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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ジャングル・ブック(2016) 映像が綺麗。クマがもふもふ、かわいい!でもそれだけ。毒にも薬にもならない凡作。俺みたいな凡人でも想像つくような映像を高いカネかけて再現してみせて、ってそれは違うような気がする。どーせCG使うなら想像もつかない映像を見せて欲しい。[映画館(邦画)] 4点(2016-09-24 01:11:10) 2. バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生 《ネタバレ》 ストーリーがとっ散らかっているのは10,000歩譲っていい。車を追うのに発信器を付けているにも関わらず、チンタラしたカーアクションを見せたいがために映画のテンポを悪くしたのもサービス精神の現れだろう。悪役に魅力が無いのも、スーパーマンが終始腹痛を我慢しているようなツラなのも許せる。しかしながら、肝心のバットマン対スーパーマンのアクションが本当にしょっぱい。そして結局は共闘するのはお約束として、あの槍を巡ってのダラダラは許せない。スーパーマンが無様に水溜りから浮き上がってくる?様を見せ付けられて、完全に僕の熱は冷めてしまった。ザックスナイダー、どうしちゃったんだろ。300やウォッチメンの頃の彼ならあんなアホみたいなシーン絶対に作らなかったと思う。[映画館(字幕)] 3点(2016-09-24 00:56:44) 3. スーサイド・スクワッド 悪者達が好き勝手メチャクチャに動き回る映画を想像していたら、見事に裏切られた。不良映画の延長を見せられたようで本当にがっかり。XMENであるような能力者同士の能力を使った共闘もないし、ちょくちょく挟まるスローモーションはしつこいし、湿っぽい音楽は煩わしいし、ウィルスミスが大して悪そうじゃないし、覚醒したエンチャントレスは終始腰をくねらせてばかりだし。[映画館(字幕)] 3点(2016-09-24 00:39:42)(笑:1票) 4. チャッピー 《ネタバレ》 見ている間は「そこそこ」面白い。ギャングスタになろうと奮闘?するチャッピーがかわいい。ラストシーンだけは「おい、それでいいのか!?」と突っ込まざるを得なかった。正直、クラスター爆弾を発射するロボットがいたり、ウルヴァリンが鬼畜だったりやってることは派手なんだけど、すっごい地味~に感じた。なんというか、第9地区と比べて平凡なハリウッドの映画になっちゃったなあと。それとも、俺がこの監督の芸風に飽きてきたのかな?5点献上。[映画館(字幕)] 5点(2015-08-02 22:22:08) 5. セッション 《ネタバレ》 音楽の楽しさを感じさせる描写を徹底的に排し、厳しさだけを誇張しているので、音楽をかじっている人間としてはあまり快く思えなかったというのが正直なところ。しかしながら、J・K・シモンズ演じる音楽教師の強烈なキャラクタは見ていて笑えてくるほど憎らしい。終盤の悪意と悪意のぶつかり合いから生み出される演奏はまさに圧巻、看板に偽りなし。この監督はこれが処女作らしいけど、今後これを超える映画を作れるのかねえ…。[映画館(字幕)] 7点(2015-08-02 22:15:19) 6. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 正直、嫌いなタイプの映画であるが、嫌いになり切れないのはエドワードノートンの演技と、シャープな音楽とキレッキレのクールな映像のおかげ。[映画館(字幕)] 6点(2015-08-02 22:06:15) 7. マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 【1回目鑑賞時】冒頭30分のテンションの高さに圧倒される。上下左右から襲い掛かるアクションシーンのつるべ打ちと濃いキャラクター。飽きる間もなく一気にエンディング。すごすぎる、なんじゃこりゃなどの言葉が次から次へと頭に湧いてくるが文章にならず。某ラッパー兼映画評論家が「ぶっ飛ばされた」と言っていたが、まさにそれ。 【2回目鑑賞時:IMAX3D】主演のトム・ハーディ、シャーリーズ・セロンをはじめとする、セリフの抑揚でなく表情で語る演技の良さに気付く。また、ボンネットについた火を砂を巻き上げて消す際に排気口?が閉じているなどの細かなギミックにも隙がない。ストーリーも単純であるが故にアクションを際立たせているし、音楽も素晴らしいことを再認識し、3回目も見たくなる。 【3回目鑑賞時:立川極上爆音上映】まるで、中身の詰まったおもちゃ箱のような映画だ。人食い男爵が絶えず乳首をいじっていることを確認(カフスボタンまで乳首のデザイン!)。ニュークスがイモータンジョーにハンドルを掲げるシーン、フュリオサが捕らわれたトースト(嫁さんのうちの1人)を見る時の表情、マックスの名乗りのシーンが最高だという結論に達し、次は何の映画を見ようか考える。 