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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ショーシャンクの空に 「この映画を評価する事が”映画通”の証しになっている風潮がある」のようなやや批判的コメントを見かけましたが、最近は全くそんな事がないと思います。 なぜなら、この映画はあまりに有名になりすぎてしまって、”極めて大衆的な人気作”になってしまったと思えるからです。 むしろ、近況は「この映画を批判する事により映画通を自称する人」が増えている気がします。 取りあえず、この映画の価値評価が落ち着くのは、おそらく、あと10年以上はかかるでしょう。 個人的には、文句なく「10点」です。 極めて完成度やメッセージ性が高く、大衆からマニアにまで幅広く支持されている”希少性”を評価します。 10点(2003-12-16 18:07:58)(笑:1票) (良:7票) 《改行有》 2. 奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 偉人モノと思いきや、実はそうでないところが良い。 「言語概念の獲得」と言う描写が極めて難しそうなテーマを、見事なまでに描ききった作品。何はともあれ、ヘレンの演技が凄すぎる、神がかっている!9点(2003-12-17 01:20:44)(良:1票) 《改行有》 3. シャイニング(1980) 《ネタバレ》 空間を使った心理的恐怖の演出。シンプルが故に迫力あるカット。効果的に挿入される例の双子や血の濁流・・・この映画には「やられた」感じです。 ただ、細かい事ですが、ラストのニコルソンのどアップ(死に顔?)だけは、蛇足に感じました。 8点(2003-12-17 18:17:21)《改行有》 4. レインマン おさえた演出と、緻密で悪ノリのない脚本・・・この映画って、安心してシミジミと鑑賞できるような完成度を持っていると思う。もちろん、ホフマンの演技も非常にお見事。もっと評価されても良い作品に思えます。 8点(2003-12-17 01:06:11) 5. ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 この映画の個人的ツボは、「カイザー・ソゼ」と「コバヤシ」と言う、いかにも胡散臭いネーミング。これ、滅茶苦茶に作品世界にマッチしスパイスになってますよ。語感が、耳について離れないくらい。そして、何と言ってもラスト5分がしびれる(演出とスペイシーの”演技”が)。ストーリーそのものは及第点レベルかな・・・一部、わかりにくい部分があったような。 ところで、カイザー・ソゼってナニモノだったのでしょうね?「スペイシー=ソゼ」と言う解釈が素直なのかもしれないけど、「ソゼ=虚構」としか思えないのですが・・・。 7点(2003-12-25 12:59:18)《改行有》 6. スピード(1994) 後半ちょっとだれるけど、中盤までのスリルとワクワク感はただ事でない!メチャクチャ熱中してしまったし、映画館で見て「本当に良かった」と思えた。でも、この映画って繰り返して見るような映画じゃないよね・・・あくまで、初見時が面白い作品。7点(2003-12-24 09:39:54) 7. スタンド・バイ・ミー 例えば、小中学時代の「仲良しグループ」の連中が、高校入学以降は音信不通になったりだとか・・・みなさんもそのような経験ないですか? 考えられる理由の1つ。多感で急成長過程にあって移ろいやすい少年時代、友人に対する意味とか価値観とかも変化してくるから。 それって、大人になって回想すると何となく切ない。ある意味、年老いた両親が痴呆になって、息子である自分の顔も忘れてしまうような切なさにも似た性質の切なさ。そして、この映画から受ける切なさって、そんな種類だと思うのですが。 7点(2003-12-22 02:26:56)《改行有》 8. エレファント・マン エゴ、きれい事、傲慢、偽善・・・どんな人間(もちろん自分も含む)も多かれ少なかれ持つそんな、モノについて考えさせられました。 感動作と言うか、人間のある側面を皮肉たっぷりに映し出したカガミのような作品に思えました。巧く言えないけど。7点(2003-12-19 01:57:47)《改行有》 9. サイコ(1960) 正直、古くさい。古くさいが故の良さもあるが、一方、今見ると荒削りに感じる部分もある。 それはともかくとして、個人的にもの凄く印象に残ってる作品です。 ストーリーもさることながら、効果的な演出に支えられた数々のシーンや「あの音楽」が、頭に焼き付いて離れないです。 