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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. パターソン 《ネタバレ》 ジャームッシュが好きだ。 彼がいるから、また生きていける、そういう感じだ。 彼の映画がまた観られるから、また生きていけるとも言える。 もの言わぬ隣人のような映画だ。 あの「事件」が起きて、最後、永瀬正敏が天使のように現れるとこなんか 最高だ。 また好きな映画ができた。 今宵はジャームッシュの昔の作品でも観てみるか、という気持ちになった。[DVD(字幕)] 8点(2018-06-09 22:11:32)(良:2票) 《改行有》 2. ハンナ・アーレント 《ネタバレ》 2014年夏、書店などでチラチラその名を見かける女性政治哲学者ハンナ・アーレント。自分も彼女についての新書を1冊買った。その読書の理解が進めばと、この映画に期待していた。観終わって、残念な気持ちがした。新書を買って、損したとも少し(ほんの少しです)思ったが、何より誠実な思索者であることができる彼女は、恩師ハイデガーの軽率な行為のために、思索の迷路に入り込んでしまい、死ぬまでさまようのである。彼女はそれでも思索をやめず、恩師との対決も辞さない。しかしかつての大思想家(?)ハイデガーは、自分のことをベラベラしゃべるだけの爺さんだった。映画の最後の彼女の講義は迫力があった。それは彼女の孤独な闘いが静かではあるが、凄まじいものであったことを伝えている。彼女は最後言う。「何が過ちなのか言えないのよ。」ここに彼女の「悪とは何か」についての出発点があり、そして最終地点でもあったのだろうと僕は思った。人間であること。それが危ういとき、思索は何とか繋ぎ止めることに一役買えること。かつての同僚たちは皆、彼女に厳しかったが、僕は彼女は立派な人間だったと思う。そしてこの孤独な闘いに挑む彼女の周りにいる、女性友だちが皆とても魅力的に思えたのが、映画的に良かった。今の日本の世相が考えることを放棄しているのは何故?そしてそんな時だからこそ、人間であるために思索が役に立つとも言っているのか・・。やはり本を買って良かったぜ、とここまで来て、やっと思えた。「人間じゃない貴方。思索なさい。じゃないと・・・」とこの映画は言ってるのかもしれない。[DVD(字幕)] 9点(2014-08-07 05:25:11) 3. パレルモ・シューティング 《ネタバレ》 デタラメが悪になって、バッドエンドになる映画はもう飽きた。カッコいいからいいじゃんっていうのは、自分にはもう時間がもったいない。再生をどう歌うか?そこが問題だ。 [DVD(字幕)] 8点(2013-02-13 06:57:18)《改行有》 4. バーダー・マインホフ 理想の果てに 《ネタバレ》 色んなことを考えさせられた映画だった。一世のテロが捕まり、それを何とかせねばと同調する若者たちが二世、三世として凶暴化していく。それがちゃんと描かれていた。こんな映画は初めてだ。1つ思ったのが、裁判で悪口を言われた裁判官がむきになると、傍聴に来ていた若者が喜ぶ場面。法治国家って何だろうな?と思わされる。法以外のやり方でもまっとうな社会ができるのなら、それを示して欲しい。彼らの理想って何だろう?一世はベトナムに無差別殺人を行う大国へのメッセージとして行っていったのだろうけど。二世以降の理想とは何だったのだろう。ただ社会にたてつくカッコ良さだけじゃ何も残らないよ。そして運動は革命のための革命になっていく。そんな中、この映画で一番印象に残ったジャーナリストの女性が独房で自殺する。それが二世以降の運動に火がつく。ブタどもに殺されたのだ、と。この一世のメンバーが自殺をしようと思った所をもう少し描いて欲しかった。どうしてそういう行動をとろうと思ったのか?あのハイジャックされた飛行機のニュース映像、何となく覚えてる。これだけ時代がテロに注目されてくると、テロについての研究ももっとなされていいのじゃないか?そんな事も考えた。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-03 17:01:03) 5. バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 お美しいミラ嬢はさすが傷つけられないですよね。良かったあ。続編、期待。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-06-29 17:14:31) 6. パリ、ジュテーム 《ネタバレ》 漫画でいえば、12ページ位の短編が、この映画の一つの話くらいかな、と思って、観てみました。18編全部観終わると、何か物足りない気もします。個人的にはニックノルティの話が一番好きです。パンチが効いてる。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-16 21:41:32)
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