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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  メジャーリーグ 好きです、このテの「期待を裏切らないスポーツもん」(笑)。スポ根と笑いと恋愛とが、ワリと忙しく展開してたような気もするけど、それは観終わってからの感覚。観ている時にはあまり気にならなかったし、むしろシンプルでわかりやすい流れに好感を持ちました。スカッ!としたい時にはおすすめの作品です。7点(2003-09-19 01:57:32)

2.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 J.トラボルタの代表作になるのではないでしょうか。個性が強過ぎて、他の作品観てもつい思い出してしまうほどの存在感は秀逸です。ずーっとオモシロイな、楽しいな、と思っていたのに、ラストはあまりにも陳腐。冒頭の演説とはウラハラに、イッキにつまらない映画に成り下がってしまった(涙)。あの強引なまとめ方がなかったら、かなりの高得点だったのに残念です。個人的には、H.ジャックマンが密かにカネをくすねてたバージョンの方がしっくりきました。というわけでドミニク・セナにマイナス7点献上!1点(2003-09-17 14:43:29)

3.  ロード・トゥ・パーディション う~ん、ダメ。。。事前情報の仕入れ過ぎ云々も手伝ってか、期待ハズレでした。適材適所があまりウマくなされていないのでは?とりわけP.ニューマンとT.ハンクスがもったいないと感じます。過去から積み重ねられてきたマフィアもんの語法と空気感からかけ離れ過ぎていた感は否めません。もっともそれに感化され、ステレオタイプに陥ってしまっている私自身に最大の問題はあるのですが。2点(2003-09-17 14:30:50)

4.  I am Sam アイ・アム・サム 《ネタバレ》 誰もが正しい。だからこそ難しいんですね。どんなに不変で純粋だとしても「愛」だけでこの先ずっと暮らしてはいけないし、かといって素晴らしい里親をあてがってもどこかにひずみが出てくるものだし…。結局サム一人では不十分ということで、いろいろなサポートを得ながらルーシーを抱き上げ無邪気に駆け回るあのラストは、行きつくべくして辿り着いた最高のハッピーエンドなのでしょう。しかしながら一抹の妥協色もまた拭いきれない…真に美しいものは「悲しい味」がする、と説いたのは小澤征爾でしたが、まさにハッピーエンドでありながらいくばくかの悲しさや淋しさを想起させる、真に美しい物語ではなかったかと個人的には評価しています。親子関係・愛情といった人間の内面的な問題を、法とか秩序によって人為的に整理つけることへの是非、その判断を観客に委ねる手法はニクイばかり。これ以上望めない理想の里親としてローラ・ダーンを持ってきたり、一見冷徹に見えてその実この上なく思慮深い現実的な愛情でルーシーの未来を憂れう検事役にリチャード・シフを持って来たり、配役もすべてビタッと決まってました。そして何と言ってもWキャストの(敢えてそう言わせてもらいます)サムとルーシー!そしてサムの四人の仲間たち!演技でありながらそれを感じさせない自然な愛情や友情が感じられて、まさに反則モノの素晴らしさでした。文句ナシに10点献上です。10点(2003-09-17 14:23:54)

5.  ハリー・ポッターと秘密の部屋 (ネタバレあります)後半ハーマイオニーが石になって動かなかったので悲しかったです。原作は読んでませんが、映像だけでも十分ストーリー性はあったし楽しめました。ただちょっと長すぎるかも…。7点(2003-01-04 14:51:57)

6.  スティング 詐欺師ものの中では、抜けてイチバンの秀作でしょう。仕掛けが多ければ多いほど面白くなると同時に、複雑で難解になりがちだというこのテの映画の宿命を、ある種開き直ったかのように“テロップで細分化する”という手法で見事に解決しているなと感じました。それと同時に小気味いいテンポ感も生まれたりして、時間を感じさせない…ウマイ!と思います。マーヴェリックやバンディッツの元祖ともいえるあの最後のドンデン返し、今観ても十分緻密でお見事です。最高の2時間を堪能できました。アカデミーの評価と私個人の評価が珍しく一致した、ホントに楽しい娯楽作品です。9点(2002-10-07 00:46:07)(良:1票)

