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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 なんでこういうパソコン得意です系の映画はお約束のように現実ではコミュ障でオタクキャラが定番なんでしょうか。また、そんなコミュ障を表舞台に引っ張り出すコミュ強が出てくるのもなんだかお決まりの展開。もっと言えば、「クレイ」なるハッカー集団を結成してもやってることは子供のいたずらレベルというのもよく見る展開で、しかも個人的にそういうのが別に好きではないのであまり話に入っていけなかった。彼らハッカー、クラッカーたちの中ではきっと「○✖️に侵入した」「△◻︎を乗っ取った」という実績が重要なんであって、そこで何をしたかはあまり関係ないんでしょうね。身内で盛り上がったり、現実逃避できるという点では例えばソーシャルゲームやカードゲームなどでも同じような感覚を持ってる人はいるんでしょうが、ネット犯罪となると規模が爆発的で、しかも多大な人々に迷惑がかかる。そういうのを面白がってる人たちを見ても別に面白くない。「そういう映画なんだから…」と言われればおしまいです、すみません笑 「クレイ」とユーロポールの攻防ももっとヒリヒリさせて欲しかった。あまり山場もなく、「クレイ」たちはいつも割と簡単に逃げおおせてしまって、淡々としすぎてこちらもあまり楽しめなかった。捜査官側もあまり有能では無い設定だったので、あんなもんなのかな。。。 こんな感想を持ちながら鑑賞していって、最後のベンヤミンのウィンクはキツかったです。[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-01 21:48:50)《改行有》

42.  ジャケット 《ネタバレ》 タイトルは原題も邦題も『ジャケット(The Jacket)』でしたけども、個人的にはあの話の展開なら『The Drawer』のほうがいいのでは??と思いました。拘束具そのものよりあの死体入れのほうがより意味のあるアイテムだと感じましたので。 さて内容のほうは、ある戦場で重傷を負った男がその後精神を病み、精神病院へ入るという始まり。その病院内で「治療」として拘束具を着せられ、死体安置所用のロッカーのような場所に押し込められるスターク(エイドリアン・ブロディさん)ですが、そこで打たれた薬のせいか何なのか、1992年から2007年の未来の自分へタイムトラベルするという物語。1992年時点で出会った女の子の2007年の姿にも偶然出会うわけですが、彼女の荒れ果てた暮らしを見て過去をどうにか変えようと思う気持ちがスタークの中に生まれます。そしてそのために奔走するという物語。 はっきり言ってタイムトラベルに入るまでは、抑揚のない且つ暗~いシーンが続きます。タイムトラベルからは話に彩りがつき、テンポもアップしてきて面白くなりますが、まあそこからの展開は映画に慣れた人なら予想の範疇ではないかと。ラストの死に方にはびっくりしましたが。地味すぎ・・・。 しかしキャストの割には本当に地味~な映画でしたね。正直なところ、キャストでレンタルした映画だったので、エイドリアン・ブロディさんはともかくキーラ・ナイトレイさんが出てここまで地味な仕立てになるとは予想外でした。 [DVD(字幕)] 5点(2012-11-07 09:48:30)《改行有》

43.  トロピック・サンダー/史上最低の作戦 《ネタバレ》 個人的にコメディで人が死ぬブラックユーモア的なのは笑えないので、ちょっといや~な予感はあったのですが、意外と普通に楽しめました。でもグロい。ブラックに終始するこの手の映画は中盤過ぎたくらいでお腹一杯になる。後半グロ描写は少なくなりましたが、子どもを放り投げるシーンなど、またこれも笑えない。平和な日本で生きてる私にはちょっと受け付けないシーンも多数。 でも実際の映画をベースにした映画論みたいなものは面白かった。『レインマン』と『アイアム・サム』をくらべてオスカーを獲れただの獲れなかっただのという、一種映画雑誌の特集のような会話は興味深く、ネイティブの人たちが一般論的にそういった映画をどう見てるのかがわかってよかったです。 今さっきシネマレビューでキャストをチェックしたところ、あのハゲがトム・クルーズさんだったことや、ニセ黒人がロバート・ダウニー・Jrさんだったことは普通に驚き。ジェニファー・ラブ・ヒューイットさんも出てたり、キャストにお金はかかってる印象。てかよく出たね、これに(笑)。ラストにジェニファーさんを出すくらいならもっと作中に女っ気も欲しかったね。[DVD(字幕)] 5点(2011-02-08 10:43:37)《改行有》

