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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. カメラを止めるな! 《ネタバレ》 冒頭30分ワンカットのゾンビ映画部分。一体何テイク撮ったのかは知らないのですが、見応えありますね。正直、短編作品として観たならば、ストーリー的にも演出的にも、さほどのクォリティとは思わないのですが、てか、むしろC級感バリバリで勘弁してくれよ(実はC級感大好きですが)という感じなんですが、そこから後の展開が非常に面白い。私の観た回では、ワンカット部分のエンドロールの時点で退場してしまった女性が居ました。事情は判りませんけれど、もし、ワンカット部分で気分を害して退場されたのだったら、残念過ぎます。 アイディア勝負。まさにそんな感じですね。こういう展開を初めて観たのかというと、類似はあるような気がします。でも、アイディアを具現化するエネルギーがスゴイ。作り手の熱の入れようが画面から伝わって来るように感じた訳で、やっぱりその辺が人気と高評価の秘密なんだろうなと思います。作り手が楽しんでいる作品は観ていても楽しいです。(悪ふざけ、悪ノリは除く) ラストシーン、監督の台本の最終ページの写真のところで、ちょっとホロっとさせられたのも意表を突かれたとこかな。 1粒で3度おいしい。ブチ切れた時の監督がいい感じにイカレてるし、ヒロイン役の子が可愛くて魅力的だし、監督の娘役の子もいい味出してるし、出演者もそれぞれにめいっぱい頑張ってて好感。2回目観たいかな?とひさびさに思えた作品でした。 ちなみに、メイキング編(コメディ部分)は笑いのツボだらけですが、個人的には撮影助手の子が腰を痛めて動けなくなった師匠のカメラを手にした途端、師匠にダサいと言われてダメ出しされた撮り方で激撮してる姿が良かったな。監督の娘にも通じますけど、プロデューサーに言われてシュンとなって言いなりになる監督(おとな)との対比なのかな?[映画館(邦画)] 9点(2018-09-16 10:37:36)(良:1票) 《改行有》 2. かもめ食堂 いいですね~。秀逸な作品。多くを語らずとも人生は語れる。余計な説明などなくとも心は癒される。それから、すっと引いて行くエンディングがいいですね~。「この物語はずっと続いていくんだ。」って感じで、「もう終わっちゃうの~!」みたいな気持ちが起きずに済みます。そして、何より素晴らしいのは小林聡美さんの存在感。素晴らしい![映画館(字幕)] 9点(2006-05-05 23:20:23) 3. 感染 意図的なのかどうなのか、非常に消化不良な作品。製作者は怨霊系ホラーにしたかったのか化け物系ホラーにしたかったのか、はたまたサイコ系ホラーにしたかったのか…? どう考えても不要と思われる表現も多々見られ、何より観察者が一人に特定されていないことでオチの説得力を自ら下げてしまっている。ただ、全体を支配する不気味さと役者陣の熱演、それが救いとなって駄作にはなっていないと思え、これ以上低い評価もしかねます。リンゴの話を膨らませて、あえてグロイ表現を削ぎ落としていけば、名作の域にも達するのでは?なんとも残念。[地上波(字幕)] 5点(2006-01-03 15:42:27)《改行有》 4. 回路 テーマは解りますよ、でもキチンと表現されてないというか、これ、伝わらないんじゃないかなぁ~。もう少し纏まり良く、短く仕上げれば良かったのに。 それとキャスティング。失敗してませんか?台詞の棒読みは確信犯ですか?台詞自体も何か不自然だし。それも計算の上? 勿論、ジャンル的には「ホラー」じゃないですよね? 2点(2004-12-31 16:06:09)《改行有》
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