7.  明日に向って撃て! ラストシーンでようやく気づくんです。…この二人は実は、いわゆる“悪党”だったんだと。でも、せつないんです。すごく、ものすごく胸がつまるのです。二人が座ったテーブルに最初の銃弾が打ちこまれたその瞬間から・・・・・・・・。「オーストラリアへ行こう」そんなブッチの言葉に、またいつもの憎まれ口を叩きながら「まんざらでもないな」といった表情を浮かべるキッド。…あのセリフが最高にせつなかった。9点(2002-09-14 14:42:08)

8.  街の灯(1931) 古今東西いろいろな映画が生まれ、それぞれにさまざまな感動があると思います。けど、これほどまでに美しく、そして切ない感情に揺り動かされたことはありません。あの山高帽の紳士の、何が彼をそうさせるのでしょう?全編を通じて彼が繰り広げる笑い・涙・不安・焦り、たくさんの、本当にたくさんの感情の源は、そのすべてが彼女への無垢なる“愛”ゆえのことだったのです。人を愛するということの素晴らしさ、そして切なさを強烈に目の当たりにし、そしていくばくかの悲しさをたたえながら、それでもなお“見えている”ことの喜びを知って浮かべるラストのあの微笑み・・・・・・・・。その時の彼に寄せる私の思いは、憐れみでもなければ同情でもない。それに近い感情であることは確かだけれど、もっと崇高でむしろ憧憬にも似た懐かしさすら感じさせるものでした。…彼の心を知るのに、言葉はいらない。10点(2002-09-14 14:27:37)(良:2票)

9.  俺たちは天使じゃない(1989) ビデオが出た当初観たときはオモシロかった印象があるのですが、最近になって再び観ると普通でした。可もなく不可もなくといったところでしょう。ショーン・ペンが若い!6点(2002-09-13 21:19:37)

10.  ライムライト 私が生まれる遥か昔の古い映画なんですけど、幸運にもレンタルでなく、地元の小さな劇場で観ました。けど、その時の私は、最後の最後までブツブツ文句言いながら「いつ席を立とうかな?」それだけを考えていたものです。…だから、だから私はラストシーンに息が詰まった。声が出ませんでした。席を立つことが出来ずに、しばらくぼう然とその場に座り込んでいたのです。このシーンが撮りたかったのか?チャップリン・・・・・・・・。9点(2002-09-13 04:12:58)

11.  チャンプ(1979) コメント この10点は、他とは一味違います。(ネタバレあり)まず設定面。確かに7年のブランクは無理があるし、チャンプが命を賭けて世界タイトルマッチに臨む気になった必然性の描写もばんやりしてしまってるしで、残念ながらこの点に関しては5点くらい。けど!しかしです!この作品を目の当たりにした2時間ほどの間に流す、おびただしいほどの涙の量は、いったい何???これほどに心に訴えかけてくるもの、心を揺り動かすもの、それは到底点数化できるものではありません。何度観ても、わかってても感動できる何かが、この映画には確かにある。みなさんご指摘の通りラストの場面もそうですが、チャンプが暴力沙汰を起こして投獄され心とは裏腹にあえてTJ(息子)を突っぱねるシーン、これは古今東西どんな人間が観ても涙する名シーンだと信じて疑いません。5点(2002-09-07 03:09:04)

12.  ショーシャンクの空に (ネタバレあり)当然10点です。皆さんご指摘の通り、さわやかな気分ももちろんそうなんですが、鑑賞後の感情がこれほど心地よい作品は稀でしょう。ある日突然所内に響いた“フィガロ”のアリアにつかの間の自由を見た囚人たちの姿、ドア越しに厳しく諌める所長の言葉を聞く耳持たず至福の笑みを返しながらボリュームを上げたアンディの表情、あのシーンが焼きついて離れません。二ヶ月間の独房生活の後、壁際でアンディとレッドが語るシーンでその後の展開が一部垣間見えてしまったりもするのですが、その他にも随所に散りばめられた伏線が効果的な繋がり感を演出してて、上映時間の長さを感じさせない仕上がりになっていたと思います。…とにかく最高の「映画作品」でした。10点(2002-09-05 01:45:45)

