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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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1.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 突っ込みどころ満載です。 見終わったあと、なんで?という感覚が残りました。 考えさせられるというより、なんでという感じですね。 一歩間違うと、とっても安っぽい漫画のようなストーリーになるのでは? というか実際そうかな。 仏がからむと、なんともアンニュイなものになるのかもしれない。 まず主人公は、思考のような存在なはず。 そして、送り込まれた世界も、実際には終わっている過去。 そこで、違う過去を作り出す。 んーっ、どういうこと? そこでテロリスト犯を見つけ出す。 なんで見つけられるの? などなど、考えるととってもつまらなくなるので止めておきます。 とは言え、これは書きたいです。 終わってるはずの過去から、電話をすると通じてしまう。 電話が通じるように、終わっている過去が変わるなら、テロ自体を阻止すればいいんじゃない? などなど、なんとも無理があるなぁと思いながらも、見てしまいました。 エンディングも然りです。 このストーリーを、本気で映画にしてしまう感覚は嫌いではないです。 映画好きとして応援も込めて、甘目の評価にしました。[インターネット(字幕)] 6点(2024-06-23 15:51:43)
《新規》
《改行有》

2.  ザリガニの鳴くところ 《ネタバレ》 戦いだ、悪だ正義だ、侵略だ、金だ物だという映画が多い中で、ある意味こんな映画が見たかったのかも。と感じさせた映画です。 なんの予備知識しきもなく、観賞しました。 湿地帯という、非日常的なシチュエーションで展開される物語り。 なので、結構猟奇的なサスペンスなのかなぁと、ちょっとドキドキしながら観ました。 しかし、かなり現実的でリアリティのある物語りでした。 物語りは、どんどん引き込まれて行き、気付けばこの独特の世界観に浸ってました。 主人公カイアは、とにかくこの湿地帯を愛し、どんなことがあろうとも、自然観察者としてその土地を離れることなく、生涯を過ごす。 これが重要なポイントだと感じます。 あくまでも、人が作り出したルールではなく、自然界や宇宙の営みの中で必然的にある法則のようなものまで感じます。 ほんの数秒のシーンで、メスのホタルがオスのホタルを捕食するということに対し、カイアはこんな発言をします。 「昆虫は道徳心を持っていない」ということに対し、カイヤは、 「自然に善悪はないのかも。生きるための知恵よ、懸命なの」 まさに、この映画の一番の主題はこの一言に尽きるのではと思わせるほど、威力のある言葉です。 カイヤが自然観察者として、見出した一つの宇宙の真理とすら感じます。 ある意味、人類という集合意識体から外れて生きたカイアが見出した、一つの答えではとすら思えます。 自然の生き物は、人を殺しても人はその動物を裁くことすらできません。 地球上で最も人を殺している動物は、蚊ということは有名です。 ある意味、自然という営みの中で、蚊もまた必死で生きている存在です。 時に、クマや殺傷力のある動物たちが、人を襲ったりもします。 しかし、彼らは人が持つような、欲望や恨みで殺すのでしょうか? カイヤが語ったように 「自然に善悪はない、そして生きるための知恵があり懸命に生きている」 こういうことではないだろうか。 そこに人が言う、道徳心や善悪は存在すらしません。 見方を変えれば、人はこのような道徳心や、善悪という基準を設けなれば、自然界と調和すら出来ない存在なのではないだろうか。 自然界の知恵や懸命さではなく、エゴで行動しているのが人間ではないだろうか。 カイヤを苦しめた、DVなお父さんや、善良そうに近寄って来た、 チェイス、その他カイヤを変人扱いした村人などまさに、自然界からみたら調和を崩した存在にすら見えてきます。 そこに「生きる為の知恵や懸命」さではなく「人のエゴ」の存在が浮き彫りになります。 特にチェイスの死から始まるこの映画は、自然界の中で調和を乱す象徴的な存在として描かれているのではないだろうか。 人の都合で動物たちの棲家を奪い、人の都合で食糧として乱獲されている動物たちに対して、人のルールを自然界に都合よく使っている。 このような問題にまで、目を向けさせるようなエンディングに鳥肌が立ちました。 カイヤもまた、「自然の中で、生きるための知恵を駆使し、懸命に生きた」そんな存在だったのではないだろうか。 人の集合意識体に囚われなかったカイヤは、自然界の流れの中で、人による裁きは、受けなかったことに言い識れぬ感動すら覚えました。 そして、湿地に抱かれるような人生の終焉に、自然界からの讃美すら感じました。 ここ最近見た映画で、一番の秀逸な作品でした。[インターネット(字幕)] 9点(2024-06-22 22:35:38)
《新規》
《改行有》

