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プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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変更日付順12

1.  エレニの旅 今観てきました。凄いです。レビューはアタマ整理してから改めて書きます。観終わって1時間たった今も気を許したら泣き出してしまいそうです。 ///<追記>↑【彦馬】様ご指摘の通りテーマ曲がいつも途中で中断されてしまうのが印象的でした。風に揺れる木の葉のように無力で歴史のうねりに飲み込まれて行く難民の悲劇。登場人物達は人間であり、同時に世界そのものをも表現しているようで、哀しみに沈むこの世界の流す涙が観ている私の胸にも押し寄せ、外に押し流さなければとても耐えられなかったです。難民は今も溢れていて、世界は今も痛みに呻いています。「川の始まり」はどこなのか?・・・この日私は、まさに映画でしか表現できないアートを体験しました。[映画館(字幕)] 10点(2005-06-10 23:11:21)(良:3票)

2.  アンダーグラウンド(1995) 凄く力強い映画ですよね。大きな悲しみや痛烈な風刺を素晴らしい映像と笑いと音楽で表現していて、映画の醍醐味を感じます。監督のエミール・クストリッツァは本作が大問題になってしまい引退を宣言したと記憶していますが、その後「黒猫・白猫」を撮ってたから引退は撤回したんでしょうね。まだまだ良い作品を見せてくれることを期待してます。9点(2003-12-02 16:10:18)

3.  SWEET SIXTEEN 家族と一緒の当たり前の暮らし。それを手に入れる為に15歳にして大人のように振る舞うことを余儀なくされたリアムの痛みが辛かった。ほんの少しの運命の違いで、私がリアムだったかもしれない。あるいはピンボールだったかも。大人がしっかりしなくちゃダメだよな、ホントに。8点(2004-03-15 14:12:54)

4.  ギャングスター・ナンバー1 《ネタバレ》 60年代後半のロンドンでビスポーク・スーツに身を固め、イタリア製の手縫いの靴を履き、アストンマーチンに乗る狂気の若きギャングスターをポール・ベタニーが熱演。目つきがヤバイです。シビレます。結構痛い暴力シーンがあるので苦手な方はダメかも。特に↓【野生のおっさん】さんが書かれている殺しのシーンは「昔ながらの方法」でなぶり殺しにしているところが、ヤられている側の目線で撮られていてかなりコワイ。若きギャングスターはやがて強烈に憧れながらも深く妬んでいた自分のボスをおとしいれて、彼の持つモノ、家も金も組織もそっくり自分のモノにします。が、ただひとつ、与えなければ得られない「愛」だけは手に入れることがでなかった。30年後のギャングスターを演じるのは『時計じかけのオレンジ』のマルコム・マクダウェル。裏社会の頂点に昇りつめたが孤独で空っぽの悲しい男は作品中一度も名前を呼ばれることがない。彼には名前がないのだ。UK好きなら見る価値アリかも。隅々までこだわりを感じるスタイル、音楽もキマってる。但しマルコム・マクダウェルがちょっと鈍くさかったかな。【木戸満】さん、お先に! 8点(2003-12-17 11:31:35)(良:1票)

5.  夢の涯てまでも 「ベルリン~」の大ヒットの後発表されたこの映画は今までのヴェンダース作品とは一見異質の、いろんな意味でカラフルな作品だったためだろうか、当時からあまり評判は良くない。が、私はかなり好き。夢から目覚めて現実の世界を引き受けようというのは「ベルリン~」にも通じる気がする。飛行機の扉を手にくっつけて砂漠を彷徨うシーンなど美しく印象的なシーンも多い。又、サントラにはデビット・バーン、U2、ルー・リード、エルビス・コステロ、ニック・ケイブ等々超豪華メンバーが集結。この映画がこういった様々なミュージシャンが参加するサントラの走りではないだろうか。8点(2003-11-14 12:04:46)

