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161.  エネミー・ライン 戦場の「ダイ・ハード」と言うよりも、戦場の「逃亡者」。これは「戦場の」というのがミソで、その辺を逃げ回るのとは訳が違う。SAM、ライフル、重機関銃、戦車、地雷、etc.から逃げ回る様は迫力満点。また、それらを描く映像・音響全てに一工夫が施してあって、もう画面に釘付け(中でも射出装置の描写には驚いた。この監督はマクロからミクロまで隙なく作れるらしい…)。ところで、こんなアクション娯楽映画に「アメリカ万歳云々」と言うのは誠に的外れ。「宣戦布告」の映画化に際して北朝鮮を、訳の分からない国名に変更してしまうような国家方針も定まらない何処ぞの国よりは、(面白い映画も量産してるし)よっぽどマシです! そんな訳で、新タイプのアクション娯楽映画に、7点献上。7点(2002-09-15 17:00:11)

162.  愛しのローズマリー 「お前の理想の女は?」「…ワンダーウーマン」「……。じゃ、お前がワンダーウーマンと付き合ってて、周りの奴等が彼女をブスだと言ってたとする。その時、どうする?」「…気にしない」「そう、俺も同じだよ! 俺は理想の女に巡り会ったんだ!」 この時点でハルは既に“shallow”じゃなくなってます。あらゆるコンプレックスは「周りが自分のことをどう見ているか」を「勝手に思い込む」ことで発生します。他人の目(つまりはあらゆる手法で心に侵食してくるマーケティングに踊らされてる自分の目)から開放されることで、ようやく自分だけの幸せを掴むことができるのです。本作は決して外見的・内面的な美醜をテーマにした映画ではなく、そこに目を曇らせていることについてのパロディ映画なのです。と、コメント変更しつつ7点献上。7点(2002-09-05 20:09:52)

163.  地獄の黙示録 特別完全版 初公開時に2度観て以来(当時は一切のクレジットが無かったので、追加シーンの他、エンド・クレジットも私は初見)、22年ぶり3度目の鑑賞を果たして感じたのは、こんなにもウィラードの一人称映画だったのかということ。川を遡る程に、物語はマクロからミクロへ、映像は戦場から個人へと収束していき、同時にウィラードはカーツの心理に同化していく。これはベトナム戦争映画などではなく、狂気をテーマにしたサイコ・サスペンスなんだということを、遅ればせながら認識した次第。その中で、やけに説明の過ぎるフランス人農園のエピソードは、カットしておいて正解だったと思う。きっと自身の成長による受け止め方の違いだと思いますが、それでもオリジナル以上の評価、7点献上。7点(2002-08-24 23:23:38)

164.  アバウト・ア・ボーイ そこそこお金もあって、都会でお気楽極楽な独身生活を送っていると、寂しさや不安など感じることはありません。好きな映画を観て、たまに飲みに行き、休日に惰眠を貪っていれば、そんな暇はない(最近は何故か、試写会に行くのにも忙しいし)。しかし、それは寂しさや不安を感じないのではなくて、知らないだけなのです。一度でも団らんや恋人の温もりなどを知ってしまうと、一人になった時に、どーしょーもない孤独感と無気力感に襲われてしまう事があります。これは結構、身につまされる。映画では12歳の少年が物語のポイントになりますが、あくまでヒュー・グラントが主役なのが良かったです(因みにレイチェル・ワイズは役名レイチェル、もろゲスト出演って感じ)。そして後半の唐突な展開も、甘々のラストも不思議と許せてしまった…。そんな訳で、かなりの主観的評価になりますが、7点献上(「ブリジット・ジョーンズの日記」を観た同年代独身女性の気持ちって、こんな感じなのかいな?)。7点(2002-08-10 19:41:49)(良:1票)