3.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 えっ死んじゃうの?! なんか、ラストシーンが強烈過ぎて、内容ぶっ飛んだ。 いやー、ミッションは成功したけどね。 ミッションで007死ぬんだ・・・・・という新たな設定?!が生まれちゃいましたね。 まぁ、前例って追うものではなく、作るものだからね。 でもやっぱり見終わった後、スッキリはしたいかな。 人とのしがらみの葛藤が、なんかいいですね。 パロマ(アナ・デ・アルマス)がシレッと登場して、シレッと去っちゃいましたね。 どっかで、再登場するのかちょっと期待してましたが、めちゃめちゃカッコ良さだけを残して再登場しませんでした。 観てて楽しめたました。 でも、冒頭でも書いたように、007が最後に死ぬのはちょっと引いた。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-06 10:29:18)《改行有》

4.  トップガン マーヴェリック ソウルムービー! 最初にお断りしておきます。 私は、トムクルーズの大ファンで、世代的にもストライクです。 なので相当、偏った評価をします。 トップガンは、ソウルフードやソウルミュージックが存在するのなら、間違いなく私のソウルムービーです。 理由はわからないが、冒頭のシーンから、流れる涙を抑えられなかったからです。 一気に、自分の若かりし頃が、フィードバックしてきました。 そしてトムクルーズを見た時、一緒に世代を生きた証を感じたました。 映画を見て、こんな感覚に襲われたのは初めてです。 私にとって、ジェームス・ディーンや、ブルース・リーなどは伝説的な存在です。 次の世代には、トムクルーズは、間違いなくそんな存在になると確信します。 生意気なことを言いますが、この映画は、 脚本×キャスト×演出=♾(無限大) こんな方程式を、立証してくれた見事な完成度です。 ヤボなところもなく、無駄なところもない。 どのシーンも、欠けて欲しくない。 洗練されるとは、こういうことなのだろう! よく日本の映画の演出に見られる、感動シーンの押し売りもありません。 洗練された、無駄のなさに、潔ささえ感じました。 1986年、トップガン公開から36年。 トムクルーズが、これだけの映画を作り上げるまでに上り詰めました。 同世代の自分も、頑張らなければと勇気をもらいました。 新たな未知の感動を与えてくれた映画として、新しい基軸が生まれました。[映画館(字幕)] 10点(2022-06-06 10:03:16)《改行有》

5.  スノーデン 《ネタバレ》 衝撃のドキュメント映画。 見終わった後、しばし放心状態でした。 私のような、お花畑の極楽思想には、インパクと充分です。 スパイ系、IT系好きな人にはたまらない映画ですね。 映画に込められた、メッセージがとても深いです。 視点を変えると、スノーデンはスーパーハッカーです。 それを、お国のためにやると正義となる。 しかし、お国のためってどこまでなのか?! そこにパラドックスが生じます。 世界は、統治する側とされる側に大別されます。 さらには社会もこの構図が存在します。 経済、会社、学校、さまざまなコミュニティに管理する側とされる側があります。 ここに、羊飼いと迷える子羊というか、飼われる羊の絵図が完成するわけですね。 そんな世の中を、孤高の狼スノーデンがスッパ抜いた。 そんなスノーデンは凄い! お国側、統治する側の羊飼いとしての正義、そして大衆という、統治される羊側の正義、その正義の葛藤の中で、スノーデンは「自分が信じた正義」を選んでいく。 スノーデンは群れることをせず、ただ一人決断し実行していく決意が凄い。 同志を集めそうなものですが、そこはCIAでの勤務経験があったからなのか、誰も信じず一人立ち向かう精神力がハンパない。 彼女にすら、その葛藤を話せず、本当に孤独を感じさせますね。 なんなら、彼女との関係に亀裂を入れながらも、貫く精神力は如何程のものか辛かさが伝わってきます。 そんな中、あえてイバラの道を選び進んでいく決意に、共感し難い共感があるから、感動したんだと思う。 統治しコントロールしようとする「羊飼い」にとって、民衆大衆はおバカな「迷える子羊」でいて欲しいわけですね。 そうおバカで、世界の未来よりも茶の間の平和に浸り、今を楽しんでくれてればいいわけです。 その中で、クレーバーな正義の狼が存在することを証明した映画とも言えます。 羊飼い、飼われる羊、狼、こんな構図が見えてきます。 その中にも、詐欺師にシロサギとクロサギが存在するように、ホワイトな存在か、ブラックな存在かにも別れるわけです。 ブラックな羊飼の側面を持つ、アメリカに対して一石を投じたわけです。 これって凄いというか、難易度スーパートリプル級のことをやってのけたわけですね。 そんな感覚を見終わった後、感じました。 狼になろうと、 YouTubeで配信している人 SNSで発信している人 地道に活動している人 たくさんそのような存在はいますが、所詮は羊飼いには敵わない、そう感じさせる世相に殴り込みをかけたわけです。 しかも、一人で。 とはいえ、一流のジャーナリストや、ごく少数の方々の協力もあったわけです。 このような協力者も、賞賛に値します。 まさしく、スノーデンは孤高の一匹狼として、清々堂々と羊飼いに立ち向かって行ったと言えます。 「正義の反対は、相手側の正義」という構図が世の常です。 どちらの、どういう目線で見るのか?! そんな問いも含まれてますね。 このようなテーマを映画化した、オリバー・ストーン監督に敬意を表します。 現代社会に、一石を投じた痛快な映画として私の中に刻まれました。 それにしても、この映画なんか可愛く見えるよなうことが、世界では起こっている・・・そう思えてならないです。[インターネット(字幕)] 9点(2022-02-18 09:59:00)《改行有》

