みんなのシネマレビュー
かっぱ堰さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1276
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : ウルグアイ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ディストピア 灰色の世界 《ネタバレ》 南米ウルグアイの映画だが、特にウルグアイっぽさを出そうとはしていないらしい。スペイン語は当然わからないがラ・ニーニャはわかった。 内容的には「大惨事」によって人々が色覚を失ってしまい、白黒灰色しか見えなくなった世界の話である。主人公は何らかの理由で色が見えるが、そのほか赤/緑/青限定で一時的に色が見える錠剤があり、これが小道具的に使われている。 そうなった理由についてろくな説明がないのはいいとしても、全体的に何かの総集編かと思うほど情報不足で、登場人物の正体や行動の意味が全く理解できないのは非常に困る。わかったのは男2人が何かの動機で主人公を灯台のある島へ送り届けたことだけで、その他は全くわけのわからない映画だった。 特徴点として、映像的には前半が現地の人々の見るモノクロの世界、途中から主人公の見る総天然色の世界に移行するが、モノクロ部分では誰かが赤/緑/青の錠剤を使った場合にその色だけが見えていた。三原色ならもっと視界全体が赤/緑/青になり、その中で強弱の差が出るだけではと思ったが、緑の場面は樹木の多い山中だったので、赤青の場面より多く緑を見せていたのも納得だった。個人的には序盤で青だけが見える場面がクールに見えた。主人公も目が青かった。 また主人公は目が大きく初期の宮﨑あおい風に見える。鼻を触られて口でポンと音を出すのはこの辺にそういう習慣があるのかわからないが、幼い子と信頼できる大人の関係が見えて和まされる。男2人が父母代わりだったのかも知れない。 全編わけがわからないがいいところもなくはない映画だった。 [以下想像] 主人公が「感染してる」という台詞も意味不明だったが、もしかすると「大惨事」とは世界的な感染症の流行のことであって、それが社会崩壊の原因になり、またワクチンか何かで助かった人々も副反応で色覚を失ったということではないか。主人公は新生児だったのでワクチンか何かを接種されず、そのため色は見えるが感染もしてしまったと取れる。主人公が行った先は例えばもと感染者の隔離場所?で、その後に回復した人々が結果的に色覚を持ったまま暮らしていた??とかかも知れない。 それ以外の世界では、錠剤が利権化しているせいで色覚を取り戻すための試みもなされず、人類は永久に色が見えないままになるということか。そう考えると全体像が少し見えた気はするが、それでも不明な点はまだまだ残る。[インターネット(字幕)] 4点(2024-09-21 20:40:16)《改行有》

2.  108時間 《ネタバレ》 製作国はアルゼンチン・スペイン・ウルグアイとのことで、監督がウルグアイ人、主な出演者はアルゼンチン・スペインの混成になっている。場所設定としては映画解説によるとブエノスアイレスだそうで(撮影地は別)、閉鎖された精神病院が舞台ということで陰鬱な映像になっている。 なお時代設定が1975年と1984年である理由はわからない。その間の1976~1983年はアルゼンチンが軍事政権だった時代であり、いかにも意味ありげなので誰か解説してもらいたい。 長時間寝ないでいるとどうなるかという映画だとすれば、多少変な現象が起きてもどうせ幻覚だろうからサイコホラーかと思っていると、結局最後は心霊オカルトホラーに移行した感じだが、あるいは最初から両者がシームレスにつながっていたようでもある。序盤から出ていた「辺獄」という言葉は宗教用語らしいが、日本的にいえば死者が成仏できないでいる霊界くらいに思っておけばいいのではないか。 特徴的なのは演劇をテーマにしていることだが、要はいわば降霊術で死人を役者に憑依させて本人役をやらせていたらしい。演出家としては断眠によって役者が霊界とつながることを意図したのだろうが、その段階まで近づけない者(親友)がいる一方、霊界の影響で自ら破滅してしまう者(共演の男女)もいて危険なのはわかっていたようである。ただその霊界につながる力は実は狂気と同質のものであり、現世において狂気を知る者だった主人公は霊界の住人に乗っ取られることもなく、自分を保ったまま演技として成功させたということか(?)。これこそが本来の演出家の意図だったのかも知れない。 最終的には、主人公は現世にいながら狂気・霊界の両方とつながる者として、両方の存在に頼られる立場になったらしい(?)。向こうに行ってしまった演出家ともいつまたつながるかわからない、というのが最後のオチかも知れないが、それがいいことか悪いことかはわからない。 全体として、いろいろ考えて作ったようだが何かと面倒臭い話で、悪くもいえないが特に好意的にもなれない映画だった。なお他のレビューサイトでも書かれていたが、確かに主人公はショートヘアの方が可愛く見える。 ちなみに関係ないが、いつまでも寝ないでいると「ねないこだれだ」と言っておばけが出る(怖い)。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-05 10:11:50)
《更新》
《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS