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1. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 ロン・ハワードらしくて堅実だけどそれ以上ではない、という感じ。レースとドラマのバランスもよく、2人の主人公も個性的でわかりやすい。ただ、ラストの2人の会話の舞台設定には違和感ありあり。ボローニャで2人が会うような伏線ってありました? ラストシーンの為にとってつけたような設定で、最後のレース後からの流れも悪い。ロン・ハワードってラストにだめ押しのシーンを用意する傾向があるように思うのですが、あれ必要ないというか、この2人の場合あんなふうに「互いに認めました」みたいな会話のやりとりって必要? 言葉で語らなくてもレースで会話するのがF1ドライバーなんじゃないのかな。あとF1をTV観戦してた世代からすると、最後の日本GPのスタートでスローモーションを多用したのはダメ。スタートの時の静寂から轟音へというスピード感や緊迫感があれでは伝わらない。それからハントのレース前の緊迫感や恐怖を表現するのにアノ描写というのは、理解できるけど、毎度毎度繰り返されるともう少し別のやり方なかったものかと思ってしまう。全体的に堅実なのに詰めが甘いのもロン・ハワード印なのか。[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2014-03-22 17:24:32)(良:1票)
2. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
ノーマークだったんですが、面白かった。アラン・パーカーらしく、サスペンスと見せかけて直球の社会派ドラマ。ラストの展開も、単なる「どんでん返し」ではなく、そこにメッセージを持たせるあたり、その内容への賛否はあるでしょうが、こういう映画もアリなのでしょう。まあ、難をいえば、ケビン・スペイシーが出てる時点で観客はみんな「怪しい」と思ってしまうことでしょうか。7点(2004-03-08 01:44:32)
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