6.  ANNA/アナ(2019) 《ネタバレ》 スパイアクション映画だけど、サスペンス要素あり、ミッションクリアが主題ではないヒューマンドラマという感じ。 アナが自由を手に入れるまでの葛藤が描かれている。 一度足を入れたら、解放されるには「死」しかない・・・そんな設定で任務を遂行し、自由を手に入れていく。 一つ一つのシーンの意味が、回想的に描かれ、謎が解明していく描き方はとてもワクワクさせてくれました。 それと、意外とグロイ。 バンバン容赦なく殺していく、冷酷さが描かれています。 でもどこかリアリティがあります。 実際、スパイの世界ってあんな感じなのかなぁ、と思わせる現実味もあります。 このぶっ飛んでるけど、リアリティがあるというのが、この映画の魅力でもあるのでは。 また見たくもなるけど、ちょっと重いかなぁ。 ラストシーンは、とっても緊張感があります。 そして、助けた人はやっぱりこの人なんだ・・・とちょっと想像できました。 いやぁー、あんな世界ほんと頭良くないとつとまらんですね。 頭がいいというよの、賢いというか、駆け引きというかそういう頭が使えないとダメですね。 絶えず、「命の危機」という状況の中で生活するってすごいストレスだろうな。 普通じゃ無理だね。 同棲してた彼女は、アナにとってどんな存在だったんだろう。 休暇をとってモードとレストランで話すシーンがありますが、その時のアナは素のアナだったのだろうか。 スパイとして、絶えず自分の素性を出せない中で、モードと一緒の時は、素でいられた唯一の存在だったと思う。 食事中に、モードが話しかけるが、アナは上の空でいる。 でもモードはそれに対して、怒ることはしない。 アナの素性は知らないが、唯一の理解者であって欲しい、そんな思いにさせるシーンでしたね。 表向きは、モデルという華やかでキレイな世界、そしてその素性はスパイというとってもダークな世界。 このコントラストが、ドロドロしたものではなく、スタイリッシュな描写に変わります。 おしゃれなスパイアクション、そしてサスペンスもの、ヒューマンでラマものとして男女問わず楽しめますね。 こんな要素を見事に盛り込んだ、脚本がすごいです。 スパイ映画好きの私でも、見応えがあり、テンポもよく飽きさせない展開があります。 この映画の評価の良さを考えた時、スタイリッシュ、サスペンス、ヒューマンドラマ、スパイ要素を見事に盛り込めたところにありますね。 映像にもの言わせてる映画が増えてるなか、やはり脚本が最重要であるということを再確認させられました。[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-13 11:27:44)(良:1票) 《改行有》

7.  アド・アストラ 《ネタバレ》 なぜ単純にワクワクしなかったのだろう・・・・ 冒頭のシーンで、かなり期待しました。 実際にありそうな、宇宙ステーションでの作業シーンからはじまります。 そこで、超高エネルギー電磁波”サージ”を受け、地球上に、甚大な被害をもたらします。 しかし、この超高エネルギー電磁波”サージ”がどれほどのものなのか、ピンとくるシーンがありません。 なので、見てる側は、「それをなんとかしなきゃ・・・」という危機感を抱けず、感情移入できません。 さらに、伝説となったロイの父クリフォードが何か関係しているという、最高機密情報をロイが知る。 そこから、謎解きの旅が始まる。 月面での、移動中に襲撃を受けるシーンは、ハラハラさせられるが、そこに物語に関わる重要な布石はなにもない。 そもそも、単純な話なのに、描き方なのか、何か複雑で理解しにくい雰囲気があります。 そしてその謎も、解かれていきますが、そんなに衝撃的なものもない。 地球外生物を見つけるために、生涯をかけたクリフォードですが、地球外生物は出てこないし、地球外生物が直接、謎とは何も関係がありません。 ロイが父親、クリフォードと再開するが、父親はただの偏屈ジジィって感じがします。 16年間、どうやって生き延びていたのだろう・・・・素朴な疑問が湧いてきました。 そして、地球外生物を見つけるために、どうしてそこまで固執するのか、理解し難いです。 何か、確固たる確信のもとに、地球外生物発見に情熱を傾けてる風もない。 ヒューマンドラマとしても、SFとしても、なんとも釈然としない後味があります。 なんか、落とし所がいなというか、救いがないというか、風呂敷を広げたけど、グチャグチャに畳んだ感じがします。 このレビューも書いてて、ダメ出ししか出てこないので、この辺でやめます。 とっても、惜しい感じがしました。[インターネット(字幕)] 5点(2021-08-14 22:35:18)(良:2票) 《改行有》

