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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 犬神家の一族よりこっちを評価します キャッチャーなシーンこそ少ないものの抑え気味の演出で村にみちる恐怖がひしひし伝わってきます。 なんといっても演技陣が良い。 若山富三郎と岸恵子の会心の演技。 陰惨な事件にあって一服の清涼剤加藤武。今回は石坂浩二が少し下がって演技していたのが良かったように思いました。 横溝正史原作なんでなんじゃこりゃ感は否めないんですがそれを超えるものがあります。[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-09-21 16:46:43)(良:1票) 《改行有》 2. アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 公開当初劇場で観たけど内容をまったく覚えてなかった。 暴力を通してなんの主張もしないので観た後どんな映画だったか全部忘れてしまっていた。おそらく意図的に暴力から意味性を排除しているんだろう。 任侠映画にある情緒や実録物にある緊迫感は皆無。たまに笑いは交えるがひたすら乾いたザラザラ感が続く。なのでたいして面白くない。 ヤクザの手口や雰囲気がちょいありきたり過ぎる。ただ会話のテンポやったり、画の面白さでついつい観いってしまう。 バイオレンスも笑いも今メジャーな邦画でこんなに監督らしさが出せるのは北野武しかいない。[DVD(字幕)] 7点(2017-10-14 12:11:06)《改行有》 3. 悪人 《ネタバレ》 上映当時、私の周りでは一般視聴者からは爽快感がない、映画にうるさい人からは薄いと酷評されという不遇な作品でした。 悲劇に悲劇をただひたすら重ねただけで、なんか映画としてコレといって観るべきとこがないんですよね。 でも私としては主役以外の悪人のような人たちに実際に会ったことがあるんで経験からちょっと点数が甘め。 メディアスクラムも近所で見たことがあるし、あんな男にも会ったことがあるし、健康食品には引っかかってないけどハードに勧誘されました。 まぁあんな女には引っかかったんですがね・・・。 映画的に誇張されてると思われがちですが、まんまこの悪人たちはこの現代社会に生息しています。[地上波(邦画)] 7点(2012-10-11 02:50:56)《改行有》 4. AIKI/アイキ 《ネタバレ》 このキャストどうよ?って思いながら観たけどなかなか良作やった。 加藤晴彦の友達がいいね! わだかまりを超えて加藤晴彦を助けるシーンがちょっとキた。 石橋凌の本業はサラリーマンながら合気の達人ってキャラがやたらリアル。 「なぜ修行するのか。練習後のビールがうまいからだよ」というようなセリフがあるんやけどこれがやたらリアル。 サラリーマンで武道やってる人は飲み会の席で高確率でこのようなことを言う。 最後の謎の武道団体をイテこますシーンもファンタジーはいってたけどかっこよかった。 石橋稜、演技も合気道のシーンも全部いい感じやった。 ただこの作品で唯一許せないのがともさかりえのベッドシーン。 なんだ?このやる気のないFUCKは??? かなり重要なファクターなんだからもうちっと頑張れや。 ここだけは「ジョゼと虎と魚たち」のほうが一歩進んでいる。[DVD(字幕)] 7点(2009-07-28 12:27:47)《改行有》 5. アウトレイジ 最終章 《ネタバレ》 相変わらず日本映画界の実力派による超豪華な学芸会ヤクザ映画。お話は陳腐でいい加減そのもの。 1作目と2作目はよく似ている雰囲気だったが今回は細部を色々変えてきてた。韓国マフィアとヤクザの雰囲気のコントラストがなかなか興味深い。スーツの着こなしや銃声、演技や演出のディテールを楽しむのが正解。タケシと西田敏行とピエール瀧がこの映画の中心なんやけどこの3人の演技が変。わざとなのかはわからないが周りを固める役者が素晴らしかったぶんちょっと不満。[映画館(邦画)] 6点(2017-10-14 12:21:33)《改行有》 6. アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 前作とほぼノリは一緒。会話に関西弁がプラスされたくらいか。関東ヤクザのパートはいいんやけど関西ヤクザのパートに違和感がある。一人ひとりの演技というより掛け合いの問題。前回いい演技してたなと思った役者が軒並み死んでいたのでパワーダウンは否めない。 今回ちょっとタケシの役どころがいい格好し過ぎでバランスが悪い。[DVD(字幕)] 5点(2017-10-14 12:15:23)《改行有》
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