165.  スモール・ソルジャーズ うわーっ、これって面白いじゃん、びっくりした! ホント先入観ってのは良くありませんねぇ。こんな子供向けの装丁で、まさか全編毒にまみれたパロディ映画だとは夢にも思ってませんでした。「パットン大戦車軍団」等の名作から単なる戦争アクション映画、一部ホラー映画までを巧みにパロってますけど、その本質は「戦争」と「軍隊」そのものへの痛烈な皮肉。キルスティン・ダンストの役も嬉々として残酷になれる「女性」のパロディ。物語の背景にあるのは「IT景気」と「拝金主義」へのパロディ。こんなの子供が観ても面白くないよっ!、7点献上。7点(2002-08-10 19:33:17)

166.  日の名残り 第二次大戦に突き進む歴史が、徐々に屋敷を覆っていく不穏な緊張感。感情を押し殺した男と女が作り出す、肌がヒリヒリするような緊張感。本作は静かで壮絶なるサスペンス映画。ひたすらに秩序を愛するプロフェッショナルにとって、最大の敵は自らの感情と生理。やがて秩序に勝利をもたらした男が、引き換えに得たものとは何なのか? 「彼は最も私を必要としてくれている」という言葉で男を非難し、同時に自らを納得させる女の気持ちが痛い程よく解る。古臭い男のダンディズムは、女にとっての苦しみになることもあるのです、7点献上。7点(2002-07-27 17:20:09)(良:2票)

167.  イン・ザ・ベッドルーム (ネタバレ注意) 息子の死に打ちひしがれる母親、何とか日常を取り戻そうとする父親。日を重ねる毎に張り詰めていく緊張の糸。そして、遂にその糸が切れた瞬間、お互いの傷口を拡げるが如く湧き出てくる言ってはいけない言葉。これは犯罪被害者遺族の日常にある、息が詰まりそうなサスペンス。ここまでは、アカデミー賞に軒並みノミネートされた演技もあって、凄い。しかし、ラストの犯人を殺してしまう展開にアメリカ映画の限界を見た。遺族達は犯人を憎もうとも、許そうとも、例え殺そうとも、決してその心が癒されることはない、7点献上。7点(2002-07-19 18:59:45)

168.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 「ジェダイの復讐」「ファントム・メナス」で失われていたもの、言うなれば「STAR WARSらしさ」を(遅きに失した感もありますが)ようやく取り戻してくれたと言った所でしょうか。この「ヨーダの攻撃」、もとい「クローンの攻撃」は、ヨーダが主役の唯一の作品としても後生に記憶されていくことでしょう。最強軍師にして戦士・ヨーダを拝む為だけでも一見の価値あり!(だけど草原を抱き合いながら転げ回る恋人とか母の死の場面とか、カビ臭いルーカスの感性も全開) 因みに私、今回初めてDLPを経験してきました。画質がフィルムと比べてどうなのかはよく判りませんが、開巻の状況説明文が心なしかクッキリしていたのと、カメラを振った時に現れる映像のブレを感じませんでした。そんなことで、正に意表を突いたヨーダ師に7点献上!7点(2002-07-19 18:51:49)

169.  ディアボロス/悪魔の扉 これ、贅沢とゆーか勿体ないとゆーか…。依頼人に疑念を抱き真実を探る弁護士のサスペンス。良心の呵責に苦しむ男のドラマ。豊かさと引き替えの孤独から精神を病んでしまう女の悲劇。悪魔があらぬ所から世界を支配しようとするオカルト。それだけで一本の映画ができてしまいそうなテーマをいくつも詰め込み、満腹感もひとしお。どう転んでも悪魔には敵わない(人間はかくも弱い)というラストも良いと思います。しかしクライマックスの大演説は確かに原題通りだけど、もう少しコンパクトにできなかったんでしょうか? んで、7点献上。7点(2002-06-06 00:12:23)