8.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 「僕はガンダムで行く!!」 スピルバーグは良く判ってる! 心鷲掴みです。 バン・へーレンの「ジャンプ」で始まった時点でノックアウトですね。 その後に続く、ストーリーも思わず引き込まれます。 さらに、ウンチクが言いたくなるような場面も盛り沢山!! スピルバーグは、最近この手の映画を作らせたら、本当に外さないですね。 それは、ジェラシックパークシリーズにも言えますが、CGなどを駆使しないと、絶対に描けない世界観の中に、興奮と感動をキッチリ埋め込んできます。 スピルバーグの原点ともいえる「ET」から脈々と流れているように感じます。 私は、そんなにゲームはやりません。 しかし、そのゲームの世界観や、面白さがちゃんと伝わって来ました。 この映画ってRPGの進化版って捉えてもいいのでしょうか?違ったらごめんなさい。 RPGをやったことがないのですが、やって見たくなりました。 登場してくるキャラクターも、懐かしのヒーローがたくさん出てきますね。 特に、スピルバーグは日本贔屓だからなのか、日本のキャラクターがたくさん出るところも好感が持てます。 単純に楽しめた1本です。 そして、今後もたまに見たくなる映画の一つになりました。[DVD(字幕)] 8点(2021-01-07 13:51:27)(良:1票) 《改行有》

9.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 クイーン誕生からLive Aidまでの物語が、フレディ・マーキュリーを主軸に展開していく映画です。 フレイディ・マーキュリーがあれだけ個性的で、エゴが強く、強烈なキャラなんだと率直に感じました。 ライブ・エイドはリアルタイムでテレビで見てました。 あそこに至るまで、あのような物語が隠されていたのかと思うと、とても感慨深いものがあります。 しかし、先ほどもふれたように、フレディのキャラがどうしても無理に感じてしまう。 おそらく演じたラミ・マレックのイメージがどうも、フレイディとリンクしないことが原因だと思う。 ちょうど、ラミ・マレックがフレイディよりも、私の知人にそっくりでした。 では、その知人はフレイディに似ているかというと、そうではないのです。 なので、フレディではなく友人にリンクしてしまってました(笑) もう少し、ガッシリした体格だったら良かったな〜っ。 極めて個人的な意見で申し訳ないのですが、演じる役者はとても重要だと感じました。 あの華奢な感じと、異常にクローズアップされたゲイという設定が、尚更、目を曇らせているようにも思います。 確かにフレイディはゲイだということは、有名な話しだけど、あそこまでクローズアップする必要があったのだろうか・・・ 個人的には、クイーンのほかのメンバーたちのことも、もっと知りたかった。 ブライアン・メイは自作ギターを弾き鳴らし、ギタリストとして名を馳せ、ロジャー・テイラーはある意味でフレディ以上の歌声と評され、あの「レディオ・ガ・ガ」を作ったことでも有名です。 そして、ベースのジョン・ディーコンは、電子工学の知識があり、アンプやエフェクターなども自作し、クイーンの音作りに貢献しています。 このようなことを、映画の中で観たかったのですが、ゲイがクローズアップされちゃいましたね。少し期待はずれでした。 最後の、ライブ・エイドの映像は、かなり忠実に再現されていて圧巻の感動でした。 改めて、クイーンは世界のビックバンドであり、フレディは偉大なアーティストだったと実感させてくれました。 あの時代をリアルタイムで体験したものとして、この手の映画はもっと作って欲しいです。 クイーンに乾杯!という気分です。[DVD(字幕)] 8点(2019-10-07 00:27:20)《改行有》

10.  アメリカン・アサシン 《ネタバレ》 無差別テロのシーンで始まり、恋人が殺される。終始この体験が物語の芯を貫いています。 命を削るような体験をした者の凄みが感じ取れます。 また、標的となるテロリストの黒幕が、奇しくもミッチと同じCIAの鬼軍曹に育てられたスペシャリスト。 同じく、命を削るような体験をした者同士がぶつかり合う、緊迫したラストはドキドキさせられました。 主人公ミッチが、経験を積むにつけ、本来持っている人らしい優しさ、人情が現れてくるところもいいですね。 スパイ映画でありながら、かなりサスペンス的な要素が強い仕上がりになっています。 このような視点から、新しいスタイルのスパイ映画とも取れます。 しかし、私の場合は、どうしても007やミッションインポッシブルなどのイメージが強すぎるのか、ちょっと怖いというか、血が出過ぎです。 もともと、血の出る映画は苦手な私には辛いものがありました。 あの程度と思うかもしれませんが、あの程度でちょっと無理です。 やはり、どうしてもスパイ映画では、ハラハラ、ドキドキと共に、痛快なアクションと、小道具と、えっこの人が実はそうだったの的な要素を求めてしまいます。 この映画にも、もちろんあるのですが、どうもあの血が出るシーンが強烈で埋もれてしまいます。 最後の核爆発は、無理がありますね。 本当にあの程度で、収まるのか疑問です。 大体、核がらみの映画は爆発することなく、終わるので、そういう意味では新しい結末ですが、ちょっと「えっ」と思いました。 大体、ああいう自体に備えて、爆発を阻止するためのスペシャルチームも一緒にいるべきだしね。 核爆弾を確保し、海に捨てていっちょ上がりってちょっとね・・・ 続編がありそうなので、スパイ映画好きなこともあり、期待を込めて評価を7にしました。[DVD(字幕)] 7点(2019-09-26 23:47:07)《改行有》

