレ。  そもそも日本ではなじみのない『子守ビジネス』がメインな映画なんですから、ピンとくるわけがないんです。  久しぶりのハズレ映画でした。[DVD(字幕)] 3点(2017-11-16 05:27:13)(良:1票) 《改行有》

1592.  バイオハザードIII 《ネタバレ》  こんなのバイオハザードじゃない。  こんなのクレア・レッドフィールドじゃない。  アルバート・ウェスカーにいたっては論外。  『感染は止まりませんでした。瞬く間に全米へ、そして全世界へ広がりました。』  いやいやいや。広がっちゃだめじゃん。バイオハザードシリーズっていうのは、限定的な空間、水面下での陰謀・パニック・生還ってのが面白いのに。挙句の果てに、『川も湖もなくなりました。』ってどんな理屈。数年で砂漠化するってどーゆーこと?  仮にT-ウィルスが原因だとしても、植物がめっちゃ成長してジャングルになるなら百歩譲ってわかります。だってそーゆーウィルスだもん。だからバイオハザードのイメージっていうのは、擬音で表すと『じめじめ』だと思うんですよね。『水っぽさ』『カビ臭さ』。そーゆー得体の知れない生命力の脅威。それがこのシリーズ特有の『恐怖感』。なに、この『サラサラ』感。そんな乾いた世界じゃないんですよ。マッドマックスじゃないんだから。北斗の拳じゃないんだから。バイオハザードはバイオハザードの世界観を大切にしてください。  『1』や『2』はバイオハザードへの愛を感じます。ですが『3』はバイオハザードのネームバリューを金儲けのために利用したようにしか見えないのが凄く悲しいです。アンブレラ社とやってることが同じです。全世界のバイオハザードファンはこの作品を見たときどう思ったのでしょう。この作品自体が何かのウィルスに冒されているのではないかと疑ったのではないだろうか。  映画としてもつまらないですよね。『ゲーム』でも、『1』『2』でも、皆それぞれの『目的』『使命』のために動いています。この作品にはそれがない。しかもすでに『ゾンビありき』の世界になっています。パニックものとしての醍醐味は失われます。このストーリー、設定だと『バイオ』ではなく、『死霊のえじき』のほうが近いです。とは言え、『閉鎖性』『脱出のカタルシス』において、やはりあの映画よりも数段劣るのです。  憤り、落胆、失望、様々な思いを胸に、結局『4』を借りに行く僕。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2017-06-21 15:23:45)《改行有》

1593.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》  これは変則的ですが、『夢オチ』と変わらないですよね。まさかの夢オチかー。ずーとあのおっさんの頭の中を見せられていたとは。  『夢オチ』は何でもアリになるから嫌いです。  しかもこの作品、『多重人格者の頭の中での出来事』という壮大なネタバレをした後でも強引にストーリーが続きます。  いやー、ネタバレしたあとで、『実はロードも脱獄犯の一人でした』なんてサプライズされても・・・  バリスがピンチになってあたふたされても・・・実はティミーがって言われても・・・  もはや、どーでも良い。  真相がわかるまでは楽しかった。  動機やら犯人やらをいろいろ想像しながら見るのは面白いです。  『別々の人生を歩んでいた人間たちが、こんな形で偶然同じ場所に集まる・・・』っていうプロットも好きです。  そのいっさいがっさいを、一発で台無しにされた感じ。  どんでん返し?いやいや、これは『ちゃぶ台返し』でしょう。超ド級の反則技です。  でもレイ・リオッタの使い方は良かったですね。  レイ・リオッタ。もう存在がネタバレですからね。良いやつなわけないじゃん、ねぇ。  そのレイ・リオッタを隠れ蓑にしたもう一人の存在ってのは良かったですね。  まあですが、そもそもこのネタだったら、真犯人もクソもないんですけどね。  それが一番腹がたつ。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2017-04-26 02:03:34)(良:1票) 《改行有》

