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【製作国 : イラン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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変更日付順1

1.  風が吹くまま 《ネタバレ》 例によってクネクネと道を行く車。子どもに導かれて近道の斜面をのぼると、またそこが上下左右がクネクネの迷路のような住まい。でもこれら迷路のようだけど、迷いこんだという感じはなく、言ってみれば豊かなヒダのよう。この風景というか風物というか空間が、映画のツボだ。ヒダのある豊かさ。丘の上が唯一外界と通じるケータイの聞こえる場所で、それが墓場の中でもある。死の近い老婆がいるが、あっさりとした出産もあり(すぐ洗濯物を干している)、猥談もかわされるし、顔は見せぬが若い恋人同士もいる。人生のさまざまな姿がヒダのように重なっている。死を待っていた主人公が、丘の上で人を救うことになり、その医者を老婆のもとに連れていく展開。天国のように美しい麦畑が映画を包み込んでいる。[映画館(字幕)] 7点(2008-10-20 10:02:00)

2.  彼女が消えた浜辺 《ネタバレ》 一つの事件をドンと提示される。その「ドン」の迫力と言うか、重みの圧迫だけで出来ているような映画だ。それがどういう意味を持つのかが、異邦のものにはよく分からない。イスラム圏における「婚約の厳格さ」は不幸を招くから、もうちょっと緩めよう、というメッセージなのか。あるいは逆に、若者たちにもうちょっと身を慎もう、というメッセージなのか。どちらにしても、描写の圧迫感に比べると弱い解釈の気がする。新聞の片隅に毎日載っているような「事件」も、ひとつひとつこれだけの内実があるんだな、という「日常」の重さみたいなものを突きつけられた感じが一番ある。「普段」と思って軽々と渡り歩いている日々が、これだけの危うさの上に成り立ってるんだ、って。離婚したアーマド(だったっけ)がドイツ人の妻に言われた言葉「永遠の最悪より、最悪の最後がマシ」ってのが、けっこう映画の低音で鳴り続けていたよう。これはそのままラストの砂浜にタイヤを取られた車(永遠の最悪に捕われているような)の姿に重なって見えた。後半は一種のディスカッション映画で、なにごとかを糊塗しようとしてどんどん事態をややこしくし、動きが取れなくなっていく状況も、砂浜の車そっくりだ。音楽がほとんど入らないのがいい、とりわけ事件のとき。ジョージ・クルーニーとしか思えないイラン人が一名いる。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-07 10:23:22)

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