みんなのシネマレビュー
sayzinさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  アンネの日記(1995) 何故か相当マイナーながら、落ち着いたリアル志向の上質な作品になってました(本サイトの永丘昭典監督のフィルモグラフィーからすると、本作はかなりの異色作)。裕福な暮らしから一転、知り合いの家に身を寄せ、外出もままならない隠し部屋での生活を強いられるフランク家。やがて他のユダヤ人も加えた不慣れな共同生活になり、物資が不足し始めると、人間関係もギスギスし始める。しかしアンネ・フランクは健気に青春を謳歌する。これらが特別な緊迫感を煽ることなく、淡々と綴られてます。アンネのキャラクター・デザインは確実に本人の写真から倣ったもの。その他の登場人物達もユダヤ人的雰囲気を上手く出してました。アニメという媒体の取っつき易さもあるので、これは是非お子さんにお薦めします、7点献上。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-12-08 00:02:39)

2.  アザー・ファイナル お互い聞いたことも無い国同士の対戦でも、「代表試合」の盛り上がりは世界共通。本作では試合そのものよりも、ブータン、モントセラト両国民のサッカーに対する素朴な愛情、そしてサッカーを通じた友好に胸が熱くなること請け合い。小国同士でFIFA公認の国際Aマッチを開く苦労も垣間見れて興味深いです。また、淡々としたドキュメンタリー・タッチではなく、ちゃんとボールを使って「演出」してあるのも良かった。ところで、体格差ではモントセラト有利に見えましたけど、状況が彼らにはかなり不利だった様なので、出来ればホーム&アウェイで対戦して欲しかったですね。そうすれば我々も、この素晴らしいゲームがもう一試合見れた訳です。ワールドカップ年である今年も、最下位決定戦は開催されるんでしょうか? 7点献上。[地上波(字幕)] 7点(2006-03-13 00:34:56)

3.  赤い橋の下のぬるい水 《ネタバレ》 撮影当時、齢74を数える人間が作ったとはとても思えない、何とも艶めかしい前代未聞のファンタジック・ラヴ・コメディ。原作のある共同脚本とは言え、自らこれを書いてるのがまた凄い。水を得た魚の様に男を生き返らせるサエコの水は、正に「生命の水」であり、「目を開かせる水」。まるで間欠泉の如く、虹が架かるほど噴出する「水」をバックに、「常識で考えりゃ、こんなに水が出る訳ゃねーだろっ!」と言い放ってしまう破天荒なラスト・シーンに舌を巻く。「自分の常識は世間の非常識」とは良く使われる言葉ですが、世間は、その逆も真だということに気がついていない様子。世間もまた、常識の無い個人の集まりでしかないのです。つまり、この世には最初から常識なんてものは存在しないんですね、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-01 00:08:09)

4.  アベックモンマリ 似た様な人物設定に見えつつも、大谷健太郎監督のデヴュー作は「とらばいゆ」とはテーマが違う。あちらが女性の視点による女性の映画だったのに対し、不可思議な二組の夫婦を描いた本作は、男性の視点による男性の映画になっている。男女平等参画社会に於いては男性による女性差別と同時に、女性による男性差別をも根絶させなければ真の平等とは言えない(ジェンダー・フリー思想が正しいか否かは、また別の話)。美都子とタモツの関係からは男女間の意識には大差が無いことが良く解る。最初はこのギスギスした女とナヨナヨした男に嫌悪感しか感じませんでしたけど、次第に物語の面白さに引き込まれ、ラスト・カット(二人の表情が完璧!)では二人が好きになってしまいました。これは中々の映画です、7点献上。7点(2004-07-15 23:31:48)

5.  AKIRA(1988) 独特の場面繋ぎが印象的。先に声を取ってそれに合わせた口の動きが絶妙で、そればっかり気にしてた。変な静動感と躍動感が混在してる、何とも似ていない作品(もちろん原作マンガとも)。アニメ好きは一度は観るべきだと思うので、7点献上。7点(2001-07-29 23:26:19)