11.  ハッピーエンドが書けるまで 《ネタバレ》  邦題を見て映画を見ました。「ハッピーエンドが書けるまで、Stuck in Love」と英語の題名も書いてあるのですがおそらく多くの人は「ハッピーエンドが書けるまで」という邦題を見て鑑賞するのではないでしょうか?でもこの英語の「Stuck in Love」こそこの映画の主題でありしっくりきます。グーグル翻訳で「Stuck in Love」を翻訳すると「恋に立ち往生」と出てきます。ニュアンスとしては「Stuck」はStickの過去分詞で「動けないくする。はまりこむ」という意味あいになります。愛にはまり込み、動けないそのような感じの題名になります。この「Stuck in Love」という題名にこそこの映画の本質をついていると感じます。  主軸となる家族が作家一家なので邦題の「ハッピーエンドが書けるまで」という邦題を見てしまうと私の場合は作家としての物語ということが全面に出てしまいました。しかしそうではなく作家一家がはまり込んだそれぞれの愛の形が恋愛を通してどう変化をしていくのかそのようなことを描いた映画ではないかと感じます。  3年前に離婚をした有名作家の父ビルはあることをきっかけに元妻を待ち続け、長女は父の離婚を体験し「愛」や「恋愛」を否定、弟はイケイケ姉さんとは反対に控え目でロマンチストで大麻中毒というキャラクター達が異性との出会いによって変化をして行きます。  そして最後にこの3人が見事にそれぞれのハッピーエンドを迎え思いもよらない清々しい感動が同時にやってきます。このようなところにとても洗練された脚本を感じます。  随所にアメリカらしい感覚がありそれぞれの個性が際立っています。それぞれでいいんだとも感じさせてくれました。そして作家一家ということもあり文学的なことも随所に出てきてどこか知的に感じさせることでとても上品な映画に仕上がっています。  父が娘のお祝いの席で「鼓動が聞こえた。みんなの鼓動が・・・誰一人動かない。部屋が暗くなっても」という自分の好きな詩を紹介します。そしてまさにこの描写がぴったりなラストシーンへと誘われて行きます。このラストシーンで「鼓動が聞こえた みんなの鼓動が・・・誰一人動かない。部屋が暗くなっても」というナレーションが流れます。この時「詩」というものはその情景や体験したものを「言葉にしているんだ・・・」と改めて言葉の深さを知りますした。その人の体験の深さで詩の味わいも別の次元に昇華して行くんだと感じました。  個人的に好きなシーンは、ビルの娘の祝賀会に出席したビルの元妻に対して確執から一年以上話していない娘との対面のシーンです。ビルは元妻がなかなか娘に近寄れずにいる時、「勇気をあげよう」と言って娘のあるエピソードを話します。そして母と娘の久々の対面を果たします。しかし娘のつっけんどんな対応を受けてしまいます。  そして今度はある日ビルは娘に対して母のあるエピソードを話します。この時娘は「今更そんなこといわないで、憎んだままでいいのに・・・」と困惑しながらも今まで自分は誤解していたことに気付かされるシーンです。  人はなかなか認識や自分のスタンスを変えられないものです。でもこのような自分に変化を起こすことはとても勇気のいることだと気付かされます。そして一見何の取り柄もなさそうなビルの存在が際立ったシーンでもありました。これによって最初抱いていた「おバカ娘」的なイメージも払拭されそれぞれが成熟されたものへと変化を遂げたシーンでもありました。  とても淡々とした中に飽きさせないストーリー展開があり見入ってしまう作品だと思います。音楽で言えば思わず聞き入ってしまう心地よいフォークソングのような感じです。この作品はおそらくまた見てしまうと思います。その時にはまた新たな違う見方ができそうなそんな深さもある作品です。[インターネット(字幕)] 8点(2018-10-19 11:50:41)《改行有》

