みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アメリ 雰囲気のみでこんなにステキな作品が撮れるのはすごい。[DVD(字幕)] 9点(2008-12-03 19:34:56) 2. アイム・ノット・ゼア 単なるボブ・ディランのこれまでの生涯を振り返るだけのつまらないドキュメントではなく、独自の工夫を凝らしたクリエイティブな作品であることは評価できます。その手法が成功したかどうか微妙ですが。 ケイトブランシェットは素晴らしい。一番ボブディランを体現していました。ヒースレジャーも、最初の黒人の男の子も良かったです。劇中ずっと流れているボブ・ディランの音楽が最高です。彼に興味を持たない人は観ないほうがいいでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2008-07-03 18:43:01)《改行有》 3. 愛、アムール テーマとしては凡庸(これはやはり特殊日本的な事情なんだろうか)だが、良質のドラマ。ハネケらしい不気味さというか、ぎこちなさ、居心地の悪さが随所に感じられて非常に「らしい」映画になっている。よく言えば円熟味を増してきたというところか。ハトや執拗なまでのドアの描写は非常に巧みだが、やはりテーマ、その切り口に凡庸さを感じざるを得ない。[DVD(字幕)] 6点(2013-08-19 22:51:46) 4. 愛を読むひと 《ネタバレ》 戦後のいわゆる「ナチ狩り」を題材に描いた恋愛映画なわけですが、ドイツのホロコーストや、その後のユダヤ人達による過酷なナチ狩り(たとえばアイヒマンはアルゼンチンに逃げていたがイスラエルの諜報部によって不法に拉致され、死刑にされた)という背景を知らないと理解が難しい映画かもしれません。まずマイケルとハンナどちらにも感情移入できない所が映画にのめり込めない一つの原因でした。ハンナを許すことは到底出来ないし、かといって愛する人のために何もしないマイケルにも共感することが出来ません。その為にマイケルのする行為、例えば有罪確定後にわざわざまた朗読テープを送ったり、そうかと思えば出所後には世話はするけど決して親しくせずに一線を引いたり、ハンナが自殺した後に茶缶を届けに行って脈絡のない話をしたり、などが説得力のあるシーンではなくなってしまいました。また、ハンナが文盲であったということは観客には何となく途中で判り、それが大きなポイントになるであろうことは予測できるのに、映画の中ではさほど大きな意味を持つように見えなかったのも残念です。判決が大きく変わる事柄にもかかわらず「恥ずかしいから」という理由で筆跡鑑定を拒む心理が判りません。文盲である背景や、それについてのエピソードをもっとからめれば面白かったかもしれません。[DVD(字幕)] 5点(2009-06-29 00:03:55)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS