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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
161. クレイマー、クレイマー 子どもの親権を前妻と争いながら、これはテッド対テッド、前の自分対今の自分との闘いではなかろうか。焦げたフレンチトースト対出来のいいフレンチトーストとの闘いと言いかえるとどこかチャーミング。7点(2004-03-12 19:49:54) 162. フライド・グリーン・トマト アラバマの詩的情感、友情、そしてトゥワンダ!で受けるポジティブ感よりも、私はサスペンス感を強く受けました。真犯人は?死体は? 真相が語られ、うーん、なんとも根深い人種差別の問題性がより深みを増します。ほんわかしたラストもどこか恐ろしくホラー要素まで登場。サスペンス、ヒューマン、ホラー。この映画はなかなか深い。7点(2004-03-08 00:40:26) 163. シービスケット 《ネタバレ》 シービスケットの隣に寄り添うパンプキン、なんかけなげというか無邪気にえさを食べているところなど、シービスケットのバイタリティをいい按配で劇画化していてほのぼのさせられました。内容的には、ラスト。個人的にはどんじりのまま終わってほしかった。もしくは、ウルフが下がってきてシービスケットにエンジンがかかった瞬間にストップモーション、そしてナレーションだったらなー。ついでに最後の日本語ナレーション「人と馬が互いに癒された」というのもねー。癒しって言葉ここに当てはまるのかなー。7点(2004-03-07 18:12:29) 164. シカゴ(2002) 殺人事件をすべてショーとして商品化するマスコミ、消費する大衆、法廷をショー化する弁護士。そして、ショービジネスで輝くという欲望だけに忠実なロキシーとヴェルマ。ミュージカルが「すべてはショーのために」感を盛り上げていて、シカゴという街がどこまでもシニカルに描かれる。そこに隠し味のようにまろやかさをあたえているのがアンディじゃなかった、エイモスだ。彼だけがショービジネスとは無縁の存在。法廷を去るペーソス感あふれる姿は、セロファンどころではない。私には最も残像感あるシーンであった。ミスター・セロファンに幸あれ。7点(2004-03-07 17:45:19)(良:2票) 165. いまを生きる ニールが「真夏の夜の夢」で演じていた、いたずら好きの妖精ロビングッドフェローのコミカルな動きと、現実のニールのナイーブ性、悲観性はコントラストがきわやかだけにより悲劇性を増幅している、と言いたいところだが、どうもそれほど悲劇性を感じないのは、やはりあまりにも「おいおいそれぐらいで」感があるからでしょうね。厳格な学園と型破りの教師というコントラストもややステレオタイプ的すぎるなー。6点(2004-03-07 01:28:04) 166. サンシャイン・ボーイズ 《ネタバレ》 三谷幸喜さんの劇団、東京サンシャインボーイズの名前の由来となった作品。数年前の三谷さんの芝居『バッド・ニュース★グッド・タイミング』はこの作品がモチーフになっていたのね。内容的には、倒れてからのウィリーが憎まれ口をたたきながらも人恋しさを感じさせ、養老院のオチもどこかすがすがしい。最後に奇妙な友情を感じさせるところは今度映画化される『笑の大学』に通じるものがある。7点(2004-03-05 23:45:52) 167. バウンティフルへの旅 バウンティフルへ着いた時の朝の光、ペイジの少女のようなときめきのしぐさ。静かな静かなバウンティフル、小鳥のさえずり。朽ちようとしている家。ジェシーへのキッス。素敵な映画でした。9点(2004-03-04 12:12:22)(良:1票) 168. グリーンマイル 死を目前にしたコーフィのセリフはよかった。7点(2004-03-03 22:31:38) 169. ある愛の詩(1970) うちは無添加の「愛」が売りですぜぃ、という店の料理を素直に「おいしい」と言えなくなってしまっている自分に反省。でもどうすりゃいいんだろう。6点(2004-03-03 12:42:18) 170. ミスティック・リバー 《ネタバレ》 ラストの無邪気にパレードに参加するマイケル、拍手をするジミーの姿を見ていて、これは続編を作れるなと感じた。