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プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  バリー・リンドン 映像の美しさへの執着心はやはりすごいと思いました。今の時代に撮影してもこれほど美しくは撮れないでしょう。 そして最後のセリフ。壮大な叙事詩とそれが一瞬にして自分の背景になる感覚。なんなんだ、一体。[DVD(字幕)] 10点(2007-09-21 20:44:43)《改行有》

2.  ホーリー・モーターズ 《ネタバレ》 見た目よりは素直な映画で、カラックス自身の映画体験を描きながらある種の古き良き時代への郷愁をユーモアとサイケデリックな映像で表現している。冒頭、カラックス自身が扉を開け、映画館の中へ入っていく。ここから彼の頭の中に入り込むようなイメージ。したがって単なるオマージュではなく、彼の頭の中に残っているままのかつての映画が、デフォルメされて、背景化されてちりばめられることになる。前作TOKYO!で出てきたメルドだけをとってみても、その前作とのつながりと同時にノートルダムのせむし男やキングコング、美女と野獣、そしてゴジラと様々な映画のイメージの凝集であることがわかる(おそらくもっとあるのだろう。マンホールに潜る所もいろいろ挙げられそうだ)。そうした彼の一種の夢の相方はやはりドニ・ラヴァン以外に考えられないのであって、そして「行為action」の美しさを徹底的に追及していることもわかるのである。車もmotorを持ち、動きで魅了するはずのものであったが、ラストの車庫はそれが失われることへの寂寥が感じられるシーンであった(「カーズ」を思い出す)。傑作。[映画館(字幕)] 9点(2013-06-10 10:42:57)

3.  ナイト・オン・ザ・プラネット 地球を巡りながら夜明けを迎えるとは、なんて気の利いた構成だろう。何気ない日常を切り取っているようにみえて、ジム・ジャームッシュの構図は実に技巧的である。LA編でのウィノナが颯爽と車を飛ばす後ろで旅客機が轟然と横切る。そして空港のシーンへ移る素晴らしい演出。ニューヨーク編ほどユーモアに満ち溢れた空間はないし、パリ編は人種的な問題がちらりと覗きながらもあくまで人間を描いている。ローマ編はベニーニの一人芝居に近い、圧倒的な芸(といって良いと思う)を見せつけられる。ロータリーをいったりきたりしてなかなか客を乗せなかったり、「一方通行は最高♪」とか言いつつ逆走するシーンは大のお気に入りである。一転してヘルシンキ編では底なしの悲しみが場を覆う。ミカとアキというネーミングはくすっとするが、ラストのアキの表情は笑えないほど絶望的である。しかしそれでも地球には朝がくる。タクシーの車内という偶然に満ちた空間を通じて、人々の機微を鮮やかに映し、夜は明けていく。ラストシーンの「おはよう」は全ての人に向けられた挨拶である。[DVD(字幕)] 9点(2010-09-08 00:47:41)

4.  アメリ 雰囲気のみでこんなにステキな作品が撮れるのはすごい。[DVD(字幕)] 9点(2008-12-03 19:34:56)

5.  善き人のためのソナタ 傑作。体制側の人間を中心としたドラマという発想の斬新さ、盗聴によって変わっていく人間の表現のうまさ、自由や愛の素晴らしさ、細かい演出、ラストといいすごい。邦題は明らかに訳者の解釈が入りすぎていて不味いと思いますが、「他人の人生」というのも芸が無いので仕方がないのかな。ソナタを聴いたことで変わったという解釈には同意しかねます。[DVD(字幕)] 9点(2008-03-10 01:26:20)

6.  裏切りのサーカス 二回観させる感じがすごい。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-14 22:46:13)

7.  クラウド アトラス 《ネタバレ》  これはシナリオ自体が映像化できないと言われていたので、製作するにもものすごく勇気が要る映画(実際ハリウッドはほとんど出資しておらず、中国香港系の会社がほぼ出資)です。そして一方でレビューするのにも勇気が必要です。というのも、手塚「火の鳥」を読んだことがある人(しかも何冊か)には「火の鳥みたいな映画」というとイメージが沸き易いと思いますが、あれを同時進行でしかも映像化するという困難もまた容易に想像可能でしょう。だから失敗すると無残なことになります。  しかし、この映画はそこそこ上手くいっているのです。それぞれの登場人物に焦点をあてながら一つのストーリーを描くいわゆる「グランドホテル」型の映画はこれまでもありましたが、時代をまたぐこの斬新なアイディアは意外とうまくいっています。その点を私は評価したい。もちろんアイディア自体がそれなりに実現されていたとしても、それ以上の「感動」とか「メッセージ性」をうまく表現できているかは別です。(例えば映像もそうです。「マトリックス」の斬新さは全くありません。それどころかネオ・ソウルは「ブレードランナー」と基本的にイメージが変わっておらず、少しがっかりしました。東京からソウルへ、という移行は時代の趨勢を感じさせるものではありましたが)ただ、トム・ハンクスに注目していくと、彼が演じているキャラクターは最初は悪徳医師から始まり、最後は人類を救う英雄となります。これらは全て同一の魂なのであり、輪廻しているのです。ウォシャウスキーはマトリックスのときにも話題になりましたが「禅」など東洋哲学に関心を持っているので、このような魂の輪廻転生を描いているわけです。これは他のキャラクターも同様です。私の基準をまとめるとこうです。この途方もないスケールの物語を成立させたことを評価、そしてそこから監督が表現したかったことを読み取ることができたことを評価。この点数をつけます。エンドロールの役者のねたばらし的なところは面白かったですね。役者としてはペ・ドゥナが最高でした。ただアジア人的な特殊メイクはやや差別的でしょう。違和感ありすぎでした。[DVD(字幕)] 8点(2013-03-16 12:20:12)(良:2票) 《改行有》