170.  スパイダーマン(2002) 超大作を期待してたらオープニング・クレジットからB級テイスト丸出しで(スクリーンもシネスコ・サイズじゃないし)、いい意味で大きく期待を裏切られました。決してモーション・キャプチャーなど使用してないCGなので、動きの不自然なことったらない。それに後半の、爆発の衝撃を顔で受けるスローモーションなんかサム・ライミじゃなきゃ出せない味。【3Mouth】さんのお書きの通り、こりゃまったく「ダークマン4」です。余談ですが一緒に観た女性が、この映画では全く魅力のないキルスティン・ダンストがグウィネス・パルトロウに似てると言うので、劇場で貰った「愛しのローズマリー」のチラシで確認したら本当にそっくりでした(全然気づかなかった)。そんな訳で、お久しぶりのサム・ライミに7点献上。7点(2002-06-02 01:55:15)

171.  I am Sam アイ・アム・サム サムとルーシーの親子関係よりも、親権争いの中でサムが周りの人間を癒していく過程がこの物語の主題。そしてアカデミー主演男優賞ノミネートのショーン・ペンよりも、最初っからキレまくるミシェル・ファイファーと娘役のダコタ・ファニングちゃんの演技に圧倒される(何たってこの子が出来過ぎなくらい可愛い! この子なら私も絶対に親権を手放しません)。あと、ローラ・ダーンがちょい役ながら例によって良い所を持っていきます。映画自体は、まるで「ドグマ映画」のようなハンディ・カメラのドキュメンタリー・タッチで進み、とにかく全編が涙の地雷原(BGMのビートルズが、また泣かせる)。これを無事に通り抜けることなど不可能。鑑賞の際はハンカチとティッシュの用意をお忘れなく、7点献上。7点(2002-05-29 19:58:18)

172.  宇宙からの脱出 私的には(幼かったせいもあるかもしれませんが)「アポロ13」よりも印象に残っているハードSFの傑作です。この緊迫感と息苦しさはなかなか最近の映画では味わえません。余計な効果音もなく、ひたすら広大な宇宙空間(軌道上ですが)に浮かぶちっぽけな宇宙船をとらえた映像は、絶望的な孤立感を演出して観ている方も「もうだめだ…」と思いました。円形窓から見える静かに近づいてくるソ連の救助船の映像等、印象的なシーンも多々ありました。そして何より男の映画でしたっけ(なるほど、ジョン・スタージェスだったんですね)、7点献上。7点(2002-05-02 20:57:58)

173.  ブラックホーク・ダウン 巷で評されているアメリカの視点と言うよりもアメリカ「兵」の視点で描かれており、決してアメリカの「論理」で描かれてはいないと感じました。P.K.O.や対テロ作戦等と呼び名を変えてもこれらは明らかな戦争であり、兵士が派遣される場所は戦場そのもの。リドリー・スコットは物語を描かずリアルな「戦場」を再現することで最前線の疑似体験をさせ、そこに何を感じ取るかを観客に任せています。地獄の一夜が明け、ようやく到着した国連(パキスタン)軍救援部隊の車輌に乗り切れないアメリカ兵達が交戦地帯から、正に走って逃げ帰ってくるシーンにアメリカの無力感と後の撤退が暗示され非常に印象的でした。「ビューティフル・マインド」と迷っている方、是非こちらをお薦めします。7点献上。7点(2002-04-13 14:25:52)

174.  ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 男女は互いに失われた半身、だから男女は互いを求めてやむことがない。では男でも女でもない者は自らの半身として誰を求めればよいのか? そして未だ半身を見つけられない者(私か…)は? 永久に満たされぬ存在達は、だからこそ永久に愛を求め続けることができる、それを歌い続けることができる、ヘドウィグ&ジ・アングリー・インチと共に…。ゲイのロック歌手の映画だと思ったら、これは不完全な愛の迷い子達へ捧げたロック・ミュージカル。この勢いで私の好きなこの分野も、もっともっと製作されて欲しいと思います、7点献上。7点(2002-04-07 17:50:19)(良:1票)

