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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 当時ほぼ無名の中年親父ブルースウィリス主演の第一作は、彼をこの歳まで引っ張る無敵の推進力があった。B級アクション映画を観るつもりで初日に映画館に並んだ自分は、次の日友人達に声を大にして吹聴したものだ。「映画の歴史が塗り替えられた!!!」と。今作は、当時第一作を見る前の想定であったB級アクション映画に成り下がってしまったと言わざるを得ない。一般市民を何人か巻き添えにするリスクを躊躇なく冒すやり過ぎのカーチェイス。「こいつらウジ虫だ。皆殺しにしてやる。」という違和感のある台詞(日本語訳)。ウジ虫呼ばわりするタイミングが早すぎ。結果としてはいつも皆殺しにしてしまうんだけど(笑)、仕方なく巻き込まれて欲しいのだ。結局娘の目の前で悪役の父親を惨殺するという有様。第一作へのオマージュ挿入を優先するあまり、ジョンマクレーンのキャラクターをただの殺人大好き親父まで貶める脚本の無能ぶりは目を覆うばかり。ブルースウィリスの出演料とアクション経費だけで力尽きたか。残念[映画館(字幕)] 4点(2013-02-17 03:16:09)

2.  エスター 《ネタバレ》 それは土曜日の穏やかな午後だった。因みに夜には「英国王のスピーチ」を観に行く予定だった。僕は家人が録画したエスターという名の映画を、眠たい眼をこすりながら何となく観始めたのだった。原題はOrphan、つまり孤児か。少女が主人公のようなので、どうやら赤毛のアンのような話かな?と勝手に想像を膨らませる。孤児院で育った少女が持ち前の利発さを武器に幸せをつかんでいくような話なんだろうなと。えっ、でも同級生を滑り台から突き落としたぞ。これはお転婆というだけでは片付けられないぞ。現代版赤毛のアンはどうやらシリアスな要素を加味しているらしい。あれ、なんで金槌なんて持ち出したのかな?あれ、それを躊躇無く振り上げ、、あれ~どうして~えーえーえっっ!赤毛のアンを観るテンションで黒毛のエスターを観てしまった僕の衝撃は、きっとこの映画を観た人には分かってもらえると思う。おかげで「英国王のスピーチ」が平坦なドラマに見えて仕方がなかった。平和な土曜日の午後を返せ!それにしても、イザベル・ファーマン!なかなかのど根性だ。この映画の主演に手を挙げる勇気は、国民の前でスピーチする勇気より100倍も重い。願わくば彼女の赤毛のアンを観てみたい。スタッフにもそのくらいのイメージ中和を配慮する義理があるはずだ。[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-02-27 01:09:21)(笑:1票) (良:1票)

3.  ミルク(アメリカ映画) みなさんはご存じだろうか?歌手のマドンナと結婚。マスコミからヒモ扱いされていた頃のショーンペンを。無名だった彼を金目当てと決めつけ、容赦なく叩くマスコミのステレオタイプには本当にうんざりしたものだ。それがどうだ。「カジュアリティーズ」、「カリートへの道」あたりから花咲き始め、その後は「デッドマンウォーキング」、「I an Sam」、そして「ミスティックリバー」と、前妻を遙か彼方まで突き放す活躍ぶり。そんな彼のオンステージであるこの映画。役になりきり度ではデニーロやアルパチーノクラス。映画としてはまあ、主役以外が霞んじゃうんだよ。古いたとえで恐縮だけど、ガラスの仮面の北島マヤみたい。立派になったな-。それにしても、のりピーの旦那にもショーンペン魂があればと思ってやまない。[映画館(邦画)] 7点(2009-11-03 01:34:58)

