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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. コブラ・ヴェルデ 緑の蛇 《ネタバレ》 ヘルツォークといえば、文明論映画。 ポイントは、いかに異文化でキンスキーが変わっていくとこだろうと思って観てた。 なるほど、ヘルツォーク、メロドラマみたいな異文化との女性との恋で 変わるとか、そんなことはしない。 ここでは、命の危機を、異文化(西アフリカ)の地の政争で命拾いし、 アマゾネス軍団率いて、天下をとっちゃうという話に持って行く。 しかし、奴隷のために純情なアマゾネスを利用したという形になり、彼は孤独である。 そして、母国のフランスからもおたづね者になり、 国と国の狭間でのたうちまわるのを、ラストの海と陸の間で、 波にもまれて、溺死していくキンスキーの姿に象徴的に重なる。 見事!ヘルツォークの文明論映画、みごとなオチ![DVD(字幕)] 7点(2022-07-10 20:26:13)《改行有》
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