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21. エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 プレデターとエイリアンが肉弾戦を展開する衝撃度はなかなか。プレデターは体格がよくなったのかな、色々な武器を駆使して戦う姿がかっこよかった。しかし敵の敵は味方理論でプレデターが味方になっちゃうトコロ(しかも武器防具まで作っちゃう)とか「おい、そいつはシュワちゃんを殺そうとしたヤツだぜ!!」と思って笑えた。まさかプレデターが友情の大切さを説いてくるとは。[DVD(字幕)] 5点(2008-03-05 13:06:55) 22. ナンバー23 《ネタバレ》 ジム・キャリーのシリアス演技はスパロウ役ではややオーバーな気がする。が、故にフィクションである小説内の主人公フィンガリングを演じる場合には見事にハマリ絶妙の演技だった。いったい何で小説の主人公が僕にそっくりなの?というミステリーの答えがその小説をかいたのが自分自身だからというお決まりのパターンだったのでオチは弱い。そしてラストもこの雰囲気には沿わないと感じる。スパロウが23に執着し家族との絆も壊れ精神を病んでいくといった展開の方がダークで楽しめると思う。全体的にみて物足りない印象だが独創的な発想を視覚化したヴィジュアルは雰囲気があってよい。[映画館(字幕)] 5点(2008-02-03 00:26:07) 23. ポンペイ 《ネタバレ》 西暦79年、一瞬にして灰となった都市、ポンペイ。 史劇とディザスターを同時に楽しめる題材。更に、ドラマで人気のイケメンマッチョを起用して、恋愛要素も投入。重厚な映画を好む層から、イケメンに夢中のティーン層までをもカバーする、完全無欠の娯楽大作。それが「ポンペイ」! …になればよかったが、さすがは「ダメな方のアンダーソン」の異名をとるポール・W・S・アンダーソン監督。全てにおいて中途半端な出来となっている。 史劇、恋愛、災害。詰め込み過ぎた割に尺が短いため、重厚感が希薄なのは史劇としては痛い。個人的な意見だが、イケメンの華麗な立ち回りより、バルキーなオッサンのファイトが観たい。ひがみではないけども。模擬戦争が史実をひっくり返すというくだりも、ラッセル・クロウが実演済みで新鮮味は薄い。 恋愛に関しても微妙な出来である。ヒロイン(かわいかったE・ブラウニングがかわいくない。)にあまり魅力が感じられず、キーファーがご執心なのも理解しづらい。侍女の方がチャーミングなのもいかがなものか。 恋に落ちる理由も、「なんかイケメンだしマッチョだから」くらいしか感じられないのもツライ。なのでセレブ政治家のキーファーが、若きイケメン奴隷に負ける悔しさについては、少し分かる気がする。それはそれでヤバい。 大災害は画的にはさすがの迫力があるが、軟弱なドラマのせいで画以上の面白さに至ってはいない。それどころか、あのラストにしたいがためのご都合主義が目立つ。あの破壊王・エメリッヒ監督の必殺技「面倒な奴はみんな事故死」。この禁断の力業をダメなアンダーソンも多用してくるのだ。 「まずはヒロインの両親!政治家との駆け引きめんどくせーから地震で屋根どーん!」 「ヒロインの侍女!馬に三人も乗れねーから!はい残念地割れどーん!」 「ついでに、いち早く逃げ出したおっさん!なんかうぜーから舟に岩石ストライクどーん!」 「キーファーと黒人剣闘士!その健闘を讃えて!お疲れ~、それ熱風どーん!」 こうして恋人達は口づけを交わしながら、悲劇を全うする。「みんな事故死」のおかげで美しい幕切れではないか。 さすがはアンダーソン監督、史劇をここまでのポップコーンムービーに仕上げるとは。2,3日後、きっと僕はこの映画の事をよくは覚えていまい。 西暦2014年、一瞬にして灰となった映画。それが「ポンペイ」だ。 [映画館(字幕)] 4点(2014-06-09 23:42:19)(笑:2票) (良:1票) 《改行有》 24. アース 《ネタバレ》 この映画の映像は美しいしすごい価値があると思うが、映画の観点から観れば少々見応えに欠ける。動物の描写が多すぎるわりには、残酷な場面はとばしていたり。物語も切り張りに感じた。でも見終わった後は地球ってすごいな、環境を大切にしないとな、と思った。[映画館(字幕)] 4点(2008-01-19 21:29:16)
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