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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. イーグル・アイ 暇つぶしとしてちょうどいいくらいの巻き込まれ型サスペンスで、最後まで見てしまうけれどあんまり後には残らない印象。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-12-27 21:57:36) 2. インビジブル(2000) 《ネタバレ》 透明人間になったのを利用して、シャワーを浴びる美女の部屋に忍び込んでなんて話は、コミカルな漫画かB級テイストの低予算映画の得意分野。 ところが、次々と殺人を犯して、派手な爆破もありと、相当な制作費をかけて有名俳優も主役に置いている。 ストーリーや設定も強引で、犯罪を犯すにしても天才エリート科学者が殺人鬼のジェイソンかと思えるような無軌道な暴れっぷり。 エロならエロ、ホラーならホラー、B級ならB級に徹したほうが良かった。 映像技術の進化には感心するけれど、全般的にチグハグで違和感たっぷりで、ヴァーホーベン監督がなんとも無駄な贅沢をしている印象。[地上波(吹替)] 3点(2015-02-10 22:26:34)《改行有》 3. 怒りの荒野 《ネタバレ》 力を持つと人は変わる。 蔑まされてきた掃除夫が銃を手にしてから、力関係と人間関係が一変する。 思い上がりの見えるスコットに忠告するのは、早撃ちを教えた元保安官。 その元保安官とタルビーの狭間で、どちらにも恩のあるスコットは身動きがとれない。 スコットと元保安官のつながりを序盤でしっかり描いていれば、この葛藤がもっと胸に迫ったはずなのに。 それ以外にも、ところどころに中途半端な印象を受ける。 恋愛が絡むのかと思えば相手は性悪女で発展せず、蔑んだ人たちへの復讐かと思えばそういうわけでもなく。 それでもラストのジュリアーノ・ジェンマとリー・ヴァン・クリーフの二枚看板の一騎打ちは、西部劇の醍醐味だ。 結構おもしろかったけれど、いろんな要素がまとまりきれずに盛り上がり切れなかったのが残念。[DVD(吹替)] 6点(2015-01-04 00:24:52)(良:1票) 《改行有》 4. インフォーマーズ セックスと偽りの日々 《ネタバレ》 ドラッグとセックスに溺れた退廃的なセレブの世界。 欲望のおもむくままに体を重ねる男と女。 副題からB級エロ映画と思われそうだが、意外や豪華キャスト。 さすがにキム・ベイシンガーも若くはないのでヌードはなし。 代わりにアンバー・ハードが誰とでも寝るような女を演じて脱ぎまくっている。 私生活でジョニー・デップをメロメロにするだけのことはある。 でも、見どころはそれくらい。 人間関係が複雑で、頭の中で整理するのが追いつかない。 あの男とあの女が不倫で、あの男の妻はこっちの男と関係があって、それが息子の友人で… もう肉体関係、血縁関係、交友関係が入り乱れて、何が何だかわからない。 もっと核となる人物を絞らないと、深いところまで描ききれないだろうに。 ラストも「え?これで終わり?」と口がポカン。 広げた風呂敷を広げっぱなしで置いていった感じ。 冒頭の交通事故死から始まって、ドラッグ、不倫、夫婦の崩壊、子供の誘拐、親子の断絶、最後はエイズと負の要素が連なって、退廃と閉塞感で後味も良くない。 出演者はそうそうたる顔ぶれなのに、無駄遣いでもったいない。 この顔ぶれなら日本でもある程度集客を見込めそうなものだが、ようやく製作6年後にテレビでオンエアされたものの、劇場未公開に終わったのも無理もない。 豪華キャストといえば、レンフロとミッキー・ロークにエンドロールまで気が付かなかった。 本作はレンフロの遺作になったけど「マイ・フレンド・フォーエバー」「17」の頃のシャープな美少年ぶりが跡形もない。 ロークの若い頃からの変貌ぶりにもビックリ。 花の色は移りにけりないたずらに――女だけでなく男にも言えることなのか、特に美形で売っていた人には残酷だ。[DVD(字幕)] 3点(2014-08-07 18:56:17)《改行有》
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