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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
《ネタバレ》 郵便配達がどこに出てくるのかと思えば、ただの比喩表現のよう。二度目の殺人計画、二度目の事件、二度目の自動車事故。二度目に決定的な運命が訪れるということか。
美人妻の男の趣味があまりにも悪すぎる。亭主は金だけ持っている老いぼれオヤジだし、乗り換えた男は見るからに悪人顔のニコルソン。男は前歴もある根っからの悪で、ギャンブルもするし浮気もする。そんな二人に共感できるものはなく、悲劇的な結末も因果応報の印象しか受けない。何度もリメイクされるほど魅力的な作品とは思えない。[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-09-28 22:24:12)《改行有》
2. 夕陽のガンマン
《ネタバレ》 マカロニウエスタンの名作で、セルジオ・レオーネ監督の演出にエンリオ・モリコーネの音楽が絶妙。思わず口笛を吹きたくなる。
二人の賞金稼ぎの劇画的強さが単純にカッコいい。そんなに簡単には相手を信用しない腹のさぐり合いもおもしろく、ベタベタしないドライな友情も好感が持てる。
インディオは恋人に浮気されて怒りで射殺したのかと思っていたが、ただの横恋慕だったよう。だったら、殺された女の兄が復讐の鬼になったのも腑に落ちる。
ただ、インディオが捕らえた二人を逃がした策略は、ストーリーを盛り上げるためにそういう展開にしたのだろうけど相当無理がある。[DVD(字幕)] 7点(2013-11-28 20:57:54)(良:1票) 《改行有》
3. U・ボート ディレクターズ・カット版
《ネタバレ》 ドイツ映画なので知っている俳優がいなくて、しかもヒゲをたくわえているので、誰が誰だか見分けるのに一苦労。終始地味で重いトーンで、ハリウッド的な派手な戦闘アクションはあまりない。
いつ撃沈されるかわからない恐怖のもと、男ばかりで娯楽もなく、シラミが繁殖する狭い空間で過ごす。これは刑務所よりもずっときつそうで、閉塞感で息苦しくなる。こういうところでは死にたくないし、閉所恐怖症じゃなくても恐怖感が一層増す。終盤、厭戦気分を隠さない若い兵士たちが人間臭い。
海底に沈んだ潜水艦での復旧作業。乗組員の絶望感と疲弊感がひしひしと伝わってくる。ようやく復旧して死に一生を得てドッグに帰還したのに、空襲に遭ってのあっけない結末。艦長の最期を見届けた報道班のヴェルナー少尉の胸中はいかばかりだったか。戦争とはこういうものだというのを教えてくれる。
再鑑賞。内容をかなり忘れていたが、やっぱりこの長さを感じさせないほどの力作。[DVD(吹替)] 7点(2013-01-11 19:52:23)《改行有》
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