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プロフィール
コメント数 1990
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作国 : スウェーデン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  カード・カウンター 《ネタバレ》 スコセッシとポールシュレッダーのコンビである。 二人のコンビと言えば、「タクシードライバー」である。 あの映画も、ベトナム帰還兵のトラウマが描かれていたが、 本作も、軍での尋問に耐える姿が、映画に出てくる。 非常にカジノの蘊蓄や軍の尋問のことなど、 台詞に出てくる興味深い内容が面白い。 前半はそれで話を引っ張り、 後半、カジノで儲けた金で青年の未来を買おうとするが、 青年は復讐に人生をかけ、殺されてしまう。 それをギャンブラーが、代わりに上官を殺してまた刑務所もどり。 そんな話なのだが、 話の進行が、新しい。 出てくる建物、セットすべてが洗練されていて、 今までの生活臭のある映像ではない。[DVD(字幕)] 7点(2024-05-04 01:12:15)《改行有》

2.  逆転のトライアングル 《ネタバレ》 この話は、イタリアの映画「流されて」に似ている。 舟と、漂流した島で、立場が逆転するというのは、この話が発明したモノではない。 まぁ最近の映画らしく、いい意味でまとまってて、無理も無駄もない。 よくできてる。 さぁ、今後の展開はどうなるのか? トイレ掃除のおばさんの天下は、終わったわけだ。 助かった後のことまで計算しなきゃならない時代なのかね、まったく。 人間を見る目が嫌らしくなっちまうが、仕方ないね。 今、上にいる人間が、襟をただしてくれればいいよね。 いつどうなるか分からないから・・ そんな教訓話。[DVD(字幕)] 7点(2023-12-16 20:57:22)《改行有》

3.  バルタザールどこへ行く 《ネタバレ》 冒頭、家族の死が描かれる。 マリーは、死の匂いのする少女。 ロバのバルタザールをかわいがるのだが、 彼女が堕ちていくのを、バルタザールは何もできない。 ただ大きな黒い瞳で、人間界の様子を黙って見ている。 マリーの周辺のチンピラが容赦ない。 聖歌隊の青年が救いであったのだが、ラストは無残。 だが、心にすごく突き刺さる映画だった。[DVD(字幕)] 10点(2023-09-18 12:19:52)《改行有》

4.  オリ・マキの人生で最も幸せな日 《ネタバレ》 うふふ・・ タイトルが捻ってあることがラスト、分かる。 ま、いいか、って感じです。 白黒であることで、淡々とした話がじんわり残る。 こんな映画もあったなぁって感じ?[DVD(字幕)] 7点(2023-03-14 23:23:55)《改行有》

5.  デッド・ドント・ダイ 《ネタバレ》 興味深い映画だった。 どこかとぼけてるジャームッシュ。 今の殺伐としたアメリカでは、かなり彼は責められたんじゃないか? そこで、なぜお前は落ち着いてるんだと言われて、 俺は古き良きアメリカに住む男、もう現代の欲にまみれた世界に うんざりしてる世捨て人みたいな男なんだから、という つぶやきが聞こえてきそうな映画だった。 金の亡者こそゾンビだと、トムウェイツの口から、言わせてる。 彼の演じる世捨て人こそ、ジャームッシュなんだろう・・[DVD(字幕)] 7点(2020-12-19 14:01:06)《改行有》

6.  ぼくのエリ/200歳の少女 《ネタバレ》 この中性的な子どもが映画の出発点のように思える。 (最後まで男の子か女の子か分からなかった) 切れ味のいいヴァンパイア映画の小品。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-06 01:34:29)《改行有》

