みんなのシネマレビュー
おばちゃんさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 韓国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  マルモイ ことばあつめ 《ネタバレ》 聞きしにまさる力作。日本統治下時代の韓国。朝鮮民族の言葉を奪われ、創氏改名によって名前を奪われた人々の、言葉を残そうという執念の地下活動とその顛末を描いています。 物語のキーパースンが非識字者だという設定と、彼が文字を獲得していくストーリーは、言葉や文字のかけがえのなさ、必死に守ろうとする動機の深さを五感で感じさせる実に巧みな脚本。 また、映画という文化は各国に共通のものだが、私も含め多くの人たちが馴染んでいるのはやはりハリウッド作品。そのセオリーってやっぱりあるんですよね。たとえばチームの成長、多彩な群像、性格の異なる二人の友情、情けないくらいの人間が大きく成長していく話。私たちの心の琴線て、なぜかこういうものにふれたとき、グイグイと惹かれていく。ね? ハリウッド作品でそういうものを私たちはいっぱい見てきましたよね。シリアスな話の中にも、クスッとするシーンがあったりなども含め、本作も、そのセオリーを見事に踏襲しています。だけど、あざとくない。ここが大きなポイントだと思います。 すごく自然な構成になっているから、映画に自然にのめりこんでいき、後からふと、そういう作品だったんだなと気づきました。これは、世界的な大ヒットに繋がりそうな、そういう予感がします。 主人公役は、「タクシー運転手」にも出ていたユ・ヘジン。脚本と監督は、「タクシー運転者」の脚本を担当したオム・ユーナという人。男性?女性? 「タクシー運転手」のときに女性と聞いた覚えがあったような・・調べたら、やはり女性でした。ユン・ソナとかシム・ウナの名前を思い出すと、ナが最後につく名前は女性名ってことなんでしょうか。 パンフレットを買おうか迷って結局やめて帰ってきてしまったのですが、やはり買えばよかったかな。 劇中、地方の方言にこだわって言葉あつめするシーンがたびたび出てきた、そういうこだわりの背景にあるものも、監督の言葉で聞いてみたいし、ユ・ヘジンへのあて書きっぽいキャラクター設定の話など、パンフレットに出てるんじゃないかと思いますね。読んでみたい。あとで買いに行こうと思います。[映画館(字幕)] 9点(2020-08-27 13:29:06)《改行有》

2.  殺人の追憶 このポン・ジュノという監督サン、自国の情けなさと、裏腹な自国への愛しさを描くのがすごーくうまい。ひるがえって日本の若手監督でそういう人がいるかと考えると、かなり心もとない。是枝監督なんて、「自分の映画で日本を論じてほしくないしそんな意識では作ってない」てな趣旨のことを言ってたもんなあ。そりゃ自由だけど、いいのか?それで。 【追記】是枝監督のパルムドール受賞で真っ先に思い出したのが、このレビュー。是枝さんがこれを語っていたのがどの媒体だったか、書いておけばよかった、と思っちゃったわ。何かのインタビューでこう語っていたんですよ。私はその時、ダメだ、是枝、と思った。今この発言について聞いたところで、今回の作品と矛盾はしない、と言うだろうけど、今回の「万引き家族」で自国の情けなさはきっと描けてるんだろうと思う。で、そこに愛はあるのか。あるからこそのパルムドールなんだろうけど、観てみないことにはね。その意味では、楽しみだ。だがしかし。パルムドールがなんぼのもん?!というのも、「うなぎ」で感じたしなあ。ま、とにかく公開したらすぐに観に行こうと思う。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-06-29 23:04:31)(良:1票) 《改行有》