12.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 スターウォーズは初期のこらから大好きで大フォンという前提でのコメントです。前作「フォースの覚醒」が一言でいうととてもがっかりな作品だったのであまり期待せずに観ました。先ず今回の作品で前回のウダウダ、ダラダラがどうしてそうだったのかという部分がすっきりしたのは確かでした。やはりもう脚本的には何作目か先までちゃんと出来てるんだなということを感じさせる作品になってますね。  それと初期からのスターウォーズファンとしてはもはやSFに入りすぎたな・・・というのが実感です。どこかマーベリック系のものとあまり変わらなくなって来たというか安っぽいアニメの延長というかそんな感じになってきてますね。個人的にはそのようなマーベリックやアニメとは一線を画すのがスターウォーズの存在でした。描いている舞台はSFでもなにか現実味を感じるというか本当にそういう世界があるのではないかと感じさせるようなリアリティがスターウォーズにはあったと思います。宇宙人とか出てくるので適切な表現はわかりませんがリアルなヒューマンドラマとしても楽しめたし、練習すれば本当に使えるようになるのではないかと錯覚すらしてしまう「フォース」の存在。そのようなものがもう超越しちゃってなんかあれれれという気持ちになりました。  またやっぱりディズニー映画になったんだなぁと思わせるキャラが沢山出てきますね。すごくディズニーを好きそうな人たちが好みそうなキャラ作り。あのルークのいる島にいる小さいペンギンみたいなやつとか、前作から出てきてるBB8とかはきっとこのキャラ達で色々作って儲けるんだろうな・・・なんて想像しちゃいました。  人物としてはずーっと出てきているレイアとルークの存在がかろうじてかつてのスターウォーズの面影を感じさせてくれます。レイア姫とルークの久々の再会でレイア姫が「言いたいことは分かるわ、髪型変えた?でしょ」というシーンに思わず笑ってしまいました。このジョークが分かるのは古くからのファンかスターウォーズ通の方々ですね。  それにしてもルークがあんなに意固地にならなくてもいいのではと思います。もうレジェンドジェダイでジェダイマスター的存在なんだからどこかヨーダ寄りの存在を期待していました。色々な苦難を乗り越えもう少々のことでは乱れない達観した存在になってて欲しかった・・・それがなんかレイに対して「ふんっ」みたいな態度とったりなんかただの頑固ジジィというか意固地な年寄りになっちゃってカッコイイ存在とは言えないような感じでしたね。最後の最後で凄いことしてのけますがちょっとプロセス的にはもう少しさすがジェダイマスターみたいな感じでいて欲しかった。例えばレイを暖かく諭してなお教えることは教えてそしてここぞの一発の時に登場とかね。これは前作から感じていた総じて安っぽい感じをダラダラ引きずってますね。そしてルークはカイロレンを倒さずに最期を迎えて逝ってしまいます。ということはカイロレンは今後ダースペーダー的存在になるってこと?あーーっあんまり考えたくない。悪役にして密かにスターウォーズ人気NO1とも言われるダースべーダーの後釜的存在がカイロレン?ちょっとちょっと今後のスターウォーズ大丈夫か!前作で最後の仕上げとかいって父上を平気で殺して仕上がったと思ったらレイに負けそうになるあのカイロレンが・・・ちょっと言い過ぎました。今後ベーダー卿に勝るとも劣らない存在になることを期待します。  色々書きましたがファンとして楽しんだのは確かです。しかしながらかつてのスターウォーズを知っているので比較してしまいます。でももうこれからは全く別物と捉え楽しみたいと思います。結構次回作も気になりますしね(笑)。[映画館(吹替)] 8点(2018-01-21 21:19:56)《改行有》

13.  ポンペイ 《ネタバレ》 この映画の主題は「天災」だと感じました。これが監督自身が意図したものなのか図らずも結果そうなったのか分からないがそう感じました。先ず先般の「阪神・淡路大震災」と「東日本大震災」を彷彿させます。阪神・淡路大震災の時は「想定外」を連発し特に政府の震災の対応の甘さが露呈されました。そして極めつけが「東日本大震災」。これは2009年に政権が民主党となりその三年後2011年に東日本大震災が発災しました。この布石として政権が不安定になりまさかの政権交代になったわけですが政(まつりごと)乱れると天変地異が起こると昔から言われて来ております。正にこのポンペイもそのように感じます。ローマ皇帝が交代し悪行が横行していくそのスパイラルの中で人為的にはどうすることもできない天変地異が起こっていく。そしてその中で暮らす人々のドラマがあります。  日本で起こった震災も人それぞれにドラマがあったわけです。政治の乱れは民衆の政治への無関心さからもくると感じます。民主主義の弱い一面ですね。民衆が無関心になれば愚衆政治が必然的に行われるわけです。この映画を見て改めてなぜ日本で2009年に政権交代が起こってしまったのか考えさせられました。最近、鳩ポッポさんのスピーチを何度か直接聞いたことがありますがよくもまああんな精神で首相になったわとつくづく感じます。このレビューに直接関係ないかもしれませんがあの時起こった政権交代の要因はマスコミの扇動を凄く感じます。  この映画の時代背景を詳しく分かりませがローマが強靭な力を示しそれに隷属させようとしていたことが伺い知れます。そして殺し合いを見て楽しみむ。これは贅沢の極みのように感じます。住む家も満足になく食べることや飲む水にも困るような状態であればこんなことしないと思います。みんな生きることで必死になると思いますがこのような殺し合いを観覧することが民衆の楽しみになっているような状態では衣食住は満たされているんでしょうね。  「阪神・淡路大震災」を体験した方々は一様に「感謝」の大切さを身に滲みて体験したと説諭されます。それは要約すると感謝がなくなると「当たり前」になるということでした。水があって当たり前、家があって当たり前、食べ物があって当たり前、そして命があって当たり前ということです。しかし被災者はそうではなかったと言います。色々なことに対して感謝が足りなかった。そう語ります。  人と地球は一つのユニティでありその中で不自然な行いが起こると自浄作用が起こるのでは感じずにはいられません。もっと言えば不自然な行いはどこからくるのかと言えば人の思考が行動を促す訳ですからやはり人心の乱れが天変地異を起こしているとも言えます。  太陽が無ければ生態系は保たれません。水や空気が無ければ生命維持は出来ません。いくらテクノロジーが発達しインフラが整備されたと言ってもこの自然の恩恵を使い易くしているに過ぎません。この自然への恩恵を忘れてはいけないと自戒の念のを抱きました。  この映画ではせめて最後にマイロとカッシアは残して欲しかったな。せっかく仇も取って何とか逃げてきたのに死んじゃいましたね。まぁ生きるも地獄、死ぬも地獄の状況でしたけどね。  最後にこのような天変地異で亡くなられ人類に英知を授けて下さった方々に感謝と共にご冥福を祈ります。[DVD(字幕)] 7点(2017-10-29 12:21:35)《改行有》

