|
1. ドッグヴィル
《ネタバレ》 ラストが納得いかない。それは皆殺しが酷いからではなくて皆殺しは別に望まなかったことではなく、むしろ望んでいたことである。問題はドッグヴィルの連中がギャングに殺されたってことだ。彼らの誰一人としてグレースに対して反省も後悔もする事無く、わけのわからないままギャングに銃殺された。これは連中にとってみれば事故死とも等しいことであると思う。裁く者が誰であれ裁かれる者は自分の罪を知ることも、そしてその罪に対して何らかのことを思うことは必要ではないかと俺は思う。ま、初めから無かったことにするってのがグレースの考えなのかもしれないけど、それなら自分が受けたドッグヴィルでの虐待も無かったことであり、全てが無意味だったと言う事になると思うんだけど、そうでも無かろうに。とにかく、ニコール・キッドマンが綺麗だったのでそれだけでも見る価値あります。9点(2004-09-04 23:37:15)(良:1票)
2. ダンサー・イン・ザ・ダーク
今まで見てきた映画の中でも一番泣きました。確かに、最初からほぼ最後の方まで対したことように思えましたし、ラストも後味が悪いものになったので評価的には悪くつけてもおかしく無いと思います。しかし、私は良い映画だったと思います。なぜなら、いろんな人がこの映画に対して、いろんな意見を言える、しかも皆が皆同意では無く正反対の意見もたくさん出ているこの映画はそれが意図だとしたなら名作なのではないかと思いましたので。10点(2003-11-07 02:16:21)
|