6.  ゴースト・ドッグ 久しぶりに見たジャームッシュらしい映画だったと思う。映画全体のヒップホップ調のリズム感が心地よい。勿論ゴースト・ドッグは日本のサムライとは全然違うが彼の中では完璧に分かっている。「すべて熟知」なのだ。8点(2003-11-11 11:28:48)

7.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ とにかくまず音楽ありきの映画なので、自分の人生は音楽と切ってもきれないと自覚する人以外には少し退屈かもしれません。どことなく常に夕暮れを思い起こさせるロビー・ミュラーの映像もキューバ音楽のもつ色気とよくマッチしていると思います。スティール・ギターの名手ライ・クーダーはまた民族音楽の探究者でもあり、お金も仕事もなく、家族をほっぽり出して様々な地域の音楽を求めて放浪していた時期があります(沖縄音楽にも詳しいようです)。そんな彼にとっては息子やキューバの音楽家達と共に埋もれていた音楽を再び世に出す作業は堪えられな幸福だったことでしょう。音楽と人生に対する尊敬と愛情に満ちあふれた作品です。8点(2003-09-30 16:21:23)(良:1票)

8.  レ・ミゼラブル(1998) 他人には教えないで、こっそり心の中にしまっておきたくなるような作品。胸を打つ美しいセリフが随所にあるのは、やはり古典ならではかと思います。ジャン・バルジャンが改心したのはキリスト教的な神父の慈悲のお陰ですが、この映画ではあまり「神」が強調されてないあたりが好感もてます。と言うのは「神」と言う絶対的な規範に自分を預けてしまうのはちょっとズルな気がするからです。彼は相変わらず弱い人間で迷いの中にあり、気を許せば楽な道を選んでしまいそうになります。けど、その都度心の中に「銀の燭台」を灯して自分自身に問いかけ、必死で正しいことをしようとするわけです。自らの弱さを努力で克服するこの映画のジャン・バルジャンに私は共感します。(良評価くださった方、ご免なさい。内容少し変更してしまいました。お許しください!)8点(2003-09-16 11:27:43)(良:2票)

9.  スコルピオンの恋まじない 現代では昔のハリウッド映画みたく、シャレててロマンチックな映画を作るのは不可能なのかな?と思っていたのですが、この映画見て「なんだよ、できるじゃん!」って思いました。最近のアレン作品の中では好きですね。催眠術にかかって歩くアレンなんてちょっと往年の姿を思い出して嬉しくなったり。ただ同時に(我ながら自分の趣味を疑うけど)私はアレンに対して昔から男としてのセックスアピールみたいなものを感じていたからこそ説得力があった事も、さすがに最近は「小さなお爺ちゃん」としか見られなくなってしまい、時々フッと現実にかえって「そろそろこう言う役は厳しいんじゃないの」と寂しくなりました。次回作「さよなら、さよならハリウッド」はドタバタコメディらしいからかなり期待してますけど。7点(2005-03-22 14:03:53)

10.  王妃マルゴ 《ネタバレ》 本のページをめくるとき指をなめちゃダメなんだよなぁ。「薔薇の名前」見てればねー。それにしても顔面から血吹き出してるジャン・ユーグ見て「あぁステキ」とかウットリしてる私ってヘンですか? /<7月6日追記>↓やっぱヘンですかぁ・・。イヤ!きっと誰かが分かってくれるハズ。求ム同志!年齢性別不問!7点(2004-07-02 23:58:52)

11.  グッバイ、レーニン! 旧東ドイツでベルリンの壁崩壊直前に心臓発作で倒れて昏睡状態となったアレックスの母親は、8ヶ月ぶりに奇跡的に目を覚ます。しかし少しのショックも彼女には命取りだと医者から宣告されたアレックスは、旧政権を愛していた母から壁の崩壊とその後の社会の激変を隠すべく、周囲の人々を巻き込んで奮闘する。映画を見ながら、私はあれ程までに誰かの為に必死になったことがあっただろうかと自分を恥じた。そして母の為に旧東ドイツを再現しようと奔走する内、いつしか実際は成り得なかった理想とする祖国を作り上げてゆくアレックスの姿に素直に感動した。世の中何が起こるか分からない。昨日まで信じていたものが一瞬にしてゴミになるやもしれない。その時信じられるものは何か?照れくさいがそれはやはり人間としての愛情か。可笑しいけれどちょっと悲しくて優しい映画だ。但し、ひとつ気になったのが音楽。同じフレーズをひっきりなしに流されるので少しうるさい。もう少し控えめにして欲しかった。あと音楽が同じでインテリアがちょっと可愛いからって「アメリ」と一緒にして、オシャレ系として宣伝するのは辞めて欲しいなぁ。【crazyガール★】さん登録ご苦労様です。先に書いちゃいました。ごめんなさい。7点(2004-02-25 10:46:00)

