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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. あげまん 昭和40年代につくられたのならばアリな作品だと思います。平成の御世に、なぜ、本作をつくらねばならなかったのかが理解に苦しむ。ビデオで数百円出して観る分には十分ですし、テレビでただで観る場合にも十分な出来の作品なのですが、当時、映画館に千円以上出して観に行った時にはため息しか出ませんでした。5点(2004-02-23 17:43:45) 22. 悪魔が来りて笛を吹く(1979) 西田敏行金田一が賛否両論(といっても、私は否定的意見しか聞いたことがありませんが)の本作。TVCMやポスターで話題となった悪魔は本編中には登場しません(子供の頃の私は、本気で悪魔が出てくるのだと思った)。ちなみに本編中にも出てくる黄金のフルートですが、日本にただひとつ実在する黄金(24金)のフルートであり、テーマ曲もこの黄金のフルートで演奏されています。(普通のフルートに比べて、黄金のフルートは音がやわらかいのが特徴です)4点(2004-02-23 17:32:35) 23. AKIRA(1988) 原作者が総指揮をとって映像化したのですから、本作はまごうことなきAKIRA‥‥のはずですが、エンディングの急落ぶりにマイナス5点。ちなみに原作は、本作が封切られてから数年後に連載が終了しています。声優については、プレレコ(音声を先に収録し、音声にあわせ作画)となっています。ちなみにジイチャンボーヤやバーチャンジョーチャンたちは、子役をつかって収録しております。4点(2004-02-23 17:28:20) 24. 赤ひげ 何度観ても、その完成度に唸らされます。それ以上に語るべき言葉が見つからない。8点(2004-02-23 17:17:52) 25. 紅い眼鏡 業界では「押井守の犬シリーズ」と呼ばれています。あまりにも私的なムービー。TVアニメ『うる星やつら』のメガネが好きじゃなければ退屈そのもの。それにしても、うる星のワンカットだった重武装メガネが、紅い眼鏡に発展。以後、20年以上をかけて、ケルベロス→人狼へと発展する様をリアルタイムで付き合ってきた私は幸せなのか不幸せなのか、よくわかりません。3点(2004-02-23 17:04:59) 26. 赤いハンカチ 25年ぐらい前は、日曜の昼間、この手の日活アクションがダラダラと放映されていたものです。つっこみどころ満載ですが、リラックスした気持ちで観ると、けっこう許せちゃう作品。6点(2004-02-23 16:59:55) 27. 愛を乞うひと 下田治美の同名小説の映画化。監督と脚本家が練りに練ってつくりあげた日本映画の佳作。こういう作品を送り出せる限り、日本映画はまだまだ将来があります。6点(2004-02-23 16:37:57) 28. 愛のコリーダ この頃からもう日本映画は失速し、巨匠・大島渚は海外資本の協力なくしては映画が撮れなくなっていたという‥‥ 性愛描写以外は、けっこう普通です。ネットで無修正が当たり前の今の時代に、あまりどぎついものを期待すると、拍子抜けするかもしれません。ただし、精神的にクル卑猥さは、ネットリとからみつくほど濃厚です。6点(2004-02-23 16:24:26) 29. 愛と誠(1974) この作品で梶原一騎に見初められ、早乙女愛(役名・芸名とも)がデビュー。第1作の誠は西城秀樹だったのですが、続編では南条弘二、完結編は加納竜へと代わります。それでも早乙女愛役だけは早乙女愛。きっと早乙女愛は梶原一騎の○○だったんだろうなあ、と日本全国に知らしめました。2点(2004-02-23 16:17:03) 30. 愛・旅立ち 私の記憶によれば、本作は丹波哲郎が原案だったはずです(最近の公式資料には掲載されていませんが)。それにしても、80年代の日本映画、どうしてこうも宇宙空間でのラブシーンが好きなのでしょうか。宇宙空間でのラブシーンが成功した作品が一本でもあったのかと、小一時間問い詰めたい。3点(2004-02-23 15:56:13) 31. あゝ野麦峠 基本的に重い作品です。軽い気持ちで、ビデオでフラッと見るには向いていません。今の時代から見ると、随分とテンポももたついています。が‥‥ これだけ緻密に、そして丁寧に作られた映画は、日本ではもうつくることはできないかもしれません。ビデオで観る方には、時間をきちんとつくって、ケータイはマナーモードにして、じっくりと観てください。7点(2004-02-23 15:01:21) 32. 嗚呼!!花の応援団(1976) なぎら健壱演ずる薬痴寺先輩を観れば、原作ファンは全て納得! これだけ説得力のあるキャスティングは、古今東西ないと断言できる。6点(2004-02-23 07:01:35) 33. 熱海殺人事件 この点数は、舞台演劇が好きな人、またはつかこうへいファンに向けてのものです。(映画ファンには4点でしょう) 本作は、演劇人つかこうへいの名を天下に轟かせ、70年代アングラ演劇ブームを終焉させ、つかこうへいブームを巻き起こした同名戯曲の映画化。つか作品の映像化の中で、もっとも舞台臭さを満喫できます。「つかこううへいって名は聞いたことあるけど、どんなものなの?」という方には、まず、これをリトマス試験紙としてご覧になってください。拒否反応を起こしたら、つかこうへいと貴方はあいません。感動の涙を流したら、貴方はつか世界の盟友です。ぜひとも、つか作品を舞台で観てください。 見所①くわえ煙草伝兵衛役の仲代が歌います! ②風間の舞台と同じテンションでの台詞は、ファンには悶絶モノ! ③志保美えっちゃんの色っぽさ爆裂! ④つかファンなら見逃せない、一瞬の弁護士バイロン登場シーン ⑤つかファンなら見逃せない、ハゲデブ殺人事件 ⑥サンディー&ザ・サンセッツの主題歌『バッテリー』と『アブラカダブラ』がかっちょいい!10点(2004-02-23 04:06:54)《改行有》
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