【4回目鑑賞時】ギターマンの登場シーンが完璧な出来であり、武器将軍の「血まつりだー!」の言い方がたまらなく間抜けであり、スリットがインターセプターに乗ってマックスを指さすシーンが死ぬほどかっこいいことに気付く。そして、やっぱりマックスの名乗りのシーンで痺れ、エンディングカットのカッコよさにしびれ、ブルーレイ購入を決定する。[映画館(字幕)] 10点(2015-08-02 22:02:10)(良:1票) 《改行有》 8. インサイド・ヘッド 《ネタバレ》 ビンボン、ありゃずるいよ。あんなん絶対泣くもん。消えかけの手を隠しつつ、「次は成功するよ!」とヨロコビに手を差し出すシーンで涙腺決壊。ヨロコビのアニメーションがとにかくかわいらしく、感情豊かなしゃべり声といい、完全にヤラれました。ヨロコビとカナシミは表裏一体、という落としどころも見事。[映画館(字幕)] 8点(2015-08-02 21:37:25) 9. アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 強烈な反戦映画。子供も容赦なく殺されるだけでなく、子供が人を殺そうとする地獄。クリス・カイルが超長距離のスナイプを成功させたのち、妻に電話をかけ半泣きで「ウチに帰る」ともらすシーン。そこにいたのは愛国心に燃える英雄でも家族を思う父親でもない、ただ眼前の恐怖から逃れんとする一人の人間でした。ただのカウボーイにあこがれる善人だったが、愛国心を持っていたがために地獄に叩き込まれ、背負いきれないほどの業を背負わされたカイルが不憫でかわいそうで、たまらなかった。[映画館(字幕)] 9点(2015-08-02 21:25:48)(良:1票) 10. シン・シティ 復讐の女神 そこそこ期待していたのだが、興行収入のあまりの悪さにハードルを少し下げての観賞。印象に残るカットも多少はあるものの、ストーリーは尻つぼみ。終わり方とEDの曲はめちゃくちゃかっこよかった。アクションシーンが悪い意味で漫画的過ぎて説得力がなくなっていた。1とやってることはそんなに変わらないのに、こっちはなんだか嘘くさーい。映画館で観たのだが、客が死ぬほどいなかったのが印象的。[映画館(字幕)] 5点(2015-08-02 20:33:17) 11. カリートの道 《ネタバレ》 素晴らしい映画に出会えました。ラストのシーンはどうなるか分かっていてもドキドキが止まらなかったです。最後の最後までカリートが「案外軽症で助かっちゃったよ!」って起き上がってくれることを願っていたらあのEDですよ。テーマソングの「You are so beautiful」に合わせて女性の影が子供の影と一緒に踊る。ビリー・プレストンの歌声に聴き惚れながらも涙腺は決壊していたのでした。映画を見て久しぶりに完全にノックアウトされました。観てからしばらく経ちますが、今でもラストを思い返すと複雑な感情が湧き上がってきて、その度に少しだけ目頭が熱くなるのです。 (追記)主題歌の「You are So Beautiful」ですが、Joe Cocker(あんまり良く知らない…)というアーティストの歌ったバージョンがあって、そっちも最高にカッコよいです。ビリー・プレストンとは違った、荒々しい歌声が癖になります。[DVD(字幕)] 10点(2013-03-01 00:47:43)(良:1票) 《改行有》 12. テッド まさかこの年になってうんこで爆笑させられるとは思わなんだ。久々にアメリカのコメディーで笑いました。[映画館(字幕)] 7点(2013-03-01 00:39:13) 13. ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 近年ブームのいわゆる社会派エンターテイメント。ストーリー自体は事実を下敷きにしている為かゆっくり(というよりドロドロ)している。ゆえに「映画らしさ」ではエンタメに傾倒した「ワールド・オブ・ライズ」や「ブラッド・ダイヤモンド」には及ばないかもしれない。 そこで、この映画の武器(売り)となるポイントが何かというと、圧倒的なリアリティである。本作が持つ偏執的なまでの映画的なリアリティ(観客に納得させる力)はほかの監督には出そうと思っても出せない唯一無二のものだと思う。 だが、リアリティのある映像や会話でゴリ押しするだけではただのドキュメンタリー、再現VTRでしかない。そこで軸として主人公の「マヤ」というキャラクタを据えたことが活きてくる。この「マヤ」というキャラクタの心情を推し量ることで、観客は9.11以降のアメリカがどのような考えで行動し、どのような感情を抱いていたかを考える事が出来る。(ゆえに、プロパガンダである、という批判が出てしまうのはある意味仕方ないこととも言える。)そう考えると、本作のラストシーンがいかに優れているのかが分かると思う。