44.  氷の微笑2 《ネタバレ》 前作パート1を鑑賞後、引き続いての第2作鑑賞。基本的に第1作と構成は同じです。冒頭のアイスピック殺害シーン→車でダイブに。前作のニック(騙される主人公役)→医者のマイケルに。スケープ・ゴートにされる容疑者B役は前作のベス→刑事のロイに。といった感じ。そういう意味では『氷の微笑』感はたっぷりありました。 ただ相変わらず視聴者の代わりとなって視点を動かす主役が、あっちこっち立ち位置を変えて落ち着かない。前作のニックと一緒で、発見した新事実?に影響されすぎ。ロイが汚職刑事と聞けばそれをまんま信じるし、小説の内容を現実にリンクさせまくるし(気持ちは分かるが、あんなに慌てなければいけないことだろうか?)、あの安直・極端さがちょっと引いてしまうくらいわざとらしい。 でもひどいと言うほど悪くもない。このレビューの評価の基準に従えば、「可もなく不可もなく」といった感じです。 別に自分は年上好きというわけではありませんが、それでもあのシャロン・ストーンみたいな人と同じような状況にあって平静を保てる人は世の中にどれだけいるでしょうか。『氷の微笑』は邦題なのに、作中の彼女の笑みが本当に文字通りの氷の微笑で、怖かったです。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-17 12:23:51)《改行有》

45.  ツイステッド 《ネタバレ》 いやいやそんな早くから手袋しちゃったらダメでしょうサミュエル。中盤の緊張感に比べ、後半はなんと気が抜けた事か。「ほら!ジェシカ(=アシュリー・ジャド)!なんで手袋なんかしてんのか早くサミュエルに突っ込めよ!」と心の中でずーっと叫んでたのに結局それは流されてサミュっちは撃たれて死んじゃいました(泣)。せっかくそれまですっと、「犯人はあの軽薄そうな元彼だ!」とか目星つけてたのに。彼がバスタブで死んでからも、「あれはフェイクだ!」とか言ってスクリーム並みにあり得ない復活を期待してたのに。がっかりだ。 てゆーかなんでこういう映画の題材でキャストがアシュリー・ジャドなんでしょう?今まで彼女がおばちゃんキャラをこなしてる映画しか観たことがないので、なんかすごく役柄との不一致を感じました。若作りはしてましたけどね。 サミュエルは相変わらず上の立場から悟ったように部下をなだめる役柄が似合ってます。嫌いじゃないですこういうキャラ。アンディ・ガルシアはなんか老けました??よれよれのコートが似合いすぎて(笑)。「デンジャラス・マインド」の時と比べると「同一人物か!?」ってぐらい違いますよね。 この映画のメインテーマである、「自分と寝た男が死んでいく不気味さ」みたいなのはやっぱ視聴者からすればそんな感覚あんま伝わってきませんよね。その後に続く「自分が殺したのかどうかわからない恐怖」ってのはミステリー的に面白かったですが。まぁ所詮映画の中での話なんですが、いくら怪しいからって警察の同僚が日常会話の中で「おまえなんだろ殺したの?」みたいな言葉を同僚に浴びせていたのが信じられませんね。ちゃんとした容疑者としての取調べ中ならともかく、あんな「ランボー」の警官並みにデリカシーがない人間が警官ってのが腹立ちました(爆) 5点(2005-03-01 14:33:45)《改行有》

46.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 この映画の看守役達が囚人役の男たちに歌を歌わせながら行進させていたのを見て、「戦場のピアニスト」で見た、まだ人種差別がひどかった時代のドイツ人とユダヤ人の姿を思い出しました。というのも、両方とも突然他の誰かに対する絶対的な権力を手に入れてしまい、次第にその権力を乱用し出すという点で共通点が見つかったからだと思います。しかしこの実験でオレがわかったことは、立場の強いほうのグループがどんなに暴走したとしても必ずその中にはその状態を止めようとする人間はいるということです。「戦場のピアニスト」のホーゼンフェルトよろしく、「シンドラーのリスト」よろしく。まだそこらへんに希望を見い出せるかもしれないと感じました。映画自体は「ただ単に人選が悪かっただけじゃん??」とか思いながら見てました(笑)。でも実話なんですよね。こういう映画って無性に、どこまでがリアルでどこまでが映画のための脚色なのか知りたくなります。もし脚色が一切無しならすさまじい話ですね。今現在の世界でこれをやっても同じような結果になるんでしょうか?ちょっと知ってみたい気もしますが。まあ、主役の男とその彼女の話はそんなに深く掘り出す必要はなかったように思う。ついでにラストも気に食わん。5点(2004-12-25 22:39:10)