7.  蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 リスべット再び! 格闘技とか銃撃戦になったら、女性は不利なので、 今回はパソコン、オタク仲間、子ども、記者、軍人を味方に 敵と戦う。 前作のフュンチャーのリスべットは変態男にブチ切れたけど、 彼女の父親もそういう血筋だったんだね。 女性がヒーローなので、すぐ窮地に追いやられるが、そこはダイハード。 センスある場面が多く(特に向かい合ったエレベーターでの連絡の取り方)、イカスのだが、 映像が暗いので、疲れてしまう。 女性の感性のとらえる世界は、このようにダークな世界なのでしょうか・・[DVD(字幕)] 7点(2019-09-28 18:28:52)《改行有》

8.  誰のせいでもない 《ネタバレ》 ヴェンダースの心の底にある、静かな世界観を描いている。 今までのヴェンダースとは一味違う。もともとヴェンダースは静かな作品が多いが、 (パレルモシューティングは例外)さらに静かな本作品。 覇気のない自分の無さげな主人公は、それが目に現れている。 そんな彼が事故を起こし、不幸が拡散する。 事故で息子を亡くすのは、シャルロットゲンズブール。 どこかで観たことあると思えば、あのラースフォントリアーの「ニンフォマニアック」だった。そりゃあ体をはった、あの映画を観てたら、記憶に残るわけだ。 この主役の作家は、ちゃっかり子どもを欲しがる、付き合ってた女性を乗り換え、 別の子連れと一緒になる。 とにかくフワフワしていて、心ここにあらずだ。 しかしこの事故を起こした家の長男との再会が、事態を動かす。 この少年のささやかな犯行のあと、主役の男性は自分が許された感じがしたのだろうか、 この少年を抱擁した後、急に世界が開けてくる。 この世界が開けた一瞬を3Dをつかって、表現している。 うまい3Dの使い方だ。 パレルモではちゃけた感のあるヴェンダースが、また静かな心象風景を撮った。 次の作品はどんな風になるのだろうか?興味がある。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-25 20:26:22)《改行有》

9.  サーミの血 《ネタバレ》 この映画の主題は、少数民族への差別・偏見の酷さだろう。 (ただ文明の発展してる方が優位だとする考え方も転機が来てるのだが・・) 映画は、自分を見失うことになる少女の顛末は描かない。 それはいくつもの映画が描いてきたテーマだ。 この映画は、故郷に帰ってきた女性の魂の蘇りがただ静かに描かれているだけだ。 美しい自然と少女の哀しさが印象深い。[DVD(字幕)] 7点(2018-10-13 20:45:36)《改行有》

10.  叫びとささやき 《ネタバレ》 完成度が高いという本作。 女性3姉妹にメイドを加えた、4人の女性の恐れ、悩みなど魂の彷徨を描く。 されどベルイマンの女性観から描かれるその様は、若草物語のようには行かない。 彼の死生観は私には分かりかねるが、それでもまっ当な演出で、とつとつと我々の前に差し出してくる。 神への深い信仰あっての解釈なのだろうと思う。[ビデオ(字幕)] 6点(2018-04-02 00:36:56)《改行有》

11.  シンプル・シモン 《ネタバレ》 お洒落な映画だからでしょうか?北欧のライフスタイルの色彩感覚はスゴイですね。話の内容はとってもほのぼのするもので、ラストは幸せな感じになります。今の日本の不寛容な空気ではありえない話です。アスぺルガー症候群の話といえば、日本では暗い話にしかなりようにないですよね。それをこんな愛に満ちた話に仕上げるなんて。保守的ではないけど、だらしないわけではなく、包容力があり、頭もいい。まさに愛に満ちた理想の女性です。映画とはいえ、こんな愛のある話ができる素地があること自体、とても魅力的な国のようで羨ましかったです。[DVD(字幕)] 8点(2017-02-22 13:07:08)(良:1票)