6.  ああっ女神さまっ 基本的には平成の「うる星やつら」(ストーリー自体も映画版「うる星やつら」同様、ベルダンディーの過去を彩る謎のイケメンが登場)。容赦なく電撃パワーを使ってくるちゃきちゃきの鬼娘に、平成の男子は既に対抗できなくなっており、その代わりを務めるのが本作のベルダンディーって感じですね。彼女は完全にメイド・カフェのウェイトレス状態。情けない男も優しく立てて、一途に愛してくれる出来た家政婦。でも、原作もTVシリーズもゲームも知らずに観た「萌え系」アニメの中では抜群に面白かったです(デジタルな天界も新鮮)。ヴィジュアル面に例によって「エヴァ」の影響が如実に感じられるものの、ラストの女神達の歌声には結構感動しました。あと、よく「声優は本職の声優を使うべきだ」という意見がありますが、本作鑑賞中に思ったのは、何かどれもこれも似た様な「萌え声」ばかりだったので、「本職」の使用もマーケット次第だと思います。そういったことで、6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-12-08 00:03:02)

7.  あらしのよるに 「ガブとメイの友情によって狼と山羊は仲良く共存する様になりました」といった、「シャーク・テイル」や「マダガスカル」みたいな甘っちょろいラストにはならず、二匹とも異端者としてそれぞれの群れを追われてしまう。一応ハッピーエンドにはなってますが、この先も彼らを迎えてくれるコミュニティが現れることは無いでしょう。「友情」は素晴らしいものですが、彼らを受け入れない社会を一概に責めることも出来ず、悪役っぽい狼達だって生きる為には食わねばならない。これは中々ハードで、子供には様々な命題を与えてくれる良い物語だと思います。作画的には、狼と山羊の質感と他の動物達のデザインに違いがあり過ぎる上、素朴な背景とリアルな背景が混在し、3Dの使い方も含めて非常に統一感を欠いた仕上がりです(この辺は海外アニメに学ぶ所が多そう)。あと、私も二人の友情がかなり同性愛っぽく感じました(作者の狙いは何処にあるんだろう?)、6点献上。[DVD(邦画)] 6点(2006-08-02 00:04:50)

8.  アフガン零年 地味な映画を想像してたら、モブ・シーンで始まったことに驚いた。このオープニングのお陰で一気に物語に引き込まれる。そして映像を見ながら思ったのが、「これってセットじゃないんだろうなぁ」ってこと。この風景を撮影するのに多分ロケハンも必要なかった筈で、タリバン政権崩壊後と言っても、国の荒廃は本作の映像通りだと思う。もう一点、本作から感じたのは「劇映画の力」。知識としては知っているタリバンの女性虐待も、こういう形で見せられるとストレートに胸に突き刺さってくる。何故こんな政権が生まれてしまったのか、今一度考えてみる必要がありそうです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-25 00:12:01)

9.  あゝひめゆりの塔 序盤は吉永小百合・浜田光夫の黄金コンビによる日活青春映画のノリ(オープニングは女子高の運動会)。しかし、沖縄決戦が直ぐそこまで迫っている中では青春を謳歌している暇はなく、黄金コンビも勤労動員からの帰り道でお互いが目配せする程度。やがて学童疎開船・対馬丸が撃沈されて、肉親を失った者達が悲嘆に暮れる中、本格的戦闘が始まる。卒業間近の女学生達も「ひめゆり学徒隊」として看護動員され、次々と戦場に散っていく…。本作は導入部と後半の落差が激しいので、「ひめゆりの塔」に詳しくなかった人は結構衝撃的だったんじゃないでしょうか、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:04:42)

10.  アカシアの道 痴呆の話ということで、福祉系のくだらない映画かと高を括ってたら、良い意味で期待を裏切られました。本作のテーマは痴呆や介護ではなく、親子関係と過去からの解放。教師という職業柄、そして母子家庭という負い目から、母親は人一倍厳格に娘を育ててきた。一旦は息の詰まりそうな家から避難した娘は、母親の病気で家に戻らざるを得なくなる。逃げ場の無い暮らしの中で、一々過去を思い出させる痴呆の進む母親の言動。やがて娘は、再び窒息寸前まで追い込まれていく。最後に娘を救うのは、親子愛だの周囲の協力だのといった訳の判らないものではなく、「赦す」という行為。母親を赦すことで自らが過去の呪縛から解放され、初めて娘は、これからの母親との関係に向き合える様になったのです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-17 00:33:47)

11.  或る剣豪の生涯 フランスの戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を日本の戦国時代に置き換えた異色恋愛時代劇。「シラノ~」は「愛しのロクサーヌ」しか知らない上、その記憶もかすれ気味なので、私には何処をどう変えたのか詳しいことは判りませんが、基本ストーリーはほぼ同じようです。で、前半はラヴ・コメディ時代劇といった風情でとっても新鮮。文武に長けた大鼻侍の三船敏郎はお馴染みの豪胆な演技で、「文」の方に長けてる様に見えないのはご愛嬌か。負けん気だけは人一倍の美剣士を演じた宝田明はホントにハンサム。二人が思いを寄せる司葉子も「銀幕スター」の名に恥じぬ可憐さ。もう少し司葉子と宝田明の内面に演出を寄っていれば、終盤の悲劇性も増して名作になってたと思うので、私的には惜しい仕上がりでした、6点献上。6点(2005-02-26 00:06:39)