47.  ブルークラッシュ 《ネタバレ》 イーデン(=ミシェル・ロドリゲス)が「大会まで必死に練習しないと勝てねーよ!」とか「あの波に乗れるのはあんただけだよ!」とか言ってるわりにストーリーそのものは一方的にアン・マリー(=ケイト・ボスワース)が堕落していく内容で、その辺の矛盾を放置したままラストに結局成功してしまうのはなんか許せなかった。 非行に走る妹に酒場で「唯一の家族だからほっとけないのよ!」とか言いながらその扱いが余りにも手抜きなのも気になるところ。冒頭いきなり妹を遅刻させるし、男と寝た次の日に友人に妹を送らせるし。そのくせ「妹にタバコ(マリファナ)やめて、ちゃんと大学に行って欲しいのよ」とか言う。じゃあ遅刻せんように送ったれや。こんな様で「大学に行って欲しい」とか口ばっかの主役がほんとにいやになりました。バイトもまともにやらないし、こんなん今まで雇ってたホテルのほうをむしろ誉めてやりたい。せっかくホテルなんやし一回、「ねえさん…」とか言いながら仕事してみろ!!種類はなんだとしても、一回でも仕事を一生懸命やった人ならこの気持ちがわかると思います。あんな世の中なめた人間は成功すべきでない。 とまあこんな感じにオレの中で主役のキャラ設定が完全に破綻してしまったのでズラズラと批判しまくってしまいました。 でも別に映画自体は嫌いじゃないです。波に挑んでいく若者の話。いいじゃないですか☆ もっと頑張る主役が出るスポコン映画ならよかったんですけどね。5点(2004-08-28 02:02:03)(良:1票) 《改行有》

48.  ベッカムに恋して 《ネタバレ》 想像してたのとはずいぶん違ったなぁ・・・。 もっとサッカー(それかベッカム)に憧れる女の子を描いた映画だろうと思ってたんだけど。まあまだそれはいいとして、サッカーの話って言うか、サッカーの女子リーグに対する偏見や、インドの慣習ばっかりが表に出て、なんかもうちょっとどうにかならんかったんかなぁ。あと、ジェスミンダのお父さん、急に態度翻しすぎ!ジェスのつらい顔を見るのがつらかったって、ずーっと前からそんな顔しとったがな。余計な内容を盛り込みすぎたと思うな。あと最後に、ああいう親の身勝手な態度見てるとイライラしてきて映画ゆっくり観てるどころじゃなかったわ。感動できるとこもあったけど。可もなく不可もなくって感じすね。5点(2004-04-14 21:37:09)(良:1票) 《改行有》

49.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 《ネタバレ》 使用するCGや能力のわりにスケールの小さい映画だな、と。あのメンバーの中でいかにもアメリカ大作的なド派手なアクションを見せられるのはトーチ君だけですね。あとは某少年雑誌の主人公のようなゴム人間と、それとは正反対のガチガチ岩人間。あと透明人間といった地味な能力の残り3人。X-menとかぶるのを恐れたのかな。トーチ君ですらすでに能力としてはX-menで既出でしたしね。 キャストとして、スーザン(=ジェシカ・アルバ)以外はキャラクターにも魅力が無い。主人公のリードは地味だしオタクだし、トーチ君は目立ちたがりでどっかうざいし、岩男ベンさんは「元に戻れない」と悲劇のヒーロー気取りで鬱陶しいし。スーザンですら、男性からは好評だけど女性からはどうなんだろう。突然得体の知れない能力をもった人たちを等身大に描いたのがこの作品なんでしょうが、派手なCGを使うヒーローモノアクション映画にそんな繊細さを描かれても興ざめです。どうせなら中途半端にアクションなど入れず、徹底的にラブストーリーにするくらいの思い切りが欲しかった。 続編があるみたいだけど、まあ観れたら観よう。[DVD(字幕)] 4点(2009-09-28 12:24:44)《改行有》