12.  仮面/ペルソナ 《ネタバレ》 演じるのが仕事の俳優と、自分を見失って日常を演じているような(仮面をつけてるような)状態の看護師とのやりとり。面白いのは、病人の俳優よりも看護師の方が病気が深刻だよ、といった設定。難解と評判であったので、身構えて観たが、そうでもなかった。やはり難解映画のナンバーワンは「去年マリエンバードで」ではないか、と個人的に思ってる。ベルイマンはツボを押さえると分かりやすい。(宗教が絡んだ映画は別)[DVD(字幕)] 7点(2017-02-21 11:54:12)

13.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 変態男にブチ切れて、パソコン・情報リテラシー・近代的な小道具・悪の世界などをフルに活用し、もう許せないものは許せない、そんな女性がドラゴンタトゥーの女だったんですね。007(?)すらも救ってしまうくらいのタフになってしまった女性。彼女は一体、この先どこに行くんだろう?しかしデビッドフュンチャーが描くと、推理モノ的一族の陰謀的設定も、聖書絡みの猟奇ものになっちゃうんだなぁ(泣)[DVD(字幕)] 7点(2016-07-17 16:36:13)

14.   《ネタバレ》 ベルイマンの映画の味は、女性に対する恐れから来ている。自分の大事な女性が、傷つけられたりしないか?浮気したりしないか?彼の作品は、そこから出発して、創られた物語が多い気がする。この話も、戦時下において妻が浮気するとこから、夫の醜さを描いていく。う~ん、彼の映画の独特さは分かるのだけど、果たして気をもむ彼の心を差し置いて、当の女性たちはどう評価するか?厳しい気もする。ウディアレンは彼の映画を観て、自分の映画にコンプレックスを感じるらしい。案外、似た者同士かもね(笑)[DVD(字幕)] 7点(2015-02-14 21:21:02)

15.  不良少女モニカ 《ネタバレ》 ベルイマンのほかの作品に比べ、神は登場しない。青年とモニカの、世界から隔絶された二人だけの時間を過ごし、そして妊娠してまた現実世界に戻ってくるという話で、いたってシンプルである。誰も裁くことなく、話は終わる。ただ、子どもと家庭を前にして、青年が昔の、船で旅に出て、二人だけの世界だったあの頃を、切ない(?)気持ちで振り返って、映画は終わるのだ。ベルイマンの作品でなければ、今日の我々が、この作品を観るということもなかったかもしれない。後のベルイマンの映画を理解するのに、後で位置づけのはっきりする作品なのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2014-07-28 21:55:49)

16.  コントラクト・キラー 《ネタバレ》 カウリスマキって絶望してる人が淡々としてるんだよね。他の国の映画だったら、大声で騒いだり、誰かを傷つけたりするのに、この国の風土でしょうか、静かに運命を受け入れるんだよね。じゃぁそんな国だったら、みんな優しいのかって言ったら、「人生は美しい」とか言う殺し屋が殺人現場で彼に罪をなすりつけたり、結局、損する人は損をするんだろうね。彼の映画はホント、そう。損する人は損するんだけど、ある限界点が来たら、犯罪でも自殺でも淡々と実行する、そんな人たちを見つめてる。結局、どこの映画にもあるパターンなんだけど、彼はそれをのんびりしたテンポで描くもんだから、こちらとしては、そんなに気が荒まないんだよね。不思議な感性だね。彼自身も絶望通り過ぎちゃって、不思議な心の安らぎの中にいるよう・・。彼は、表現を通して、不安を押しつけない監督なんだね。だから、彼の作品はもう一回観ようって気になるんだ。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-31 21:33:44)

