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1.  長江哀歌 《ネタバレ》 せっせと作られていく廃墟の街のその荒廃ぶりが、フィルムに記録されていく。外からの暴力にあって廃墟となったわけではない。強制立ち退きという、いわば内なる病魔によって、秩序正しく蝕まれていったその荒廃は、より痛ましい。消毒液を撒く人たちの姿も凶々しく、破壊するための労働に従事している男たちの肉体のみ、テカテカと光っている。近代化とはどこの国でも結局こういうことになっちゃうんだなあ、という深い諦めのようなもの。街をなくしてダムにたたえられることになるだろう膨大な量の水に圧倒されながら、その街をさすらう女の飲むペットボトルの水がより貴重に見えてくる。いくつかはさまれる驚きのカット、京劇役者が部屋に座っているのは、消えていく伝統ってことかな、と考えられないこともなかったが、飛んでっちゃった建物は、私にはまったく理解不能だった。それが何を意味するのかも、そのカットが入ることでこの映画にどういう効果をもたらそうとしたのかも。[DVD(字幕)] 6点(2008-07-11 12:12:48)

2.  チベットの女 イシの生涯 純粋な映画的興味というより、中国映画がチベットをどう描いたか、ってな不純な動機で観た。そもそもこの作品が作られた来歴が分からないので難しいんだけど、かつてダライ・ラマがノーベル賞とったときに中国が作った自分たちの主張用の映画(私は未見)みたいなもんかと思っていたが、そうではない。59年のラサ暴動もちょっと扱われ、ダライ・ラマらしき人物もヒロインが若旦那の家で望見することになるが、暴動そのものへの意見は述べられない。ヒロインの個人的な悲しみ、子どもが若旦那に引き取られるって方の話を軸に描く。ダライ・ラマと通じて描かれたその若旦那も、別に極悪人というわけではない。わざわざ暴動とダライ・ラマに触れたのには、各方面へ顔を立てた結果のギリギリの表現であったのか、異邦の者が類推しきれない事情が裏でひしめいているのだろう。気になった。監督は漢民族だが、スタッフ・キャストには漢字四文字の名が見られ、あれはチベット族であろうか。推測に推測を重ねるようなもんだけど、撮影所という場所のアナーキーな自由さを想像した。かつて満州では、日本の興した満映がもっぱら国策映画を作っていたが、そこは中国人が映画製作を学べる場所にもなっていて、戦後の中国映画発展の基礎にもなったと聞く。そんなことがチベットでも起こっているのではないか、という希望のようなものをちょっと感じた。映画そのものは、語る手順があまりうまくなく、半世紀前の登場人物が「太古の伝説の快男児」みたいで現在とうまくつながらず、その断絶感が一番言いたいところなのかも知れないが、幼なじみの僧侶とのエピソードなど、挟む場所が違うんじゃないか、などと思わされたりもし、もう少し流れを整理してほしかった。もっともその僧侶とヒロインが放浪するシーンでの風景の美しさは見事で、チベットの民族主義を高揚させたかどうかは分からないものの、そのだだっ広さはとにかく気持ちいい。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-07-02 10:13:51)

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