50.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》 まあ・・・このシリーズの映画にいまさらあほらしいと言うこと自体あほらしいですが、あほですねやっぱり。てゆーか日本を何だと思ってんだって。「ルールに従って生きるなんて・・・」みたいなことを言ってたけど、本当に自分のことしか考えないあほなやつらだと思いました。反対に、「ルールに従って生きることの大事さ」をとうとうと語ってやりたい。自分さえ楽しければ他の人にどれだけ迷惑かけてもおかまいなし的なこの種の人間に激しい苛立ちを覚えました。こんなん観て現実にこういうことする、又はしたいと思うやつ、することに憧れて将来的に実行するやつとかマジで増えるんだと思うと本当に嫌になる。 結局結果論なんだなこういうやつらは。スクランブル交差点をあんな風にドリフトで抜けて、うまくいったからいいようなものの、もしも誰か一人でも轢いたらものすごく後味の悪い映画。穿った見方ですが、どうしてもそういう「もしも」の側面が気になります。頼むから、そういう暴走行為とかはゲームの中だけで楽しんでくれ。作り物の話としては十分エンターテイメントなんだけど、なんかそういうところがどうしても受け入れられない自分でした。[DVD(字幕)] 4点(2006-12-24 22:58:40)《改行有》

51.  ダイノトピア 《ネタバレ》 この映画で一番気になったのは何でサンストーンがだんだん衰えていったかってことですよね。最終的には地下世界の資源を見つけたからよかったよかったって感じでハッピーエンドっぽく終わってますが、なんでサンストーンが光を失っていったのかって事を突き止めないとちゃんとした解決にはならないんじゃないないだろうか・・・。今の地球のように、資源を使い果たしてからてんやわんやするんだろうなあ。まあ、元が海外の絵本を元にした話らしいし、絵本のストーリーにそんなに突っ込むこともないのかな。でもオレは成人なので、色々納得いかなかったことにより、ちょっと辛い評価で。4点(2004-03-10 06:58:26)

52.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 この『3』が前作までと違うのは、超能力的なノリが受け入れられるか受け入れられないかにかかっていると思います。ちなみに私は後者です。ゾンビや他のモンスターを倒すのはあくまで純粋なアクションで、スタイリッシュな形にして欲しかったですね。超能力て。まあそうでもしないとあのゾンビカラスの群れは全滅させられなかったのかもしれませんが、それでも超能力なしであれをなんとかする演出を考えて欲しかったな。 しかしカラスがありとなってくるともうウィルス感染は蚊とかそういうレベルまで気をつけなければいけなくなってしまいますね。もうだめだわ。人類絶滅。蚊とかハエとかがウィルスに感染して明確に人を襲い出したらもう防御不可能。ウィルスが外に出るってのは本来そういうことなんですよね。まあ映画でそれされるとつまらないので多分やらないと思いますが。あと、砂漠ならゾンビに対して塀を築くよりも、穴を掘ったらいいのではないかと思いました。ゾンビって目の前に穴があっても直進して落ちるんですかね、それとも止まるんですかね?これだけ実験好きな会社ならそれくらいやってそうだけどね。 一旦ここらで原点回帰してほしい気持ちもあるが、一作重ねるごとに大風呂敷を広げる引きエンディングを生業としているこのシリーズでは、回帰とか縮小化は難しいのかもしれない。対策だけに身動きが取りにくくなる典型のように思えます。そう思うとなんだか悲しいな。[インターネット(字幕)] 3点(2021-11-23 09:00:32)《改行有》

53.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 コメントとしては大変辛口に感じる人もおられるでしょうが、今作は人気のシリーズ物と言うことにあぐらをかいた作品だということは否めません。それでも『バイオハザード』と名が付くから観に行ったという方はいっぱいいるんです。それが残念でならない。 そもそも1作目からこの第4作目までで何がそんなに変わってしまったんだろうと考えてみました。やっぱり「緊張感」というものがどんどん失われているように思います。1作目のアリスは記憶も無かったし、ただ純粋にゾンビと言う化け物に驚き、逃げようとする「緊張感」が観客にも伝わったのだと思いますが、もう4作目にもなるとゾンビと言う存在には達観すらしていて、はっきり言って彼らはアリスの視野にもほとんど入っていません。「バイオハザード」というシリーズにおいてはそれはあまりにも投げっぱなしでは無いだろうかと私は感じてしまいました。 最初の時点であれほど恐怖の対象だった「ゾンビ」という化け物は、時が経つにつれて「ただのザコ」扱いになってしまい、もう人なのかどうかすら分からないような化け物ばかりがフィーチャーされる映画はもはやただのモンスターパニック映画。こんなゾンビなら別に『ハムナプトラ』のミイラでも、『アンダーワールド』のヴァンパイアでも別に何でもいい気がする。あくまで「ゾンビ」だから面白いのに。 もし続編を作るなら「人間」VS「ゾンビ」っていう形の『バイオハザード』を作って欲しい。「人間」VS「アンブレラ」ならもう見る価値は薄い。ただの社会派ドラマじゃないか。。。[映画館(字幕)] 3点(2010-09-16 15:11:12)(良:2票) 《改行有》

