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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 浅田家! 写真家・浅田政志のお話 コスプレをして家族写真を撮る。 という少し可笑しな話から始まる映画。 序盤はコメディかな?と思わせておいて…。 東日本大震災が起こったのをきっかけに、 中盤からシリアスな空気へと変わっていく。 被災地・家族・写真といった要素が感情を揺さぶる。 心の琴線に触れる内容で、思わず涙する内容。 最後はこの映画ならではの締め方で、 爽やかにスカッと気持ち良く終わらせてくれる。 意外性もあってとても良い優しい映画でした。 一辺倒ではなくコメディとシリアスの両立・共存というか、 ちょうどいいバランスの完成された作品。 最後の最後のワンショットまで見逃さずにどうぞ。[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-08-02 22:23:47)《改行有》 2. 青くて痛くて脆い コミュ障の大学生が逆恨みしてネット炎上で色々ぶち壊す、 という救いようがない負の感情の映画。 杉咲花の言い放った「気持ち悪っ」に全力で同意。 演技に熱が入ってるのは良かったけれど、 そのおかげで気持ち悪さも倍増という…。 悪い意味で「青くて痛くて脆い」映画でした。[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-06-02 19:21:01)《改行有》 3. アイネクライネナハトムジーク 三浦春馬を偲んで鑑賞。 あったかくて良い映画ではあるんですけどね。 映画としての盛り上がりや魅力には欠けるかな。 起承転結、とくに起がぼやっとしててどこを観ていいのか。 三浦春馬と多部未華子が中心の映画かなと思ってたけど、 予想以上に群像劇で、焦点があちこちに散開。 二人にスポットライト当たらなさ過ぎて心配になった。 「出会い」に重きを置いているので「過程」はあまり描かれていない。 とくに主役と思われた二人の過程がほぼほぼすっぽ抜けていて驚き。 原作を全く知らないのが敗因なのだろうか。 良さの温度が伝わりにくかった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-01-19 21:00:51)《改行有》 4. 愛がなんだ うーん、なんかまどろっこしい。 岸井ゆきののなんか不思議な魅力が全てでした。 なんか言い表せないけどクセになる感覚。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-12-06 21:45:12)《改行有》 5. 歩いても 歩いても 同監督作の「真実」や「万引き家族」を先に観ていたため、 映画的に、少し物足りなさを感じてしまってモヤモヤ。 掴みどころというか、核心というか、話の肝というか。 あまりにも日常風景すぎて見所を見出せない感じがした。 映画らしい山場というか盛り上がりに欠ける。 それでいて、家族ならではの微妙な不協和音というか、 妙な心地悪さが見事に表現されているので、余計にモヤモヤ。 最後の心のすれ違いなど、スッキリしない映画でした。 YOUの微妙な役柄がハマってたとこだけが個人的なツボでした。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-10-11 22:27:11)《改行有》 6. あの日のオルガン 一番伝えたかったのはどこだったんだろう? どこに主眼を置いて観たらいいのかわからなくなった。 たくさんのエピソードを詰め込んだために、 どれも中途半端に終わってしまった感が否めない。 タイトルのオルガンの存在感が…。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-05 21:57:00)《改行有》 7. アルキメデスの大戦 日本の軍事モノに関してはあまり興味もないし、 某艦隊で齧った(舐めた?)程度の知識しかありませんが、 人間ドラマとして面白く、最後まで熱中して観てました。 話の組み立ても良かったと思います。 とにかく菅田将暉の役ぶりがスゴかった。 色んな表情を見せながらも一貫した個性を演じてたのスゴイ。 少尉役のひとも好きでした。 ただ、日本海軍の知識が皆無の人が観たらどうだろう?疑問ではある。 数学とか大の苦手の自分ですが、少し良いなって思えました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-05-10 19:30:26)《改行有》 8. アポロ13 いやぁ、なんと壮大な映画。 感情移入と没入感ハンパない。 これで実話に基づいてるっていうんだから想像を絶する。 宇宙なんて想像もつかないのに、さらに自分が生まれるもっと前。 色んな意味でスゴイ映画でした。感無量! まさに「事実は小説より奇なり」[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-04-26 21:58:23)《改行有》 9. 明日の記憶 ずいぶん泣かされました、大泣き。 中盤あたりでは泣きの連続で、鼻水で息詰まった。 周りの年齢層の高い方たちは、さほど大泣きの様子がうかがえなかったが…。 同じアルツハイマーを題材している以上仕方ないとは思うけど、 「私の頭の中の消しゴム」と重複する場面がいくつかあって微妙なところ。 物語のシメ方はやや唐突すぎる気がする。 現実的な話の問題なとはともかくとして、 シメは「私の頭の~」のほうが「映画」としては小奇麗にまとまってる気がした。 同じ題材の映画を比較するのはナンセンスだとは思うが、どうしても…。 演技は、渡辺謙は言うまでもなく、他の方もみなすばらしく絶妙。 とくに妻役がホントいい味を出してる。見てて惚れそうな勢い。[映画館(吹替)] 8点(2006-05-28 15:07:49)《改行有》
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