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1. バイオハザード(2001)
ゲームのファンだったので「スプレーも薬草も無しで、しかもライフルさえ無しかよ~。トーフでプレイできちゃうよ~。」などと思いながらアンブレラ社やボスキャラを懐かしく眺めさせて頂きました。しかし「あれ?意外と面白いかも」と思ったのも束の間、開始40分辺りですっかり飽きてしまい、後は苦痛に耐えながら最後までクリアしましたが、あくまでゲームファンに対するオマケ映画って感じでした。3点(2004-05-10 11:22:03)
2. 遙かなる帰郷
アウシュヴィッツから生還した科学者プリーモ・レーヴィが、故郷イタリアへ戻るまでを記した実話の映画化作品。ユダヤ人強制収容所関連作品の多くが連合軍によって解放された所で終わるのに対し、本作は解放された時点から物語が始まる。ナチからは解放されたものの彼らはあっさり家に帰れたわけではないのだ。途中でソ連軍の捕虜となって強制労働させられる、裏切り、猜疑心、飢えや寒さ。そして失ってしまった人間としての魂の輝き。8か月の旅の末に故郷に帰りついた所で映画は終わる。映画全体のトーンは悲惨さを強調したものではなく非常に静か。実際のプリーモ・レーヴィはその後作家として活動したが87年に自殺した。7点(2004-01-20 17:46:12)
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