20年後、マイケルが事件の真相を知りジミーへの復讐が始まる。そこにジミーの娘やレイの息子らを絡ませれば、ミスティックリバー2の出来上がり。コピー「川の流れは止まらない」。しかし、真犯人については、その動機、現場状況、実行力すべてにおいて腑に落ちない。でも役者の演技はみんな巧ー。7点(2004-03-03 12:26:13) 171. ダイ・ハード 今でも、年末に第九を聞くとこの映画を思い出す。こんなおもしろい映画が存在するのか・・・、当時ふらりと入った映画館での衝撃は、私の中では、号外をだしたいぐらいの気分であった。10点(2004-03-02 00:57:53) 172. あなたに降る夢 いちゃもんをつけると、なぜあんな人のいい警官が、あんな性悪な女と結婚したんだろう。数年前の疑問が今でも離れん。でも見終わって映画館から出た時、すっげーホカホカしたのを覚えているぞ。8点(2004-03-02 00:45:09) 173. 暗黒街(1927) 《ネタバレ》 映画史的な価値はわからないんですが、小粋な映画ですねー。影の演出が巧みで、警官だと思わせておいて牛乳配達人だったり。猫の使い方も印象的。隠れ家に逃げてきたウィードの元へ牛乳とともに現れる猫は、ドリームランドカフェにもいたことを考えると、その場所が彼にとってのドリームランドになることを暗示しているかのようです。「静けさにつつまれて彼のジェラシーはいよいよ燃え盛っていく」というナレーションは、「I am a Rolls-Royce for silence」と言っていたロールスロイスの静けさをも暗示しているのかのようでした。ウィードの最後のセリフは心に残る名台詞に投稿しておきました。8点(2004-02-29 19:52:41) 174. サイン 大滝秀治が隣で見ていたら「シャマラン、つまらん。おまえの映画はつまらん」とでも言うのが聞こえてきそうだ。3点(2004-02-29 12:51:19)(笑:4票) 175. ハンナとその姉妹 風変わりだがそれほど変でもない人々がハンナの周りでゴタゴタと動いていて、それがハンナをとても魅力的に映していると感じました。邦題をつけ直すなら『ハンナの姉妹とその夫と恋人』というのはいかがでしょうか。7点(2004-02-29 11:33:36) 176. ラブ・アクチュアリー うーん、なんか福袋みたいな感じの映画。あれもこれも入っていて、すっげー得したと思わせといて、考えたらこんな品物いらんぞ、これ何に使うねん、とそんなもんの集まり。元はとってるかもしれんが、結局、買って得したのか損したのかわからん、そんな映画たど思いました。微妙だ。5点(2004-02-27 08:08:26)(笑:2票) 177. 大脱走 《ネタバレ》 ヒルツが独房の壁にボールをぶつけている音で終わるラストがなんともカラっとしていいなー。脱走がばれるシーンは、バルセロナ五輪の谷口の「こけちゃいました」を思い出した。ほんと、脱走に失敗して射殺されたりするのに、湿度の低い映画ですね。しかし、セジウイックのトランクにはホントにカンガルーの土産が入っていたりはせんわな。9点(2004-02-22 15:20:33) 178. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 村上水軍をモデルにして日本でリメイクというのはどうだ。タイトルは『パイレーツ・オブ・セトナイカイ』。コメディータッチで、スパロウに阿部寛、エリザベスに仲間由紀恵のトリックコンビ、ウィルに木村祐二。これはおもろい、はず。6点(2004-02-18 22:35:57) 179. ラスト サムライ ラストサムライ2を作るなら、寡黙な侍ボブが実は生き残っていたという設定を。勝元の仇をとるためにひとり明治政府に立ち向かう。コピー「本当のラストサムライはボブだった」。んー、ボブの存在感はいいぞ。8点(2004-02-18 19:36:01)(笑:1票) (良:2票) 180. 掠奪された七人の花嫁 んなあほな・・・とつぶやきながら結構笑った。6点(2004-02-18 12:45:23)
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