4.  ターミネーター4 《ネタバレ》 ガラガラのローカル劇場で鑑賞し、あまりの面白さに友達と語り明かしたT1。期待にばくばく胸膨らませて満員の劇場に向かったT2。期待しまくってさらにその期待をはるかに上回ることなんてそうざらにはない。期待の割にコナーの猿顔に馴染めなかったT3。そしてT4。期待通りもの凄くいい感じで進んでいく。キターーーと心の中でガッツポーズ。これは傑作かも。ルドガーハウアー演じるレプリカントとそれを追うハリソンフォードことブレードランナーを彷彿とさせる展開。主役を食うロボット誕生だ。しかしだ。心臓のくだりには引っかかる。劇中の台詞にもあったが、人間はhe。ロボットは所詮it。その価値観の枠を最後まで打ち破れなかった脚本が本当に惜しい。あそこはコナーの意志に反する英雄行為である必然性があったと思うのだ。ロボットヒーローものを見て育った私の価値観とは違っただけのことかも知れないけど。[映画館(字幕)] 7点(2009-06-07 01:12:54)

5.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 注:映画を観る前に読まないでね チャップリンのモダンタイムズに匹敵する深い感慨を残しつつ、あくまでやさしいラストシーン。私はこのシーンが今まで観た映画の中で一番のお気に入りである。必ずしも幸せな身の上とは言えない子供たちの尊厳を守る眼差しと、自分を愛してくれた人に捧げる愛情の眼差し。この2つを、実にさり気なく同時に表現したおやすみの台詞。それを自分自身で受け止めるホーマーの顔。それを受け止める子供たちの顔。この純真さが重苦しいテーマを自然と中和させる。それは、どんなに打ちのめされている時でも、自分を励ましてくれる類の「希望」がある。あざとさや、押しつけがましさを微塵も感じさせない、世界一爽やかな終わり方だ。[映画館(字幕)] 10点(2008-06-22 19:27:55)(良:1票) 《改行有》

6.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 少女が主人公の冒険ファンタジーと戦争レジスタンスのコラボレーション。いったいぜんたい誰に観て貰いたいのか?マーケティングもへちまも関係ない孤高の姿勢。クールだ。観ていて悉く予想と期待を裏切り続ける展開は、次はどうなるの?と久々にドキドキワクワク。極悪非道の大尉さんにかすかな人のぬくもりを残しつつ、バサッと切り捨てる。クールだ。2つの大きく異なるジャンルを見事に組み合わせ、建設的対峙の中で新しい物を生み出す。これが弁証法的発展ってやつなんだろうな。それにしても、まんまと騙されて子供と鑑賞する親の身にもなって欲しいものだ。子供に悪夢を見せてやろう、トラウマを植え付けてやろう、という悪意すら感じるが、あまりにクールに騙されたので許す。[DVD(吹替)] 10点(2008-03-29 02:21:44)

7.  ロッキー・ザ・ファイナル 何が頭に来るかっていうと、くだらないバラエティ番組でお笑い芸能人がヤラセの困難に立ち向かうごときのことで、このテーマ曲がお手軽に使われることだ。男が命がけで戦うときのみ、この曲が相応しいというのに。驚いたのは、もう聞き飽きたってほど長年使い古されたこの曲が、ロッキーの世界では、少しも色あせることなく、魂を揺さぶる力を微塵も失っていないことだ。脚本はともかくとして、このシリーズへの愛と情熱をストレートに込めたスタローンと、当時無名の俳優が企画した映画に気前よくこの名曲を提供したビル・コンティに敬意を称したい。[映画館(字幕)] 9点(2007-05-14 23:14:12)(良:2票)

8.  デジャヴ(2006) この映画の脚本を手がけた一人ビル・マーシリーは、すでにキャリアを手にしたテリー・ロッシオとチャットルームで意気投合し、2年の構想期間を経てこの映画の脚本を完成させたそうな。ブラッカイマーが直ぐに映画化を即断。処女作がいきなりデンゼルワシントン主演で公開されるというシンデレラストーリーなのだ。なにせこの映画は脚本に力がある。荒削りにも見えるが、贅肉をそぎ落とした見事なもの。(粗筋を少しでも事前に読んでしまうと面白さが半減してしまうという特性を持つので、皆さんが口をそろえて仰っている通り、レビューを観るのは鑑賞後にすることを是非お勧めしたい。) 最近リメークもの、シリーズもの、テレビや漫画の映画化が氾濫する中、映画に新しさを渇望していたところに出会ったこの映画!映画化だけを夢見て考え抜かれた脚本というものが、どんなに清々しくかくも新鮮であるかを思い知らされる。こういう映画があるから、どんなに時間を無駄にしようとも、とりあえずロードショーに人は足を運ぶのだ。あと、ポーラ・パットンという新人女優。かなり特異な登場の仕方である。無名な新人女優がこの「状況」でデンゼルワシントンほどの男をアレすることを観客に納得させるのは大変だ。異論もあるだろうけど、私はこれに成功したこともこの映画の成功要因の1つだと思う。安易にジュリアロバーツあたりを起用しなかったキャスティングの妙。見事だ。サマータイムマシンブルースという我が愛する日本映画の低予算ぶりをみるにつけ、いきなりワシントン級(仮称)で勝負できる点、ブラッカイマー侮りがたし。[映画館(字幕)] 9点(2007-04-19 22:53:42)(良:4票) 《改行有》