12.  あずみ (本作同様、レヴューも無駄に長くなってしまった…) 「ジョン・ウーの猿真似をした出来損ないのサム・ライミ」という印象に変わりありませんが、大幅に増えた予算の甲斐もあって、これ以前の北村作品と比べれば随分マシになってると思う。本サイトで気になったのは、どうしてこうも同時期同ジャンルの「座頭市」と評価に差があるのかということ。皆さん「演技が演技が…」と仰いますけど、上戸彩とビートたけし、そして共演者達同士の演技力に、大して開きがある様には見えません。寒いギャグにしたって、リアリティにしたって同程度(こっちが茶髪ならあっちは金髪だし…)。私にとってこの二作の違いは二点。まず「傑作」と「駄作」の評判の違いで、鑑賞前の心構えが少し違ってたかもしれない。従って、あちらの印象は「何だ、この程度か」って感じで、こっちは「そんなでも無いじゃん」って感じでしょうか。もう一点は主演俳優。似た様な内容の似た様な出来の映画なら、60近いオヤジを眺めるより、10代の可愛いアイドルに萌えた方が楽しいに決まってる(ま、男性限定の楽しみ方ではありますが…)。以上の心証から、私はこちらに軍配を上げたい(釈ちゃんの「修羅雪姫」程じゃないですけどね)。そんなことで、上戸彩のあらわな太腿と岡本綾のはだける胸元に+1点、大負けに負けて6点献上っ、持ってけ泥棒!6点(2004-12-07 00:07:30)(笑:1票) (良:1票)

13.  APPLESEED アップルシード ハリウッド的CGアニメでも日本的セル・アニメでもない、ジャパニメーションの辿るべき一つの方向性を示した、2004年度のダークホース的フルCGアニメ。クォリティの面では大横綱「イノセンス」に及ばないものの、スタッフの本気度は充分伝わってくる、チャレンジしただけのことはある仕上がりだと思います。唯、キャラクター・デザインをかなりセル・アニメ寄りにしてしまった為、モーション・キャプチャーとの違和感、背景との違和感が際立ってしまったので、もう少し3Dに寄っても良かったかもしれません。また、題材に士郎正宗を選んだのも賢い選択とは言い難いです。私としてはこの技術を使って、ぜひ寺沢武一の「コブラ」に挑戦して欲しいと思いました(もちろん「クリスタルボーイ編」。技術と題材が良く馴染む筈)、6点献上。6点(2004-12-02 00:36:59)

14.  AIKI/アイキ 邦画特有の変にお涙頂戴的な展開もなく、爽やかな青春映画として良作だと思います。私には丁寧に描かれた前半が却って良かった。しかし後半の展開は余りにもファンタジックで、折角のテーマが弱くなってしまった様に感じました。判り易過ぎる悪役の空手家はまだいい。でも、サマ子って一体何者? 例え相手が二枚目の健常者でも、こんな都合の良い天使がホイホイ現れるほど現実は甘くない。それに青春映画の定番とは言え、ラストの主人公の旅立ちも、この映画では違う様な気がした。むしろ社会に根付くことを選択し、そしてそれがコミュニティに受け入れられる(ように努力する)状況を描くことこそ、本作の主人公にとってより希望溢れるラストだったと思います。そういうことで、無敵の大東流合気柔術に、6点献上。6点(2004-10-17 20:36:58)(良:1票)

15.  UNloved 全編が禅問答の様な会話で綴られる、一人の女性を巡る三角関係を描いたラヴ・ストーリー(なのかな?)。この映画の面白さは、自分らしさを頑なに追及する(?)OL、バリバリのエリート・ビジネスマン、目標の定まらないフリーターという主人公三人に、お互いについて観客が抱いている印象を率直に語らせている所。一番居心地の良い場所、無理をしなくてもいい場所が、最も自分らしい場所という理屈は解る。しかし、その居心地の良さを追求する余り、周囲と軋轢が生じていたのでは居心地は良くないんじゃないか? そこに留まることに無理が生じてるんじゃないか? ここに堂々巡りが生じる。唯一明確になったのは、自分らしさを守るには鉄の意思が必要だということ。でも、それってやっぱ無理してるよなぁ…、6点献上。6点(2004-09-21 01:00:15)

