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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 春にして君を想う 眼前に茫洋と広がる霞む大洋。それは現実でありながら同時に、老境の心象風景のようで。私にはまだ、現実と夢との間に確固とした境界線がある。でも老境に立ち、生からの分離を目前とした者にとっては、現実と夢の境界線は、私が思うよりも無価値で無意味なものなのかも知れない。2人の老人のこれは紛れもない現実で、でも同時に1つの夢のように思えた。人生はいつか終わるし、夢もいつか醒める。その両者に、何の違いがあるのか、と。6点(2004-10-12 05:22:55)(良:1票) 2. バイオハザード(2001) 当時、有給を取って1000円デーに何となく観に行った。やっぱり1800円はちょっと払えないですね。特に何の気負いもなく何も考えずに観る分には良かったです。でもやっぱりあのシーンは「CUBE」なんですよねえ…。あちこちにパクリは感じました。新しいものは特にないですね。普通のエンターテイメント作品です。ミラ・ジョヴォビッチは素敵でした。5点(2004-02-12 20:10:48)(良:1票) 3. ハリー・ポッターと秘密の部屋 品質に関して言えば、前作のレベルを完全に下回っているとしか言えない。あの迫力のなさ、クライマックスのしょぼさ、全編を通しての起伏のなさにはちょっと驚いた。この監督、やる気あるの?と思った。観るのはどうせ原作ファンばかりだし、無難に原作通り作ればまあいいや(原作に忠実かどうかは知らないけれど)、というような甘えがあるというか、投げやりな感じがした。4点(2004-01-07 14:10:44) 4. 8mm アンダーグラウンドの更に最下層付近にある「スナッフビデオ」という存在を、社会悪として糾弾するでもなく、被害者やその家族の叫びを表現するでもない。ただ、今までそういうことと無関係な全くの安全圏にいた1人の男がうっかりその世界に入り込んでしまって結局火傷をしてしまった、というような、こじんまりとした個人レベルのサスペンス映画でしかない。コアな闇の世界を描こうとしながら、商業レベルでの成功も視野に入れようとしているのか、表現をかなり遠慮している(というか、逃げている)。出来としては本当に中途半端。やるなら徹底的にやればいいのに(いや、ハリウッドじゃ無理か)。4点(2003-12-19 14:04:10) 5. ハイロー・カントリー 失われゆくカウボーイ魂と、男の厚い友情。ファムファタール要素も。内容は別に悪くないのに、何だかどうしても印象が薄い。あまり登場人物に感情移入が出来なかったからかも。主人公がそれほど誠実な人間とも思えなかったし。それに私は断然ペネロペの方がいいと思うんだけどなあ…。でも、女が嫌う女ほど男にモテるのは、なぜか世の常。5点(2003-12-14 15:34:23)
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