1594.  ウェディング・クラッシャーズ 《ネタバレ》  最後だけ良かったです。  あとは全部ダメ。  映画としてどーこー、というより、人物、ストーリー、これがどちらも好きになれない。魅力を感じられないのです。  ジョンとジェレミーがやってきたことってのは最悪です。これは秩序や道徳を重んじる日本人、つまり私の感性とは、かけ離れすぎていて全然笑えません。二人が酷い目にあうと、多少嫌な気分にはなりますが、とても同情する気にはなれません。自業自得です。  しかもこの2人の友情の薄っぺらさが酷い。自分の事しか考えてなくて、相手のことなんてぜんっぜん考えていません。  ジョンにいたっては、自業自得のくせに、他の結婚式に乱入しては、幸せな場を八つ当たりでぶち壊して、ドン引きです。  この二人だけでなく、グロリアは頭おかしいし、ホモの末っ子は気持ち悪いし、クレアの婚約者はいじめっ子気質で最悪です。見ていて気分が悪いことこの上ない。  良かったのはレイチェル・マクアダムス演じるクレア。この人が本当にかわいくて、彼女を見るためだけに2時間つきあったようなものです。  ジェレミーがグロリアと本気の恋になって、二人が結婚するという展開も嫌いではありません。  ラストに暴君の婚約者がぶっとばされるシーンも胸がスカっとします。  ですがそれ以外に良いところはありません。  コメディなのに笑えない。ラブストーリーなのに応援できない。  第一クレアの婚約者もだめだけどさ、ジョン、こいつもダメ人間ですよ。クレアを好きになる資格はないし、ハッピーエンドになる資格もない。ってゆーか、こーなってくると、クレア、あんたが男を見る目がないんじゃないの?  ただどんな作品であれ、ラストがハッピーエンドっていうのは後味が良いものですから、その辺は無難にまとめてくれたと思います。[ビデオ(字幕)] 3点(2017-04-24 02:50:17)《改行有》

1595.  トリプルX 《ネタバレ》  こんなにつまらないアクション映画を見たのは久しぶりかも。  迫力なし。緊迫感なし。セリフは棒読み。  特に、ヴィン・ディーゼル、アーシア・アルジェント、マートン・ソーカスの3人がひどいです。  この3人のセリフが、いかにもセリフなんです。暗記したセリフを間違えないように暗唱しているだけのように聞こえます。まるで感情が伝わってきません。これだったらいっそ吹替えで観たほうが良かったかもしれないです。  そもそもヴィン・ディーゼルが役柄に合っていません。彼の良さが完全に死んでいます。  ヴィン・ディーゼルは『ワイルド・スピード』『ピッチ・ブラック』『リディック』といった代表作で演じたように、アンチヒーローで本領を発揮するタイプです。ちょっとスカした感じが良いのです。  この作品でも、前半は良かったです。問題は中盤以降。正義に目覚めたらだめです。アツくなったらだめです。ヴィン・ディーゼルがアツくなればなるほど、こちらの熱が冷めていきます。  序盤のアクションでスローモーションの多用がありましたが、それもやめてほしい。ジャッキー映画じゃないんですから。  『どう?このアクション凄いでしょ?』っていう製作サイドの発表会につき合わされているみたいです。  そりゃ凄いです。でもそれを自分の口から言わないのが粋ってもんでしょ。凄いアクションをさりげなく見せてくれるのが格好良いのに。  ロブ・コーエン監督の作品は、どれも序盤は良いのですが、後半がいつも息切れ気味です。  だから観た後の満足感がいまいち。やっぱりアクションはラストを盛り上げてくれなくちゃ。  何点にしようか迷いますが、『トリプルX』にちなんで3点。  いろんな意味でトリプルプレーです、この映画。[DVD(字幕)] 3点(2017-04-06 12:34:06)(良:1票) 《改行有》

1596.  マイ・ビューティフル・ジョー 《ネタバレ》  救いようの無い母親ハッシュに終始イライラしちゃうんですが。自制心がなく、情緒不安定で、ギャンブル依存で借金作って、全部自分が悪いのに被害者面する人って大嫌いです。『実は・・・』って設定があることを期待したのですが、最後まで見てもそれは無く、本当にただのダメ女です。にもかかわらず、金融屋?のほうが無条件で『悪』とされちゃうことにものすごい違和感を感じます。  ジョーの『一見強面だけど、実はとっても真面目で優しい人』っていうギャップは確かに面白い。ですが、それが活かされたのって冒頭だけじゃないですか?冒頭以降は、ただの優しいだけの人に見えなくも無い。これといった取り柄が見当たりません。  それに、ジョーは本当の意味では全然ハッシュという人間を変えられていない気がします。結局ラストも棚ぼたみたいな感じでラッキーのみで乗り切ってしまいます。もちろんそれは、ジョーの人柄がもたらした人との絆によって得られたラッキーではあるわけですが、それが頭では理解できても、心には響いてこないのです。  登場人物に共感できず、物語に全く乗れないまま、突然子供が話し出し、病院で感動の再会を演出されても寒いだけなんですけど・・・。[DVD(字幕)] 3点(2015-05-22 12:49:01)《改行有》