16.  青の炎 既に指摘されてる様に、完全に演劇的な脚本(台詞)をそのままアイドル達(私、流石にあややは知ってますけど、恥ずかしながら二宮和也君って全く知りませんでした)に演じさせつつ、逆に撮影手法は並みの監督よりも徹底した映画的手法を採用。これって、スケールは違えど「ロミオ+ジュリエット」の影響じゃないですかね。バズ・ラーマンの「赤」に対して「青」をモチーフにしてるのも偶然ではないでしょう。テーマ的にも少年犯罪って言うよりミステリーの方に比重があり、純粋な娯楽映画とも言えないし、アラもありますけど、蜷川幸雄の言う「正統なるアイドル映画」の範疇には納まらない独特の作品に仕上がっていると思います。それしてもラストのあややは、はしのえみがする顔真似にそっくりでした(当たり前か…)、6点献上。6点(2004-09-21 00:10:09)

17.  青 ~chong~ 本サイトでの私のレヴュー対象は「映画」のみ。私の言う映画とは、地球上の何処かの劇場で1回でも上映された商業作品のこと(もちろん私の知る限り。従って「刑事コロンボ」は映画ではなく、「激突!」は映画です)。本作は日本映画学校の卒業制作ですが、一般公開されている立派な商業作品でもあります。内容は1991年の、高野連の神奈川朝高の大会参加特別措置をベースにした青春映画。本作を観ると在日の人達の方が(北朝鮮に住む朝鮮人は知りませんが)韓国に住む韓国人よりも日本人への憎悪が深い様に感じます。そして在日のアイデンティティをテーマにすると、どうしても最後は「俺は俺」的な着地点に落ち着いてしまうのが「GO」同様の難点。しかし、本作は自主映画っぽさの無い中々の力作です、6点献上。6点(2004-07-22 17:35:13)

18.  雨あがる 仏教国ならではの、人の徳についての物語。何の疑問も持たず間違ったデモクラシーに半世紀以上も毒され続けた揚げ句、グローバリゼーションの名の下に人情紙風船へ更にヘリウムを詰めるほど情を軽んじ、中小企業の副部長職レベルの小さな目標に向かって秒刻みで時間と自然を浪費している、現代日本人への無駄な抵抗って感じでしょうか。確かに心洗われる良い話ですけど、無我の境地に達している様なこの夫婦は浮世離れし過ぎていて、ファンタジーとして観るしかありません。あと、折角台詞が絞り込まれているのだから、唐突な夫婦のモノローグはそれぞれカットすべきだと思う。それにしても絶対いないだろうけど、この宮崎美子は理想の大和撫子だよなぁ…、6点献上。6点(2002-11-01 03:11:30)

19.  青空のゆくえ 中学三年生の夏休みという、少年期から青年期へと移り変わる儚い瞬間を切り取った、瑞々しい青春群像と淡い恋愛模様。アメリカへ引っ越すことになった少年と彼に好意を寄せる複数の少女という、少女マンガ的で有りがちな設定にはピンときませんでしたが、映画の作り自体は、この規模の作品としては非常にしっかりしてて好感を持ちました。「青空」の美しさを初めとした発色の良さやシネスコ画面の落ち着いた構図等、邦画特有の貧乏臭さを払拭してあるのが良かったです。不登校や同性愛といったエピソードが含まれてはいても、それらは最早「大問題」ではなく、21世紀を生きる中学生にとっては日常の風景。それらも含めて彼らの青春なのでしょう。私好みではありませんでしたが、良い映画だと思います、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-07-22 00:04:51)

20.  アイデン&ティティ みうらじゅんが悪いのか、クドカンが悪いのか、田口トモロヲが悪いのか…。「理想と現実の狭間でもがき苦しむ青春」というテーマを語るのに格好の題材であるにも関わらず、悶々とした現実ばかりが綴られる脚本。「プロジェクトX」のナレーションの如く淡々とした演出。もちろん予算も無いから当時の風俗を充分に再現することも出来ない。一応はメジャー・デヴューして1曲は売れたバンドなんだから、その華やかな部分と現実とのギャップを主人公のジレンマとして、私はヴィジュアルで見せて貰いたかったです。ボブ・デュランも出し過ぎ。ま、つまらなくはなかったので、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-07 00:03:29)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS