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1. ファイティング・タイガー
《ネタバレ》 バトル!バトル!バトル!!!次でバトル!!!バトル!!!タイガー・チェン!!!!!!
なんだコレは!僕はキアヌ社長がドハマりのプライベートファイトクラブを特等席で見られるVIPになってしまったのか!!!
このタイガー・チェンって男凄いぜ!いろんな格闘技の連中をズバズバと倒して行く!なんてしなやか!なんて動き!さすが監督キアヌ・リーヴス!
とにかく強いぜ!そしてなにか戦いに魂を飲み込まれて行く姿!タイガー・チェン!本名!
ちょっと薄めなドラマとカッコいい構図の映像!そんでもってタイガー・チェン!そして究極の格闘術・太極拳!なんだあの波動はっ!?
ラスボスのキアヌもいいぞ!デカいぞ!そんなにデカかったっけコイツ!それに立ち向かうタイガー・チェン!!!ナイフを使うのは流石悪っ!!!
あぁタイガー!強いぜ!カッコいいぜその眼力!その動き!あぁ!タイガー・チェン!!!タイガー・チェン!!!タイガー・チェン!!!!!!
この凄まじさ、是非出来るだけ画面をデカく!至近距離で見てほしい!素晴らしい映画です![ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-09-18 01:15:45)《改行有》
2. ファースト・マン
《ネタバレ》 ニール・アームストロングという人
勝手なイメージでは並外れた冷静な指揮能力とコミュ力そして卓越した技術を持ったまさにプロ中のプロ。
と勝手に思っていましたが、本作を見ているとどうも能力は凄いけど表情は変えない、感情も読み取りにくい、あまり映画の主役向きの人ではないのがわかります。まぁ極端な感情の変化は見せますがソレ以外はなんともかんとも。
そんな人が何故家族も自分の命までを天秤にかけて月に行くのか。愛国心なのか、自分のためなのか、それは結局語られないし僕にはわからない。娘の思い出の品を何故月に置いて行くのか。それも僕には理解しようとしても正解かは定かじゃないものしか浮かびませんでした。ただ船長の月に降り立ったあの台詞は人柄を鑑みると彼の口から出るような言葉ではない事は確かでしょうね。
そんな本作はとても静かで淡々とジェミニ計画、そしてアポロ計画までの年月を巧みなカットで見せて行きます。次のカットには既に娘は死んでいたり、妻が妊娠していたりと結構ビックリしました。
もっとエンタメ寄りにアメリカ英雄譚のような作りになるかと思ったのですが、まさかの出来に驚きました。あくまでニール・アームストロングとその家族のお話なんですよね。なので宇宙計画の説明も控えめで月に行くというより死ぬか生きるかの仕事をしているという所が主体となっています。あんな旦那なら奥さんもそりゃ疲れますよね。最後の無言のやり取りも良いですよね「あんたから切り出しなさいよ!」という嫁さんの目が最高です。
そして引きの絵を使わず主観視点の多いロケットのシーンなどが印象的でした、たしかに緊張していると目の前のモノをやたら細部までじっと見るような事があるんですよね。なんだかそんなわかるような気がする視点でした。ジェミニ計画でのトラブルも圧巻で恐ろしさ満点に作られているのが堪りません。ただその後は波があまり無いのが残念です。
映像的にも全体的なフィルムの質感も良く、どこも綺麗で見応えがありましたね。
セッション、ララランドの次に作られた本作はとても奇妙ですが、見応えのあるノーラン作品で言う所のダンケルクのような作品でした。[映画館(字幕)] 6点(2019-02-14 16:46:04)《改行有》
3. フューリー(2014)
《ネタバレ》 地獄、泥、地獄、泥、地獄。
「ガルパンが面白かったからついでに…」と思って見ましたが、痛烈に痛い目に遇いました。
戦車で巡るドイツ地獄巡り。とにかくリアリティたっぷりの両国兵士の死にっぷりに疲れました。僕が一番苦手な手の映画です。
まぁ見所は何と言ったら、なんといっても戦車を使った戦闘。戦車同士の戦い。ドイツ戦車の丈夫っぷりが光りますね。弾の跳ねっぷりもなかなか。
そしてとても長い最後の篭城戦。TVゲームかと言わんばかりのタワーディフェンス。コマンドー並の敵の量相手に、ブラピ側も虐殺と言わんばかりの殺しまくりで、もうどっちも応援したくないですよコレ。最後はそりゃ死ぬに決まってます。
まぁ新兵さんの戦争の狂気にかられっぷりとかは、目に見えていたのと、結局彼は生き残り…ってそこはよく見るパターンですね。
映画の質はとても高く、ブラピもカッコいいですが、ついでに気分も悪くなる映画でした。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2016-02-18 18:33:47)《改行有》
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