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1.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 あの『オールド・ボーイ』に続く復讐三部作の完結作として、否が応でも期待を集めた本作。単品として見れば上出来かもしれませんが、アレの後だと思うとなんだか微妙な評価です。これから何が起こるの!?って前半の見せ方は面白いのだけど、肝心の復讐シーンがしょぼい。回りくどいわりに所々運任せな復讐劇。というか、贖罪劇。一人の女が壊れゆく様は淫靡ではあるけれど、前作の足元が崩れていくような衝撃とは無縁。でも、この順番しかないんですよね。やっぱり微妙。 ムショでいきなり神の愛に目覚め、あかの他人に腎臓まであげちゃう"親切なクムジャさん"。その親切は全て、復讐のための伏線だった…のだろうか?彼女は当初、ただ赦されることだけを望んでいたのかも。彼女の中でいつごろから贖罪が復讐になりかわったのか?贖罪に囚われ正気を失った彼女は、菩薩の皮を被った般若ではなく般若の面をつけた菩薩となり、子を失った親たちに報復の機会を与える。でも最も純粋にペク先生を殺したかったのは彼女だ。にもかかわらずその機会を他人に譲ってしまう"親切なクムジャさん"。だからといって赦されることなどないとは知らずに。 真っ白いケーキを作りながら彼女はいったい何を思ったのか。真っ白に生きるなんて、どだい人の身には無理なこと。でもそれを娘に願う彼女は、やっぱり親切な女かもしれない。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-05 21:56:20)《改行有》

2.  子猫をお願い 《ネタバレ》 「どこに行くかは、行きながら考える。」 高校時代の仲良し5人組。卒業から1年半の年月が経ち、ある者はソウルで、ある者はニンチョンで、それでもそれぞれの生活を送っている。時間や距離が人の心を引き剥がしてしまうなんてよくあることなんだけど、5人はそれを否定するように、何かといっては集まろうとする。お互いのためというより自分のために。 社会に出たはずなのに、5人の中でしか自分を位置付ける事しかできない彼女たち。皆が同じ方向を向いていた時はそれでもよかったかもしれませんが、彼女たちは既に別々の道を歩み始めているからややこしい。かつてはそんなことなかったでしょうに、親のコネで一流企業に就職したヘジュは、他の4人に対して優越感をひけらかす。そんな彼女を嫉妬と羨望で見つめるジヨンとテヒ。この2人はツルみがちなのですが、それとて恐らく今だけなのが暗示されている。 一流企業でばりばり仕事をしているはずのヘジュは、会社では単なる雑用係。デザインの才能を生かしたいテヒは、家計の都合で進学できない。何をしたいわけでもないジヨンは、何をしたいわけでもないだけに家の手伝いをやらされる。中国系双子の姉妹だって人と違うことがしたいだけで、特に目指すところがあるわけではない。 思い通りに進まない現実に、戸惑い挫折する20歳の5人。"楽しかったあの頃"の象徴である友情にすがりつくも、それすらも時の流れに変化してしまっている。でも本当に変わってしまったのは、厳しい現実にさらされた彼女たちなんですよね。 お互いの身勝手さを責めつつも、自分の身勝手さも重々承知。いずれは大人にならなきゃいけないとわかっちゃいるけど、20歳という年齢が邪魔をする。まだリセットできる歳だと知らないほど子どもじゃないから、5人の決意は鈍りがち。 子猫を拾ったけど、家の状況を考えたらとても飼えないテヒ。もらったときは嬉しかったけど、だんだん邪魔に思うようになるヘジュ。仕方なく家族に隠れて世話するジヨン。旅立つジヨンから世話を任される姉妹。 5人の間をたらい回しにされる子猫は、今は宙ぶらりんな自由の象徴。けど彼女たちが自立するとき、今度は本物の自由の象徴として彼女たちの間を巡るのかな。行きつ戻りつ、5人が大人になるように。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-05 21:54:08)《改行有》

3.  四月の雪 《ネタバレ》 皮肉な出会いから始まった2人の恋は、想いの高まりとは裏腹になかなか前に進むことができない。復讐のようにも、慰みのようにもみえるこの想いは、本当に愛なのか?愛だとしても、また儚く消えてしまうかもしれない。傷ついたから惹かれあったのに、傷ついたから戸惑ってしまう2人。「もっと前に出会っていたら」と彼は言うけど、もっと前に出会っていたら、彼らが愛し合うことはなかったでしょう。彼の部屋で、義父の突然の訪問にバスルームへ隠されてしまう彼女。本人たちがどう思っていようと2人の関係は結局不倫でしかないと、つくづく思い知らされてしまった笑顔が痛々しい。 …と頭ではわかるものの、心には何故か響いてこない。不倫の恋だから、という訳ではないだろうし、なんでだろう?一夫一婦制の闇が覗くからでしょうか? むしろ感情移入してしまったのは、事故を起こしたインスの妻。 不倫相手であったソヨンの夫が亡くなったことを知り嘆く彼女も、やはり真剣に恋をしていたのでしょう。思わぬ形で明らかになった不倫の想いを、言い出せなかったのはインスの"優しさ"のせいかも。意識不明の彼女に「死ねばよかったのに」と呟いたあの激しさを、インスは妻に隠しとおしていたんじゃないでしょうか。 これまでのホ・ジノ作品というと、『八月のクリスマス』にしろ『春の日は過ぎ行く』にしろ、男性の視点で物語が進行していましたが、今回はソン・イェジン演じるソヨンに重点が置かれている感じ。それに応えるソン・イェジンの演技も確かなもので、愛情と欲望の間で立ちすくむソヨンを、静かに熱く演じきっています。 それにしても、かつてホ・ジノ作品が全国公開されるなどど、いったい誰が想像し得ただろう。しかも連日大入りの大ヒットなんて…。ヨン様ってそんなに素敵?[DVD(字幕)] 7点(2008-10-05 21:49:35)《改行有》

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