3.  悪魔を見た 「ヒアアフター」を見に行く約束の前々日になって突然に友が「その前に、イ・ビョンホンの新作、すごいバイオレンスみたいだけど見たーい!」というので、ビョン様の顔きらいなんだけど実はちゃんと作品見たことないので「食わず嫌いはいけないよね」とつきあってきました。ちなみに、何の期待もしてないからキャストもあらすじも知らないまま。あらま、そしたらチェ・ミンシクがカタキ役なんじゃん! 俄然、ワクワクしちゃいました。でも「オールドボーイ」を彷彿とさせるどころかそれ以上のバイオレンスに、肩は凝るわ、途中からはお腹がグルグルするわ、で緊張しまくりでターイヘン!  但し終わってみたらこれは、ビョン様の映画じゃなくてチェ・ミンシクの映画だったんじゃん!ということで、とりあえず私は満足。ビョン様は思ってた通り私には合わなかったしグロさ満開だから、8点はつけられないけどね。とはいえ、韓国映画は権力(警察とか軍隊とか)をオチョクルのうまいねー、で友と意見一致。→ところで投稿後、改めてスタッフを見てみたら、な、何と熱烈支持していた「クワイエット・ファミリー」の監督だったんじゃないの~!! ビックリ。うーん・・・・・7点か8点か、悩むわ~!!・・・・・やっぱり8点!!!(更新しました)[映画館(字幕)] 8点(2011-03-02 20:52:21)《改行有》

4.  ラスト・プレゼント 韓国って、「余命いくばくもない」人が多すぎじゃないの~? と言いたくなる(笑)し、漫才師という設定なのにそう見えないし、鼻白む要素がありすぎなのに、なぜかバカにできない、不思議な作品。生活の中ではどうしてもギクシャクしてしまうけど愛し合っている二人、ってのが、私のツボだからかな(笑)。赤い糸、みたいな話に、ヨワイのよ。イ・ジョンジェってどうってことない顔でしかも演技派~!ってわけでもないのに、「イル・マーレ」といい、これといい、いい味出してます。かわいらしくてせつないラストカットに、1点おまけ! [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-11 13:23:47)《改行有》

5.  おばあちゃんの家 肉親からの無償の愛というものは元々幻想に過ぎないと思っている私。それでもこの映画はいい映画だと思います。その素敵さは愛にあるというより、人間性の描き方にあります。子どもは確かに極端なクソガキ。でもなぜそうなるの? この子の出自がそうさせるのですよね。おばあちゃんはハンディキャップがありすぎ。でも、少し前の日本にもこういう人はたくさん、とは言わないけれどかなりいたのですよ。子どももおばあちゃんも、特別な人々じゃないんです。この映画が静かに教えてくれる、伝えてくれてるものは実はすごーくたくさんあると思います。だけど、セリフも映像も性急にそれを伝えようとするのではない、抑えた表現となっています。そここそがすばらしい。人間と人間の葛藤がせつない、繊細な映画です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-11 12:59:48)

6.  グエムル/漢江の怪物 《ネタバレ》 ポン・ジュノ監督の持ってるスケールの大きさと、何かフェイントをかけてくるような独特のユーモアは、今回も快調ですねえ。本作のソン・ガンホはチエちゃんのパパのテツみたいで、もしかしたらモデルにしたんじゃないかなあと思ったほど。でも、登場人物の中で最も賢く勇気もあったのは、実はあの家族ではなく脇役の彼じゃないかなあと私は思っている。映画全体は家族愛の物語ともとれるし、社会批判も見られるけど、徹底して反権力の側からの視点で貫かれているから、描き方にブレがない。実は展開にはあり?と思う矛盾点も確かにあるんだけど、いつもながらの骨太さでグイグイやられるから、まいっかと思っちゃう(笑)。最後のシーンのしみじみさ加減も、GOOD! [映画館(字幕)] 8点(2006-09-16 01:00:13)《改行有》

7.  ほえる犬は噛まない いやはや、なかなかのものでした。どんな映画、と説明するのは難しいんですが。トボケた味わいで、ストーリーを追うことはあまり意味がないタイプの作品。仏映画「猫が行方不明」をちょっと思わすものもあって、こういう「日常」を背景にしたオトボケ映画、私は好き。朝鮮半島では当たり前の文化である「犬を食べる」ことをモチーフに、言ってみれば社会風刺作品、ブラックユーモアなんですが、肩に力が入りすぎてなくて、不思議となごんじゃう。自国への批判、愛がほどよくミックスされていて、押しつけがましくない。このポン・ジュノという監督サン、なかなかの才能です。たとえるならルコントと周防サンをブレンドして、さらに素朴にした感じかな。DVDのおまけで入っていた絵コンテの上手さ、的確さにはビックリ。絵コンテってちょっと興味があるので幾つか見たことありますが、あんなにチャーミングな絵コンテは、初めてだったかも。8点(2004-08-22 02:42:04)(良:1票)