8.  戦場のピアニスト エイドリアンブロディは痩せこけてみすぼらしい役をやらせるとハマりますね。最高でした。音楽。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-19 17:36:33)

9.  ダンサー・イン・ザ・ダーク ビョーク!! ラーストフォントリアー恐るべし。[DVD(字幕)] 8点(2009-07-03 01:07:58)

10.  カリガリ博士  なかなか観れなかった作品。背景は書き割りでちゃちいって言えばちゃちいんだけど、それが紙芝居みたいでなんだか奥ゆかしい。むしろ作品の構成として十分成立していて雰囲気出してます。  ストーリーもひねってるし、何よりカリガリ博士のキャラクター造形が素晴らしい。これが後の「博士キャラ」を形作ったらしいです。  サイレントでも魅せますね。名作です[DVD(字幕)] 8点(2009-06-27 22:46:34)《改行有》

11.  スクール・オブ・ロック ロック最高。ジャックブラックハマり役。[DVD(字幕)] 8点(2008-08-24 00:06:58)

12.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 考えさせる映画ですね。なぜケイトウィンスレットに事件を解明させるように仕向けたのかは謎ですが(そのせいで留守中に部屋に忍び込んでビデオテープを置いてくるなんていう無理な展開が生じてます)、ケヴィン・スペイシーが圧巻。彼の演技力のおかげで全部帳消しになります。 う~ん、すごいな。[DVD(字幕)] 8点(2008-03-29 22:52:20)《改行有》

13.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 面白かった。脚本命の映画。まぁオチはサブリミナルですぐに読めますが、テーマはそう簡単ではありません。ただラストはちょっと尻つぼみというか、おおざっぱになっていて微妙でした。しかし途中までの疾走感とデヴィッドフィンチャーの世界観には取りつかれます。[DVD(字幕)] 8点(2008-02-20 00:14:31)

14.  パリ、ジュテーム  パリの町並みを楽しみつつ観る映画です。一つ一つの話は本当に短く、正直覚えていないのもありますが、そうそうたるメンバーが出演していて楽しいです。  印象に残ったのはじいさんとばあさんが離婚の話をするのとか、奥さんが病気になる話、パントマイマーのやつは本気で笑いこらえました。あと最後のパリが大好きなおばあさんの話も良かったです。  休日かなんかにパリを思いながらゆったりと観ると、とても楽しめると思います。[映画館(字幕)] 8点(2007-07-29 23:05:26)《改行有》

15.  ゴーストワールド 《ネタバレ》 最後はやはり死んだと解釈するのが妥当ではないだろうか…。不変なものを求める心情と、変わって行く周囲。非常に切ない。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 00:03:39)

16.  ボーン・アルティメイタム 手ブレが行き過ぎていた二作目よりもややブレが抑え目で観やすい。ストイックな演出と徒手空拳のかっこよさは相変わらず。海外ロケも同様に盛り込み、そしてカーチェイスも。二作目のラストへのつなげ方がうまく、わかりやすいストーリー展開だった。個人的にはパメラ、ニッキーの二人の女優が素晴らしい存在感を発揮していたように思う。三部作通して7点というところ。過剰でないアクションはいいね。[DVD(字幕)] 7点(2011-03-30 17:25:34)

17.  モーターサイクル・ダイアリーズ 非常に良かった。南米独特の質感というか、土臭い感じが伝わってきたし、主演二人の演技も文句なし。合間合間に挟まる現地の人たちの映像がちょっとわざとらしかったけど、彼が革命へと向かうきっかけということで重視したのだと思います。チェゲバラ的要素はほとんど無いので、単なるロードムービーとしても楽しめますが、やはりゲバラのことを知っているとより感慨深いというか、面白い作品だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 11:19:43)

18.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 オープニングの緊張感は最高。あの勿体ぶった長ゼリフなんかもタランティーノっぽくてすごく良かったです。でもみおわってみると、意外と無難にまとめたな、という印象。大風呂敷を広げて、バスターズの活躍やもう一つのストーリーとの壮大な絡みを期待したのですが、こぢんまりとしてしまいました。でもそういう意味でなかなか観やすい映画になっていると思います。ただもっとやり過ぎ感があったほうがタランティーノらしくて好き。残酷なまでの痛快さは伝わりました。ただ多くのレビュアーが指摘するように、バスターズの印象が相当薄いことと、二つのエピソードの絡みがいまいちなことがマイナス要素。ただ全体のバランスの良さはかなりいいと思います。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-06 21:57:34)

19.  スモーク(1995) 煙草の煙が染みこんだようなハーヴェイカイテル老練の演技がしみじみと香ってくる。難点は一つ一つのエピソードが全体にからんでこず、どうも小ネタの単発のように見えてしまうところ。ただ逆に一つ一つのエピソードの質は高く、ポール・オースターの力量を感じます。彼の小説が好きなら大丈夫。[DVD(字幕)] 7点(2009-11-25 19:26:47)

20.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 とりあえず巧いってのが先にくるけど、マット・ディロンには全く共感できず……。なんであんな感動的に描くのかわかりません。全くの悪人ではないというのは判るけど、許されないことをしたと思います。むしろ黒人を射殺してしまうエピソードのほうがなんか同情できました。あの辺かなり巧いです。人種差別といえばスパイク・リーの専門分野みたいな感じがありましたが、作品賞をとるほどのクオリティは十分です。[DVD(字幕)] 7点(2009-06-30 01:24:05)

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