12.  遙かなる帰郷 アウシュヴィッツから生還した科学者プリーモ・レーヴィが、故郷イタリアへ戻るまでを記した実話の映画化作品。ユダヤ人強制収容所関連作品の多くが連合軍によって解放された所で終わるのに対し、本作は解放された時点から物語が始まる。ナチからは解放されたものの彼らはあっさり家に帰れたわけではないのだ。途中でソ連軍の捕虜となって強制労働させられる、裏切り、猜疑心、飢えや寒さ。そして失ってしまった人間としての魂の輝き。8か月の旅の末に故郷に帰りついた所で映画は終わる。映画全体のトーンは悲惨さを強調したものではなく非常に静か。実際のプリーモ・レーヴィはその後作家として活動したが87年に自殺した。7点(2004-01-20 17:46:12)

13.  ポーラX ポンヌフ見てガッカリしたカラックス好きはこれ見て安心したかも。原作の雰囲気でてるんじゃないスかね。7点(2003-12-24 14:58:23)

14.  キングダム(1994) 主役が亡くなってしまったんですか?!う~ん、途中で放置しやがって。そもそもトリアーはこの話しにどう言う結末を作るつもりだったんでしょう。環境問題とか何気に扱ってはいますが、ひと気のない病院、時々やってくる無人の救急車、幽霊やら霊能者のおばちゃんやら変な儀式やらで終いにはあの異形の赤ちゃんでしょ。コワイ、怖すぎる。しかし何がコワイってこの変なドラマを二人に一人が見るというデンマーク人の国民性です。トリアーの作品の中ではこのシリーズが一番好きだし、下のおふた方が10点、10点と来たからには私も・・。と言いたいところですが、7点で勘弁してください。 7点(2003-11-28 14:33:44)(笑:1票)

15.  ボウリング・フォー・コロンバイン 見ているものに思考停止を許さない、考えさせる映画。ドキュメンタリーの形式をとっているが、エンターティメントとも言える、まったく新しいカタチの表現方法で非常に興味深かった。アメリカ人がよくぞここまでやったと拍手を送りたくなる。但し、最後にチャールトン・ヘストン邸に、銃で撃たれて殺された女の子の写真をおいてくるようなパフォーマンスを演じてしまうあたり、マイケル・ムーアもやっぱアメリカ人なんだなぁ。7点(2003-04-03 15:34:15)

16.  ミリオンダラー・ホテル ヴェンダースのファンとしては、この映画のヴェンダース的映像とU2の音楽にやはりやられる。コメントを聞かれれば「私は好き」と答えるが、他人に薦める気には慣れない映画。7点(2002-03-26 16:34:28)