1597.  オー・ブラザー! 《ネタバレ》  地に足がついていないふわふわしたストーリー。寄り道が多すぎる作品は苦手。本筋から離れすぎないでほしい。変にファンタジーな雰囲気やテイストを挿入しすぎるのも好きじゃないです。いろんなエピソードが伏線なしで唐突にやってくるのも苦手です。まるで、『思いつきで出てきたエピソードを、適当に切り貼りしてみました。その結果、こんな作品になりました。』って感じに見えるのです。実際はそうでないと思いますが、『鑑賞者側がそう見える』ってのが問題なんです。  したがって、個人的にはこの作品、とても面白いとは思えません。映画としての醍醐味も感じられません。コメディとしては笑うところがない。サクセスストーリーとしてはカタルシスが足りない。ドラマとしてはストーリー構成が散漫すぎて話にならない。ロードムービーとしては、同じような風景ばかりのうえ、警察の人間がすぐ追いついてきちゃうので、全然遠くまで逃げてきたって感じがしない。  更に言うなら、時間の流れが不明瞭なのも、集中力を削がれる原因の一つです。  全体的にしまりが無さすぎでゆるすぎます。  ストーリー、脚本重視の方、ドラマに整合性を求める方にはとてもオススメできない作品です。ほんとに、何を楽しむ作品として作られたのか教えてほしいです。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-04-13 02:55:03)《改行有》

1598.  初恋のきた道 《ネタバレ》  正直退屈で平坦です。ストーリーに起伏がありません。『こういう事がありました。』という出来事を見せられているだけに感じます。  現在⇒白黒、過去⇒カラー、で時代を分けていますが、現在のウェイトが大きい分、過去の描写が少ない気がします。感情が入る暇もなく、現在に連れ戻されてしまいます。きっと、エンターテイメントを期待して見ると、思いの外落胆してしまうタイプの作品でしょう。疲れているときに見ると中盤過ぎに相当眠くなります。  私は『恋愛もの』を見るときに、ラブストーリーならではの期待感や幸福感、充足感というものをどうしても堪能したいのです。その点において、本作はあまりにも真面目すぎて味気なさ過ぎます。他人の恋愛話を聞いているのと同じレベルです。  女優さんはとても有名で大人気の方みたいですね。ただ、やはりストーリー、脚本あっての映像美でありキャストだとも思うんですよね。  ストーリーや演出に関しては、今作を見たのと同じ日に、プレゼントの絵本を選んでいるときに立ち読みした『花さかじいさん』のほうがプロットがはっきりしていて、面白かったし感動しました。[DVD(吹替)] 3点(2014-12-15 13:31:34)(良:2票) 《改行有》

1599.  ノック・オフ 《ネタバレ》  トミーが実はCIAで、女社長も実はCIAで、トミーが所属しているCIAが実は黒幕でロシアの人達と手を組んでいて、・・・ああ、わかりにくい。ジャン=クロード・ヴァンダム主演だから油断しました。まさかこんなにごちゃごちゃしているなんて。結局誰が敵で、今レイたちが誰と何故戦っているのかがなんとなくしか理解できません。そもそもこのアクション映画にこんな複雑なストーリーがいるのでしょうか?謎は深まるばかりです。  みんながこれだけアクションを頑張っていて、驚くほどのつまらなさ。  大仏が緑の炎に包まれた瞬間、小さい頃に見た『ゴレンジャー』をなぜか思い出しました。[DVD(字幕)] 3点(2014-12-08 23:43:36)《改行有》

1600.  ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ! 《ネタバレ》  シナリオがよくできているにも関わらず、登場人物に共感できる人物もいなければ、応援できる人物もいない稀有な作品。  トレイシーはポスター破っちゃった挙句に、代わりに名乗りでたタミーにあろうことか罵声を浴びせて、全然笑えない。デイブと不倫していたっていうエピソードも微妙にキャラと合っていないような気がするんですよね。  そしてもう一人の主人公、マキャリスターはもっと最悪。転落人生っていうか自業自得も良いところで、人のことどうこう言う前に、お前がまず真っ当に生きろって話です。  この二人が中心になって物語が進んでいって、楽しいわけないです。  コメディであっても、倫理観は大切にしてほしいものです。『倫理や道徳を教える教師が、一番そこから遠いところにいる。』って、そんな設定は要らないのです。『コメディ楽しい』と思えるのは、一線を越えないからであって、何でもアリになっちゃえば楽しくないです。実際に、マキャリスターの不倫はドン引きも良いとこです。奥さん泣いていたのに、『愛しているよリンダ』じゃないでしょう。で、ラストは前向きに人生やり直していますよ、って被害者面して、あなたは加害者でしょう。  勘違いしまくり、倫理観ゼロの人物を見せられて、不愉快な気持ちでいっぱいでございます。  むしろ、終始ヒール役と、情けないお人好し役で一貫していたメッツラー兄妹のほうが良かったです。特にタミーは最高でしょう。  それと冒頭5分のところで、『掃除したばかりなのに』と無言で怒りを表現していた掃除夫が、ラスト、最悪の形で復讐を果たすところなんかは、なかなか上手いです。  ですがどちらにせよ、これはとてもつまらない映画です。面白さのかけらくらいしかない作品です。 [DVD(吹替)] 3点(2014-11-26 05:43:48)《改行有》

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