8.  春の日は過ぎゆく アタタタタ・・心が痛すぎます。私は50になりなんとしているオバチャンだけど、彼女がラーメンをかじりながら彼にほほえむシーンで、まず涙がドワッとあふれてきてしまいました。(ン、泣くとこじゃないって?!)いやあ私のこんな姿は、ほとんどホラーの世界ですが、映画のほうは、これはレンアイ映画。恋を休みすぎて心がかわいてるかもしれない人に、オススメ!!!(日本の若手女優、男優たちにも、こういう役をやらせてあげてほしいなーと思いました。また「やりたい」という役者さん、けっこういるだろうなあ、と。このまんま日本で翻案した映画、つくったらどうですか?・・但しヘタにいじらないでね。このまんま、がいいです。)・・追記:私も実は妻夫木君を思い浮かべてた! 但し彼女の役が思いつきません。一昔前の石田ひかりなんかだったら似合いそうだった気がするけど・・。それにしてもこの映画をほんとに「そのまんま」日本映画にしてくれたら、私はきっと見に行くんだけどなー。幅広い層に受けそう!8点(2003-12-10 23:59:02)(笑:1票)

9.  クワイエット・ファミリー 村長から「もうすぐ大きな道路が出来る」と聞いて山頂でペンション経営を始めた家族(もうここからしてオカシイでしょ)が、とんでもない客を次々に迎える、いわゆる巻き込まれ型ホラーコメディーです。日本映画「カタクリ家の幸福」の元ネタですが、こっちのほうが断然面白い! まずタイトルロールで、廊下から部屋、部屋から部屋へとカメラが移動していく。画面が暗いけど暗すぎない、ちょとだけコワイがコワすぎない、絶妙なバランス。舞台っぽいつくりだなあと思っていたら、監督は演劇出身とのこと。冒頭、「マクベス」もどきの(だけどかなりセコイ雰囲気の)不思議な老婆がおかしな予言をしていくあたりから、私はツボにはまりそうな予感がヒタヒタ。もう、ギャッハッハ~と笑いまくりでした。基本的には閉所ものですが、ペンションの周囲のさびれ方が笑えたりホノボノしていたり、とにかく私のツボには完全にはまった! 役者たちもすごくうまいです。昔の新劇俳優みたいな顔したお父さん、かしまし娘の長女みたいなお母さん、このオバカ映画を、なかなかひきしめています。しかも!!「シュリ」に出ていたコワモテの男優2人が、とぼけた長男と、父親の弟役で、口あんぐり。姉妹役のアイドル女優2人(顔がちと似すぎてるけど)も、チョ~かわいい。セリフとか表情がほかの役者よりカタイことがちょっと難だけど、イヤミなほどではない。ま、ストーリーやもろもろは、あーだこーだと解説してもしょうがないシロモノですが、とぼけた味で、飽きさせない。音楽のセンスもいい。ホラーコメディー好きだったら、はずせない1本だと思います!! な~のに、観た人少ないのねん。ざんねんだわー。渋谷のTSUTAYAにはありましたよ。え?遠すぎるって? 追記:「あ、そうだキャンペーンしよう!」でHNを変えたものの、レビューは増えないんで、ガッカリ。でも名前は覚えてもらったかしら? 10点をつけた作品じゃありませんが、でもほんとにオモロイ映画ですから、私がHNを戻しても、皆さん、この題を覚えておいてね~!8点(2003-06-19 21:04:30)

10.  映画は映画だ フィルム・ノワールのような古い味わいもありつつ、映像のからくりというかくすぐり(え?現実? あれ?お芝居のほう?)で観客を「からかう感じ」には新味もあって、面白い作品になっています。ハードボイルドも抑制が利いていて独りよがりの一歩手前でとどまっているし、バランスいいと思いました。ソ・ジソプが殆ど笑わないところもいいですね。あら、ソ・ジソプって邦画の「ゲゲゲの鬼太郎」にも出たんですか。見てみようかなと思ったけど、映画自体はあまり好評じゃないですね。[映画館(字幕)] 7点(2010-06-09 18:40:30)