色々な感情の入り混じったマヤの表情、そして涙。アメリカが抱いているであろう「喪失感」や「悲しみ」。国民1人1人がそれぞれ抱いているであろう複雑な感情を主演のジェシカ・チャスティンは表情1つで見事に演じきってみせた。本作の締めくくりとしてこれ以上ないシーンであろう。[映画館(字幕)] 7点(2013-03-01 00:33:38)《改行有》 14. ミラーズ・クロッシング マフィア映画にしては、そしてコーエン映画にしては地味目な作品。殺される恐怖のあまり反吐を吐くシーンと、ラストの十字路のシーンぐらいしか印象に残っていない。設定は良いのに、味付けを間違えた印象。それでも、ガブリエル・バーン演じるトムはとても艶っぽく、魅力的に撮れていた。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-10 00:48:09) 15. メン・イン・ブラック2 これは全然面白くなかった…。ほとんどプロットは1と同じなのに1は何が良くて2の何がダメだったのかは分かりませんが…。85分飽きずに眺めてはいられたので、この点数。面白くない娯楽作品ほどダメダメなものは無い。[DVD(字幕)] 3点(2012-08-10 00:36:12) 16. メン・イン・ブラック これ好きです。何故だかサントラまで買っちゃうくらい好きです。息を抜いて見られる良作で、今でもたまーに見返したりしています。 こういう映画が作られなくなっていくのは悲しいなあ。 減るもんじゃないし、8点つけます![ビデオ(字幕)] 8点(2012-08-10 00:28:36) 17. エレファント・マン 《ネタバレ》 以前から観よう観ようと思いつつ、手が出ていなかった映画です。自分のリンチ監督作デビュー作でもあります。この映画の特徴は各々のキャラクター(劇中で「普通の容姿」を持つ人間)に対して単一的な描き方をせず、重層的に描いている点にあります。例えば、ケンドール夫人がジョンに対してキスをするシーンでは、ケンドール夫人からは「偽善」という言葉で片付けてしまうにはあまりにも崇高な「無償の愛」が感じ取れました。ですが、演劇のフィナーレにて、観客にジョンに対しての拍手を煽るシーンで感じ取れるのは「偽善」以外の何物でもありません。トリーヴス博士にしても、彼がジョンに対して見せた姿勢は「偽善」だけではなく本心から彼の身を案じての行動も数多くありました(行方知らずになっていた彼を抱きとめるシーンなど)。しかし、彼はついにジョンに対して彼自身の口から「友達」と呼ぶことはありませんでした。結局のところ、ジョンが「ベッドに横たえて眠る」ことで、自らの人生を終わらせるという行為に至ったのは、そんな「普通の容姿を持つ人間」である彼らと「醜い容姿を持つ自分」とでは分かり合えない壁があることを感じていた為ではないかと思うのです。彼は「普通の人間」として生きたかった。そんな彼が見せたせめてもの行為が、「ベッドに横たえて眠る」こと。こんなのって哀し過ぎる…。ジョンは本当に自分の人生に満足して死んだのでしょうか。せめて、トリーヴス博士がジョンに「おやすみ、我が友よ」と声をかけるだけでも結果は変わっていたのではないでしょうか…。[DVD(字幕)] 8点(2012-08-09 23:46:07) 18. ダークナイト ライジング 突っ込みどころは両手で数えきれないくらいあります。前作「ダークナイト」のあの緻密さや人を狂気に走らせるような異様さは皆無です。ですが、本作にはヒーロー映画に不可欠な勝利のカタルシスに溢れています。ご都合主義という言葉が似合う駄作に感じる人も少なくないかと思います。自分がレビューを投稿する時点での平均点が7.76点ですが、間違いなく平均点は下がるでしょう。それでも、自分は一観客として、卑怯ともいえるラスト30分の盛り上げ方と風呂敷の畳み方を圧倒的に支持します。[映画館(字幕)] 8点(2012-08-09 22:57:15) 19. シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム 作品の規模といいキャラクタの濃さといいストーリーの複雑さといい演出のスタイリッシュさ(悪く言えば、うるささ)といいすべてがパワーアップした理想的な続編だと思います。何回か腹を抱えて笑わせてもらったし、飽きずに見れたし、ところどころカッコよかったので見て損はなかったです。続編も見ます。[映画館(字幕)] 7点(2012-08-02 18:59:34) 20. キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 付いていけないよ…。さすがに…。棺おけの中に閉じ込められて埋められるシーンが怖かった。最後はハッピーエンドで、まあ良かったね。[DVD(字幕)] 3点(2011-12-28 00:37:23)
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