17.  モーターサイクル・ダイアリーズ 映画を見る前に原作を読んだ。原作の中のゲバラは普通の若者で、この青年と世界的に有名な革命家はうまく結びつかない。彼は若くてエネルギッシュで楽天的で何より冒険を楽しんでいる。そしてその中で初めて肌で感じる南米の過酷な自然と労働者の現状に「何かおかしいんじゃないの?」と子供のように純粋な疑問を日記に綴っているのだ。この旅はゲバラの闘争の精神が形になる前の、もっともっと根本的な部分を培った旅で、青春放浪記としても面白いし、後の彼との比較も興味深い。更に南米の原始的な荒々しい自然の描写に魅了され、半端じゃなく厳しい労働者の暮らしには考えさせられる。ところが映画はチェ・ゲバラ=エルネスト・ゲバラを観客に納得させる為だろうか、ゲバラが妙に生真面目でナイーブ過ぎて面白みに欠けるというか、バイタリティに乏しい人物になってしまっている。反面、川を泳いで患者に会いに行くなんていう大げさなエピソードの創作は、かえって彼を陳腐なパフォーマーにしてしまった気がした。そうやって劇的効果を付け足した割りには、ゲバラよりも友人のアルベルトの方が魅力的な男に思えてしまったのはなんとも皮肉な話。チェ・ゲバラの青春と南米を舞台にしたロード・ムービーというシチュエーションにあまりにも期待し過ぎてしまったのが私にとっては不幸だったのかもしれない。因みにゲバラは帰国後医学部を卒業し、ハンセン病治療の仕事をする為アルベルトに合流するべく二度目の旅に出る。このとき民族主義革命直後のボリビアでその現実を目撃、次に社会革命進行中のグアテマラへ。グアテマラで反米人物の逮捕がはじまりメキシコへ逃亡、そこで亡命中のカストロと会うのだ。6点(2004-11-07 18:37:04)(良:2票)

18.  ソウル・オブ・マン こういう丁寧で良くできているけどのれない映画って評価に困ります。本作はスキップ・ジャイムス、J.B.ルノアーというブルースミュージシャンを中心に彼らの音楽や時代背景を追ったドキュメンタリーで、映像のつなぎ方とかさすがヴェンダースで凄く上手いし、音楽に対する愛情や真摯な姿勢も伝わってくるのですが、いかんせん、どーもホンモノのブルース・ミュージックって聞いてると眠くなります。随所に挿入されるルー・リードとかベックとかニック・ケイブなんかのカバー演奏はカッチョイイので思わず覚醒するのですが、オリジナルになると睡魔が・・。ブルースファンのみなさまごめんなさい!多分コアなファンの方にはJ.B.ルノアーの演奏映像とか涙モノなのかもしれませんが私にはちと上級すぎました。あ、それから【HYDE】様、お先に書かせていただきました。スミマセン!6点(2004-09-21 12:51:58)(良:1票)

19.  クジラの島の少女 確かにちょっとギクシャクしたところのある映画ではありましたが、美しい自然や優しい心が心地よい、キレイな映画でした。拒絶されても尚、おじいちゃんを助けようとするパイの健気さ、その気持ちが痛い程分かっているのにどうすることもできないおじいちゃんの葛藤。ストーリーとしては語り尽くされいる話ですが、素直に感じ入って何度もウルウルしてしまいました。あとですね、私は「ハカ」が大好きなんですよー。オールブラックスが試合前に必ず行うあの踊りには何度見ても心打たれます。イイ男(私の趣味的に)もいっぱい出てくるので目の保養にもなります(笑)6点(2004-09-03 13:00:25)

20.  Jazz Seen/カメラが聴いたジャズ JAZZのレコードジャケット制作で有名なカメラマン、ウィリアム・クラクストンを追ったドキュメンタリー。映画としては特に何かを深く掘り下げているわけでもなく、80分と短いしサラっとしたTVドキュメンタリー風。但し、彼の作品である写真は凄い!写真から音楽が聞こえてくるような錯覚におちいる。彼の作品を見ていると音楽とはメロディやテクニックではなく演奏者の人生そのものなのだ。そこから培われた感性の結晶、そして爆発の瞬間を目撃しているのだと改めて思えた。クラクストンに写真家としての天才的なセンスが備わっているのはもちろんだが、何より彼がJAZZと人生を心から愛しているからこそあのような作品が撮れるんだろうなぁ。なんだか激しく嫉妬してしまった。それにしても昨今のCDジャケットの何と素っ気ないことよ。久しぶりに中古レコ屋でも漁りに行ってチェット・ベイカーのレコードでも買おうかな。6点(2004-07-09 13:58:31)

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