17.  処女の泉 《ネタバレ》 自分にとってのベルイマン体験は「ファニーとアレクサンドル」からでした。そこから「第7の封印」ほか何作か観たのですが、何かしっくりこない。何だろう、この感覚。でも本作を観て、この監督の根本の問題意識が分かりました。人間は、「悪魔」にどこまでつけ入られてしまうのだろう?この作品は、女性を暴行する貧しい男たちの存在に、監督の怯えが素直に描かれた作品です。この事件にはもう一人キーパーソンがいます。父なし子を身ごもった薄幸の女性、インゲリです。彼女と交渉した男性が描かれてないのがこの作品の不完全なところです。言ってみれば、映画とは2時間くらいの世界の中でいかに落とし前をつけるのか?そういう芸術なのだと思います。見事な落とし前のついたとき、自分は良い映画だったと感動します。その意味でインゲリをここまで傷つけた男性に、どのような落とし前がつくのかまで、明確に描くべきでした。彼の人間不信はどこから来るのか?このような問題設定は暢気なのでしょうか?貧困を知らないから言うのでしょうか?インゲリのような絶望感にさいなまれてないからこう感じるのでしょうか?それとも監督がこのような事実を目の当たりにしたからでしょうか?それとも彼自身、自分を信じられないから、こんな作品ができたのでしょうか?答えは彼のその後の作品にあると思います。「ファニーとアレクサンドル」・・俗人が人生の問題にぶつかった時、それとなく解決に乗り出します。彼は俗人に希望を見出そうとしているような感じがします。彼の俗人への愛こそ、俗人である自分への愛ではないか?と思うのです。そこに至るまでに自分の俗人ぶりに驚愕している事実があったのかもしれない。それがこの本作の彼の怯えの答えではないか?しかし彼がここまでの事をしたと言っているのではありません。最後にこの作品を観て、落とし前をつけるための武装は必要なのではないか?などという問題意識も自分の中に芽生えました。本作で復讐を行ったお父さんは、教会を建てることで神に赦しをこうのですが、人間は、愛する者が殺められた時、落とし前をつけられなくて、それが人間か?とまで思いました。[ビデオ(字幕)] 8点(2013-03-26 08:52:29)

18.  メランコリア これはキューブリックの感性を上回る作品でした。映画の進化が著しく、秀作が目白押しの気がしますが、その中でもこの作品は凄かった。映像的にも、音楽的にも、演出的にも。いろんな意味付けが可能なのでしょうが、映画好きな自分には、自分の中で「映画的」という形容詞ができあがってます。まず結婚式に時間をたっぷり使います。実に豪華な顔ぶれ。ここはここで群像劇的な色合いで、ジャスティンの女性心理をじっくり描きます。そして一転、姉のクレアの惑星接近に動揺する彼女をじっくり描きます。いろんな意味付けができるのでしょうが、自分はこの二つの視点を持つ映画の「映画的さ」にひたりました。ラースフォントリファーの世界にひたったんですねぇ。そして「映画的」をたっぷり感じ取りました。彼の容赦のないラストを持ってくるストーリーには辟易もしますが、この作品で大好きな監督になったことは間違いないです。最初の数分を観て、ネットでDVDを購入しました。[DVD(字幕)] 10点(2012-09-19 04:26:59)(良:1票)

19.  戦争は終った 何だ~!このまったりした展開は!と思ったら、あの「二十四時間の情事」のアランレネだったか!まさに忍耐!合言葉だらけの偽の身分で、どう感情移入しろというのか!?しかも、ようやく状況が落ち着いてきたと思ったら、女のことばかり考えて、その危機感のなさは何だ!?最後は主人公も一体、自分が何者だったかも分からなくなってきたようで、スペインに帰るという・・・仕事もせず、もてまくって、一体何が不満で地下運動をしているのか!?[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-08 19:22:02)

20.  渇望 《ネタバレ》 子供を持てない夫婦。お互い影あるもの同士、互いに憎みあいながらも連れ添って生きていくってとこかな?でもこの夫の、前に付き合っていた孤独な女性が気の毒だ。なぜ、この夫がこの女性と別れて、子供を産めない体の女性と一緒になったかが描かれてないから、鑑賞後、中途半端な感じが残るんですよね。っていうか、この孤独な女性とこの夫が付き合っていたってところが不思議な感じがする。ヒッチコックばりのサスペンスタッチに人間関係を描いたってところですかね・・・[ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-05 23:40:39)

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