11.  接続 ザ・コンタクト 「8月のクリスマス」でハン・ソッキュが気になりだした頃、立て続けに見たうちの1本。何かよくわからないけど、才人ぽい監督だなあ、と思ったことを覚えています。かーすけさんが書いてるように、ネットを通じての関わりを10年も前に題材にした、その進取性は今思うと、すごいですね。しかも、見た当時は気づきませんでしたが、同時期に見た「カル」と同じ監督だったのね。チャン・ドンゴンの「恋風恋歌」も同じ監督ですか、そうですか。見てみようかな。韓国ドラマは嫌いと言いつつ(あの画面のテラテラ感はほんと苦手)、ほんとに韓国映画には才人が多いと思うわ。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-11 13:47:35)

12.  春が来れば チェ・ミンシクがとにかくセクスィ~なんであります。もうそれだけで、私には十分。殿方にだってあるでしょん、そういう映画。ペもイも(きゃあ、暴言!?)私にはちっともよさがわかんないけど、チェ・ミンシクはいいっす。こんな男優さん、日本にはいないすよ。まあ但しね、つっこみどころ満載なのは私も認めます。ムスコ(久々の登場!?)なんか、せっかく一緒に見てたのに途中でいなくなっちゃったし!! でもねえ若者にしかわからない味があるように、これは中年にしかわからない味かも。表現しすぎないことで余韻を感じさせてくれる作品なんですよ。でも、チェ・ミンシクのファンじゃないと、やや中途半端に感じるかも。微妙です。[DVD(字幕)] 7点(2006-12-31 22:46:52)

13.  トンマッコルへようこそ 前半のシリアスなはずなのにクスクスおかしい展開から一転、後半はステロタイプな反戦映画になってしまい、なおかつ「滅びの美学」を正当化してしまったような展開になっているのは惜しいけど、南北分断の悲しさ、悔しさを笑いにまぶして痛切に表現した手腕は、韓国映画の底力があってこそだと感じます。この監督と、いわゆるスターさんたちではないけど素敵な俳優さんたちには、次回作にもまた期待したいものです。色々なシーンにはかなりパクリも感じられ、七人の侍のようでもあり、シェーンのようでもあり、日本の最近のスイングガールズにも似たようなシーンがあったよなあ、と。私は名作映画は実はあまり見てないので、見る人が見れば、「ヲイヲイ」と思うとこは、まだほかにもあるのかも。あ、そうですか、千と千尋の神隠しですか、なるほどね。まあしかし、映画という表現手段自体が、実はリメイクとモノマネを繰り返してきた文化だと思えば、これは許容範囲というか、むしろ微笑ましいと思える感じです。んーだけど、さとう珠緒チャン似の女の子はあんまり好みじゃなかったな。わるいけど、これでマイナス1点! このレビューはあんまりほめてるように読めないかもしれませんが、前半のクスクス笑いには9点献上いたします。[映画館(字幕)] 7点(2006-11-02 00:30:23)(良:1票)

14.  八月のクリスマス(1998) この映画の、ハン・ソッキュ以外の見所について考えてみました。唐突なようですが、たとえていうなら、私にとっては邦画の「がんばっていきまっしょい」を観た時のショックに似ていました。つまり、気の利いたセリフが特にあるわけではない、映像美というほどのカットもない、だけど無理矢理感動させようという下心が全然見えない。これもまた唐突ですが、柄本明氏が劇団のテストを受けに来た若者に志望動機を尋ねたときに「観客を感動させたい」という言葉が多く、これには参る、といった話をされてましたが(ちょっと言葉はうろ覚え。ごめんなさい、柄本さん)、そんなエピソードも思い出します。いい演技、演出とはどんなものか、ということについてはさまさまな意見があるでしょうが、私は、そこにその人があまりに自然なさまで動き、話しているとき、とても感動をおぼえます。たとえば、人は亡くなる瞬間のその前までは、確実に生きています。微笑を送り、人を思いやり、その日を生きるわけですよね。ふつうの人の、ふつうの日々は、とりたてて何が起きるはずもない。そういう日々のコラージュ。そんな趣きの映画です。最初にレビューを書いたときには、「人にはすすめられない」と書きましたが、撤回。何も言わない、何も起こらない、クライマックスをあえて隠すからこそ、心に伝わってくる、そんな映画が好きな人にお勧めします。あ、それと。私も人がほめているのを聞いてビデオを借り、最初に観たときは「え? クリスマスってどういう意味? このあっけなさは何? 確かにハン・ソッキュの雰囲気はいいけど」と思ったクチでした。2度目に観たら、なぜかジワーと、いいわーと。泣くまでには至りませんでしたが、泣いた、という人の気持はわかります。かみしめるとわかる、スルメのような味、かもね。7点(2003-04-05 19:00:13)

