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1. エンジェル・スノー
韓国のお家芸となりつつあるお涙頂戴モノですが、これまた韓国のお家芸となりつつあるリアリティの無さのお陰で、とても感情移入できる作品にはなってません。この夫婦の暮らしは例によって古臭い少女マンガの世界。日本では一昔以上前に廃れた、生活感の無い分不相応な生活設定。クサいばかりで感動とは程遠い過剰な子供部屋の装飾。こんなママゴトみたいな演出では、いくら悲劇的な展開に持って行こうと泣くに泣けません。妻の方の「決断」も、有耶無耶なまま誤魔化してしまった感じ。時代性を感じさせるテーマだっただけに非常に残念に思います、3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-09-01 00:03:47)
2. SSU
大げさな効果音と共に現れる3Dタイトル、続いてノスタルジックな回想シーン、二人の男と一人の女が繰り広げる「友情・愛情・過剰に異常」(by小泉今日子)な物語、突飛なアクシデントに悲壮なラスト・シーン…。舞台が戦場だろうが地下鉄だろうが海難救助隊だろうが、映画の作りはみ~んな一緒。韓流って、こういうことなのか? これは韓国のクォーター制度の弊害だと思うゾ。年間上映日数確保の為の映画会社主導の粗製乱造。昔の日活アクション映画じゃないんだから、今の時代にどれ観ても同じじゃ、せっかく今日の隆盛を築き上げた韓国映画に未来は無いよ、3点献上。3点(2005-02-10 00:53:12)
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