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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 一番美しく 女の子たちがグッと奥歯を噛み締めて頑張る姿は、本来美しいとは思う。んだけど、この映画で描かれているソレは、はっきり言って胸糞悪くなるような内容だった。昨今の集団アイドルみたいな俗悪さを感じる。しかし、黒澤明本人がどういう考えを持ってこの映画を作ったかは知らないけれど、ラストシーンだけは好き。この部分だけで一点買いできる映画だったと思う。「この涙が果たして本当に『一番美しい』と言えるのか?」と訴えてるように感じた。ただ、この映画、現代でも十分通用するプロバガンダ映画になってるところが怖い。映画そのものより、それが通用する社会が怖い。[DVD(邦画)] 6点(2013-06-01 19:01:27) 2. 生きものの記録 黒澤監督の作品は、白黒ハッキリした単純明瞭な作風だと勝手にイメージを持っていたけれど、この作品を観ると決してそうは言えない作家だったんだなあと思う。映画は大きく分けると「オレはこう思う!」ってタイプの作品と、「オマイラどう思う!?」ってタイプの作品に分けられる。この映画はどちらかとういうと後者なんだろうな。現在進行形だった問題を、こうして映画作品として作り上げ、「生きものの記録」と名付けた黒澤監督の思いはどんなものだったろう。 この映画の中の家族は、恐らく世間や世界の縮図として描かれていると思う。だからこそ、「オレはオレの好きなようにやるぞ!」とは決して出来ない。一筋縄ではいかないのがよく分かる。 園子温監督は「希望の国」で放射能の問題を取り上げたけど、あの作品は「生きものの記録」として50年後60年後どうなってるだろう。 そしてそれを観る人々や世界はどうなっているだろう。 「生きものの記録」が作られてから約60年。現在の日本はご覧の通りです。トホホ・・・・・[DVD(字幕)] 7点(2013-05-21 01:00:10)(良:1票) 《改行有》 3. ICHI まさか 人 間 ド ラ マ を描こうとしてるんじゃないだろうな?そんなのどうでもいいから「本気で」痛快チャンバラ時代劇を作って欲しい。そうすりゃドラマなんて自然とついてくるよ。どうせ女版座頭市っていう恐ろしくどうでもいいネタなんだから振り切ってやってもらいたい。しょうもない、描きもできないドラマでお茶を濁そうとする邦画が多すぎる。[DVD(邦画)] 3点(2012-01-27 10:36:05) 4. 一命 主人公は、考えようによっては、ダークナイトの「ジョーカー」的キャラクターと言えないこともない・・・かな?当たり前のように信じているその価値観が、本当に正しいのか?と揺さぶりをかけてくる。サラリーマンでも共感するというか考えさせられるところはあるんじゃなかろうか。家庭と仕事、どっちが大事なの!なんて。話を小さくしちゃった。3Dはあまり意味なかったです。[映画館(邦画)] 9点(2011-12-13 11:53:00) 5. 生きる 映画に感動して次の日すっかり忘れているあの感覚と似てる(笑)。 会社に入ってまだ新人な私は、なかなか仕事で役に立てずに悩んでいた時期にこれを見ました。主人公と境遇は全く違いますが、なんだか共感できました。余命半年でなかったとしても、誰にでもあてはまる物語だと思う。[DVD(邦画)] 7点(2008-07-13 05:43:56)《改行有》 6. IZO 特殊部隊との戦いがすきだなぁ。けど、一番迫力があると思ったのは、内田裕也を斬るシーンの、アクション編集だったことがむなしい。ストーリーについては聞かないでくれぃ。6点(2005-03-20 06:51:56) 7. いつかギラギラする日 面白くないけど好きだなー。ハッハッハッ。6点(2004-10-11 11:34:16) 8. イノセンス なんか引用の仕方が嫌らしいです。けどアクションシーンは文句無いです。ヤクザ皆殺しにしちゃったりとか。ああいうのは大好きです(ヤバイ?)。ところで、隣でおばあちゃんが見てましたが、明らかに客層とズレている。あのおばあちゃんコレ見てどんな感想を持ったのか聞いてみたかった(笑)。8点(2004-03-09 14:40:56) 9. EAST MEETS WEST 深夜放送でまったく期待せずに見たのでまあまあ楽しめました。まあまあ…。5点(2003-11-18 18:08:54) 10. 生きない(1998) 最後の最後のどんでん返しが後味悪い7点(2001-11-19 20:38:52)
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