15.  シュリ ハリウッドー!? 解せません。まあアクションシーンのテンポのよさは、ハリウッドの「影響」といえなくもないけど、それより全体のテイストは、たとえるなら昔の日活映画なんかの味わいに近いのでは?(若い人はそもそもかつての日活映画を見たことないのかもしれないけど。)ま、安っぽいと言えば安っぽいですよね。だけどそれをオオマジメにつくることによって、B級映画の王道のようなすばらしい作品になったと、私としては解釈しています。本作が気に入ったひとは、これに出てるコワモテの2人、ソン・ガンホとチェ・ミンシクがとぼけたキャラの役で出ている「クワイエット・ファミリー」、ぜひ見てみてね。同じ人たちにはまず見えないし、ほかの出演者を見ると、韓国の俳優陣の層の厚さも知ることが出来て、きっと楽しめますよ! 7点(2003-04-05 18:52:48)

16.  デイジー 映像も音楽もまあ悪くないけど、「レオン」なんかを真似しすぎ? 登場人物が寡黙なところとか、植物が印象的に使われるところとか・・。チョン・ジヒョンはいい女優だと思うけど、イ・ソンジェは女が恋に落ちるタイ (詳細はブログにて)[映画館(字幕)] 6点(2007-07-03 00:00:50)

17.  四月の雪 お気に入りのホ・ジノ監督の作品ですからねえ、いかにペさんが苦手の私でも見ないわけにはいきません。しかし、感想はうーん、可もなく不可もなく。ホ・ジノ監督作品としては想定内にとどまった感じ。但し、韓国で不 (詳細はブログにて)[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-06 19:49:07)

18.  マラソン(2005) この作品、二宮クン主演、母親を田中美佐子、マラソンコーチを松岡昌宏という配役でTVドラマ化するそうですね。うーん、余貴美子じゃないのか、ザンネン(笑)。えーと私としてはですね、確かに泣けたんですけど、 (詳細はブログにて)[DVD(字幕)] 6点(2007-06-06 19:30:15)

19.  二重スパイ 題材とハン・ソッキュ主演という事から「シュリ」のようなドラマを期待してこれを見てしまうと、やはりかなり肩すかしですね。丁寧で抑えた演出のねらいはわかるんだけど、どこか1点でもいいから、悲しみの深さの表現とそれを慰撫するカタルシスがほしかった。それとも、今の南北の状況下ではこうしか描けないということなのかしら?[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-11 14:23:26)

20.  ハッピーエンド 《ネタバレ》 エッチと皮肉とブラックと日常とがブレンドされた、妙な映画です。過剰に丁寧に撮られているから、何となく偏執的な匂いもします。おいおい、真犯人が告発されずに、おだやかな日常を取り戻すって、いいんかい? それで? 韓国の警察は何やってるの!? って感じですが、犯人に仕立て上げられた彼のほうは、当然冤罪ってわけで、ずーっと監獄で、もしかしたら死刑にだってなっちゃってるかもしれない。これを題材にこの監督が「それでもぼくはやってない」という続編を作ってくれたら、私はきっと見に行くのになあ、なんちゃって。まあそういうわけで、コワイ作品なんですが、そのコワサの表現がイマイチだったかも。ラストシーンがコワクなかったのが、一番の弱点。もっとコワサを強調してくれてたら、或いは傑作になりえたかもしれません。惜しいです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-11 14:07:11)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS