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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  アイアン・スカイ 月面の硬質な近未来空間と、黒づくめのユニフォームを始めとする 旧態依然とした第四帝国の武骨なレトロ感覚。 両者がモノクロ画調の中でよくマッチしている。 そのナチズムの形式主義を茶化したギャグは ルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』を少し思い出させてそれなりに面白いけれど、 こちらは若干くどい。 クライマックスの決戦ではヒロイン:ユリア・ディーツェを もっと活躍させる事が出来たはずだし、 クリストファー・カービーとの協調と連携も淡白すぎる気がしないでもないが、 二人の微妙な関係性は本作の面白味だ。 宇宙間戦闘のSFXも健闘している。 [映画館(字幕)] 8点(2012-10-15 23:49:15)《改行有》

2.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 リーアム・ニーソンがパスポートの入ったバッグを空港に置き忘れるのは、ホテルのカウンターでジャニュアリー・ジョーンズだけがチェックインするのを監視カメラが捉える状況を作り出すというあくまで単純な作劇上の必要性から逆算した設定であり、その彼女が爆弾を止めようとして失敗するのも、届かない手のサスペンス(前半の鋏と照応)と爆破のスペクタクルを構成するというシンプルな映画的要請からくるものである。 フィクションに囚われ「<らしさ>とか<首尾一貫性>とか<心理>とかにばかりこだわる観客」(ヒッチコック&トリュフォー「映画術」)にとっては、単にキャラクターの愚かな行動という見え方でしかなくなるのだが、ジャウマ・コレット=セラ監督はそうした<らしさ>にも<首尾一貫性>にも<心理>にも拘ることなく、ひたすら状況設定とサスペンス感覚を核として映画を見せていく。 画面の意匠のみならず、そうした作法自体が「映画術」の忠実な踏襲として芯が通っている。 曰く、「マクガフィンには何の意味も無いほうがいい。」(ヒッチコック) 曰く、「映画作家は何かを言うのではなく、見せるだけだ。」(トリュフォー) 鏡面を使った看護師瞬殺シーンの絶妙な構図。アフリカ系タクシー運転手の亡骸に当たる照明。 その状況の秀逸な見せ方ゆえに、ブルーノ・ガンツ、フランク・ランジェラらは勿論、僅かな登場シーンしかない端役キャストに至るまで個性があり、そのいずれもが印象強い。 鏡面に映る二人の虚像を破砕するリーアム・ニーソン。その破片を握りしめる右手と、立ちすくむダイアン・クルーガ―の構図。 爆発による停電でモノトーンとなった画面に漲る一瞬の緊張と、交感する二人の表情がいい。 [DVD(字幕)] 8点(2012-05-22 23:46:06)《改行有》

3.  アトミック・ブロンド 《ネタバレ》 デヴィッド・ボウイの「キャット・ピープル」のイントロが早々に流れてくるのだが、 その時点で『イングロリアス・バスターズ』の鮮烈な印象のほうが先行して思い出されて、 あれと同じような使い方をするのだろうな、と却って鮮度感を失ってしまう。 既視感が先に立って、スタイリッシュとはほど遠い。 ところどころで角度を弄って奇を衒うカメラや、 幾度も時制を往還してブレーキをかける語り口も少し煩わしい。 回想談にする必然性は一応あるのだが、顔の痣を先に持ってきてしまった為に終盤の一大立ち回りのインパクトが 薄れてしまっていないだろうか。 危険な階段落ちあり、打撃系アクションありで次第に顔面が変形していく壮絶長回しアクションは 舞台空間の立体性が意識されているし、乱闘の中たまたまその場にあり合わせた小道具をアドリブ的に利用しているような 生々しい迫真性があって素晴らしいが、ここだけ突出してしまっている感も否めない。 ジョン・グッドマンはじめとする癖のある俳優の起用や、タルコフスキーのかかるスクリーン、傘のカモフラージュなどの画は面白い。[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2017-10-20 22:15:23)《改行有》

4.  アウトバーン 《ネタバレ》 折角アウトバーンを舞台に使うのなら、何らかのタイムリミットを設定するなど、速度と時間をドラマに絡めるべきではないだろうか。 ヒロインが拉致されるのを防げるか否かのサスペンスもそれに該当するのだけれど、これももっとカットバックを使って盛り上げて欲しいところ。 単にスピードとクラッシュを誇示するカーアクションの場というだけでは物足りない。 市街地での逃走劇も、カメラ大揺れ一辺倒で芸がない。 加えてクライマックスの包囲されたバーからの脱出劇も、そこに作り手はもっと気を遣えと思う。 バーの裏口から駅のホームまで、ロケーションと人混みを利用して男女二人がどう追手を撒いて逃走するか。 アクション映画として、仕掛けやアイデアの一番の見せどころだろうに。 運動感の演出にしてもサスペンスの演出にしてもここが一番雑というのでは情けない。 主演二人はどことなく『トゥルーロマンス』のカップルを思わせた。[映画館(邦画)] 4点(2016-06-19 20:32:36)《改行有》

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