54.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 えっ、「Shadow Gurdian」?。えっ、樹の化け物?えっ、てことはなにか、ロード・オブ・ザ・リング?なにパクリ?はっきり言ってこれにはむかついた。前作並みにいろんな化け物とかとたたかうよいうシナリオを期待してたのにそういったものはほとんど現れず、現れたのは問題のミスターエセロード・オブ・ザ・リング。もうこれが出てきた時点で、「こりゃだめだ」って声がエコーで流れてきました・・・。何か森の雰囲気もロード・オブ・ザ・リングのそれに似てるし。 あとこの映画、変に演出過剰。「ジョーズ」ばかにしてんのか!?サメがパンチ一発でおとなしくなるんなら「ジョーズ」で死んだ人たちが浮かばれへんわ。しかもサメにつかまって浮上してから出血してる腕を水に入れたまま寝てるし。普通その後でサメに食われるやろ、ってか食え。演出過剰なわりにララ(アンジョリーナ・ジョリー)もいきなり襲われてオーブ奪われたり、けっこう情けないシーンが多かったし。中途半端な強さを見せられて見てたこっちは不完全燃焼。 3点(2004-07-15 19:50:34)《改行有》

55.  8 Mile 《ネタバレ》 まあ、いいかなって感じ。この映画を観て得られたものは、今までそんなに好きじゃなかったエミネムの音楽を聴く機会。それが持ててそれなりに気に入る事が出来てよかった。それにラップバトルはけっこうおもしろかった!この映画に限らず、バトルってのはなんでも観てるこっちをワクワクさせてくれるから大好きです☆ただ、空家とはいえノリで家を燃やして楽しんでるような若者を見てたらとてもじゃないが気楽には観れなかったなあ。あんなんに憧れる若者がアメリカだけじゃなく日本にも増えてるし、そういうやつをもっと増長させそうなこの映画の作りは絶対好きになれない。しかもそうやって家を燃やしたり、道端の人をペイントガンで撃ったりする連中がストーリーの中心人物にしてそういった行動を正当化されてるのがもっとむかつく。そういう点でけっこう点さがります。絶対子供には見せれない映画。3点(2004-05-03 21:14:45)(良:1票)

56.  ザ・ダーク(2005) 《ネタバレ》  妄執にとらわれた母親って言うのはすごいですけど同時に怖いものですねえ。娘が海にさらわれて捜索中だってのに幻覚としか思えない少女探しに没頭って・・・そりゃ旦那もあきれるわ。ホラー映画にこんなこと言うのはナンセンスかもしれませんが、現実感ゼロの映画でしたね。怖さがと言うわけではないのですが(ていうか少しも怖くなかったし)、もっとリアルに迫ってくるものを期待していたので、娘の捜索中にオカルトに走る母親とか、なぜか家の壁から出てくる娘のセーターとか、見てて興ざめてしまうことがちらほらあったので。  羊飼いが自分の娘をよみがえらせるために村人全てをうまくいいくるめて身投げさせるってのはけっこう不気味で良かったと思います。まあもう少しそっちの方のストーリー掘り下げてくれても良かったですがね。  やっぱ全体的に母親が空回り気味なのが痛いかな。父親終始イイトコ取りやし。もう少し作り込んでくれればと思います。粗い。 [DVD(字幕)] 2点(2009-02-12 01:10:47)《改行有》

