みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 考えさせる映画ですね。なぜケイトウィンスレットに事件を解明させるように仕向けたのかは謎ですが(そのせいで留守中に部屋に忍び込んでビデオテープを置いてくるなんていう無理な展開が生じてます)、ケヴィン・スペイシーが圧巻。彼の演技力のおかげで全部帳消しになります。 う~ん、すごいな。[DVD(字幕)] 8点(2008-03-29 22:52:20)《改行有》 42. ナイロビの蜂 凡作。明確なテーマが無いままだらだらと終わってしまいました。題材盛りだくさんにしすぎ。だから全部が中途半端で平凡な感じになってしまった気がします。新薬の人体実験云々の話も描写が少なすぎて、その悲惨な実態がほとんど描かれておらず、ほぼ登場人物の説明のみで語られているので「へぇ~」としか思えず、スラム街やアフリカの大自然もわざと見せているようにしか見えませんでした。あのカーチェイスとか、テッサが医師と村を回るのを延々と見せるシーンとか、必要あったのかな? 薄っぺらかったです。[DVD(字幕)] 4点(2008-03-14 18:35:37)(良:1票) 43. 善き人のためのソナタ 傑作。体制側の人間を中心としたドラマという発想の斬新さ、盗聴によって変わっていく人間の表現のうまさ、自由や愛の素晴らしさ、細かい演出、ラストといいすごい。邦題は明らかに訳者の解釈が入りすぎていて不味いと思いますが、「他人の人生」というのも芸が無いので仕方がないのかな。ソナタを聴いたことで変わったという解釈には同意しかねます。[DVD(字幕)] 9点(2008-03-10 01:26:20) 44. 白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々 人間の尊厳を描いた作品。密室の中だけでずっと見せる監督の力量と演技の質は特筆すべきでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2008-03-09 00:54:17) 45. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 面白かった。脚本命の映画。まぁオチはサブリミナルですぐに読めますが、テーマはそう簡単ではありません。ただラストはちょっと尻つぼみというか、おおざっぱになっていて微妙でした。しかし途中までの疾走感とデヴィッドフィンチャーの世界観には取りつかれます。[DVD(字幕)] 8点(2008-02-20 00:14:31) 46. 戦場のアリア 音楽って素晴らしいですね。これが実話だっていうんだからすごい。ただ女性まで登場したのはやりすぎ。特に居る必要も無かった。歌えないダイアン・クルーガーを起用した意味もよく分かりませんでした。あんな口パクするくらいなら歌える人にしてほしかったです。 最後は救いがないといえばないですが、実話だと思うとリアルですね。ちょっと切ない気分になりました。[DVD(字幕)] 6点(2008-01-13 00:26:47)《改行有》 47. バリー・リンドン 映像の美しさへの執着心はやはりすごいと思いました。今の時代に撮影してもこれほど美しくは撮れないでしょう。 そして最後のセリフ。壮大な叙事詩とそれが一瞬にして自分の背景になる感覚。なんなんだ、一体。[DVD(字幕)] 10点(2007-09-21 20:44:43)《改行有》 48. パリ、ジュテーム パリの町並みを楽しみつつ観る映画です。一つ一つの話は本当に短く、正直覚えていないのもありますが、そうそうたるメンバーが出演していて楽しいです。 印象に残ったのはじいさんとばあさんが離婚の話をするのとか、奥さんが病気になる話、パントマイマーのやつは本気で笑いこらえました。あと最後のパリが大好きなおばあさんの話も良かったです。 休日かなんかにパリを思いながらゆったりと観ると、とても楽しめると思います。[映画館(字幕)] 8点(2007-07-29 23:05:26)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS