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1. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 韓国映画恐るべし、何という重厚な映画であろうか。最初から最後までチェ・ミンシクの迫力に圧倒された。前半は上等なサスペンス・見てて痛くなるようなアクションと完璧。後半、特にオチに関しては賛否両論あるだけあって、精神的に欝になった。親近相姦以前に、復讐の理由がアホ過ぎる。自分の事は棚に上げて逆恨みもいいところである。本来ならマイナス3点ぐらいだが、それを補うだけの力をこの作品には感じる。観ていて分かりにくかったのは主役と犯人の年齢差、どう見ても10~15歳は離れている様に見える。よって回想シーンで誰が誰だか分からなくなった。そして、復讐より娘を探すのが先ではないのか。まあ実際探しても、外国にいると工作されているのだろうが。要は、娘と同じような年の女性と何やってんねん!という事である。娘と重ね合わせたりしないのかなあ。[DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 18:51:32)
2. オルガミ ~罠~
《ネタバレ》 このパッケージを見て「胡散臭過ぎるわ! 今の時代こんな手に引っかかるか?」と誰でも感じると思う。こういう恥ずかしげも無く、売るためには手段を選ばない詐欺紛いの会社は徹底的に叩かないかん。ポニーキャニオンである。私がチェ・ジウ側なら名誉棄損で訴えるだろう。此処での点数が予想より良かったので観たのだが、実際はやはり駄目映画の見本の様な作品であった。内容は「行列のできる法律相談所」のVTRの様な極端な話で、チェ・ジウは離婚すれば良いだけの話である。強行・結末と予想の域を出ておらず、監禁も全く大した事は無い(無論半裸にはならない)。結局見所は若い頃のチェ・ジウが見れるだけ。まだ「泣きの女王」の片鱗は見られない。
2点(2005-03-18 07:22:26)《改行有》
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