57.  二重誘拐 《ネタバレ》 今日ほど洋画に対して邦題をつける人の仕事のダレっぷりに落胆した日はありません。『二重誘拐』ってことですが、どのあたりが『二重』なのかその人にじっくりと教えてもらいたい。誘拐そのものとFBIとのやり取りが別々だから『二重』なのか、『二重』と見せかけた誘拐劇だと言いたかったのか、そのへんをじっくりと。 途中で何か違うなと思ったので、そこからは邦題のことは忘れて映画を観ることにしました。夫の浮気が発覚しても健気に夫を救い出そうとする妻・エイリーンの姿はとても良かったと思いますが、結局そのへんの真相を知ることができないまま夫が殺されてしまって、彼女は計り知れないやりきれなさを感じてたのではと思います。最終的には夫からのものらしき、一切れのメッセージで納得したような感じで終わってますが、浮気の事実がわかってすぐにあんなに物分かりよくなれるもんでしょうか。死人を責める気にはなれなかったとも思えますけど。 原題”THE CLEARING ”=清算、とありますが、ウェイン(=Robert Redford)は結局何も清算しきれずに終わってしまって、観てるこっちもやり場の無い気持ちを清算できず、スッキリしない映画でした。 [DVD(字幕)] 2点(2006-09-10 19:32:25)《改行有》

58.  スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 なんとまあ退屈な映画か。せっかく冒頭でトム(ブラッド・ピット)が刑務所に侵入してこれからのストーリーの盛り上がりを匂わせてくれたのに、その後がほぼ全部過去の回想に終わってしまって気分は最悪。過去のことばっかり話すならなんで冒頭でこれからの展開に期待させたりすんねん!? あと、なんで一回電気ショックで死んだトムは蘇ったんだろう・・・??どうやって蘇ったのかもさっぱりわからんし。 「スパイゲーム」というタイトルのわりになんか話の中身はネイサン(ロバート・レッドフォード)の思い出物語とCIAの他の職人との駆け引きバトルに終始して、ほとんど緊張感が感じられなかった。 ラストもなんだ、結局女にほれたってことですか。どうせなら女とかは忘れて完全にスパイになったトムが見たかった。 あっでも音楽はとてもよかった。ここだけは一見の、いや一聞の価値有り☆2点(2004-06-27 11:29:35)《改行有》

59.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 《ネタバレ》 これほど観ていてむかついた映画はありません。ちなみにこのジョン(=Joaquin Phoenix)とジューン(=Reese Witherspoon)が実在していたミュージシャンだと言うことは知らずに観ました。 想像してみてください。もしこのジョンと言う人間に音楽の才能がなければ、ただの最低男に過ぎません。ヴィヴィアンを無理やり口説き落とし、生活に苦しくなったらダメモトでオーディションを受け(ここらへんまではまだ良かった)、そのオーディションも子どもじゃあるまいし物欲しげな顔をしながら「受からせろ」と言ってるようで気に障るし、それで成功したら家のことは全く無視で、「金は稼いでるのに何が不満なんだ!」みたいな傲慢な態度。それが原因で冷めてきた夫婦関係を埋めようともせず不倫。ヤク中・アル中になり、家庭がありながらファンの子にも手を出し放題。ジューンと出会い、やってることはストーカー、脅迫、公衆の面前でのセクハラ等々。ジューンと会うたびに相手の気持ちは無視して結婚を迫る、挙げ句ライブ中に「NO」とは言いにくい雰囲気の中プロポーズ。いや、こんなんプロポーズと言うより脅迫に近い。そんなジョンをそれでもずっと見守ってきたジューンに対して言った言葉が一番むかつきました→"You should have left me."「君は僕の事をほうっておくべきだったんだ」・・・・・・むっかーーー!!!!!!(怒)(怒)(怒)(怒) こいつは絶対音楽が好きなんじゃない!!少なくともこの映画からはジョンに対してそんな印象しか受けません。 オレは直接にはこの人物を知りませんし、あくまでこの映画から受けた印象ですが、こんな男の歌う歌を気持ちよく聴くなんて無理です。嫌がってる女の人を口説き落とすために利用するような男の曲なんてまっぴらです。確かにJoaquinもReeseもすごく良い声で歌ってたしそこは評価したいですが、歌がそういう使い方をされたライブを観て他の曲もこの男にとっては自分を良く見せるためのツールでしかないのかと思ったらもう良い印象はもてませんでした。 実在した人間のストーリーに愚痴を言っても仕方ないのかも知れませんが。 というわけで自分的には滅多にない0点評価です。[DVD(字幕)] 0点(2006-11-30 00:15:11)《改行有》

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