13.  ワンス・アンド・フォーエバー 辛口評が多いですね。私としては、戦争ものだしある程度のリアリティは必要だと思いつつ観てたので許容範囲内でした。それよりも、いかにもアメリカ万歳!的なノリがさほど強くない印象を受けて、むしろ意外でした。観客の大半がアメリカ人でしょうし、これに迎合するためベトコンンを少々軟弱に描いていた感は否めませんが、極力両軍を対等に描こうとしていたのではないでしょうか?指揮官と指揮官の知恵比べも、それなりに見ごたえがあったと思います。ベトナム戦争というものについて、両国兵士について、いろいろ考える余地を残してくれたような、そんな客観性を受けたのですが…。ただラストの、マイホームへの帰着シーン、あれは蛇足だったと思います。「ヨカッタ、ヨカッタ」を煽られてるような気がして、これについてはチョットあざといな、と。戦場を離れるメル・ギブソンの目線でカメラが引いて、ヘリから谷全体の景色ををのぞみながら、部下の戦死シーン・家族の心配げな表情などの回想を透かしで重ねつつ、そのままテロップ画面の方が余韻が残ったと思います。7点(2002-07-11 23:51:23)

14.  ブレイブハート 生まれてこのかた感じたことのない感動でした。魂とか、人間の根底にある感情に、ストレートに響いてくる感動。もちろん元には、より感動的な実話のドラマがあったのでしょうが、あらためて「映画」ってスゴイなと。もとから肩入れしていたメルを、再度見直した作品でもあります。システム上10点が最高評価ではありますが、それ以上の点数をつけたくなる唯一の作品です。10点(2002-07-03 08:55:16)

15.  60セカンズ ニコラスケイジ、ハマってますね…ちょっと弱々しいキレ者の役柄。こういうの演らせたらピカイチじゃないでしょうか。エレノア欲しくなりましたよ。最後のクルマ・シーン最高でした!映画には芸術タイプと大衆迎合タイプがあると思ってるんですけど、後者の中では上位にランクしてもいい作品だと思います。9点(2002-07-02 12:22:21)

16.  A.I. 長い。この一言に尽きます。テーマと言うか、エピソードを盛り込みすぎ。いくつかに分割して、その一つ一つを作りこんだらもっとイイ映画になったかも。2点(2002-06-12 00:41:42)

17.  ペイ・フォワード/可能の王国 ↓の“いく”さんの意見に賛成です。ラストの不可解な死=陳腐なお涙頂戴という図式は、それこそが陳腐な発想でしょう。私は本作を観た当初は、何故あそこで殺されなければならなかったのか理解できませんでした。もちろん今も、理解できたとは言えません。しかし、本作のテーマというか、語りかけてくる「わからない“何か”」についてはいろいろ考えさせられました。文字通り「衝撃のラスト!」に納得がいかず、酷評を下していらっしゃる方がたくさんいらっしゃるようですが、本作はなにも、あのラストがすべてではありません。作品の本質は、もっと別のところにあります。主人公の不可解な死ばかりに気を取られすぎることなく、できればぜひ、もう一度本作を振り返ってみてください。これは、決して「駄作」の部類に分けられるような作品ではありません。(とはいいつつ私も低い評価を下していますが)6点(2002-06-11 01:31:33)

18.  ダイ・ハード2 マクレーンが超人化していたが、それはそれで面白かった。ド派手なアクションシーンに頼るだけでなく、周辺人物の描写とかもわりと細かくやってたので、緊迫感があって楽しめる。8点(2002-06-06 12:57:13)

19.  プリティ・ウーマン わかりやすい映画でした。映像のすべてに流れる空気というか、雰囲気が好感持てますね。楽しいですよ、ホント。読後感ならぬ観後感が心地よかったです。6点(2002-06-06 12:49:19)

20.  ハムレット(1990) メル・ギブソンの違う一面を見た気がします。全編通じてやや平坦に過ぎる流れが鼻持ちならない感もありますが、作品の完成度そのものは決して悪くはないと思います。娯楽作品として観るぶんにはチョット不向きですね。題材が題材だけにそれはそれで仕方ないのかもしれませんが。8点(2002-06-06 12:45:21)

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