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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. クライマーズ・ハイ(2008) 「日航機墜落事故」を題材に扱ってはいるが、本筋は新聞社内でのある種血なまぐさい抗争と権力争い。誰もが良い記事を作成しようとしているし、誰もが人々に事故の悲惨さを伝えようとしている。それが故に巻き起こる男たちの闘争を、各俳優陣の名演技で最後まで勢いよく見せる展開は非常に楽しめた。一見すれば社会派サスペンスとして製作された作品ではあるが、全体の構成は「仁義なき戦い」に始まるヤクザ映画に近いような気がする。またそんなヤクザ映画にも通じるのが役者の良さだが、本作も負けず劣らず役者が良い。熱く、手に汗握る男の映画というのはこういうものを言うのだろう。[DVD(邦画)] 7点(2009-03-19 22:55:50) 2. クリフハンガー スタローン主演の大味なアクション映画。と、言ってしまえばそれまでだが、当時は結構ヒットしたんだよね。それなりのアクション、爆破、ドラマと如何にもハリウッドな内容でそこそこ楽しめたが、見終わった後何も残らないのハリウッド大作の特徴もしっかり踏襲していた。[DVD(吹替)] 6点(2008-07-20 22:14:20) 3. クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ 毎年期待させてもらっている「しんちゃん」映画だが、前作「3分~」とこれはいまひとつ。悪役の存在意義がどうも宙ぶらりんだし、お得意のギャグも今回はあんまり面白くない気がするんだよなぁ。それは昔よりネタが保守的になったから、とかいう問題ではないと思うんだけど、理由はちょっとわからない。後半の展開も若干無理があって、イマイチ。ただ、ホラーに焦点を絞ったのは良いアイデアだったとは思う。[DVD(邦画)] 5点(2007-05-17 19:35:37) 4. クロスファイア(2000) 金子修介監督、大谷幸音楽…とくれば必然的に雰囲気が「ガメラ」になるのはむべなるかな。っていうか、出演陣がほとんど怪獣映画なメンツだったのが何か笑えた(その割りに永島敏行が悪役なのが新鮮)。そういえば上田耕一が出ていたが、この時点で金子修介が翌年に「ゴジラ」を撮るのを暗示していたようだ……おっと、余談でしたな。原作未読だったためか、すんなり物語に入り込めた。燃え盛る炎や爆破シーンも、自然と画面に溶け込んでいて安心。ただ、物語の性格上か、登場人物の誰に感情移入してイイか迷った。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-29 01:52:06)
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