後世に名を残し、数々の作品に影響を与えた事実は伊達ではないと思いました、 7点(2003-12-17 09:07:12)《改行有》 10. 羊たちの沈黙 中盤までは素晴らしかったけど、後半、ちょっと別の作品になってしまってるような・・・。 中盤までは8~9点で、後半は6~7点。 トータルで7点献上。 7点(2003-12-17 01:11:52)《改行有》 11. アマデウス 平凡と非凡・・・この作品が描いているテーマが大好きです。 効果的に挿入された交響曲第1番も、場面と共に耳に残ってます。 ただ、娯楽としてはちょっと退屈な面もあるかもしれません。何度か見て、しみじみと噛み締めたい作品。 7点(2003-12-16 18:23:36)《改行有》 12. バック・トゥ・ザ・フューチャー 懐かしいですが、素直に楽しめる作品ですね。 そして、子供でも大人でも楽しめます。出来が良い「長編ドラえもん」と言うイメージです。 たた、物語の後半は期待しすぎてしまって、期待以上の仕掛けが用意されてなかった事が、ちょっとマイナス。 それに関連して、タイムパラドックスなどについての考察をもっと凝って欲しかったかも。でもそうすると、マニアックで判りにくい作品になってしまいかな・・・。 あと、写真の姿が消えていく演出。あれは、いかにも子供っぽい漫画のような演出に思えました。わかりやすいからヨシですが。 ところでいつも思うのは、SF作品は風化するのが早いと言う事。 この作品も例外でなく、 今となっては映像やギミッグがちょっと古臭い。仕方ないこととは言え。7点(2003-12-16 18:15:04)《改行有》 13. シックス・センス 普通に面白いですね。最後は、驚いたと言うよりも切ない。しかし、このネタは、いくら何でも無理があるようなないような・・・まあ、切ないからヨシかな。オープニングの「ヒミツを誰にも言っちゃダメだよ」は、やはり蛇足だと思う。6点(2004-01-08 22:49:54) 14. ガタカ コンセプトが良い!けど、ストーリーや世界観に若干無理がある気が・・・。 しかし、映像の美しさはトップクラスですね。 マトリックスみたいな意味じゃなくて、美的センスが抜群と言うか。 6点(2003-12-22 02:43:12)《改行有》 15. グリーンマイル 原作はかなり好きだったのに、映像化したら安っぽくなってしまった。 「原作に忠実な映画化」とは言われてるが、そこらかしこ、肝心な場面が削られている気がしたし・・・。 タラボン監督は、やはりショーシャンクの一発屋なのか!? まあ、期待していただけに悪く書いてしまいましたが、それを抜きにすれば普通に良作だとは思います。 6点(2003-12-18 19:20:43)《改行有》 16. ゴッドファーザー 名作中の名作の誉れ高いこの映画。 10代の頃に初鑑賞し、大人になってからも2回見直しました。 で・・・凄く良くできた作品である事はわかるのです、わかるのですが!・・・鑑賞に体力・気力がいります。色々な意味で。 自分は映画は気楽に楽しみたいタイプなので、ちょっと辛口の点です。 6点(2003-12-17 18:04:28)《改行有》 17. サイコ(1998) 監督の自己満足的リメイク作品。 舞台が1998年とは思えない古くささが・・・。せめて、設定年月だけでも調整すれば良かったのに。 でも、酷評されているほどこの作品は悪いとは思えないです。旧作の画質や音質を向上させたモノとして、鑑賞しました。 この作品の存在意義自体に疑問は残りますが、それを抜きにすれば普通に楽しめると思います。 結局、考え方次第で評価が大きく変化す映画ではないでしょうか。6点(2003-12-17 11:25:29)(良:1票) 《改行有》 18. スモーク(1995) オシャレで味わい深い、人生シミジミとさせられる良作だと思います。 ただ、ゆったりとし過ぎたテンポが、微妙に退屈かも。 6点(2003-12-17 09:36:51)《改行有》 19. カッコーの巣の上で 落ち着いたそつのない丁寧な作品だけど、ちょっと退屈過ぎるかも。ちなみに、わたしゃ精神病院で医療職やってたことあるんですが、その視点から見ると一部「何だかな-」と思う点もあり。5点(2004-02-16 15:35:20) 20. 交渉人(1998) 「面白い」と評判だったのでレンタルしたら、期待はずれでがっかりした作品。娯楽色が強い作品のわりにストーリーの細部が判りにくく、何より登場人物の言動が突飛すぎてイマイチ感情移入出来ませんでした。でも、仮に何も期待せずに見てたら「可もなく不可もなく」くらいに楽しめたと思うので、5点です。5点(2004-02-11 11:13:06)
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