9.  サンシャイン 2057 2001年宇宙の旅、地獄の黙示録のレベルまで行きかけたけど、時間切れで挫折。何を描きたかったのか謎の映画。脚本力の欠如を想像力で補うべきなんだろうけど、誰にも感情移入する暇を与えず、主人公が誰なのかもはっきりしない状況下では為す術なし。これを作った人は、アルマゲドンのヒーロー路線を潔しとしない志の高い人なんだろう。「人物が描けていない」等と思わず野暮なコメントをしてしまいたくなる映画だ。[映画館(字幕)] 4点(2007-04-15 01:08:13)

10.  カーズ 異常にスイートスポットが小さい映画。特に日本ではね。擬人化したクルマに感情移入する気になるか普通?案の定妻は拒否反応。足を引きずって連れて行きましたが。当たるかどうかは二の次。人格のあるはずはないクルマに如何に命を吹き込むか。どうやって対話を成立させドラマを作るのか。このチャレンジングな設定をわざわざ選んで見事実現してしまう力は最早商業主義だけでは説明がつかない。自己実現のためのアートの領域に達している。[映画館(吹替)] 9点(2006-07-22 00:36:00)

11.  シン・シティ この映画好き!と吹聴してたら人格に問題があると疑いをかけられました。いや、まあ、気持ちは判らなくもないけどさ。しかし、この圧倒的な完成度は何なんだ。この映画に賭ける作り手の病的なまでの情熱。惜しまない拍手を贈りたい!ミッキーローク。イヤーオブザドラゴン以来、鳴かず飛ばず、長いトンネルを歩いていたけど、とうとう華開く時がやってきたね!どんな熱演でも顔すら覚えてもらえないであろうこの映画で、魅せてくれた中年男のど根性、ちゃんと見届けたぜ(エンドロールの名前をみて気づいたけど)。原作の漫画?読んでみたいとは思わないな。この映画で描き尽くしているはずだから。たとえ変態呼ばわりされようと、これだから映画はやめられない。[DVD(字幕)] 10点(2006-07-15 23:38:11)

12.  シンデレラマン 《ネタバレ》 ボクシングものってやつは、本当に不思議と駄作がない。それは大脳じゃなくて脊髄で観るものだからさ。減量、パンチドランク、八百長、場外暴力といった、このジャンルにつきもののイベントが捨象されたストーリーも観ていて安心だ。Xew Campionという勝者の判らせ方が粋だと思ったけど、実際の試合もそうだったのね。そして、ジアマッティがやってくれました。周囲を食わず、そして輝かせる天才だ。相手は熱い男ラッセル・クロウ。鬼に金棒とはこのことだ。[映画館(吹替)] 8点(2006-06-17 02:21:09)