175.  ロルカ、暗殺の丘 ある程度の国際ルールに守られる国家間の近代戦争と違い、ひとたび内戦が起きるとルール無用の地獄と化す。そして見知らぬ外国人相手の戦争に比し、知人同士が敵対しなければならなくなる内戦は、より人々の心の奥深くに消せない傷跡を残す。これはスペイン内戦の象徴「ロルカ処刑」を辿ることで、その時を描く重厚なドラマ。だからこそスペイン語ではなく英語劇の違和感が拭えないのは残念(スペイン語が解る訳ではないですけど)。しかし映画としては良くできていると思います。ので、7点献上。7点(2002-04-07 17:47:51)

176.  グッドモーニング・バビロン! 確かに名前の似ている「グッドモーニング・ベトナム」よりも、内容の似ている「ニュー・シネマ・パラダイス」よりも面白い。映画草創期の悲しいファンタジーに、7点献上。7点(2002-03-12 22:03:39)

177.  スペース・カウボーイ 皆さん、知ってました? なんとこの映画、「2000年度キネ旬一位作品」なんですよ。どーゆー風の吹き回しかSFXバリバリで無理矢理な設定の大作でも、老齢の名優が沢山出てれば名作ってか?(本当にキネ旬は信用ならん) …でも私、こーゆー男のドラマに弱いのよ(嬉々としたドナルド・サザーランドが特に良い!)。なのでついつい甘めの評価で、7点献上。7点(2002-03-12 21:57:56)

178.  クイルズ 芸術家のリビドーは創作という名の排泄行為をし続けることによってのみ解放される、永久に萎えない勃起を扱き続けるが如く。意志ではなく根元的な欲求のなせる業は、例え何を犠牲にしようとも止めること容易ならざり。これは、紙の上に肉欲の限りを撒き散らす永遠に満たされぬ者と、正に「サディズム」と肉欲を実践する狡猾なる偽善者に心の封印を破られ、自らの闇のリビドーに打ちのめされてしまう理想主義者(つまり凡庸なる我々)の物語。私にもナタリー・ポートマン似のアメリア・ワーナーちゃんに「××」や「○○」や「“ピー”」をさせてみたいという、ドス黒いリビドーが沸々と込み上げてきました…。こりゃ絶対に子供に観せてはいけません、7点献上。7点(2002-02-24 19:05:23)

179.  レクイエム・フォー・ドリーム 皆さん絶賛されていますが話的にはちっとも新しくない、麻薬で身を持ち崩していく自業自得で救いようのない人達の転落劇。登場人物達が最初っからまともじゃないので、弱い人間はとことん弱くなれるもんだということでしょうか。でも「ヒップホップ・モンタージュ」とか言うこの映像手法+効果音で陰惨になりすぎず、また、飽きずに観ることができました(芸能人がバンジージャンプ時に着けるヘルメット・カメラ(?)みたいなので人物を固定した映像は中々斬新)。いつしか主従が逆転し、夢に成り代わって人生に於ける全ての目的と化してしまう麻薬こそ、正に「夢への鎮魂歌」。渋谷にたむろしている阿呆共、ダイエットを勘違いしている馬鹿共にお薦めです。7点献上。7点(2002-02-24 19:02:49)(良:1票)

180.  バニラ・フォグ ま、くっだらない話なんですけど、「魔法」をメタファーに表現した男女の恋愛感情がストレートに伝わってきて好きです、このラヴ・コメディ。“falling love”はお互い天にも昇る気持ちな訳ですけど、映画で実際に浮遊しちゃった時、その「現象=気持ち」を素直に受け止める女と恐れる男。その描写にグッときました。(マスカラ付け過ぎのCMよりも全然可愛い)狸顔したサラ・ミシェルの大根ぶりも大して気にはなりません(対して秘書役の人が良い!)。私にもバニラの香りの魔法の霧が漂ってきてくれないもんでしょうかねぇ…。因みに私はベルトはいじりませんが、7点献上。7点(2002-02-18 22:35:32)(笑:1票)

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