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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. メトロポリス(1926)
《ネタバレ》 簡単な筋なんですが、搾取する資本家と労働力の下層階級の二極化、科学技術の発達による労働者の不要など現代社会にも通ずるような問題をこんな昔に撮ってしまったことが凄い。労働者も人間なので疲労もすれば反抗もしますが、うつむいたままキッチリ整列し仕事場へとゾロゾロ向かう姿は既に人造人間のようにも見えます。つまり彼らは人道的ではなくまるで機械の一部のような酷い扱いを受けているのです。そしてその不満のたまった労働者たちが一人の扇動者の出現により反乱を起こし暴走する集団心理の恐ろしさ。それにしても人造人間マリアの妖艶なこと。お披露目会のダンスも怪しい魅力たっぷりですが、鋼鉄のロボットの時ですら何とも美しいです。今まで信じていた上にこんなムードを放たれては扇動されても仕方ありませんね。 …余談ですが本作はDVD淀川長治氏の100選で鑑賞したんですけど、久しぶりに淀川さんの解説を聞きました。映画を愛して止まない感じがひしひしと伝わってきて、やっぱり良いですねぇ。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-23 13:55:28)(良:1票)
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