13.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 君はグッバイガールのリチャードドレイファスの演技を観たか?あのアカデミー主演男優賞をとったやつ。ジョーズは?未知との遭遇は?そして張り込み、のるかそるか、ALWAYSは!!さほど色男でも無いくせに、常に革命的であり、痛快であり、ときに美女をはびらせ主役を張ってきたぢゃないか!それがどうだ。意味もなくホモセクシャルで、アーキテクトを名乗る割には、功績は「ひっくり返れば船は沈む」という事実をほんの40cm四方の内輪に話すだけのチョイ役だと?地球を代表して宇宙人に逢う程の男が、だ。君なら出来たはずだ。船内の全員に迫り来る危機をアナウンスし、号令をかけ、何百もの老若男女を窮地から救い出す!そして最後は子供っぽく笑ってみせる。それが男だ!それがリチャードのキャラなのだ。映画とはCGの出来を評価するだけのものなのか?リアリティがあればそれでいいのか?うだうだ室内劇を見せてないで、さっさと見せ場に行くのが時代の趨勢なのか・・ただのアクション映画に何をごちゃごちゃ言ってるのかって?確かに。ちょっと見苦しい思い入れを吐露してしまったようだ。冷静に観ると、まるでショーンコネリーのようにヒーローのオーラが出ている主人公と、パチンコに熱中したら子供がいないのにも気づかないであろう見事な集中力の母親と、あの映画に偶然そっくりなすばらしい見せ場!アンチヒューマンドラマという新しいジャンルを打ち立てた、手に汗握る純度100%のアクション映画の金字塔だ。前向きに[映画館(字幕)] 2点(2006-06-12 17:55:28)(笑:3票)

14.  ターミナル 《ネタバレ》 なるほど、水はクライマックスにとっておく訳か。なるほど!最後にぱあーっといくのね。じょわーっと。わくわく。おお、え、ここで終わっちゃう雰囲気。マジ。終わっちゃったよ。でもしょうがないべさ、実話なんだからさ。問題はマドラスじいさんの話。せっかく浪花節でいい感じに進んでたのに、最後にひょっこり顔を出すUSA節。犯罪者は罪を償うべしってか。実話かどうかは知らんが、場の空気を読めといいたい。割と楽しめただけに惜しい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-11 23:34:51)

15.  潮風のいたずら こういう昔のドラマは、大抵昔観たときと同等の感動は得られないものだ。確かにタイトルクレジットあたりで、いやーな予感が漂う。しかしこいつは違った。夢がある。そしてしっかりとした話の骨格がある。たとえ設定を戦国時代に置き換えようと、インドの山奥に置き換えようと、ロマンティックは不滅だ。そう、時代や国籍を超えた普遍性があるのだ。しかも、だ。ゴールディホーン。彼女は倍賞智恵子級だ。(注:これは最上級という意味)白いものはより白く、赤いものは真紅に、それでいて、グレーはちゃんときっかり反射率18%のニュートラルグレーに見せる技を持つ。鬼に金棒状態とはこのことだ。コメディ部分をちょちょいと現代風にしてリメークすれば、スーパーマンなんか目じゃない。ただし!ゴールディホーン級の俳優を探すのはちょいと難しい。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-05 22:53:10)

16.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 これは、テロ推奨、サイコ野郎のうんちく勿体ぶりくそ映画なのか?それとも文学と音楽への敬意に満ちた、崇高かつ確かなメッセージ性を持つ傑作なのか?ガラガラの映画館の中でグラグラ揺れていた。しかし私にとっての最後のドミノは残りました。仮面を一度でも取ればくそ映画決定だったかも。しかし取らなかった。面白い映画とは両者の間をスレスレで立ち回るものなのだ。サイコはヒーロー、うんちくは美学に変わる。またアメリカ万歳映画か、と臭わせるプロローグ。と、思わせておいて、意図的にあの国を軽視している態度が小気味よい。イギリスくさい映画。キャストも。それでいて米独合作ですか・・小さい頃観た「いちご白書」よりも政治色が強くて胡散臭い雰囲気が漂うにも関わらず、怪しい新興宗教の宣伝ビデオもこんな感じかなと思わせる台詞回しにも関わらず、これを観て霞ヶ関を爆破しようと思い立つ輩が出てきやしないかが心配になってくるにも関わらず、この映画に何故か思いっきり肩入れしたくなる。正義と復讐、テロと革命は、爆破と花火のように単なる視点の違い。「フォー・バンデッタ」が示すように、たまたま復讐の視点から描いている。が、本質はあくまで左右対称のV。勝手な想像だけど、シンボルとコンテンツが見事に一致している史上希な例だ。そこが気持ちよい。[映画館(字幕)] 10点(2006-04-29 16:07:16)(良:1票)

