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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. ガンマン大連合
《ネタバレ》 武器商人のヨドラフと、靴磨きから革命軍の幹部に大抜擢されたバスコ。政府軍と革命軍の戦いの中で、それぞれの思惑が交錯する。
キーマンとなるサントス教授は、あくまでも無血での革命にこだわる。モンゴ将軍にはサントス教授のような崇高な理念はなく、ただ金が欲しくて革命を起こしたいだけ。
個性豊かな登場人物の中でも、敵役で執拗にヨドラフを追うジャンが面白い。鷹匠のようにハヤブサを飼い慣らし、いかにも悪人にふさわしい不敵な面構え。ヨドラフに裏切られて磔にされ、逃れるためにハヤブサに右手を食いちぎらせた壮絶な過去を持つ。そのハヤブサを焼き鳥にされたあたりはちょっと笑ってしまうが、本人にとっては憎しみも倍増だろう。
ポケットの銀貨で助かるくだりは「荒野の1ドル銀貨」と同じ。機関銃をぶっ放すのは「続・荒野の用心棒」を彷彿させる。パクリというかパロディというかオマージュというか…。
ヨドラフがラストで政府軍の姿を見て急に変わったのが謎。この邦題もよくわからない。
マカロニウエスタンにモリコーネの音楽は、チャーハンに餃子並みの相性の良さ。[DVD(吹替)] 5点(2017-10-13 22:48:56)《改行有》
2. 眼下の敵
《ネタバレ》 双方有能な指揮官による、敵の手の内を探りながらの知能戦。
艦長同士が戦いの中で生まれる互いへのリスペクト。
できる者はできる者を知る。
特に、戦闘前までは味方に素人扱いされていたアメリカ側駆逐艦艦長の、爪を隠していた鷹っぷりがカッコいい。
知将同士の好敵手である戦国武将のような、死闘を繰り広げた後のボクサー同士のような、殺し合いなのにフェアで爽やかなものが感じられる。
戦争はもっと残忍で陰惨なもので、こんなわけにはいかないんだろうけど。
殺伐とした争いの世界でも、せめてこうした人間性を失いたくないという願望が見える。
双方の艦長ともにこの戦争には決して前のめりではなく、厭戦気分さえ感じられる。
ドイツ軍を敵として一方的に悪く描いてはいないのが良い。
ただ、潜水艦でドイツ人同士が英語で会話しているのはかなりの違和感。
アメリカの観客に気を遣ったのだろうが、字幕にすれば済むことなのに。
戦闘シーンは、この時代の映画にしては火薬も本格的に使ってリアルな迫力があった。[DVD(字幕)] 6点(2014-12-11 02:22:56)(良:1票) 《改行有》
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