14.  ニューイヤーズ・イブ 《ネタバレ》  この映画は「ラブ・アクチュアリー」をよく引き合いに出されますが私はどちらかという「アメリカン・グラフィティ」を感じさせてくれました。ジュージ・ルーカスのデビュー作である「アメリカン・グラフィティ」は名もない片田舎のアメリカで繰り広げられたそれぞれの若者の物語りですが、この映画もその都会版でしかも大晦日というシチュエーションの中で繰り広げられるそれぞれの物語が描かれているという印象です。「アメリカン・グラフィティ」を見た時にアメリカの雰囲気や若者の様子がとてもよく絵かがかれており見た後になんとも言えないここち良い感情が湧いてきたのを思い出します。物語自体はおばかな若者や不良や優等生などが登場しド派手なアクションがあるわけでもなく、サスペンス的な事件が起こるわけでもないけどとても楽しめました。そしてなぜかまた見たくなるような作品になってます。映画は監督や役者で本当に面白くなるんだと感じさせる一本ですが、この映画もその一つになりそうです。NYの雰囲気やそれぞれの生き方を見事に描いていると感じます。そもそもそんなに深くなくていいとこの手の映画には感じます。  それとやはりキャストの凄さがありますね。本当に役者の威力って凄いと思います。どうしてあんな存在感出せるんだろうと感心します。特に病床に臥せるロバート・デ・ニーロの存在感には圧巻です。病人を演じてさせてもあの威力は凄いと感じました。病人の役だからこそ彼がその役回りをやったんでしょうね。  あまり深く考えず雰囲気や人の持つ感情などその刹那せつなを楽しめる映画です。若かりしころに味わった恋や親しい人との死別、果たせなかった約束を果たせた時など色々な感情を思い出したい時にまた見たくなりそうです。[DVD(字幕)] 8点(2017-10-27 21:19:40)(良:1票) 《改行有》

15.  カーズ クロスロード 《ネタバレ》  カーズシリーズは最初から見ておりますが今回のクロスロードがカーズ2でもいいと思うぐらいカーズを継承している作品だと感じました。前作のカーズ2はどちらかというとスピンオフ的な感じがします。今回のカーズ3はカーズの良さを引き継ぎこれぞカーズという期待通りのものではないだろうか。  マックイーンは一作目でチームの大切さや実力だけではない色々な仲間や助けがあり成功するということを学びキャラ的にも尖っていたものが丸くなり人格的に成長することも描かれていますが今回の物語の中でもさらに成長したマックイーンがとても好感が持てました。  今回はドックの元クルーチーフ兼メカニックで師匠的な存在「スモーキー」が出て来ます。このスモーキーがまた物語に深みを持してくれましたね。マックイーンとクルーズには惜しげもなく色々な技の伝授をし特訓しますが、仲間を大事にチームでありファミリー的な味のあるシーンで好きです。  最後のストームとクルーズのバトルシーンはマックイーンのディレクションにより伝授された技を出し切り見事優勝しますがここでもマックイーンは思わぬ才能を発揮し風格すら感じました。マックイーンはいい感じに成長しましたね。  ドックはやはりもう出てはこないですね。しかしながらドックへの敬意はこれでもかというぐらい感じました。ポール・ニューマンは偉大ですね。マックイーンが最後ハドソンカラーに変身し「ドック・ハドソンに捧ぐ」の文字が出てきた時には何か万感の思いを感じました。図らずもポール・ニューマンがこのような形で車関係の映画に携わり追悼されます。このようなリアルなドラマを感じ涙なみだのエンディングでした。  カーズの世界観は大好きなのでこれでカーズは終わってしますのかなとも感じました。  そうそうカーズと言えばとてもイケてるかっこいい曲が満載ですが今回もとても音楽もカッコ良かったのですがどこかでエリック・クラプトンの看板曲「クロスロード」が流れるかなとちょっと期待したけど流れなかった。個人的にはポール・ニューマンの重みから言ってやはり歴史ある名曲が欲しかったかな。「クロスロード」と聞いてあの名曲を連想した方々は少なくないと思います。  それと日本版の予告も良くないと感じた。何となく物語の内容を匂わせているが予告から感じるものとは全く違うものです。私はあまり先入主観を持たずに映画を観たい派なのであの予告ちょっと邪魔な感じがしました。せめてあまり内容と乖離しないものにして欲しい。  しかしながら内容はこれぞカーズという本当にいいものでした。[映画館(吹替)] 8点(2017-07-18 07:59:04)(良:1票) 《改行有》

