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1. ボーン・スプレマシー
とりあえず画面が揺れすぎ、もっと安定させろと言いたい。ラストのカーチェイスはこの映画のハイライトなんだろうけど、他の方が仰っているように速すぎて何をやっているのか全く分からない。それから個人的に一体何が「スプレマシー」なのかもよく分からないけど、ジェイソン・ボーンが敵の行動を軽々と手玉に取るストーリー展開は爽快でした(あれ、スプレマシーってこういうこと?)。ただそれをひっくり返して言えば、今回は前作のように主人公の前に立ちはだかってくる敵がいないので、まさしく"ボーン無敵状態"でマット・デイモンの一人舞台でしかないのが残念。何だかまるでターミネーター1をシュワちゃんの視点から見ているような安心感があったしなぁ…。最後も今一つパッとしない終わり方だったけど次回作が気になるので「アイデンティティー」と同じく7点で採点、結局は面白かったんですよ(笑)。7点(2005-02-14 19:51:58)
2. ホワイト・オランダー
ミシェル・ファイファーの母親が殺人容疑で逮捕される、それによってアリソン・ローマンの娘が不幸に陥り、ついでにレニー・ゼルウィガーも出てくる、というストーリーからもっとセンセーショナルなものを期待したのですが単なる捻くれた青春映画だったのでガッカリです。そもそも母親演じるミシェル・ファイファーが全然悪い人に見えない、これだったらいっその事レニー・ゼルウィガーと役を交換した方が良かったんじゃないか?と思ってしまいます。でもそうすると今度はアリソン・ローマンがレニー・ゼルウィガーの娘に見えないという問題が生じてくる。豪華なキャストと何とはなしに良い映像を撮っただけでは決して良い映画にはならないということが証明されたような気がします。そもそもこれらの俳優が出ていなかったらこんな映画誰も観ていないだろうし。5点(2005-01-12 21:39:53)
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