17.  サウンド・オブ・サンダー 《ネタバレ》 上映中コーラのペットボトルをずーぅっとペコペコ音立ててた君!虫が襲ってきたら「ペコッ」、マントヒヒトカゲに囲まれたら「ペコペコッ」、いつから映画館でへぇボタン押して良いことになったんだ。いっそ時空を旅して恐竜ハンティングに行ってくれ。恐竜にビビッて思わず隣のおねえさんの胸をペコッ。過去に何も残さなかったはずなのに、「音」を残したことは気づかない。それが未来への思わぬ影響を及ぼすのだった。というストーリーはどう?主演は自業自得をうやむやできるトムクルーズしかいない!女優はせめてキーラナイトレイクラスを持ってきて花を添えると。そして悪党にはもったいぶりっこの帝王ジャックニコルソン。これで「ペコペコペコペコッ」クラスの映画に格上げだ。あと、レンダリングはもち、パソコンでやってはだめだめ。キングコングの予算があればね。特に虫!映像を丸ごと入れ替えるべき。ストーリーには違和感なしだ。息子は「生涯ベスト5にはいる面白さ」と言ってた。虚飾を廃すれば、純粋な心には訴えたってことだよね。素性は決して悪くないのだ。今度はペコなしで観たいものだ。(しつこい?)[映画館(字幕)] 6点(2006-04-01 01:36:03)(笑:1票)

18.  クラッシュ(2004) ドラえもんが観たいという小五の息子を騙して2人で見に行きましたよ。 アメリカ人なら1つくらい身につまされるエピソードがあるんだろうと思う。それらを組み合わせて”設計”した脚本は、確かに精緻ではあるけど、エピソードの結合度が高すぎてどこか人工的。必然性のない偶然の一致もちと多い。。同じ群像劇でも、イギリスの「ラブ・アクチュアリー」には普遍性があり、エピソードの繋がりにもっとさりげなさがあったと思う。「人間に善悪の区別なし」というメッセージは、どうやらアメリカ人には有り難いらしいけど、日本人にとっては今更という感がある。ただ、天使のエピソードは印象深いし、言葉より顔に語らせるところに光るものを感じた。最後に小五の感想。「いかにもアカデミー賞って感じの映画。つまらなくはなかったけど、ちょっとした勘違いがどうしてあんなに怖いことになるのかわからなかった」・・まだわかんなくていいかな。[映画館(字幕)] 6点(2006-03-25 00:57:59)《改行有》

19.  モダン・タイムス 親子三代に渡って映画好き。そのルーツを辿ってみると、この映画がそれだった。オヤジはこの映画を観た感動を伝えるために、俺を映画館に連れて行き、その息子も映画漬け・・・すごい伝播力。70年前の映画にしてシンプルに生きる意欲を沸き立たせる。製作時期のエクスキューズなしに鑑賞に堪えうる普遍性を持つ映画の原点にして頂点。恐慌に陥った暗い時代。娯楽も乏しい1930年代にオンタイムでこの映画を観た人は、どんな感想を抱いたのだろうか。何の躊躇もなく愛していると言える映画はこれだけだ。[映画館(字幕)] 10点(2006-01-28 00:02:54)(良:1票)

20.  ハリー・ポッターと炎のゴブレット 《ネタバレ》 こうゆうファンタジー作品のおかしい点を論うのは無粋なのはわかっているんだけど・・肉親や友人を仮死状態にして海に沈めるイベント。一人の少年を何が何でも学園のヒーローにしたい気持ちは分かるが、もっとましなアイデアはなかったのか。あの妹さんが助からなかったら校長はその親にどう説明するつもりだったのだろう。?いくら魔法の学校とはいえ、学校の本質を見誤っていないだろうか。学校対抗のイベントで生徒を死亡させた責任を誰も感じることすらなく、ハッピーエンドを装う無神経が寒い。深作監督の「バトルロワイヤル」が温かく感じる作品。[映画館(字幕)] 4点(2005-12-17 23:18:59)

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