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プロフィール
コメント数 375
性別 男性
ホームページ https://camuson.exblog.jp/
自己紹介 自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。
もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。

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1.  愛のむきだし 《ネタバレ》 ほぼ4時間の長尺ですが、笑いとシリアスが絶妙にバランスしていて、変なアイディアてんこ盛りで、キャラも立っていて、中だるみもなく、無駄もなく、感動のラストまで失速せずに、疾走しきっています。タイトルからはワイルドな印象を受けましたが、どちらかというとデリケートで洗練された感じ。エロ描写については、主人公の高校生男子が盗撮の達人で、側転をしながらスカートの下から近写したり、ヨーヨーのようにカメラを操ってスカートの下から接写したり、ラジコンカーを操って、スカートの下から連写したりと、アクロバティックかつスポーティーかつテクニカルで、パンチラ至上主義のソフトエロ路線です。これだけの行為をエロ感情を持たずにこなすところが、変態の変態たる所以でしょうか。この変態高校生役を西島隆弘が見事にソツなく演じています。この主人公を嫌っているヒロインの役を満島ひかりが熱演しています。ウザくても、キモくても、けなげにも、仲良くしなければならないというシチュエーションは最高にイイものです。また、特筆すべきは、チアリーダー(チアリーダーじゃないけど)のチーフの、存在感の凄みです。演じている安藤サクラは奥田瑛二と安藤和津の娘とのことで、切れ長の目は、なるほど安藤和津に似ていますが、顔の下半分のふてぶてしさは、両親を遙かに超えています。お下劣な笑いと変態と、派手な血しぶきと、なんとなく高尚な話を混ぜ合わせて、エンターテインメントとして成立させる手腕は見事です。ここらへんに関しては、世界の中でも、日本映画はアドバンテージがあると思うんですよね。あと、言い忘れましたが、本作は純愛物です。[DVD(字幕)] 9点(2024-06-10 11:47:08)

2.  悪霊島 《ネタバレ》 テレビCMでの「鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしい」のキャッチコピーと、「Let it be」のメロディーラインが、まだ幼い脳に強烈に刷り込まれました。とはいえ、劇場に見に行くわけもなく、その後テレビ放送されたのを、途中だけチョロッと見たのだと思いますが(当時家にはテレビが1台しかなく、父親が黙々とザッピングしているので、作品をまともに鑑賞するということがなかった)、岸本加世子が演じる双子の娘の片方が、もう片方のことを、「カタホウ」と呼んでいたことが、とても気味悪く感じられて鳥肌が立ったことを思い出します。林の中、双子の片方が、「カタホウがいない!カタホウ、カタホウ!」と呼びながら、もう片方を探し回ってた映像の記憶があるのですが、今回見たところ、そういう映像はなかったので、あまりの不気味さゆえに、幼い脳内で創り出された幻だったようです(笑)。今となって、改めてみてみると、テレビCMのインパクトが強烈だったのに対して、本編は、インパクトがないまま、ツルツルすべっていくような感じですね。鹿賀丈史も日本人離れした顔立ちにもかかわらず、どこかツルツルしています。映像自体は落ち着いていて美しいのですが、金田一シリーズを構成する大きな要素である死を彩る鮮やかなデコレーション、偏執的な美意識がなく、犯人の苦悩も薄いなあという印象です。[DVD(字幕)] 4点(2024-01-28 15:51:49)

3.  愛のコリーダ 《ネタバレ》 テーマがチンポコということもあり、とんだチンポコ映画になっています(いい意味でも悪い意味でも)。阿部定事件がモチーフになっています。最近のしおれた役柄を見慣れていたので、藤竜也が若くて威勢がいい角刈りで最初は気持ち悪かったのですが、それにはすぐに慣れて、だんだん可愛くさえ感じてきます。それと反比例して、主演女優が鬱陶しくなってきます。これは本当に残念なことで、申し訳なくさえ思うのですが、一瞬たりとも色気を感じることができませんでした。しゃべり方が大きいんでしょうかね。時代劇的女言葉が板に付いてなくて、すべての台詞が一本調子でべたぁっと間延びしていて、台詞が動作や感情と完全に分離してしまっているんですよね。意図してやっているか否かに関わらず、結果的に、とてつもない大根演技に見えてしまいます。その一方で藤竜也が、ほぼ現代語で緩急を付けて、自然な演技をしているので、余計それが目立ってしまって、どうしてこんな事になっているのかと、とても気になってしまいました。映像は海外を意識した日本的なものとなっており、丁寧につくられていて美しいです。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2023-10-31 18:48:24)

4.  悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 子供の頃テレビで何回か見ています。原作小説は未読です。幼少期の強烈なトラウマという意味では、犬神家のスケキヨサンにはかなわないものの、本作の半身赤あざの里子サン、顔黒焦げの恩田サン、ならびに、そのおぞましい血しぶきは、充分心に焼き付いております。静謐ながら何かの意思や存在をも感じさせる奥山の森林、外界から閉ざされがちな地に細々と伝承される手毬唄の調べ、手毬唄を題材にした見立て殺人の異様なビジュアル、時の流れに翻弄される人の生活と情、複雑な人間関係、二十年前と現在の殺人トリックの重ね合わせの妙、効果的に配置された笑い、などなど、様々な要素がバランスよく絡み合っていて、浮いてる要素がないため、創作世界としてのリアリティが得られており、多少ムリなところがあっても押し切れていると感じます。[DVD(字幕)] 9点(2023-07-06 18:32:20)

5.  アフガン零年 《ネタバレ》 冒頭。ブルカを着た人たちの群れが逃げ惑う姿と、お香屋の少年がお香をぶん回しつつ人懐こくつきまとってくる映像で引き込まれました。ブルカ団が群れになって動くとマジ恐い。蟲的な怖さがあります。タリバン政権下での女性の不自由を描いた作品です。内戦で父親を亡くした少女が、女性では稼げないことから、男装して、なんとかやっていこうとするという話です。画(え)に語らせていく手法が、アフガニスタン人監督ながら、映画をよく知っているなという感じです。(付録の監督へのインタビューでは、ソ連で映画を勉強したとのこと。なるほど納得です。)[DVD(字幕)] 7点(2023-04-29 17:08:40)

6.  浅草キッド テレビでのお笑いバラエティの台頭と演芸の町浅草の衰退。それを背景にした人々の営みが、ビートたけしの下積みから成り上がりまでの半生を通して、丁寧に描かれていて、特別大きな感動があるわけではないですが、じんわり、しんみりと充実感が得られました。「誰も知らない」の子役のあの柳楽優弥が、まさか後にビートたけしを演じることになろうとは・・・と感じ入るところがあるのですよね。主役の柳楽に限らず、他の配役も非常に面白いところを責めているなあと思いました。ビートきよしがナイツの土屋で、全然似せる気が無いのもいいし。大泉洋は安定しているし。今まであまり知らなかった門脇麦も魅力的でした。日本映画でコメディー的なものをやると、とかく過剰演技になりがちだけど、そうならなかったのは、人選から、町の再現から、丁寧につくり上げたところが大きいのでしょうね。お笑い芸人の自伝であって、いわゆるコメディーじゃないということもあるけれど。[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-18 20:07:36)

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