16.  レジェンド 狂気の美学 《ネタバレ》  「狂気の美学」この邦題に惹かれて鑑賞してみました。率直な感想は「狂気の美学」は感じなかった。クレイ兄弟がすでにある程度の地位を確立している設定で物語が展開しています。なぜギャングとして恐れられその地位を確立したのかが盛り込まれているもののと思っていたのでどうも唐突感が最初からありました。  「美学」という視点でみれば何か透徹したポリシーなりスタンスを感じたいし欲しい。狂気に対する哲学というか「美学」であるいじょう格好良さがそこになければならないのではと思う。ギャングならギャングを貫くポリシーが欲しい。ただの堅気になれなかった暴走男の話になってしまっている。  この手の映画は「ゴット・ファーザー」や「アンタッチャブル」などとどうしても比較してしまう。強いものには強い宿敵が対峙しているもの。そしてその対決が見ものになる。ボスキャラ同士が頭脳戦なりゲリラ戦なり展開する的な要素もあっていいと思う。実話ものでも脚本のピックアップの仕方や描き方のスタンスで何とかなるのではと感じる。剛腕刑事登場でもいいし、手強いビジネスギャグ登場でもいいしなにか見せ場はなかったのかなと感じます。  最後は唐突に殺人鬼に兄弟とも変貌して投獄され終了。  フランシスの葛藤もあまり感情移入出来なかった。なぜだろう。家を出た後レジーとの再開後急に素直になったのでこれはとは思いましたが、それにしても自殺はちょっと唐突感を拭えない。  ダークな世界に限らず色々な世界の描き方はその世界にはその世界のポリシーやスタンスをしっかりすれば「美学」に近づくのでは感じました。[DVD(字幕)] 6点(2017-04-27 00:48:23)《改行有》

17.  スパイ・レジェンド 《ネタバレ》 結構人が死ぬな〜って感じです。バッキャン、バッキュン結構へっちゃらで撃ったり切ったりしますね。主軸となるメンバーは殺すチャンス沢山あるのに死なない。その辺がなんか緊張感を感じなくさせている。剛腕スパイという設定だけどチョット惜しい。ボーンシリーズのようにキレが欲しかったかな。今ひとつカッコよさに欠けてる感じがします。007のような小道具をチョット期待してたけど出てこないですね。でも最後までシッカリ楽しめて観れました。[DVD(字幕)] 6点(2017-01-14 23:46:50)

18.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス 《ネタバレ》 ノリが軽い。もっと物語に深さを出せたと感じてしまう。素人からこう思われちゃね・・・これだけ壮大でお金もかかってるだろうからここまでいくとジョークかな?そう捉えると納得です。[DVD(字幕)] 4点(2016-12-30 22:13:30)

19.  ペット 《ネタバレ》 飼った動物は無闇に捨てたり、放置したり、放したりしちゃダメだよ!と感じました。[DVD(吹替)] 6点(2016-12-30 22:08:50)

20.  天使と悪魔 《ネタバレ》 ロバート教授がカルロ氏から「神を信じますか?」と尋ねられるシーンがとても印象的でこのスタンスが基軸になっているように感じました。ロバート教授はその問いに対して「私が信じているのは、宗教が・・・」でセリフを遮られてしまっているがその続きの言葉が知りたい。そして再度カルロ氏から「人が神について語ったことではなく、神を信じますか?」と尋ねられる。そして「私は科学者です。頭で神を理解することは決してないでしょう」それに対し「心では」とまた切り返され「理解を超えた存在で、私が未だ授かってない贈り物です。」という答えが「神」という存在に対して信仰者であれ無信仰者であれ、科学者であれ万人が取るべきスタンスではないかと感じました。  ロバート教授は「神」という存在を信仰や信じる対象ではなく探求する対象として捉えているように思う。「神」のような存在を証明することも難しいがそれと同じぐらい無いという証明をするのも難しいて思います。  映画としてはイルミナティという言葉が出てきたり、バチカンの風習や仕来りが出てきたりとても興味深く鑑賞しました。結構人がバンバン死んだり、胸に焼印されたりキナ臭いシーンもあります。この映画は信仰の世界で起こったサスペンスという視点で鑑賞するのがベターだと思います。どうしても信仰がテーマになっているのでどのように転んでも賛否が出てしまうと思います。そのようなテーマに挑んだことを評価します。[DVD(字幕)] 7点(2016-12-30 22:04:09)《改行有》

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