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1. メン・イン・キャット
《ネタバレ》 猫になっちゃった!
わかる、そんな時もある。だけど人間の俺は死にかけ、しかも俺の会社を手玉に取ろうとする奴もいる!猫になっている場合じゃねえ!
という猫メディ映画な訳です。猫のメークイン級のデカさとモフモフ加減がたまりません。そうちょっとふてぶてしいくらいが可愛いのだ。
それでいて現代のCG技術の進歩により普通に猫に見える映像も凄い。もう境界がわかりません…いや、動きがあきらかにオーバーな事がほとんどなのでわかるといえばわかるのですが。思えばCGがここまで進歩した事により、人の言う事を一切聞かない猫という超生物を主役にする事がやっと出来たという事でしょうか。そう思うとCGというものも捨てたもんじゃありません。コメディ部分も猫らしい動きとありえない動きを上手に合わせていてなかなか面白いですし、下品な部分もおしっこ程度で済んでいるのでソコもよかったです。
そう、この主人公嫌な奴ですけど、悪い奴じゃないんですよね。
…まぁ猫の話はここまでにしておいて、ストーリーですが90分未満という超タイトな上映時間のおかげでテンポ良く進んでは行きますが、やはりちょっと急ぎ足です。後半から登場する「猫には九つの命がある」という原題「Nine Lives」の通りな設定が結構サラッと出てきて最後につながる訳ですが、ちょっとその点が非常にわかりにくく。もうちょっと掘り下げても良かったのではないでしょうか。タイトルを張っている割には地味な設定です。
ですが自分の家庭での存在に気付きだんだんと献身的になっていく主人公の心情と、猫の正体を知り元に戻そうとする父思いな娘がたまりません。後半のダンスシーンも可愛かったです。あの奇妙なペットショップの設定も好きですね。
なんだかんだで可愛く、面白かったです。
それと吹き替えにしたら化ける一本だと思うので是非吹き替えでもう一度見てみたい作品でした。[映画館(字幕)] 6点(2016-11-30 08:27:53)《改行有》
2. MEG ザ・モンスター
《ネタバレ》 深海に取り残されてしまった!そんな時はステイサム!巨大鮫だ!!!そんな時もステイサム!!!
メガロドン。そいつは絶滅したはずの巨大鮫。だが人間の好奇心が奴を目覚めさせてしまった。
逃げよう!いや!逃げない!なんてったってこちとら最強兵器ステイサムがいるもんね!だから鮫は何が何でも殺すんだ!
ただ前半は姿を見せないのでちょっと退屈。見えない何かにおびえていますがこちらは知ってますからね。
まぁ日本人『トシ』としてマシオカ氏の元気な姿を見れてちょっと嬉しかったですが。
後半は鮫狩りに突入。主人公達はとにかく命知らずばかりです。全員逃げるどころか常に立ち向かう姿勢にはビックリ。いろんな作戦を講じて戦うあたりは怪獣映画の体ですね。
ですが主役のMEG氏はちょっと物足りない。鮫にしては超デカイけど怪獣というには物足りない。知能はあるようですが攻撃が噛みつきと体当たりだけといのも物足りない。リアルな鮫に恐怖はありますが、バカでかい鮫が鮫とおなじ事をされても怖くも何ともないのです。ヘリに噛み付いて墜落させるとか出来たはずなんですけどねえ…。
ですから一番恐怖したシーンはMEG氏を倒した後出て来た鮫の大群でした。
でもラストバトルは良いですね。ごった返した海に超巨大な鮫のシルエットが出てくるシーンは最高です。
それにステイサムのアクションも鮫を釣るための餌になったりと巨大鮫相手に良いバトルをしていました。
最後MEGの目に銛を突き刺してHUNTするシーンはなかなか派手で良いですね。まぁ腹裂いても死なない奴が目を深く刺されただけでやられてしまうのにはまたもや物足りなさを感じてしまいましたが。派手に爆死すればよいというものでもないですけどね。
まぁそんなこんなでステイサムは良かったのですが鮫的にも怪獣的にもはちょっと物足りない…そんな作品でした。[映画館(字幕)] 5点(2018-10-03 19:56:43)(良:1票) 《改行有》
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